2009年05月18日

人間科学データ基礎実習(阪大院・人科)自習課題

新型インフルエンザ感染拡大防止のための休講措置により,5月21日の人間科学データ基礎実習(第6回)は休講となりました.

第6回は「レポート作成実習」を予定していました.今後のスケジュール進行を鑑み,この部分は自習として下記課題に受講生自身によって取り組んでもらうことにし,以降への繰り延べは行わないで,講義再開後の5月28日は,当初の予定通りの第7回の内容に関する実習を行うことにしました.

【課題1】
配布教材付録3)「レポートの書き方」を熟読した上で,sample_spss2.sav(データ配布済)に関する下記の分析結果を文章(出力結果は図表は不要です;一部は既に教材に解答例が示してありますから「写すだけ」でもできます)にまとめてください.

1.回答者の年齢に関する記述統計量(平均と標準偏差)
2.孤独感と主観的幸福感(いずれも合成変数)に関する回答者全体の記述統計量(平均・標準偏差)
3.孤独感と主観的幸福感(いずれも合成変数)間の相関係数と無相関検定の結果
4.愛着スタイルについての適合度の検定の結果
5.愛着スタイルと性別の独立性の検定の結果

【課題2】
課題1だけで手一杯,という人以外は,同趣旨の調査を2006年に実施した際のデータ 2006data.sav (ここからダウンロードできます)に関して,課題1と同じ分析を行い,同様にその結果を文章で記述して下さい.

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なお,個別の分析の関連性について言及する必要はありません(つまり,総体として1つの研究の分析,という流れができていなくてもかまいません).また,どの分析を記述する際にも最低限必要な要素については,こちらの資料を参考にして下さい.

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提出は,5月28日の授業開始前にTAの田靡さんに提出するか,それまでに提出する場合は,田靡さんにメイルへの添付ファイルで送信してください.アドレスは教材表紙に記載のとおりです.

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上記文章を読んでも「一体何をしたらいいのかさっぱり分からない」場合は,三浦までメイルしてください.「何をすればよいかは了解したが,どうしたらいいのか分からない」場合は,TAのお二方に問い合わせて下さい.

投稿者 asarin : 2009年05月18日 15:46