学会賞受賞

下記論文が,日本社会心理学会第19回学会賞(奨励論文賞)を受賞しました.

三浦麻子・稲増一憲・中村早希・福沢愛 (2016). 地方選挙における有権者の政治行動に関連する近接性の効果:空間統計を活用した兵庫県赤穂市長選挙の事例研究 社会心理学研究, 32(3), 174-186.

受賞理由は,選挙運動という社会心理学的に興味深い事象について,有権者への社会調査と選挙運動の詳細なログ記録を融合させた分析という革新的な方法論で挑んだこと,とのことです.プレスリリース当初よりマスメディアからの取材依頼を多くいただき,その社会的インパクトの強さは(著者にとってはやや意外な側面に,ではありましたが)承知していましたが,学会からもこうして高い評価を頂戴できたことを大変光栄に存じております.どうもありがとうございました.