2018年度ゼミ分属

2018年4月に3年生になる皆さんを対象とするゼミ分属が始まりました.三浦ゼミに関する情報はこちらを参照してください.また,分属期間中に下記の通り「ゼミ説明会」と「ゼミ公開」を実施します.

ゼミ説明会(F地下ホール)

10月5日(木)昼休み

10月9日(月)5限

ゼミ公開(F402)

木曜1限~チャペルアワー(3年ゼミ),2限(4年ゼミ)

事前連絡不要・途中入退室自由

2017年度卒論中間発表会

卒論中間発表会を下記の日程で開催します.午前中の参加はゼミ4年生以上に限定させていただきますが,13時半からの午後の部は,どなたでもご参加いただけます.

日時 2017年9月12日(火)
場所 F104教室

11:00-11:10 <<<セッティング>>>
11:10-11:30 金内 さよ 報復や報恩は連鎖するか: Web実験を用いた検討
11:30-11:50 米田 好里 菓子のシェア行動は初対面二者間の会話を発展させるのか――ポッキーでハッピーはシェアできるのか――
11:50-12:10 川辺 奈実 うなずきと左右の首振りによる商品印象への影響 -ニュートラル印象商品を用いて-
12:10-12:30 高瀬 翔子 自尊感情の向上と服従抵抗の関連性に関する実験的研究
12:30-13:30 <<<昼休み>>>
13:30-13:50 重田 佳奈江 お菓子をシェアする行動が集団内の初対面時における会話及びその後の関係形成に与える影響
13:50-14:10 鎌田 広平 外集団脅威が内集団ひいきに与える影響
14:10-14:30 佐々木 映美 就活メイクは好印象を与えるのか
14:30-14:50 登山 珠江 病的賭博傾向と刺激欲求の関連
14:50-15:00 <<<休憩>>>
15:00-15:20 西山 珠礼 喫煙動機が現在の喫煙満足度に及ぼす影響
15:20-15:40 森口 瑞生 大学生の子ども観と性格特性及び生育環境との関連
15:40-16:00 吉永 杏樹 謝罪が加害者、被害者の感情に与える影響
16:00-16:20 上尾 紘暉 自我脅威状況における補償的自己高揚と差別的態度
16:20-16:40 新本由加里 表情認知はほんとうに普遍的なのか?-gasping画像を用いて-

小川・三浦合同ゼミ2017夏

8/1に小川洋和研究室(実験心理学)と第3回合同ゼミを開催します.ゲスト参加(他ゼミ学部生,外部の方も)を歓迎します.

日時:2017年8月1日(火) 13時~

場所:F号館104教室

(1)小川・三浦ゼミの学生(各1名)による研究発表と議論(1時間×2) 13時~15時
高山博司(小川ゼミM1)
不安特性・嫌悪感受性が嫌悪プライミングによる不正行為の誘発に与える影響

人々の善悪の道徳的判断およびそこから生起する行動には、情動過程と推論・思考過程との両方が影響していると言われている。特に,嫌悪感情は我々の道徳的認知に特異的な影響を与えていることが示唆されてきた (Pizarro et al, 2011)。道徳違反に関するストーリー評定課題を用いた研究では,嫌悪感情は道徳的な判断を厳しくすることが示されている。しかし,仮定的なストーリー判断ではなく,実際の行動には嫌悪情動はどのように影響するのだろうか?今回の合同ゼミでは,卒業研究でおこなった不正行為の生起頻度に嫌悪情動が与える影響およびその影響と個人差との関連について検討した研究を報告する。

浦勇希(三浦ゼミ)
現代の多岐にわたるメディアを利用した自己開示とパーソナリティの様相

インターネットが普及する以前ではコミュニケーションの形態は限定的なものでしたが、普及してからはパソコンを利用したやりとりが可能になりました。しかしスマートフォンが普及してきた現代では、以前よりも更に簡単にインターネットを介したコミュニケーションを取ることができ、その形態は多岐にわたっています。私はこれまで、複数種のメディアを用いた自己開示の頻度と様々なパーソナリティの間にある関係性に注目して研究を行ってきました。今回の合同ゼミでは、これまで研究してきたことの報告と今後の展望についてお話させていただければと思っています。皆様からご意見をいただければ幸いです。

(2) 招待講演と討論 15時~
大坪庸介 先生(神戸大学)
道徳感情は連携罰を促進するか?

