『心理学評論』第61巻1号・特集「統計革命 Make Statistics Great Again」

このたび7月13日に『心理学評論』最新号として特集号「統計革命 Make Statistics Great Again」が刊行されました.通常,本誌のPDF公開は1年後@J-STAGEなのですが,本特集号については各著者の責任においてPDFをどなたでもお読み/入手いただける形で公開しましたのでお知らせします.

特集号Webサイト:http://team1mile.com/sjpr61-1/

巻頭言 三浦麻子・岡田謙介・清水裕士 特集号の刊行にあたって

■オープンサイエンス
三浦麻子 心理学におけるオープンサイエンス:「統計革命」のインフラストラクチャー
大向一輝 オープンサイエンスと研究データ共有

■モデリング
清水裕士 心理学におけるベイズ統計モデリング
竹澤正哲 心理学におけるモデリングの必要性
国里愛彦 臨床心理学と認知モデリング
中村國則 高次認知研究におけるベイズ的アプローチ

■仮説評価
竹林由武 しなやかな臨床試験デザイン:適応型デザインによる効率化
岡田謙介 ベイズファクターによる心理学的仮説・モデルの評価
村井潤一郎・橋本貴充 統計的仮説検定を用いる心理学研究におけるサンプルサイズ設計

■コメント
友永雅己 ベイズは苦いレモンの匂いがするか
南風原朝和 心理統計の新しい展開と今後の教育
林賢一 統計学は錬金術ではない

担当編集委員:三浦麻子(関西学院大学・大阪大学)
ゲストエディター:岡田謙介(東京大学)・清水裕士(関西学院大学)