午前中はSIDの会場(阪大中之島センター)でいろいろと打ち合わせ.その後Σに移動してAIDs今年度最終回.雨なんだなあ.
天気予報とは大違いのじゃびじゃびと雨の降る中,梅田経由〜リーガロイヤルホテルのシャトルバスで中之島へ.のつもりが,シャトルバス乗り場が激しく変わっていてまず梅田で迷子になる.従来はJR大阪駅のヨドバシカメラの向かい側サイドにあったのだが,そこが年明けから工事中になったようで,ぐるっと回ってガードしたのところにバス停が移動していたのである.しかも従来位置には何の案内も出ていないし,移転先にも「建物の壁側」にひっそり看板があるだけで,不親切きわまりない.普通バス停は「道路側」にサインボードがあるのが普通じゃないか.きっと当日も迷う人がいそうなので,WSのウェブサイトではきちんと説明しなければなるまい.
バス停でゆきと合流.彼女には今回生け花をお願いすることになっている.梅田のオイスターバー以来ほぼ1年ぶりである.うっかりするとそうなってしまうところが怖い.久しぶりということもあってか,いきなり車内で衝撃の告白が(笑 まったく,つくづく私の行く道の斜め上かつ半歩先を行く人である.でも,楽しみだ.
ロイヤルホテルから中之島センターは徒歩5分弱.館内は以前来たときより少し落ち着いたというか,それなりによい雰囲気になっていた.案内&説明してくださったのは「システム・ソムリエ」と称するセンターの女性職員氏だった.ソムリエという名称はどうかと思うが,しかしこなす仕事はその名に恥じぬ的確さだった.聞けばもともとは阪大職員で,センター運営にあたって配属となり,長じては富士ゼロックスに出向(というのか転職というのか)して現在に至るということなのだそうだ.阪大職員というと,ものすんごい使えないのか,とてもよい方か分散が激しいのだが,つまりは彼女は後者ということだろう.そんな人に説明してもらえて&的確な提案をいただけて,助かった.
その後は料飲系をお願いするリーガロイヤル系のサロンのマネジャーとの打ち合わせ.こちらはどうもどこかで見た顔だなと思ったら,以前は阪大病院のスカイレストランと,銀杏会館のミネルバにいたことがあるとのこと.多分私が「付きだし君」とニックネームを付けていた人だ.「付きだし君」というのは,私が研究室メンバ&集中講義の先生とディナーに行ったときに,まず最初に出すアミューズを
「付きだしでございます」
とサーブしてくれたことによるものである.また彼が,付きだしという言葉の似合う和風テイストの人だったので,当時はフレンチでやっていけるのかと危惧したものだったが,こんなところで再会しようとは.まさに邂逅であった(といっても向こうは覚えていないだろうが).
そんなこんなで打ち合わせも順調に済み,最後にランチを提供してもらうことになる2Fレストラン(というか,食堂というか)で日替わり洋風弁当を試食して終了.ゆきには今日も随分力になってもらったし,ということで,交渉の結果,当日もサポートをお願いすることになった.よろしくね.
少し時間が空いた&雨の中石橋からΣまで歩くのはいやだったので,一旦自宅に戻って車で出直してAIDs.G棟の前の駐車スペースに1台だけ空きがあって助かった.今日はMSの開発した社会的距離を元にメイルをソートするSNARFの紹介.発想自体はそんなに革新的ではないが,確かにあまりこれまで実装されてはいない機能だ.しかしその機能が必要な人は限られるかもしれない.その後はにくまるちゃんの研究の話など.
今夜開かれるシンポでTalkするために午後から博多へ.博多に行くのはほぼ10年ぶりで,その10年前も数時間滞在しただけだから実質初めて.今年は日本心理学会が九大なので少なくとももう一度行くことになるのは確実だ.空港から都心が近いようで便利そうだ.お泊まりは安さと会場からの近さに負けてオークラ福岡.
13時に到着.福岡空港はターミナルが3つもあって想像以上に広かった.地下鉄で都心まですぐに行けるのは便利だ.街中の看板には中国語とハングルが目立つ.日本語と同程度の大きさで書いてあるのでやや私の認知処理にとっては妨害的だ.
ホテルオークラは,普通のホテル.一応ベルサービスはあった.お土産には「博多通りもん」を買う予定だ.部屋で仕事をしながら地元の夕方ワイドを見ていたら,タージンが出てきた.大阪から襲来した「大阪のしゃべくり王」という設定らしい.濃ゆい.
昨日がFinal Paper締め切り日.当初のSubmitの時とは違ってほとんどの発表者がOn timeで原稿を送付してくださった.まだ送ってきていないのは,知り合いばかり(苦笑 また,昨日からPreliminary Programを公開した.
ザッハートルテホテルから連絡があり「今のところ満室だからウェイティングリストに入るかい?」とのことだった.仕方がないので保険にラディソンSASを押さえた上でリスト入りを申請.
音楽祭の時期ということで,旧市街にアクセスの良いホテルは軒並みラックレートor特別レートの適用で超強気の商売である.具体的に言うと,私たちが泊まってもいいかなと思うホテルなら最低1泊6万円以上.金鹿角ホテルなど20万近くして,見ただけで後ろにひっくり返りそうである.しかもキャンセル不可能なところも多く,Refundableなところを探すのにすら苦労した.
携帯電話が社会に与える影響について勉強しようという主旨のもの.認定心理士会&情報ディレクトリー学会(という学会があることを今回初めて知って有意義だった)九州支部の主催で,心理学の人とNTTの人らしい人が結構会議室にいっぱい来た.私のトークは30分といわれて,ほぼ時間通りにできたので満足.しかし人の刀(データ)で話をするのはんとなく悪いことをしているようで申し訳ない.かといって携帯電話のデータはまともなものをもっていないので仕方がない.
その他の感想は,煮詰めて一文にすると「技術屋と社会学者って,気が合いそうだ」ということだ.翻って,社会心理学者と気の合う技術屋は,希少価値だ.その心は(ry
0730のJALで東京に移動.空港が近いから,普段どおりに起きれば十分間に合うのがいいね.空港では予定通り「博多通りもん」をゲット!