誰かが規範をやぶった場面を目撃すると道徳感情(道徳的怒り、道徳的嫌悪感など)が生起し、それが罰行動の至近要因になると考えられている。しかし、集団レベルの規範を維持するための罰行動は進化的な謎である。というのは、罰行動にはコストがかかるため、罰行使者よりもフリーライダー(規範は守るが規範維持のための罰行動はしない)の方が有利だからである。近年、この罰行使レベルでのフリーライダー問題を解決する戦略として連携罰という考え方が提唱された。連携罰は、みなが罰するなら自分も罰し、みなが罰しないなら自分も罰しないという条件つき罰戦略を採用することにより実現される。もし道徳感情が罰行動の至近要因であれば、道徳感情もみなが罰しそうなときには強くなり、みなが罰しなさそうなときには弱くなるというメカニズムがあれば条件つき罰戦略が促進されるのではないだろうか。今回の発表では、他者が特定の違反行動を非難しているかどうかの知覚により道徳感情の強さが調整されることを示した一連の研究を紹介する。

※ご発表では,「研究の裏側」的なエピソードも盛り込みながら,これから研究に着手しようとする院生・学部生にとって参考になるようにお話しいただきます.

(3) 懇親会 18時~

西宮北口駅付近を予定

終了後、西宮北口付近で懇親会を予定しています。懇親会への参加を希望する人は7月25日までに三浦までご連絡ください.ゼミのみの参加であれば事前連絡は必要ありませんが,学外の方はできれば事前にご連絡頂けるとありがたいです.

問い合わせ先:
小川洋和(hirokazu.ogawa[at]kwansei.ac.jp)・三浦麻子(asarin[at]kwansei.ac.jp)

キャリアセミナーを開催しました

心理科学各論B・ゲスト講義

『心理学は仕事にどう活かせるか?~研究所の仕事を通じて~』

櫻木亜季子先生(日本能率協会総合研究所)

6月5日(月)13:30~15:00 文学部チャペル


学生のみなさんは、“研究所という会社で働くこと”に、どんなイメージをお持ちですか?「専門性が求められる」「やりがいが高い」「激務&ハード」「長時間労働」など、プラスマイナス両方のイメージがあるのではないでしょうか。今回は、実際の業務内容や組織の実態をお話しすることで、リアルなお仕事像を捉えていただき、研究所で働くことに関心を持ってもらえばと思います。

また、“大学で学んだことと仕事のつながり”について、どのように考えているでしょうか?こちらも、「学んだことを活かせるような仕事に就きたい!」「勉強は実際の仕事には役立たない!実践あるのみ!」など、いろいろな考えがあると思います。私自身の業務経験においては、心理学を学んだことは大いに有益だったので、この点は、具体的な事例を含めて紹介します。

加えて、私は、自社の面接官を務めています。これから(もしくは今まさに)就職活動を行うみなさんに向けて、一例ではありますが、面接官としてココを見ている!という点をお話ししたいと思います。

質疑応答の時間を設けますので、みなさんのご意見・ご質問を歓迎します。今回の時間を通じて、これからのキャリアを考えるための一助となれば幸いです。

櫻木亜季子先生・プロフィール

株式会社日本能率協会総合研究所 組織・人材戦略研究部 主任研究員

【略歴】
2002年 奈良女子大学文学部卒業
2004年 大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了(対人社会心理学研究室)
2004年 株式会社日本能率協会総合研究所入社(現職でのキャリア12年)
【主な業務内容】
民間企業、国・地方自治体より受託するアンケート調査を通じた、組織で働く従業員のモチベーション向上や風土改善のための課題提言・コンサルティング

当日は,文学部総合心理科学科・社会学部で心理学を学ぶ学部生・大学院生・教員50名が参加しました.櫻木さんからは,ご自身のライフ/ワークスタイルのご紹介も交えて,どのような仕事をなさっているのか,またそこにどのように心理学の知識やスキルが活きているのか,具体的なエピソードを例に挙げてお話いただきました.心理学を学ぶ途上にあっては「身につけて当然」とされる知識やスキルが,実社会でどう役立つのか,貴重な能力として評価されうるのか,ある程度はイメージがつかめたのではないでしょうか.櫻木さん,どうもありがとうございました.

