Cosi e la Vita

_ イタリア４強

起きるつもりが起きられなくて後半25分くらいだけ見た．まあ，シェヴァ一人で保ってるようなウクライナ相手なので楽勝か．いろいろなことでアズーリ全体や個々選手の心の動揺は激しいはずだが，今のところはそれがプラスに作用しているようだ．ザンブロッタやピルロなど，私がイタリアサッカーを見始めた頃に「次世代期待の若手」とされていたメンバーがメインで活躍するようになって，うれしい．試合後のセルジオ越後の一言，

「今大会はちゃんと勝つべきチームが勝ち上がってますね」

というのが印象的だった．ことアズーリに関しては，2002，ほんとにあれはひどかった．

_ イオンりんくう泉南ショッピングセンター

りんくうプレミアムアウトレットに行ったついでに週末の買い物を済ませた．驚くべき物価の安さに感動して思わずいろいろ買ってしまった．卵1パック99円とか，米（兵庫県産コシヒカリ）5kg1680円とか，もやし19円とか，ありえへん．しかし肉類だけは高かった．大阪のディープサウスの方々は，あまりお肉を召し上がらないのだろうか．

アウトレットでは，フェラガモのネクタイ２本，リーガルの靴一人２足，FrancFrancで夏用食器と板状マフィン型を購入．雨の降りそうな天気にもかかわらず，相変わらず賑わっていた．

_ 重曹とベーキングパウダー

焦がし鍋を洗うのに重曹を買ってくるのを忘れた．ご夫君が

「買いにいこか？どこにあるん？」

と聞くから，うーん，と考えて，

「多分，ベーキングパウダーとかの隣だと思う」

と答えたのだが，その時ようやく

「そういえば，ベーキングパウダーって重曹と似てるかも」

と気が付いて，お湯にベーキングパウダーを振り入れて鍋を煮てみた．すると見事に焦げは取れた．よかった．

_ 今日の仕事

昨夜宅急便で（自分から）届いた１回生の実習レポートを採点．５人で分担だから１人あたりは40部ほどだが，それでも小山を築くくらいの分量はある．明日また宅急便で（自分に）送り返すので，必死になって作業．なんとか終了見込み．

→22時過ぎに完了．早速最寄りのローソンからゆうパックで送付したら700円だった．持ち込み100円分を差し引いても宅急便より150円安かったのだ．

_ 順当勝ち

イングランド−ポルトガルはＰＫ戦直前まで居間で寝ながら見ていた．ブラジル−フランスは見なかった．７時に目覚めて，どちらの試合もまずまず見たらしい寝ぼけご夫君に，

「どっちが勝った？」

と聞いたら，

「むにゃむにゃ…，順当」

と言うから

「じゃあ，イングランドとブラジルが勝ったんやね」

と答えたら

「ちゃうがな，真〜逆やがな．やっぱ欧州の大会やっちゅうことや」

と返された．あらら．

これで準決勝は独伊と葡仏という世界史の教科書のような対戦となった．EURO2006かこれは，と言いたくなるようなカードである．決勝は，心情的には伊葡になってほしいが，実際は独仏になるような予感．

_ デリーキッチン 2nd

朝方からかなり激しく降った雨もやんだので，ランチは2週間前に行ったデリーキッチン再訪．今日は私がチキンカレーのAセット，ご夫君はじゃがいもとマッシュルームのカレーのBセット．Bセットはナンにミニライスが付き，さらにタンドリーチキンが2個付いて＋200円だ．タンドリーチキンも焼き立てでジューシー，おいしかった．今後も，飽きない程度の頻度でたびたび行くことになるだろう．

_ 武勇伝武勇伝♪

Yahoo!ニュース

今年の高校生クイズ関東大会で，司会者＝オリエンタルラジオがパラシュートで会場の神宮球場に着地しようとしたところ，強風に煽られて隣の赤坂御用地内に着地してしまったというニュース．これまでたびたび触れてきたように私はオリエンタルラジオのコントが大嫌いだが，この武勇伝には笑った．これをネタにできれば尊敬してやってもよい．

_ test

バージョンダウン操作テスト．

なんか私のtDiaryでRubyがおかしなことになってサーバが倒れることが多い（しかしご夫君ブログ＝tDiary安定版では倒れない）ので，ご夫君の命令によりtDiaryを安定版にバージョンダウンすることに．しかし現時点でまだ一部動作がおかしい．具体的には，日付ごとにユニークなURLを生成するようになっていて，これを解除するための方法を忘れた．

→解決．html_anchor.rbを殺す．

_ 今日の予定

1週間前，やむを得ずextendしてもらった英語論文の〆切．西海岸時間だと丸一日以上あるし〜とか言わず，今日のうちに送ること!!

