2006年01月12日

論文採録(ヒューマンインタフェース学会論文誌)

1/12付で下記論文がヒューマンインタフェース学会論文誌に原著論文として採録されました.

三浦麻子・篠原一光
チャットにおける輻輳状況が発話行動に与える影響
-単一話題に関して複数会話が同時並行する場合-

チャットによるコミュニケーションでは,複数の話題や会話が同時に進行することが多くあります.こうした現象をわれわれは「輻輳」と命名し,この輻輳が生じた場合に,発話行動がどのように変化するかを,実験的に検証しました.

関心をお持ち下さった方は,ご連絡いただければ,ドラフトあるいは(公刊後は)抜き刷りを送らせていただきます.

チャット研究プロジェクトは,小規模ながらもなかなかパフォーマンスがよく,これで和文と英文で査読論文1本ずつ,+対人社会心理学研究に1本という3本の論文となりました.他のプロジェクトもこうありたいですが,なかなか難しいですね.

投稿者 asarin : 2006年01月12日 17:34