小川・三浦合同ゼミ2017冬

3/10に小川洋和研究室(実験心理学)と第2回合同ゼミを開催します.ゲスト参加(他ゼミ学部生,外部の方も)を歓迎します

日時:2017年3月10日(金) 14時~

場所:F号館104教室

(1)大学院生による研究発表と議論(各90分) 14時~17時10分(予定)

発表者:中村早希(三浦ゼミD1)
【タイトル】複数源泉から複数方向の説得場面における態度変容プロセスの解明(1)
【要旨】これまでの実験では,複数人から異なる方向に説得を受ける場面においても,説得の2過程モデルによる説明が適用できる可能性が高いことを示しました。複数人から説得される状況では,被説得者は複数人の説得を同時に考慮し,説得者の属性や説得の論拠などの相対的な評価も説得に応じるかどうかの判断に使うと考えられます。しかし,現状の説得の2過程モデルのみでの説明では,こうした複数人から説得される場面特有の要因を考慮しきれていません。これからの実験では,説得者間の属性や論拠の違いが被説得者の態度変容プロセスに及ぼす影響に注目した実験を計画しています。皆様からご意見を頂けますと幸いです。

発表者:白井理沙子(小川ゼミM2)
【タイトル】社会道徳性嫌悪が私たちの知覚・認知処理に与える影響
【要旨】嫌悪感情は病原体や毒から生体を防御するために備わった原始的な反応であることが示唆されてきた (Rozin & Fallon, 1987)。しかし、嫌悪感情は人物の不道徳的な行為を観察することによっても喚起される。これまで、嫌悪感情生起の前提となる情報処理の過程に焦点を当て、生物進化の過程で獲得した嫌悪と、文化進化の過程で獲得したとされる社会道徳的な嫌悪に対する処理の違いを実験的に検討してきた。今回の合同ゼミでは、特に社会道徳的な嫌悪の対象が無意識下の処理過程や意識にのぼった後の注意処理・選好判断に与える影響を検討した研究を報告する。

ゲスト討論者:山田祐樹先生(九州大学基幹教育院),北村英哉先生(関西大学社会学部),武田美亜先生(青山学院女子短期大学),清水裕士先生・稲増一憲先生(関西学院大学社会学部)

※山田先生には当日午前中に第13回KG-RCSPセミナー(詳細下記)でご講演をいただきますので,こちらにも是非ご参加下さい.

※学外からのご参加も歓迎します.事前に三浦(asarin(at)kwansei.ac.jp)にご連絡いただければ幸いです.

(2)懇親会 18時~

西宮北口駅付近で開催します.懇親会への参加希望はなるべく早く(3/1までに)三浦(asarin(at)kwansei.ac.jp)までご連絡下さい.

問い合わせ先:小川洋和・三浦麻子

第13回KG-RCSPセミナー

日時:2017年3月10日(金) 11:10~12:40(予定)
場所:関西学院大学西宮上ケ原キャンパスF104教室
講演者:山田祐樹氏(九州大学基幹教育院)

【タイトル】認知心理学の周辺事態
【概要】どんな学問であれ,各研究者がそれぞれ独自に面白いと思うことを研究しているものである。一方で,その研究トピック選択には明らかな偏りも生じている。講演者は特に認知心理学における隙間市場をスヌーピングすることを好んできたのでそうした研究の紹介を行う。またさらに,研究トピックの偏好バイアスは研究結果の再現可能性問題やサイエンスコミュニケーションとも関連することを指摘する。これらのことを踏まえながら心理学の未来について参加者と議論したい。

※このセミナーは,公益社団法人日本心理学会サイエンスコミュニケーション研究会との共催です.

※学外からのご参加も歓迎します.事前に三浦(asarin(at)kwansei.ac.jp)にご連絡いただければ幸いです.


 

2016年度卒業論文発表会

2016年度三浦ゼミは,学部4年生12名が卒業論文を提出しました.1月23~25日におこなわれる口頭試問の練習を兼ねて,以下のとおり卒業論文発表会を行います.当日は,どなたでもご参加いただけますが,学外の方はあらかじめご一報いただけるとありがたいです.

卒論要約集PDFはこちらからご覧いただけます.

【日時】2016年1月19日(木) 13:30~16:50(予定)

【場所】関西学院大学西宮上ケ原キャンパスF号館306教室

【スケジュール】

13:30-13:45 坂下愛由美 広告表現が購買意図および商品評価に及ぼす影響-限定の魅力-

13:45-14:00 野村元由揮 自己決定性が資産運用時における投資家の満足度に及ぼす影響

14:00-14:15 松田幸恵 自己価値脅威が在日コリアンへのレイシズムに及ぼす影響

14:15-14:30 中柄美那 上司のダメ出しが部下に与える影響―職務満足度および精神的健康への効果―

14:30-14:45 陳艶美 在日中国人留学生の異文化適応

(休憩)