しかしまだ全然冷え込みが厳しくない.せっかく昨日暖かいのに我慢して完全武装で来ているのに,チッキショ〜〜〜!!!(小梅太夫風に).
どこのどいつが極寒になるって言ったんだ!と暴れたくなるくらい気持ちのよい晴れた冬の空の下,ヒルズに行ってきましたよ.
山びこ調査のデータをめでたくゲット.これから楽しく分析予定.いろんな野望が実現されるように頑張りたい.ランチは近くのヴェトナム料理店にて.パクチー抜きでお願いしました.
14時半頃に羽田空港ラウンジに入って,まったり仕事をしようと思っていたら呼び出しが.ラウンジ受付嬢によれば,
「ご搭乗予定の飛行機が函館で雪のため足止めをくらっ…,いえ,足止めされておりまして」(原会話ママ)
とのことで,1便早い1530発便への振り替えを勧められたので早速お願いする.これで墜落したら相当運が悪いやつだが,早めにラウンジに入っておいてよかった.
無事帰着.帰ってきてみるとそこそこ寒くなっていた.一応厚いコートを着ていた甲斐があったと我が身を慰める私であった.
今日はきっちり予報通り寒い.平日はリビングの暖房をタイマー稼働させているのだが,休日は起きる時間が不定だからタイマーをかけておらず,従って「つけに行く」という行為を経ないと部屋が暖まらない.当然ご夫君との間で醜い争いが生じ,時には布団を互いに剥ぎ合うという行為に至るのだが,今日はご夫君が先に起きた.やれうれしやと思ったら彼奴はこたつしかつけよらんかった.チキショー!
今日はヴィトンとヨドバシに行くのと,リーガロイヤルまでの道程写真撮影会とランチをするつもり.リーガまでの道程はPOC化すると面白そうだと思ったが,手間暇が惜しいのでスチルで我慢してもらおう.
大阪駅桜橋口からシャトルバスに乗ってリーガロイヤルホテルに行き,そこから徒歩で中之島センターまでたどり着く経路を,写真を撮りながらトレース.
ロイヤルホテルのナチュラルガーデンにてプリフィクスランチ3800円.土曜日とはいえ寒い日なのにホテル内はかなりの人だかりだった.ひどく局地的ながらリーガロイヤルのブランド力は相当強いものがある.ランチの味は,以前開店間もない頃に来た時よりはこなれていたような気がしたが,まあホテルのカジュアルダイニング相応といったところ.帰りにホテイチ「メリッサ」にてローストビーフを買ってこちらはお夕食に.
それから梅田に戻ってヴィトンでご夫君のバレンタインプレゼントのパスケースを購入.日本のヴィトンでお買い物をするなんて,いつ以来のことだろう.こちらも大混雑だった.いろいろ見せてもらった挙げ句,私のとおそろい色違いブラックエピに決定.案外安く済んだ.よかよか.
帰りにヨドバシに立ち寄って20インチ液晶ディスプレイを視察.コンシューマサイズを1インチオーバーしているだけで倍ほど値段が違う.そして同じサイズ内で8万くらいから15万くらいまで幅広く値段が分布している.何が違うのか,見た目はよく分からないところが恐ろしかったので,もう一度帰ってから考え直すことにした.
昨日地下鉄日比谷線に一瞬だけ乗ったのだが,車内広告に
借金整理
というのが2つもあった.そんなにお金に困った方がたくさん乗られる路線なのか,それとも路線によらず東京にはお金に困った方がたくさんおられるのか,多分その両方だと思うが,あまりのあられのなさに驚いた.
大学に行くのは先週の月曜日以来の一週間ぶり.海外出張でもないのにこれだけ研究室を空けることは珍しい.レターケースの中には既に期限が過ぎた校正依頼なども入っていたが,訂正するところはなかったのでまあよしとしよう.溜まりに溜まったメイルを読み込むのに既に30分以上の時間がかかっている.SIDのFinal Paper提出があったため,その中身のウイルススキャンに時間を要しているようだ.結局「読んで処理できる」状態になるまでに約1時間.まあGmailで既に目を通しているから大半は処理済みなんだけど,面倒なこった.
雪は降らないものの,真底から冷えた感じの「ひえひえ」モードなのでどうも私の行動も緩慢気味で,今日はあまり込み入った仕事はできなさそうだ.こないだヨドバシで見てきた液晶モニタは,結局#のものにしてみた.
先週いただいたデータCD-ROMを開いてみると,*.csvファイルの他に見慣れない*.tsvという拡張子のファイルが.なんだーこの中身は?と思って調べたら,
tsv:tab separated value
であることがわかった.そこでようやく私はcsvとはどのような意味であるかについて考えを新たにし,気がついたのであった.
ほんでもってcomma separated valueデータから一旦xlsにして複数のシートにデータを整理して,さらにsavに落としたりSASデータセットにしたりとさまざまな加工品を作る.二つ合わせるとデータの数は8000件ほどあって,山びこ孫様の威力を思い知る私であった.
なんで頭にUなのかな.
3/6にまたまた六本木に出没予定なので,航空券を確保.ためしにUKBを使ってみることにした.H20年3月末までは搭乗者割引で24時間以内なら駐車場がタダなので,是非とも車でと思うが,3号京橋ICまで行けって本気か?
帰宅途中に自宅固定IPのADSLが死んでしまい,このウェブサイトも2時間程度閲覧できなかった(はず).OCNに電話したらNTTの回線が悪いと言われ,NTTに電話したら確かにそうで,調整の結果とりあえず回復.サポートのお兄さんはOCNもNTTも親切で,なぜか二人揃ってとても田舎訛りがあった.