これが終わったらようやく査読論文を手にとってもいいかな．

_ 完了

なんか憑かれたように英語をふがふがと書いて，「改訂したぜ」と西海岸に投げつけておいた．最初聞いたときと掲載予定のJournalの名前が違うのが気になるが，まあ馴染みのタイトルに変わったので，いいことにしておこう．

_ [book] 帚木蓬生「薔薇窓（上下）」（新潮文庫）

Y先生から借りた．いわゆる「サスペンス・ミステリー」ものだが，作者らしく人間模様に重点が置かれているため，謎解き重視の方にはやや物足りなく感じられるかもしれない．表題は主人公の精神科医が愛する教会サント・シャペルのステンドグラスのこと．去年パリに行ったとき，この薔薇窓を見た．確かに圧倒されるほどのスケールをもつ，神々しい美しさのステンドグラスだった．

帚木氏は「よき日本人」を描き出すのがうまい人だ．この作品でも，主人公に救われる少女音奴や，林という美術商がとてもよい味を出している．次に読む予定の「ヒトラーの防具」もこの作品と同じく欧州における日本人を採り上げた作品だから，楽しみだ．

_ [horserace] ラムタラ帰る

ラムタラといってもエロビデ屋じゃないぞ．

神の馬とまで言われ，3000万ドルで購買，44億円でシンジケートが組まれた馬が，たった2760万円という私でも買えちゃう中古マンション価格で生まれ故郷に戻ることになった．確かに産駒はてんで走らなかったので，仕方がない．さようなら．人知れず屠殺処分になった（ことが後でばれた）ファーディナンドなんて例もあるし，生きて故郷で再起できる可能性があるだけ幸せと言うべきか．

_ 授業ももうすぐ終わり

入門実習は今日で終了（学生は来週までに最終レポートを出す）．心理統計法はあと2回を残すのみとなった．去年より進度が遅く，2要因の分散分析はできなーい！　やや無力感を募らせてみたりするが，やったってどうせ覚えてないぜ，とか思ったりもする．いや，その考え方はよくないぞ＞自分

_ ぷちキレ

ぶちキレ，ではない．ちょっとだけキレた，というお話．

1週間前に学科（含む学部長）に諮って誰からもクレイムがなく，明日の臨時教授会に出すはずの資料について，今日の午後遅くになってから学部長から書き直しの指示があった．しかも，去年出した同種の書類を例としてもらって，それに従って書いたのに，そうじゃない書き方に変えてほしい，というクレイムだ．まあ，別の学科の出した同様の書類が「そうじゃない書き方」で足並みを揃えてきたからというご配慮なんだろうけど，それだったら（提出以前に見てもらう機会は作っていたのだし）早く言ってくれよ，ってな気分になり，ちょっとキレた返事（「はぁはぁそれは悪うございました」みたいなの）をしてしまった．まぁ，私ったら，大人げないこと♪

でも，多分同じことを普段から関係のよくない相手にされたら「絶対これは嫌がらせだ」って思うだろうなあ（笑

_ イタリア決勝進出！

後半から見た．見てよかった！！延長後半の最後の１分で２点入るとは…　1点目のグロッソのシュートを生むパスを出したピルロは神．このW杯で初めて「よっしゃー！！」と絶叫できる試合だった．試合内容もすごくきれいで緊張感が途切れないものだったし，ほんとよかった．特に両GKすごかった．開催国ドイツの選手，スタッフ，ファン…そりゃ泣くよね．その気持ちはよく分かります．

テポドンだとかノドンだとか，いろいろ面倒なようですが，とりあえずよかった！

_ 中田→中田氏

中田が現役選手を引退してから，彼に「氏」をつけて報道するところがあらわれた．どういう区別なんだろうか．彼が「一般人」になったとは思えないのだが…

そして2chROMな私としては，中田氏はどうしても別の読み方をしてしまう．普段読んでいる板の品性がよくないらしい．

_ 就職説明・相談会

などという，もっとも私に似つかわしくないものを企画・実行してしまった．なぜ似つかわしくないかと言えば，

■一般的な就職活動をしたことがない

■そればかりか，一般的な就職を考えたことがほとんど人生で一度もない

からである．本来似つかわしくないことはしたくないのだが，考えてみれば大学教員など多くの場合そうなので，発案したもん負け，なのである．とはいえ昔の学生さんから今の4回生から，いろんな方のサポートを仰いで，一応実施することはできた．学生が満足したかどうかは知らないし，多分満足してないと思うが，まあいいことにしよう．

実施場所の掲示を間違えていたことを除けば（笑

_ 査読

とりあえず午前中に1本終了．次の（ここまでが6月末〆切分）も明日には終わりそう．どっちも，読み始めはいいのだが，段々私のメンタルヘルスに害悪を及ぼしてきたので，早めに終わろう．

