このサイトには,社会心理学者・三浦麻子の,研究・教育活動に関するさまざまな情報を掲載しています.
私の研究関心は社会心理学を学び始めた当初から一貫して,コミュニケーションやインタラクションが新しい「何か」を生み出すメカニズムを解明することです.そのため,そのアウトプットとしての意思決定や創造性,ないしはそのプロセスにおける感情表出や対人ネットワークなどのあり方に興味をもち,特に現在はインターネットを介したオンライン場面に注目した検討を行っています.研究手法としてはソーシャルメディア等の大規模ログデータを対象とした計量テキスト分析とWebを利用したランダム化比較実験が中心で,さらに実験室実験や社会調査など複数の手法を組み合わせることが多いです.
また,情報学や工学,政治学や経営学など,異分野とのコラボレーションにも長年にわたり積極的にかかわっています.私にとって研究活動は,「共通した関心,多様な方法論」から高い創造性を産み出したい,という自分自身の研究知見を実践する場です.
ここで提供される情報は,私自身の個人的意見・見解であり,大阪大学の意見・見解を代表・代弁するものではありません.