自宅で社会心理学研究法のレポートチェック→成績つけ
昨日はどうも調子が出ないなあ,寒気がしないでもないなあ,と思いながら帰ったら,先に帰っていたご夫君がこたつで沈没していた.聞けば夕方から急激に体調が悪くなって,阪急の中ではもだえ苦しむくらいしんどくて,なんとか自宅に帰り着いたがその後にリバースアップアンドダウンだったとのこと.熱を測ると38度近くある.このシンクロニシティは怪しい.おそらく土曜日のランチのアミューズに出てきた牡蠣がやばかったのではないだろうか.そう,ノロウイルスによる急性胃腸炎である.「症状の始まりは突発的に起こることが多く、夜に床についていたら突然腹の底からこみ上げてくるような感触がきて吐き気を催し、吐いてしまうことが多い。(略) しかも、無理に横になろうとしても気持ち悪くて横になれない。吐き気が収まった後は、急激且つ激しい悪寒が続く。」というのはもう完璧に適合.家で布団に入ってからも,寒くて凍えそうだからカイロ,と言っていたしなあ.
幸い私の方はその後症状は亢進しなかったので今日も普通にしているが,ご夫君は朝になってもやや熱が残っていた.頭痛がして節々は痛いが,それ以外の症状はないらしい.とりあえず内科に行ってもらったらやはり「ウイルス性胃腸炎」との診断だった.んー,やられましたなあ.牡蠣,生じゃなかったんだけどなあ.
でもまあ,Fluじゃなくてよかった.夜になり,ご夫君も熱が下がってほぼ快癒.ちなみに内科でもらった薬のうち一つは「ビオフェルミン」だった.もちろん効果があるからそうなんだろうけど,売薬を医者で処方されるとなんとなくショボーンとなるのはなぜだろう.
何がって,このタイミングでというのは,いろんな意味で「すごい」と思った.それにしても篠沢秀夫氏がいくら有名だからといってお二人の「恩師」というのはいかがなものか.じゃあ私は竹中平蔵を恩師だと言ってもいいのかもしれん.
ひょっとしてご夫君からウイルスをうつされたのかもしれん.昨日の夜から胃の機能が緊急停止してしまったようだ.仙一さんのセンロックを飲んで,様子を見ているが,あまり調子がよろしくない.今日はコウベシで講演会なので,それを終えたら早々に帰るとしましょう.
センロックはそれなりに効いてきた.効いてきたと思ったらコウベシに出かけなければならない.終わって戻ると夜になってしまう.ああ,なんたることか.
人間,真面目に生きなきゃならんよなあ,ということだ.言い方を変えると,真摯に生きていれば,誰かが必ず見ていてくれる,ということでもある.
コウベシの講演も滞りなく終了.最近,自分的には「穏やかに話す」ことに慣れてきたような気がする(ただし,客観的評価は確かめていない).広報の局長さんが聴きに来てくださっていて,この方はさすがと思わせる鋭さだった.次同じネタを話すときは取り入れて話すことにしよう.
そして終了後の歓談の場面で「なぜメイルのサブジェクトに「神戸市です」とするのか」について質問してみた.彼らによれば「信頼できる発信元であることを明らかにする」ための手段であるそうだ.内容を具体的に示すタイトルだと,スパムと区別がつかないから,自分たちの所属を明らかにすればフィルタアウトされないだろうという意図によるものらしい.「そうするのが普通じゃないですか」とも言っていたので,地方自治体ではかなり浸透している手法と見た.
神戸市のウェブサイトを作っている現場の方も来ていて「どうやったら市民から広く意見をもらえるでしょうか」と質問された.私の答は「市民は大して自治体に関与していないから,きっとどうやったとしても大して市民から広く意見はもらえないでしょう」という身も蓋もないものだった.大体こうした組織のウェブサイトの管理など,本人にやる気があればあるほど,それに比して遙かに低い達成感しか味わえない仕事なのだ.相手はピンポイントで自分の欲しい情報だけを求めてくる利用者がほとんどなんだし.とりあえず最新情報を愚直なまでに頑張ってアップデートするのが仕事,そう割り切ってやるしかなかろう.
実は,神戸市のサイトは市役所がどこにあるかが分かりにくい(トップページの情報が過多でかえって必要な情報が発見しにくい典型的なパタンの)配置だったのだが,身も蓋もない答をした挙げ句にサイトにクレイムをつけるのはあまりにもひどい気がして,自粛した.
U2が5部門受賞とか復活マライヤキャリーとかしか報道されていないわけだが,グラミー賞には実は私もさっきまで知らなかったが実に31領域108カテゴリーもの部門賞があるらしい.そしてGrammyとはグラモフォンの略称であるらしい.音楽全般の賞だから当然クラシック部門もあって,
Category 97 - Best Orchestral Performance (Award to the Conductor and to the Orchestra.)
Shostakovich: Sym. No. 13 Mariss Jansons, conductor (Sergei Aleksashkin; Chor Des Bayerischen Rundfunks; Symphonieorchester Des Bayerischen Rundfunks) [EMI Classics]
というわけでヤンソンス様おめでとうございます.
仙一さんのセンロックはよく効く.というわけで今朝はまあまあ体調は元に戻った.いや,センロックがよかったのではなく,単にやや時差があってウイルス胃腸炎になったのが解毒しただけなのかもしれないが,良くなりゃどっちだっていい.
しかし山びこデータのマッチマージ作業をしていたら大学に行くのが遅くなってしまった.なんせ全部合わせて8000行くらいある(つまり8000人分だ)ので,列方向に追加のデータがあり,なおかつマージ先と新しいファイルの間で若干のサンプルのずれがあり,なおかつ普通のcsvからxls起こしてsavにしてSASデータセットにもして…とやっているとまあ大変.1時間以上かかっちゃったよ.
今日は大学も近辺私立高校も入試なので,彼らが移動する時間帯に引っかからないように,今からぼちぼち準備をして出かけることにしよう.
ご夫君は早朝から今季2度目のスキーにハチ北へと出かけていった.一緒に行かないかと誘われたのだが,腰の調子が悪くなると困るので辞退.こないだはスキー場でも友樹では雨が降ってグダグダになっていたが,今度はどうだろう.我が家辺りの天気はあまりよくない.今日現在積雪270cmって,ありえん.