_ [memo] from 0-0 ＜empate＞

このサイト，古い記事は片端から消えていくので…

マルチェロ・リッピ・コーチ

「勝たなかったらどんな失望が待っているのか恐ろしくなった。しかしペナルティまで行こうとも結局はイタリアが勝つと確信していた。これだけの逆風の中で凄い仕事を成し遂げてくれた。なんて凄い選手たちなんだろうと私も脱帽だ。もっとも延長戦ではここでは言えないような言葉を吐いていたがね (笑)。攻め込まれるリスクを承知でよく前に出てくれた。アレックス？必ず決めるとベンチで断言した。なぜなら彼はウォーミングアップの時もまるで自分もピッチに入ってるかのような姿勢で試合を見つめていたからだ。出たいという気持ちも強かったと思う。だからこそアレックスは大きな仕事ができる男なんだ」

ファビオ・グロッソ選手

「なんか言えったってこんなに脚光浴びたことないから何いっていいのか分からないよ。ここまで興奮したことはない。しかもファイナルだなんて実感もちようがない。夢のようさ。あと少しで本当の夢を味わえる。イタリアは始まる前から山のような困難の中だった。それでもこれだけの大会にできた。それは僕らが最初から1つになって戦っていたからだ。ここまで来たのは決して偶然じゃない。この得点は国で待っている家族と友だちに捧げたい」

フランチェスコ・トッティ選手

「全ての選手が最高のパフォーマンスをしている。誰もがワールドクラスのタレントだって証明する大会になった。ただグロッソがボールを持った時は‘よし、リゴーレとれ’って願ったんだけど (笑)。そのあとボールがどこへ突き刺さったか見てしまったら、もうよく憶えてないな、興奮しちゃって。僕らはいま力を合わせてイタリアのフットボール史に新たな歴史を書き加えている。まだ最後のページは空白だけど、それはお楽しみだ。おそらく7/9が僕のアッズーリでの最後の試合になるだろう。僕は常々最高の結果を出して辞めたいと願っていたんだ。ファイナルの相手？確か1ヶ月前にイタリア v ポルトガルになるって予想したはずだ。僕には予知能力があるんだよ (笑)」

アレッサンドロ・デル・ピエーロ選手

「スタジアムの雰囲気からして不利なのに僕らはパーフェクトな準備をした。後半の内容はそれほど好いとは感じなかったけど勝ちたいって気持ちがあらゆる障害を吹き飛ばしたんだ。ゴールについては喜びより怒りの方が強かったかな。攻撃陣じゃ僕だけ決めてなかったし。だから中盤に戻ってボールをよこせって叫んでたよ。もうゲルマンだって間延びしてしまって大きなスペースを許していたからチャンスは大ありだって信じていた。ジラがウマい具合にディフェンダー引き付けてくれたんで助かったかな」

ジャンルカ・ザムブロッタ選手

「最高だ。勝ちたかったしね。目標だったとはいえファイナルなんて想像を絶するよな」

ジャンルイジ・ブッフォン選手

「前半はゲルマンの若僧にフットボールってのはどういうものだか教えてやってる気分だったけど、後半に入ってからはあまり好い動きが出来なくなった。それでも粘らせたらイタリアのもんよ。ただジャンルカやジラがシュート失敗した時はペナルティまで行くんかよってガックシ来たのは確かだ (笑)。ああいうのを外すと高くつくもんなんだ。でもゲルマンもポドルスキがヤバいやつ外してくれて、これでコイツらの運も消えたなって確信した。自信なかったわけじゃないけどペナルティはやっぱ避けたいよ。グロッソやアレに感謝感謝だな。まだ喜ぶのは早いよ。なにも獲ってないんだし。あと1試合の我慢だ。そしたら死ぬまでお祭り騒ぎすりゃいい。相手？どちらにもチャンスはあるだろうし、どちらも強い。希望を言えばクタクタになって来いってことかな」

ルカ・トニ選手

「スタジアムの雰囲気は最悪だった。プレッシャーもキツかったし。それを跳ね返せたのはチーム・スピリットだ。孫ができたら‘爺ちゃんはこんな凄いところで戦って勝ったんだ’と自慢したい。ファイナルでも勝てたら言うことはないね。いや、必ず勝つ」

ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾ選手

「マラドーナみてぇなプレーしてるわけじゃねぇのに人は‘ガッツはよくやった’と褒めてくれる。この仕事にゃ心から満足しているんだ。オレはオレにできるプレーを精一杯やるしかねぇしな。しかしこんな大舞台でやってるなんて夢みたいな話だぜ。ある程度評価してもらえるようになったのもガツガツ走り回るだけでなく色んな知恵を学んだからだ。それが良い方へ出てるんだろう」

マルコ・マテラッツィ選手

「もうイタリアが詐欺師やダイバーの巣窟だなんて誰にも言わせない。この大会でイタリア・フットボールの悪いイメージを根底から覆せたと感じている。ここまで成功できたのはチームワークのお蔭だ。ガッツを見ろ。もう1枚黄色もらったらファイナルへ出られないのに、そんなものお構いなしに120分駆けずり回ってタックル仕掛けている。あの姿を見て周りが燃えないわけがないだろ」

_ 厳しい試合時間…

ドイツW杯決勝はイタリアvsフランスと決まった．このカード，EURO2000の再現である．この時はイタリアが延長の末ゴールデンゴールで敗れる（今回大会はゴールデンもシルバーも採用されていない）という無念の結果だっただけに，今度は意趣返しといきたいところだ．