15:00-15:15 李 韓碩 ステレオタイプと目撃証言―犯罪に関するステレオタイプが目撃証言に及ぼす影響

15:15-15:30 高城健志 インターネット上の不適切行動に対する心理学的考察―リスク認知と自尊感情の観点から―

15:30-15:45 野田晃一朗 中央競馬におけるプロスペクト理論―人気の順位を基準にして―

15:45-16:00 伊藤迪 商品提示による単純接触効果―商品選択行動における提示時間の影響―

16:00-16:15 中村祐太 隠れたプロフィール型問題解決課題による過誤の測定―2種類の過誤の発生率の違いの測定を指標として―

16:15-16:30 沖西理志 ユーモアメッセージが駐輪行動に及ぼす影響―場面想定法を用いた検討―

16:30-16:50 総括

(当日やむをえない事情で欠席)

小松茜 印象形成における文字と音声の優位性

ゼミ分属関連情報

(2016.10.14更新)

2017年度3年生ゼミの募集が行われています.

個別のゼミ説明会は2回とも終了しました.分属希望を提出することを考えているが,説明会に参加できなかった人は,こちらのカレンダーを参照して面談可能日時を知った上で個別にコンタクトを取って,面談を申し込んで下さい.また,こちらの資料を必ず熟読してきて下さい.

ゼミ見学(木曜1~2限;F-401)は,いつでも可能です.

三浦ゼミを志望する皆さん(2016年度版学部ゼミ案内)

学部ゼミに関する情報はこちらで公開しています.

秋学期の学部ゼミはすべて公開とします.希望者は,木曜1限~チャペルアワー(3年ゼミ)と2限(4年ゼミ)F-401教室に来てください.★事前連絡不要・途中入退室自由★です.

7月に配布された「ゼミ紹介」はこちらです.

ゼミのメンバー(3年生)による紹介コメント集を公開しました.

面談を希望する方は,こちらを参考にご連絡下さい.

小川・三浦合同ゼミ2016夏

8/4に小川洋和ゼミと合同ゼミを開催します。

日時:2016年8月4日(木) 13時~

場所:F号館103教室

(1)小川・三浦ゼミの大学院生(各1名)による研究発表と議論(1時間×2) 13時~15時
中村早希(三浦ゼミD1) 2者から異なる説得を受ける場面においても説得の2過程モデルは適用されるか?

被説得者の態度変容プロセスを説明する主要な理論として,説得の2過程モデルがあります。しかし,このモデルを用いた研究の多くは,ある1人の送り手から1人の被説得者へ説得を行う状況下で検討しています。そこで,本発表では,2者から異なる説得を受ける場面においても,説得の2過程モデルによる説明が可能であるかを検討した,2つの研究について紹介します。説得者が1人から複数へと増えることで,被説得者の態度変容プロセスがどのように変化するのか,その相違点について皆様と議論させていただければと思います。

白井理沙子(小川ゼミM2) トライポフォビア喚起画像が私たちの意識的気づきに与える影響

蓮の実や蜂の巣といった集合体の画像に不快を感じる、トライポフォビアという恐怖症がある。先行研究は、この恐怖症の原因の一つとして画像のもつ特異な振幅スペクトルを指摘してきた。本研究はトライポフォビア喚起画像のもつ振幅スペクトルが私たちの意識的な気づきにどのような影響を与えるのか、連続フラッシュ抑制(CFS)によって検討した。その結果、トライポフォビア喚起画像のもつある特定の振幅スペクトル以外の特性(位相スペクトルや集合体の意味的内容)が意識的気づきに影響を与えている可能性を示唆した。

(2) ゲスト討論者による「今面白いと思っている研究」ネタ披露と議論(40分×3) 15時すぎ~
  • 清水裕士(関西学院大学社会学部) 心的概念の実在論と測定論
  • 高橋英之(大阪大学基礎工学研究科) 対人コミュニケーションにおける一人称的視点と三人称的視点(借)
  • 松田昌史(NTTコミュニケーション科学基礎研究所) 誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくい、研究が嫌になった時のすべてについて教えましょう Everything you always wanted to know when you had been tired of research (But were afraid to ask)

→そのまま,総合討論へ(~18時終了予定)

(3) 懇親会(上記が18時までに終了予定なので,18時半~予定)

懇親会を含め、ゲスト参加(他ゼミ学部生,外部の方も)を歓迎します(懇親会の参加申込は締め切りました)。

問い合わせ先:小川洋和・三浦麻子