トリノは2003年に3日ほど滞在している(参照:あさまく旅行記2003:この時はヴェローナにも滞在したので,先頃亡くなられた林さんにいろいろと情報を聞いたものだった).街は王宮を中心とした古都ではあるものの,はっきりいってどうってことない普通の街だが,街はずれの小高い山からのアルプスの眺めが素晴らしかったのを良く覚えている.あのアルプスを見るためにならもう一度行ってもいいと思うくらいだ.旅行記をご参照いただくと,妙に写真が少ないことにお気づきになるだろうが,これは実はトリノでデジカメを盗られたからなのであった.そして現地で新しいのを買ったので,その後の写真はそれで撮影されたものなのである.ああ今明かされる旅行記には書かなかった事実.
中継を見ていると「スタジオ・オリンピコ」からとキャプションが出た.もちろん当然そうであるはずなのだが,イタリアサッカーファン(追悼ジャンルカトト富樫)としては「オリンピコといえばローマ」と自動的に連合してしまう.それと同様に考えればトリノはデッレ・アルピ(アルプス)スタジアムなのである.いやあ,デッレ・アルピは遠かった.帰り,ホテルに戻れないかと思った恐怖心は,これまた2003年の旅の強烈な思い出だ.
16日開港予定のUKBに車で出かけてみた.
うちからだと西宮ICから阪神高速3号神戸線に乗って西へ.公式サイトのアクセス情報には京橋ICまで行けと書いてあるが,実際には一つ手前の生田川ICで「神戸空港」という案内板が出ていたので,素直に降りた.そこからはポーアイを経由して,住民居住区を避けさせる意図か,われわれにとっては意味なく遠回りさせられてスカイブリッジへ.今日は見学者や関係者内覧会出席者の車が多くてやや混雑していたが,スムーズなら家から30分くらいだろうか.なお,私は関係者でも何でもないので,内覧会には入れない.
空港ターミナルは,もう見た目いかにも地方空港という感じ.ポートライナーが直結しているのは便利だが,見た目は福島空港(複数回行ったことのある国内の地方空港はここくらいなので比較対象としてみた)と変わらない,というかもっとしょぼいかも… ゲートも現状3つしかないようだし,ラウンジもないし,あまり多くの時間を過ごす価値はなさそうなところだった.西宮へは羽田からの最終便に合わせて1便だけリムジンバスが出ているようなので,行きは伊丹,帰りは(伊丹便のように21時以降の着陸制限のない)神戸を使うのがよさそうだ.内覧会にはスーツのオヤジたちがわさわさ来ていて,中には「村山君」(関空社長)などもいたようだが,内覧といっても別に大して見て面白いものはなさそうなのであった.大体,空港ビルで何かグッズを買うだの飲食するだの,お金を落とす趣味は私にはない.
しかし,現状の施設では,伊丹を廃港してしまうと思いっきりショボショボになってしまってイヤだというのが素朴な感想.関空は湾岸線でアプローチしやすいところではあるがやっぱり大阪というより和歌山だし.
ところで,空港ビルの外にPiTaPa対応と銘打った自販機があったが,どうやったらPiTaPaで買えるのかさっぱり要領を得なかった.
いい天気.しかしこんな日でも市街地はもやんとガスっていることが多いので,アルプスを見たければ高いところに行け,が合い言葉だ.
モーグルは上村が5位.タイムが遅い=ターンの処理が今ひとつもさいのが惜しかった.この競技は見ているだけで自分の膝のお皿がプルプルしてくる.しかしモーグルは(にせよ何にせよスキーアルペン系は)むしろ男子がダイナミックなのでそっちが楽しみだ.
フィギュアペアのRena Inoue + John Baldwinのペアがスロートリプルアクセルを見事に決めたのはとても感激した.この競技はクラシックの名曲を使うのはいいがもう少しセンスのいい流れの作り方はできないものか.しかしペアは異様に中国が強いらしい.もそっと男性がかっこよければよいのになあ.
原田氏は…もうなんというか.そこまで壮大なオチを用意しなくてもよいのにという感じ.いや,これはひょっとするともっと壮大なオチの前振りなのかもしれないが.
夜,男子ダウンヒル決勝を見るためにBSにしているのに,スノボの予選をちんたら流している.ハイビジョンもおつきあいだ.スノボなんぞ地上波フジテレビでやってるんだからそっちと棲み分けろよ!!
2ch実況を見ていると,この匿名巨大掲示板の利用者層が透けて見えてくる.ハーフパイプのスレはあまり伸びず,一方でダウンヒルを静止画やネットラジオで聴こうとする人や,今のうちに風呂に入っておこうとする人は結構いる.平均年齢が高いということだろう.結局予選を全部見てしまったが,アメリカ人がとてつもなくうまい,ということだけがよく分かった.
11時から貴公子君とペアデータ研究分析打ち合わせ.半年以上ほったらかしていたので,まずは二人で「思い出す」ことから始めなければならない.ストーリーはあるのでそれにデータがはまってくれればいいのだが,それがなかなか難しいんである.
朝一は学部で組織している学会の雑誌に投稿された論文の査読依頼作業.ほとんど紀要っぽい雑誌なのに,学外を含む3名も査読者を考えなければならないのだ.しかも,心理学だけならともかく,数学のようなものあり倫理学あり人類学あり言語学あり.どうせえっちゅうねん.
午後いっぱい分析作業.思い出す作業に1時間かかり,そこからデータセットをきちんと起こすのに3時間かかり,その後やっと分析,という具合だった.また間を空けると同じことを繰り返す気がしたので,近日中に続きをやろう.帰りは貴公子君を送りついでに「一発Dを喰らう論文とはどのようなものか」について論争.おかげであっという間に西宮まで帰れた気がしてよかった(笑
私はpatriotとは言えないまでも,素朴に「日本人頑張れ」と思う人なので,毎夜「ああ,ひょっとして朝起きたらメダル取れたらいいなあ」と思って寝ている.朝起きたら「ああ,ここでアサヒコム見たらトップがメダル獲得のニュースだったらいいなあ」と思ってPCを開けている.そんな私は今朝も凹んだ.出がけにご夫君が起き出してきて「どうだった?」と聞くので「聞くな!」と言い残して出かけた.