しかし試合開始時間はさらに１時間繰り上がって2:45．極東の国にとってはなんて厳しい…（ｗ

_ 何度も見る

今日は研究日で在宅．仕事をぼつぼつ進めながら，昨日のイタリア−ドイツ戦のいいとこどり（主に国歌斉唱のシーンと延長後半）を何度も飽きずに見る．

国歌斉唱のシーンではドイツ国民ども（推定）が大ブーイングをしているのが腹立たしい．他国とはいえ国旗や国家を尊敬できないのは道徳的発達段階が低い証拠だ（笑　そんなやつらはきっとニワトリとFuckだってしちゃうぞ（笑　で，それはどうでもいいので顔がいまいち名前と一致していなかったペロッタとトーニを識別（全然違うのだが）．やはりというかなんというか，帰化国民カモラネージは歌っていなかった．

得点シーンでは，ピルロのノールックパス，「急にボールが来」ても冷静に決めたグロッソ，そしてそのグロッソのめちゃくちゃな喜び方，お前どこまで来たんだというGKブッフォンの喜びぶりと同時にゲーム再開を気にするふるまい，カンナバロのボールの奪いよう，そしてそして，自陣ペナルティエリアにいたはずのアレがいつのまにか画面の下から現れて，デルピエロゾーンからゴールを決める…いやはや，泣けます．

しんずりした勝ち方をしたフランスを，勢いで圧倒してほしい．今度こそ．しかしポルトガルはどんな汚い試合をしたんだろう．アサヒコムやその他のメディアで「この意地汚い根性の小国めが」って感じで批判されまくっている．フランスのPKも一歩間違えばシミュレーションって言われても仕方がなかったような気がするが…

_ [tigers] 入院・一時休業

といえば世間的には王監督だ．しかしなんと「おはパソ」の道上洋三アナ兼国際室長兼取締役も17日から入院で，3ヶ月番組をお休みするらしい．どっちも心配だ…

_ え？そっちが先か!?

うーん，そのロシアンルーレットが勤務校ではなく母校で先に炸裂するとは正直思わなかったのだが．どうなんだ．っていうか，どこの学部なんだ．→工らしい．しかもこないだのホストと同じ学科という噂．連続炸裂？　…いやいや，まだニュースになっている以上の事実は何も分からないわけですが．…いやいや，容疑を認めたらしい．ちなみに，こないだ捕まったホストも工学部…

_ [class] 現行犯逮捕！と思いきや…

対人心理学Iの講義では，毎回授業開始時に10分間の「確認テスト」をおこなっている．前回の講義内容に基づいた5問の選択式問題を出題し，マークカードに回答を記入させ，即回収→解説するという方式だ．毎回マークカードを配ると資源の無駄遣いなので，50問記入できるカードを初回に配布して，以降それを回収→再配布するやり方をとってきた．

授業開始時に大福帳と共にこのマークカードを前に置いて，各自取らせるのだが，その時に（実習助手と共に目を光らせてはいるものの）友だちのも一緒に取っていって，遅刻してきた学生のために「援助行動」をおこなう学生がいる．

いや，もちろんいることは予測していた．そして今日は実習助手が現場を押さえて「こいつらがやってました」というマークカードが特定できた．そのため，授業の最初にその旨を告げ，「そういうことは援助行動といっても互いのためにならないから，絶対にやってはならない．やったという自覚のある人は，援助した本人と相手揃って私のところに出頭せよ」と表明した．

…すると，授業後に「私が悪うございました」と出頭したのは3組．いずれも実習助手が現場を押さえたペアとは別人であった．自首しなかったペアへの憎悪が増したのは言うまでもない（笑　そしてみな初犯を主張．

うそをつくなー！！！

というわけで，成績評価における確認テストの比重を減らすことにした．

_ ぐぐる

Merriam-Websterが正式に google を辞書にリストアップしたそうだ．ちなみに意味は「Googleでネット検索すること」であって，その他のエンジンに対しては排他的な用法ということに「今のところ」なっているらしい．しかし，実際のところ，われわれは「ぐぐる」とは言うが「やふる」とか「えむえすえぬる」とかは言わない．ホッチキスやバンドエイドやサロンパスや宅急便みたいなものだ．

_ オクラの生え方

へえ，こうやって生えるんだ．意外…

テレビでオクラ農家の取材をやっていた．オクラをめんつゆと一緒にミキサーにかけてとろろにして，冷やしてそうめんと混ぜて食べるのはおいしそうだった．それにオクラの天ぷらつけて，オクラづくしだ〜．