昨日とまったく同じ.ただし,家を出るまでにご夫君は起き出してきませんでした.
昨日突然スパムフィルタ(初期値のままで特にカスタマイズしていない)の性能ががたんと落ちた.どう落ちたかというとFA率が激増した.スパムフィルタの場合,E率が上がるよりもこちらの方がよほど深刻だ.しばらく様子を見てみるが,ソーシャルフィルタリング一辺倒ならこうはなるまい.内部的なアルゴリズムを変えたんだろうけど,なあ.
そしてはてなアンテナはここ1週間ほど巡回をさぼり倒してくれている.え,i-knowを使えとな.いやまあ,そうなんですけど,やっぱりマスはこちらですし… というわけで一日一回手動更新.めんどくさい.
→その後対応された,らしい
スカンジナビア風は,より遠くに行くためのもの.アルプス風は,峻険な山地を踏破するためのもの.ということになるのかな.アルペンCombinedなど見ていると,日本人はちっとも出てこないので,かえって気楽に見られてよい.
秘密会議・判定会議・教授会・学科会議.おお大変.
9:30- 秘密会議.危うく大げんかしそうになるが,結局は円満解決(笑
10:45- 判定会議で呼び出されるが,資料がまだ揃っていないというので一旦散会
10:50- 学科会議1:待ち時間の間に始めてしまいましょうと書類配布.みんなでうーんと唸る
11:30- 判定会議で呼び出されるが,資料がまだまだ揃っておらず,昼休みは組合総会があるということでまた散会
13:00- 本当に判定会議開催
14:10- 引き続き教授会・研究科委員会
16:45- 不意打ちでおこなわれた法人関連の説明会
18:30- 学科会議2:もみもみ
21:00 今日の会議がすべて終了
ちょうどmixiで会議弁当の話をしたことを思い出して,学科会議には近くの料理屋から弁当をとった.やはり賢明な決定をするためには空腹ではいけない.お一人だけ「今日は家で食べると言ってきてしまったから」と召し上がらなかった先生がいて,申し訳なかった.
会議の結果を受けて作業をしたので,大学を出たのは22時.この頃になるとバスも電車も頻度が下がるので,帰宅したら23:30
23:40- チャットカンファレンス(笑
これまた予定外だったが,緊急に話し合うべき事項が生じたので1:00まで.
いやはや大変な一日であったよ.
昨夜寝たのが1時だったので,普段通り5:10に起きられなかった.いや,起きられなかったというより,寝る時点で起きようという意志を放棄したのである.なんとか6時に起きたが今日は車かーということで自動車通勤.なぜ「車かー」かといえば,混んだ電車が嫌いだからである.今日も特に渋滞無く,7:15には大学に来られた.車中のラジオで,JRが6時過ぎから人身事故でかなり長期間停まっていたことを知る.もし普段通り電車に乗っていたらギリギリ巻き込まれていたかもしれない.無理しなくてかえってラッキーだった.
今日はUKB開港.ちょうど7時過ぎに空港島の北側を通過したが,今日はあいにくの雨および霧で,高速の横にあるマンションも最上階はよく見えないほどの視界の悪さ.よって飛行機の姿などかけらも見えるはずもなかった.初日にこれではパイロットのみなさんもお気の毒だ.
殺人犯やレイプ魔よりマシか,とか言っちゃいけないか.
以前某学部でセクハラ問題があったとき,どこのテレビニュースも的確にその学部の建物を大写しにするので「これじゃあ知ってる人には丸わかりじゃん!」と思っていたのだが,今回のニュースでもその建物が大写しになっていた.逮捕されたのは工学部の学生なのに… つまり万博外周道路から一番よく見えて,撮影しやすい建物だから使われただけだったことがわかった.
午前中は大学院入試の監督.9:30−12:00の150分一本勝負なのだが,試験監督は2名が常駐.一般入試でこれほど長いものはこの大学ではないし,前任校では常に誰か一人が休憩する交替制でやっていたので,かなーり大変だった.しかし,英語論文の校正はかなり進んだ.
午後はもみもみの結果を調整したり,いろいろ資料作成したり,判定会議で手を挙げたり.まあ,有り体に言うと,猛烈に忙しかった.でも今日は春巻を食べたくて仕方がないので,帰って作らでおくべきか.
初めて見る競技.なんか,悪い人が地上に跋扈してるみたいな感じだ.しかも,かなり危なそう.
JPSPを月刊誌『人格・社会心理学会ジャーナル』と無理矢理に訳す行為はどうかと思う(一番控えめに指摘すると「会」は余計)が,元論文は今すぐにでも読んでおかないとこの分野の研究者としてはちょっと問題がありそうだ.図書館が遠く,個人講読もしてない雑誌は,どうしてもチェックが遅くなってしまうが,この件は登録しているはてなRSSでもまだ出てきていないから,私にとってはリンク先が本当の「最新」情報かもしれない.とりあえず大学に行ったら電子ジャーナルをチャクラ,いや,チェキラ.
って,2005年論文か.RSSのチェックを怠っていることが,ばればれ.
ちょっと遅く起きたので「パニック状態のロシア人」演技なプルシェンコは見逃してしまった.高橋大輔選手は,残念ながら4回転転倒したし,コンビネーションジャンプも明らかに「失敗」だったけれど,後半のステップはすごくよく「頑張って」いた.まあ,あまりに「頑張って」滑っているというのはあまり印象良くないのかもしれないが.
彼は非常に最近の若者らしい風体と雰囲気の人で,大学にもああいうタイプはごろごろいるから,そういう意味で親しみが湧く.成田童夢選手まで行ってしまうと,大学にももちろんいるが,親しみというより敵意が湧くタイプになってしまうのだが.
貴公子君と夫婦&カップルペアデータ調査の分析@hus.こないだの分析である程度因果モデルの方は目処がついたので,後は満足度のdiscrepancyをどう扱うかを考える必要がありそうだ.
ところで貴公子君というのは自称である.私が本人を貴公子だと崇めているわけではないので念のため.それなら「貴公子様」とでも書くであろう.
分析をいくつか追加して,全体的なストーリーはできた.後は分析手法をもう少しエレガントなものにしたら,見た目きれいかな,くらい.私は分析手法は多少もっさいものでも,言いたいことがまっとうで,それがデータによって表現されていればそれでよいと思う人なのだが,まあ,世の中,それをあまり評価しない人たちもいますからね.
しかし二人とも今これを論文化するだけの時間的余裕がないので,4月以降可及的速やかにその作業に手をつける,ということになりそうだ.
かつやさんの日記で知ったのだが,波多野誼余夫先生が1月にお亡くなりになっていたそうだ.全く知らなかったので驚いた.私は波多野先生の講演や講義を直接聞いたことはないのだが,放送大学の授業がとてもわかりやすいものだったことを以前この日記で採り上げていた.慶應大学の大津由起雄先生の追悼文が印象的.件の放送大学の講義は,ちょうど今放映中である.
西宮北口駅直結の本店が完成・オープンしたので行ってみた.以前のアネックス店より車にして2分くらい近くなり,我が家にはあまり関係ないが,駅の改札を出て徒歩1分だから,非常に便利である.法人A会員の都度利用は2100円.
今日はプールにしたのだが,これが日本水連公認の10コース×50mプールでまあでかい.最初は50mコースで泳いだが,段々アップアップになってきたので,途中からは25mで区切られた方のコースで泳いだ.日曜9時入りだと新規オープンでもそれほど混雑していなかったので,快適に泳げた.ジャグジーも併設されていて,途中休憩をすることもできる.
ロッカーも風呂も,とにかくまあでかい.確か西日本最大だという謳い文句だったのも納得だ.これが芋の子を洗う混み具合になる時間帯もあるらしいから,恐ろしい話である.風呂にはどうみてもパジャマを着ているおばはんがいたのだが,彼女は一体どこから何をしにきたのだろうか,謎である.
マスコミは頭が悪い.今日のフジ22時からのニュースワイドショーは初手から「オリンピックは参加することに意義がある」「メダルメダルと騒ぐのは開発途上国の発想」「自分はできないくせにメダルが取れないことに文句をつけるな」と大盛り上がり.自分たちがさんざマッチポンプしてきたくせに,今になって視聴者にすべての責任をなすりつける行為の醜悪なことといったらない.そもそも,自分の国の選手が全世界を相手にした大会に出ていたら,できればいい成績を取ってほしいと素朴に願いながら見て,何が悪いのだ.
おかげで,爆笑問題も阿川佐和子も池上彰も,まとめて嫌いになりそうだ.どの人も結構好きだったのに,惜しいことをした.特に「開発途上国の思想」発言をした池上,君は許せない.普段モーグルとかカーリングとかに関心ないくせにオリンピックになったら突然応援するのはおかしいといった太田光,これも許せない.モーグルやカーリングの中継,オリンピック以外でやらないのはどこのどいつだ.
今週は水〜金が多忙となる予定なので,それまでにいろいろな仕事を片付けなければなるまい.
今日は暖房20度ではとても耐え難いほど研究室と学科棟が冷え込んでいる.単に気温が低いからこうなる,というわけでもなさそうだ.雨の湿気がそのまま冷気を背中に貼り付けてくるような感じか.
夜はヨドバシで研究費最終執行をすべく,ご夫君と待ち合わせることにした.いや,別に研究費とご夫君は何の関係もないのだが,ああいうわさわさごみごみした空間に一人で行っても,ろくに何も買えないような気がするのだ.基本的にそれが学会の大会であれ電車の中であれヨドバシカメラであれ,人が群れすぎているところは嫌い.ついでに宅鯖用のHDDを買う.
液晶ディスプレイの調達を個研費で上げたら,財務から電話がかかってきた.曰く「調達理由が<研究・教育用PC用>というのは困る.なぜなら,個研費は研究用に使うお金だから,教育用に使ってはいかんのである.君はこのディスプレイを教育用PCでも使うつもりなのか」とのこと.そう言われても研究用のPCと教育用のPCを分けるなんて,かえって手間だし,そもそもここにはそんな物理的空間はない.だから「研究用のPCで教育用の作業もしてるんですよ」とご説明したら一応「じゃあ<教育用>というのを省いてくださいね」ということで納得してくれた.それにしても,なんでPCを使い分けるような思想になるんだ,アホちゃうか,とぷりぷりしていたのだが,1分くらいして理由がわかった.
私が調達したディスプレイは,2台だったのである.それはデュアルディスプレイ愛用者の私にとっては当然「PC1台にディスプレイ2台」という用途なわけだが,一般的には「PC1台にディスプレイ1台」×2なわけだ.そだそだ,怒る必要はないのだ.
今日を限りと現金12万9千円を握りしめて行ってきましたヨドバシカメラマルチメディア梅田店.ビビリの私は,財務からの突き上げを恐れて,今回からはポイントカードを出さないことにした.
●1回目:内蔵ハードディスク400GBを抱えてレジへ.
店員1「ポイントカードはお持ちですか?」
あさ「いや,ありません」
店員1「即日発行ですのですぐにおつく…」
あさ「いや,いりません!」
店員1(いぶかしそうに)「そうですか?結構ポイント付きますよ?」
あさ「いや,いりません!!」
●2回目:大容量SDカード2枚+雑貨いろいろを抱えてレジへ.
店員2「ポイントカードはお持ちですか?」
あさ「いや,ありませんし,いりません!」
店員2(驚いた声で)「えっ,どうしてですか?」
あさ「大学の予算で買うので,ポイント貯めちゃいけないんです」
店員2「あー,なるほど.そうなんですかー.もったいないですねー」
あさ「私は,もったいないんですけどねー」
店員2「僕ら社員も,ポイントカード作れないんですよー」
あさ「最近厳しいですよねー」
店員2「ほんとですねー」
●3回目:大容量コンパクトフラッシュ1枚を抱えてレジへ.