ミキサーがないな．

_ [tigers] 無失点記録は継続

4-2で東京ヤクルトに勝利．秋田こまちスタジアムでの試合は，ヤクルトホームだったのだが，ファンはどう考えてもほとんど阪神を応援していた．

8回まで好投していた井川が9回青木にHRを打たれ，続いて四球を出したので藤川と交代．結局後続が打って四球のランナーが生還して２点目が入った．無失点記録継続中の藤川はどうなるんだろう？と調べたところ，この場合は井川の失点（かつ自責点）なので継続と分かった．実況アナも混乱していたようすである．これであと2/3回で小山正明とスタルヒンを抜くらしい．それより上も別所とか金田とか「もう半世紀以上前の」(c)名投手ばかりがずらりと並んでいる．それを抜こうとする藤川はすごいが，先発完投タイプでこうした記録を作った先達はもっとすごい．

_ 乗り継ぎ

午前中は梅田のディアモール大阪へ．最近レナウンのバーゲンにJ.CREWが入らなくなったので，やむなくショップのバーゲンに出かけたのだ．気持ちよくガラガラのディアモールでさっさと３点ほど購入し，他に寄るところもないので30分強でおさらば．行きは阪神高速神戸線の中之島西出口で降り，帰りは環状線の堂島入口から入ったら，「乗り継ぎ」とみなされ，行きの通行料金だけで往復できてしまった．休日２割引もあって，梅田まで往復560円だから，駐車料金３００円，ガソリン代を考えても電車で行くのとほぼ同程度の出費で済んだ．１時間以内なら乗り継ぎが適用されるようなので，これからもちょっとした用事で梅田に行くときは活用しよう．

_ [gourmet] 蕎麦匠庵 一花

ランチは前から気になっていた苦楽園のこの店へ．古い日本民家を模した凝った作りの店内で，いかにもこのあたりで流行りそうな感じ．私は三色せいろ（普通のせいろ，レモン切りの変わりそば，挽きぐるみの田舎そば）＋ぶりのあぶり寿司２貫，ご夫君は「そば三昧」というエビ天おろし＋なめこ…ええとなんだっけの３つのせいろそば．そばは細切りで腰があり，いい感じ．そば湯がポタージュかと思うほどとろとろしているのがユニークだった．単にランチというよりも，一杯飲みながらそばも楽しむ，って感じの方向性の方が似合ってる店で，別当町の「みな川」系かな．次は温かいそばを試したい．

_ [calcio] イタリア優勝！

ちゃんと3時から（正確に言うと前半3分過ぎからだが…）見てよかった！

イタリアサッカーを見始めてかれこれ10年弱になる．欧州・世界規模の大会は98W杯，EURO2000，02W杯，EURO2004に続いて5回目で，初めての優勝だ．特に直近2大会が不振（まあ，02W杯は例の赤国のせいだ．爾来私はあの国の奴らを決して許していない）だっただけに，今回大会も正直あまり期待していなかった．しかし，その予想はうれしい方向に外れた．本当のカテナチオとは何かということを知らしめてくれた大会だったと思う．今日も後半以降圧倒的に守勢に回っていたが，CBがあれだけ頑張ってくれたら，そりゃあフランスも点は取れるまい．あまりの堅さにいらついたのか，それともマテ兄貴の（実に分かりやすい）挑発に乗ったのか知らないが，ジダンの退場は余計だった（だいたい兄貴が何を言ったかはすごくすごく想像できるのだが，しかしそのとおりの振る舞いをしてしまったジダンの負けだと思われる．マテがそういうやつだって，君もイタリアにいたんだから知ってるだろうに！）が，決勝戦らしい緊張感のあるきれいな試合だった．マテの頭突き（こっちはボールに向かったものなのでOK）ゴールがあって同点になったので，前半早々の誤審PKも取消だから，PK戦で負けても仕方がないかな，と思えるような．しかし勝った．イタリアは，勝った！

しかしあれだね，ドイツ人はフランスが好きなんだね．いくら準決勝で負けたからって，あのブーイングはちょっとひどいんじゃない．日独伊三国同盟はどうなったのよ．これで負けてたらドイツとフランス，もろともに嫌いになるところだったよ．

MVPは誰になるのだろう．ブッフォンだろうか．私としては断然カンナヴァーロを推したい（裏MVPはもちろんマテとガッツの狂犬コンビ）．パルマからインテルに行って一旦「終わった」感のあったカンナがここまで復活したのはユーベのおかげなのだ．そんなユーベが明日にはBに落ちるかもしれないとは…．

後記：MVPは結局頭突きジダンとなった．2位が僅差でカンナヴァーロ．まあ，1990がスキラッチ，1998がロナウドだったりするので，隔年あるいはそれ以上の頻度で残念賞なんだろう．そういうことにしておこう．

ITALIA (4-4-1-1): Buffon 7, Zambrotta 6.5, Cannavaro 8, Materazzi 7, Grosso 7, Camoranesi 6.5 (41' st Del Piero 6), Pirlo 7, Gattuso 7, Perrotta 6 (15' st De Rossi 6.5), Totti 6 (15' st Iaquinta 6), Toni 6.5. (12 Peruzzi, 2 Zaccardo, 22 Oddo, 6 Barzagli, 17 Barone, 11 Gilardino, 18 Inzaghi, 14 Amelia). All.:Lippi 10.