店員3「ポイントカードはお持ち…」
あさ「いや,ありません!いりません!」
店員3「え,かなり貯まりますよ?」
あさ「いや,いいんです!」
店員3(下からのぞき込むような目つきで)「4000ポイントも貯まりますよ?」
あさ「いや,大学の研究費で買うので…(以下略)」
ほとほと疲れました.
そろそろアルペン種目も山場を迎えて今日は大回転.このくらいのスピードの出具合と曲げ具合が見ていてちょうど面白い.随分な難コースらしく1回目からコースアウトする選手がたくさん出た.後ろの方の選手になると,アフリカや小国などマイナーなところから単身やってきたようなケースが増えてきて,五輪はほとんど「思い出作り」の場所と化し,途中で転倒しても旗門まで戻って滑り直す人が続出.実況アナと解説の木村(公宣)十段も完全に応援モードで「頑張れ!あと2メートル!」などと旗門に向かって登っていく選手を励ましたり,ギリギリこけずに曲がった選手に拍手をしたり,微妙な旗門通過の場合も「僕が判定員なら見て見ぬふりをします!」と断言したり,心温まる放送だった.
「ポイントをつけないヨドバシなんて,クリープを入れないコーヒーのようなものなのだ」,要するに高いものを買わされている愚か者め,という説教は無用である.むろん,大学出入りの業者に見積もりさせて入れた方が,ポイント分を差し引けば後者の方が同等or割安なことくらいとっくに調査済みである.しかし現在出入りしている業者の現在の担当者は,新入りのせいか,いや私はきっと個人の特性によるものと思っているのだが,「元気はいいが仕事はへぼい」という,できないセールスパーソンの典型なので,イラチな私はそれを我慢することの方がつらいのである.
英語論文が昨日かなり完成に近づいたので,総まとめ作業.密造酒データの分析も再開したい.15時からは重要公務1本.
午前中2時間ほどかけて,ようやく昨日の分も含めた研究費の調達作業をほぼ完了.プロレM君とも語り合ったのだが,研究費というのは誠に使うのが難しい.年度当初は「途中でなくなったら困る」と思って常に少しずつ買い控え.するとその控えた分が徐々に堆積していき,「いざというときのために」と,押っ取り刀で鎌倉に駆けつけなければならない御家人でもないのに残しておいた金額と合わせて,大きな山となって私の前に立ちふさがるのだ.ああ,退治するのにこんなに苦労するとは!
ちょっと心安らかになるため,学科実習費の残479円をできるだけぎりぎりまで使い切るべく,学内売店に行ってこよう.
英語論文はほぼ投稿直前まで持ってこれた.明日全体を読み直して投稿.えいやー.
密造酒分析ではなく,山びこ分析に手をつけた.しかし,やはり密造酒に先に手をつけるべきであろう…特にブロガーのクラスタリングをしないと,先に進まない.
あと,SIDでトミー御大にご講演いただく原稿のチェック.加筆いただいたところは追加で英語にしなくてはならない.しかしこれ,絶対1時間でも話せないと思うが,どうするおつもりなのだろう.ちなみに講演時間は御大のご希望で30分である.
重要公務は,慣らし運転.明日と明後日が本番.
某学会大会の準備委員会打ち合わせ.大会イベントとして舞子の某ホテルで懇親会を催すのだが,そのホテルに宿泊した参加者は,特典?として本学までマイクロバスで送り届けてもらうサービスをつけることにした.このバスがありまっせ,ということを会員全員に通知する文書に,
ホテルからは送迎バスを用意します
としていたのだが,よく考えてみると,会場に送り届けはするのだが,会場からホテルに差し回すバスはないので,「送迎バス」という表現は不適切かもしれない.さて,どうしようかというときに出た意見.
M「送迎といっても,よく考えてみたらホテルから送るだけですよね」
S「でも,ホテルから見たらこっちに送るわけやけど,こっちから見たら,迎えをやってるようなもんやんな」
Y「そうやね,どっちの視点から見るかで,解釈は変わるやんね」
A「うん,物事は多面的に見ないとあきませんよね」
S「これぞDouble Facet!!」
つまりは,別の表現を考えるのが面倒くさいので送迎バスという表現をそのままにしておくことになったのだが,こうやって何でも合理的思考?で納得しようとする性分は,一般人から見るとかなり嫌なものかもしれない,と思った.少なくとも会場で「送迎って書いてあるけど,ホテルに送ってもらえるんですか?」と質問した人がいたとして,それにこの論法で立ち向かったら,それはどう考えても「煙に巻いた」ことになるわねえ.
でも,こういう性分,大好き.
重要公務3本の予定が1本減って2本.これでとりあえず終了なので,今日のうちにペーパを作って学科内に撒き散らす.そして明日10時からの会議で決定→教授会送り.
パリのレストラン La Tour D'Argent が,2006年版ミシュランで一つ星に転落したことが話題になっている.
星付きレストランにはとんとご縁がないのだが,ミシュラン・レッドガイドは大好きだ.なぜなら,欧州では非常に便利なドライブマップ&ガイドとなるからである.気まぐれにドライブしていて空腹を覚えたとき,あるいは見知らぬ街でとりあえず入ってみたいレストランを探すとき,一番役に立つのがミシュランである.地誌情報についてはロンプラの方が優れているが,やはり飲食店についてはこちらがよい.レッドガイドには,星付きの店しか載っていないわけではないし,むしろそうでないが小ぎれいなレストランが多い.それもこれも,ウィキペディアにも記載があるように,この本がそもそもタイヤメーカーによって作られたものであることによるのだろう.
昨日の朝,ちょっと喉がいがらっぽい…かな?と思っていたのだが,昼になってそれがひどくなり,段々寒気がしてきた.重要公務を2本やるうちにもっともっとひどくなって,劇的に風邪っぽい症状に.必死で重要公務の会議用資料を作って学科全教員に配布し,その他重要書類をすべてSさんに預けてから這々の体で帰宅.熱をはかったら38.5度.うわぁ.
しかし家の周囲の自転車で行ける範囲の内科医院は10くらいあるのにすべて足並み揃えて木曜は夕方以降の診療をおこなっていなかったため,ご夫君に急遽早めに帰ってもらって,車で行ける範囲の病院を探した.しかし,西宮市の「今の時間に診療している医院」の情報が間違っているなどしていたため,3つめの夙川の病院でやっと診てもらえることになった.自治体提供の情報が間違ってるとはどういうことだ,と文句をいう元気もなく,中央病院経由(ここでその時間帯に診療可能な病院の場所を教えてもらい)で,夙川の「さそう病院」(看板はとてもVOWである.元気なら携帯で写真のひとつもとるところだが,夜の闇に光る
← さ そ う 病 院
という電光看板はなかなかシュールなのだ.ちなみに院長先生の名前が「笹生」)である.誘われて入ってみたら30分ほど待たされた挙げ句にようやく宿直の先生に診てもらった.もっとも危惧されるはFluなので,検査キットを使って検査をしてもらった.これの結果が出るのにさらに30分.
結果は陰性.急性咽頭炎と診断された.ただ,熱が出て間もないので出ていない可能性もあるので,明朝もう一度近所の医院で検査してもらう必要があるかもしれませんね,ということになった.抗生物質とロキソニンと胃薬とうがい薬を処方される.
薬を飲んで寝て,ご夫君が「荒川が金をとったよ〜」と報告してくれたのをきっかけに起床.熱は見事に下がっていた.どうやら本当にFluではなさそうだし,頑張れば出勤もできそうだが,やはり大事を取って休むことにして,9時に近所の医院へ.ここは初診だと身長体重を測定し検尿もするという,親切?なところだった.昨日の経緯を説明したところ,こよりを再度突っ込むこともなく,やはりFluではなく風邪であろうという診断となった.
今日は重要公務の総まとめの重要会議があるのだが,やむなく欠席.私は,こういうときに無理をするタイプではない(倒れない限りは,割と極限まで働くのだけど).まあ,ちょうど週末だし,ゆっくり養生することにしよう.
最後の最後…ではないのか.まだ男子回転もあるし…だが,日本人選手がメダル,しかも金メダルを取ることができて,ほんとにうれしい.開発途上国的思想と言われようが,自国の選手が最高の成績を取るというのは,見ていて(といってもライブで見たのは表彰式以降だが)心から感激した.特に最後のストレートラインステップは圧巻.お名前の通り「静か」だけれども強く優雅で芸術的な表現に長けた演技がとても素晴らしかったと思う.
今日は幸いにも見るテレビ番組には事欠かないので,ゆったり過ごせた.喉の痛みもだいぶ軽減されてきた.よかった.
今日行ったクリニックは,先般ご夫君がウイルス性胃腸炎の時駆け込んだところで,自宅から一番近いのだが,院長先生はとてもいい感じだ.でも多分それは私にとっていい感じなのであって,一般的には受けが悪そうだ.つまり無駄なく理論的な感じ,研究者っぽいということだ.普段そういう人と接している私としては,そっちモードで話ができるのはとても気楽である.
今日ものろのろ過ごす.のろのろ過ごしすぎて調子が悪いが,多分普通に動けば動けるくらいには快復したと思う.
今日がラストラン.最終Rにはド本命の馬が用意されたようだが,まさかメインを勝つとは.それに動揺したのか,サンスポの速報が大々的に間違っていた.最終も勝ってJRA通算1400勝.まあ,これは周りの騎手の厚意であろう.
今日もお休み.熱とかあるわけじゃないのだが,喉の奥の方がイガイがしてたまに咳がゲホゲホ出てとまらなくなる.おかげで体が痛い.ひょっとしたら花粉症の発症と重なっているのかもしれない.ま,無理はしないわけだ.
気管以外はそれなりに無事なので,なぜか餃子を皮から手作りしてみる.なぜそうなったかというと,実は餃子は先週作るつもりで皮を買ってあったのが,この風邪の一件で今日まで延びてしまい,皮の賞味期限が切れてしまったからだ.牛乳や卵の賞味期限はあまり気にしないのに餃子の皮のそれを気にするのはおかしい気もするが,まあ,作ってみようと.
強力粉3に薄力粉1くらいの割合+塩少々を熱湯で練り練り.うすーく延ばすのには限界があったので,しっかりもちもち皮の餃子ができた.今日は焼き餃子,明日は水餃子♪
大学に来た.
トリノ五輪・荒川静香の左手薬指の指輪は,ニコライコーチとペアらしいという話.
「日本人で大口を叩くヤツは必ずダメ」を「二度あることは三度ある」と証明して見せた佐々木明(ちなみに一度と二度は例の兄妹)と山本美憂のことは微妙に話題になっている(メダルと一緒にお披露目じゃなくて残念だったね明君)のに,彼女の指輪については不思議と誰も(even if 2chねらs)突っ込まないので,一人イライラしていたのである.演出の一環かと思ったらプライベートっぽい場面でもつけてるし,なんなのさ,と思っていたのだけれど.なお,安藤美姫も同じことをしているわけだが,華麗にスルーしてよし.
…と思ったらフジの上田昭夫氏がブログで言及していた.でも大して話題にならない.大体佐々木の指輪なんか手袋の下で全然見えなかったのをわざわざ報道するくらいなら,なーぜ荒川を! そういうところだけ上品ぶっているのだろうかね,マスコミは.
あら,私と一緒!(笑
私の場合はW大一文の試験と重なったので卒業式を回避.入試がいろいろ終わってからの校長室での「ひとり卒業式」だった.当時の担任ひとりが妙に舞い上がっていておかしかった.私は第一志望に落ちていただけでなく,高校に顔を出したらいきなり某Sr.(中一時代の担任)に「どうして落ちたの?」と天からの御声のような純粋な質問をされた挙げ句,院長賞と称して豪華革張り聖書をもらった絶望感で,それどころではなかったのである.
Before...
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