FRANCIA (4-2-3-1): Barthez 6, Sagnol 6.5, Thuram 6.5, Gallas 6, Abidal 6.5, Vieira 5.5 (11' st Diarra 6), Makelele 6.5, Ribery 6 (10' pts Trezeguet 5), Zidane 4, Malouda 7.5, Henry 7 (2' sts Wiltord 5) (1 Landreau, 23 Coupet, 2 Boumsong, 13 Silvestre, 17 Givet, 21 Chimbonda, 8 Dhorasoo, 18 Diarra, 11 Wiltord, 14 Saha, 9 Govou). All.: Domenech 6.

2chでは予想通り「マテ兄貴が何を言ったのか」で盛り上がっている．その中で1つとても面白いのがあったので記念に貼っておこう．

マテ「俺らが優勝したらカモラネージの断髪式やるんだぜ」 
ジダン「もったいないことするな！」 

_ 今日の仕事

査読2本をお片付け．残り英語のが1本．勢いに乗ってちょっと読み始めてみる．

午後から某社の取材．まちかねM君からまわってきた話だが，来られた記者さんが同年代（大学は同学年）ということもあってかなり盛り上がって面白かった．実はにのじさんのところにも取材に行っておられたとか，ケータイ研究者Mさんと中高同級生だったとか，スモールワールド系のエピソードもありで．

_ [memo][calcio] Azzurriたちのコメント

マルチェロ・リッピ・コーチ

「私はユヴェントスで何度も大きなタイトルを獲得したが、この勝利を説明することは絶対に不可能だ。なぜなら今はそれらの感覚を越えた巨大な感情の中にある。間違いなく私の経歴の中で最も興奮する瞬間だ。選手たちには参りましたと言う他ないね。大会中のチームの成長度は凄かった。この流れであれば勝てると手応えを感じていた。とくにヴェストファーレンでゲルマンを倒した時点で半ば優勝は決まったと確信したよ。早い時間帯に失点するというのは明らかに異常な試合なのだが、そこで崩れなかったのが大きい。常に冷静でいてくれた証拠だよ。ジダン？残念な終わり方だよ。彼のことは大好きなんだがあそこまでしてしまっては仕方がない」

ファビオ・カンナヴァーロ選手

「言葉に出来ない感覚だよ。ウチの息子は夕べはパパと寝たいってねだったんだけど、すぐにトロフィーと一緒に寝られるからって言ってやったんだ。このトロフィーはイタリアに最も必要なもので、そのために長いこと様々な努力を積み重ねて来た。それが報われて本当に嬉しい。しかも鬼門って呼ばれてたリゴーレを制覇して獲ったんだしね。そりゃ心配だったけど仲間を信じなきゃ始まらない。ラッキーなことにダヴィドが外してくれて波に乗ったって確信したよ」

ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾ選手

「もしスキャンダルがなかったら優勝できてたかどうだかオレには確信もてねぇ。クラブを取り巻く状況は屈辱以外の何ものでもねぇし、世界中に恥を振り舞いちまった。だからこそイタリアのフットボールは健全で強いんだってことを証明したかった。オレたち選手は間違っちゃいねぇって伝えたかったんだ。けど、まさか勝てるとはな。今は嬉しいやらクタクタやらで体の力が抜けちまったみてぇだ。この優勝がどういう意味を持つかってことは時間が経ってみなきゃ分からねぇだろうが、とにかく今は嬉しい。ピルロはグッスリ眠れたって？あいつ意外に神経ふてぇな。オレなんか朝まで眠れなくて28回も便所に行ったくらいだ。もう爪も噛みすぎてボロボロよ。ガットゥーゾの大会？いや、オレは決して陽のあたるスターじゃねぇ。チームにはオレみたいな仕事をする人間が欠かせないけど、やっぱり大会の象徴になるのはホナウヂーニョやジダンのような天才であるべきなんだ。オレはそういう声があがっただけで満足さ」

マウロ・ヘルマン・カモラネージ選手

「だいぶ苦しい試合だった。全てを出し尽くしてからこそ夢を叶えられたと思う。髪を切った理由？いや、優勝したら切るって公約しちゃったんだ。まぁ、また伸ばせばいいんだし、こんなもの」

ルカ・トニ選手

「素晴らしいって言葉以外に何もない。世界チャンピオンだなんて今でも信じられないよ。あまりにも大きなタイトルで実感が持てないし。ただ宙に浮くような凄い感覚なのは確かだ。この夏はパーティ三昧だな」

ヴィンチェンツォ・イアクィンタ選手

「6番手が僕かトニだったんで、それはそれで好かったよ。自信？あったよ。今シーズンはよく決められてたし。最終的に蹴らずに済んでなによりだけど。フランスは明らかにゲルマンより強かった。僕が入った時は攻めより守りに気を使わないとマズいって感じたよ」

ジャンルイジ・ブッフォン選手

「子供に夢を訊ねれば殆どの子が‘ワールドカップで優勝すること’って答えるだろう。だけど残念ながらその夢は限られた人間にしか実現できない。オレだってそれは無理だろうと考えてた1人だ。ここへ辿り着くには才能と運だけじゃダメなんだ。神様も味方につけなきゃ絶対に到達できないところだ。そして1人だけじゃ決して成し遂げられない。仲間たちが同じ気持ちで自分を棄て、ひたすらチームの勝利を願ってはじめてチャンスが訪れる。優勝できた最大の理由は漠然とした願望で戦わなかったことだ。目の前の目標を1つ1つ確実にクリアすることしか考えないようにしてたんだ。ジダンについてはオレも残念だよ。ただ彼のしてしまった行為は間違いなく退場に値するものだ。最初はオレ以外に誰も何が起きたか知らないみたいだったから副審に確認しろって叫んだんだ。本当はそんなことしたくなかったけど、やっぱりアレはマズいよ」

アンドレア・ピルロ選手

「もしこの瞬間の出来事が夢だったらなら永遠に夢の中にいたい (笑)。まだ成し遂げたことの大きさを理解できていないし、何が起きたのかすら混乱しちゃって把握できていない。とにかく凄い気分だっていうのは間違いないね。みんなで願って、みんなで獲ったトロフィーだからみんなでお祭り騒ぎがしたい。とにかくあまり先を考え過ぎずに1度に1つずつを貫いて来たんだけど、今から考えたらオーストラリア戦がターニングポイントかなって感じている。あの試合を乗り越えたことで勝つ確信とかが生まれたと信じている。リゴーレの感覚？いやもう言葉じゃ説明できないくらいの修羅場だよ。カンナヴァーロは落ち着いて普通にやれって言ってくれたけど、そんなの無理だよね。本当に死ぬかと思うくらい緊張した。運が好くて心からホッとしている」

ファビオ・グロッソ選手

「1ヶ月前はこんな喜びの中に自分がいるなんて想像できなかった。だけどこのアッズーリは心から勝ちたいと願っていた。そのためにはあらゆるものを犠牲にして1つになって戦ったんだ。だから今では当然の結末だと思っている。なんで5人目かって？コーチからそういう指示が来たんだ。‘ビビってるならいいぞ’って言われたんだけど‘行きます！’って答えちゃったんだよ。だってそこまで信頼されていて最後の最後に‘できません’なんて口に出来ないしね。本当にコーチからは多くのものを教わった。もしこの大会で新しいファビオ・グロッソが生まれたのなら、それは全てマルチェロ・リッピのお蔭だ。今日は身重のカミさんが来てるんだけど、あまり興奮してないことを心から願うね (笑)」

フランチェスコ・トッティ選手

「僕にとっては批判をして来た人間たちへの復讐も込めて2重の喜びだ。それこそ倒れるまでプレーしようと心に決めていたし、それほど欲しいトロフィーだった。試合をするたびチームの完成度が上がって、優勝って言葉は次第にただの夢から現実的な目標へと変わっていった。国へ帰ったら大騒ぎだろうね。スクデットの時のパレードは記憶に新しいし。でも今回はあんなもんじゃないだろう。きっと気狂い沙汰だ (笑)。交代の理由は理解している。マケレレとヴィエラの間でやるよう指示を受けたけど余りにもスペースがなくて少し苛ついて来たしね。いずれにしても僕はコーチを全面的に信頼しているから何の問題もなかった。それにリゴーレ蹴らなくて済んだし。アイツらよく平気で蹴るよね」

_ 彼も人の親

マテラッツィがおちびちゃんを抱え，かばんにすがるお兄ちゃんも連れている．お兄ちゃん，マテが騒ぎを起こすたびにいじめられるらしい．今度はいじめられないといいね．

_ [book] 新刊書紹介

1998年以来，メルマガ，あるいは最近ではブログ形式の「ACADEMIC RESOURCE GUIDE」で，インターネット上のアカデミック資源に関する情報を提供し続けてこられた岡本真さんが，このたびその膨大なお仕事の集大成と言える初の著書「これからホームページをつくる研究者のために」（築地書館）を刊行されることになりました．

アカデミックな仕事をする者にとって，個人ウェブサイトを作成することは，自らの情報の積極的な開示場所の確保，そして関心を同じくする関連研究者たちとの相互交流の実現のためには，大変有用なものであることは言を待ちません．では，Web2.0（笑）の時代となった現在（この言葉，なんたらの一つ覚えみたいに使う人多いですねえ），

『研究者の個人ホームページにはなにがあればよいのか』を伝える

『研究の過程や成果を公開するにはなにが必要なのか』伝える

『実例に基づいて多様な選択肢を紹介』する

のがこの本です（『』内は 岡本 真. “『これからホームページをつくる研究者のために』刊行を前にして : —いまなぜ研究者の個人ホームページなのか”. 情報管理. Vol. 49, No. 2, (2006), 86-88. より引用）

岡本さんとは，最初はACADEMIC RESOURCE GUIDEの編集人と被紹介ウェブサイトの著者として知り合い，その後（これは偶然のきっかけによるものですが）協同研究をさせていただくに至っています．こうした出会いも，元を辿れば個人ウェブサイトを開設したことがきっかけであり，私にとって（そして岡本さんにとってもそうであればよいと願っていますが），ウェブサイトがなければ得難かった貴重な経験の1つです．まちかねM君が「そうそう，あさりんさんをご存じだというこの方とこないだ某社でお目にかかったんです」と岡本さんの名刺を見せてくださったときの驚きと嬉しさは，今でも忘れられません．こうした経験をもつ喜びを少しでも多くの研究者の方々と共有したく，この本をご紹介する次第です．

［書名］これからホームページをつくる研究者のために 
［副題］ウェブから学術情報を発信する実践ガイド 
［著者］岡本真（ACADEMIC RESOURCE GUIDE） 
［装丁］今東淳雄（maro design） 
［版元］築地書館 
［判型］A5版 
［頁数］約290頁 
［刊行］2006年7月下旬 
［価格］2800円＋税（2940円） 
［ISBN］480671335X 

_ [class] 心理統計法

今日で通常授業分が終了．後残り土曜日に１回分補講をするが，今年は多重比較と2要因分散分析をやり残してしまった．がっかり．

_ [tigers] 連続無失点球団記録更新

本日の広島戦で１回抑えて，小山正明氏の記録を追い抜いたそうだ．小山氏はベンチ裏まで来られて藤川を祝福したそうな．そこまで来てたならサンテレビで解説してくれと思ったのは私だけではあるまい．もっさんはともかく，中田良弘の解説はどうもナマクラでよろしくない．

_ 眞子さまこの夏オーストリアでホームステイ

8/3〜16にウィーン近郊で滞在されるようだ．私たちがオーストリア・チェコをうろうろするのが8/8〜15なので，丸被りである．おそれおおいことなれど，ザルツブルグ音楽祭に行こうなんて思わないでいただきたい．あと，ウィーンの町歩きもできれば前半に…　帰りが一日ずれていて助かった．眞子さまもドイツ経由のようだが，私たちは日本に15日帰国のJALフランクフルト−成田便である．一日ずれていたら，同じ飛行機に乗るか，予約していたはずの席から弾き出されていたかもしれない．

_ [book] 臓器農場（帚木蓬生；新潮文庫）

昨日バス−新快速の乗り継ぎに10分少々あったので，明石駅ビルの書店に入ったのだが，思わず買ってしまった．1巻だがやっぱり分厚い医療現場系ミステリ．まだ半分．教授会でやることがなさそうなので，読むか．

_ 素朴な疑問

「白い」フランス人たちにとって，サッカーフランス代表ってどういう存在なんだろう．俺たちの代表，なのか？　差別するかどうかは別問題として，移民か，旧植民地出身か，どっちかの選手が（少なくとも決勝のスタメンでは）過半数なことは事実で，呂比須だの三都主だのが1人混ざっているのとはわけがちがう．そういうのを宗主国の人間は一般的にどう捉えているのだろう．名誉白人みたいな扱いかな…

_ 発掘

机の周りが私でも耐え難いほど乱雑になっていたので，お片付け．捨ててもいい（と思われる）書類やプリントアウトの類を捨てたらだいぶすっきりして，一番下の層からSASが出てきた．昼休みはこれをインストールしよう．買ってから半年経ってようやく，だったりする．どうしてそれで大丈夫だったかは秘密だ．

→昼休み中にインストール完了♪　ようやく9.1.3ユーザになった．

_ 大阪大学本部から学生への公告(7/12)

きっとA0コピーされたのが学部のフロアに貼られているのだろう．まあ，鷲田清一ここにあり，という感じの文章ではある．

_ [book] 数理統計学ハンドブック（Robert V. Hogg著，豊田秀樹監訳；朝倉書店）

今年から始まった学内の個人配当教育・研究費の申請を「人間心理学科における統計法の効果的な教育方法とその実践」という名目で出し，おまけに図書費を5万円も取ったので，\24,150なんて言われても全然大丈夫だよ〜ん♪

同じ朝倉の「心理学総合事典」と合わせると5万をちょっと超えるのだが，まあいい．買ってしまおう．朝倉で仕事してたらよかったなあ．

それにしても，豊田先生のゼミ学生との協働作業を「業績」にする上手さは卓越していらっしゃる．それだけ密度の濃い協働作業ができているということだ．すごいなあ．

_ [project] フォルダ移動

データ保存用HDDの「旧のもの」フォルダから，普段の作業データ用iPOD nanoに移動．

_ アイカメラ納品

科研費と実習費で買ったアイカメラ（言っておくが混用はしていない．双方の予算で１台ずつ買ったのである）が納品された．今回は帽子型だ．セッティングしてもらったら，早速オープンキャンパス用のビデオ撮影が入り，似非コミュニケーション実験を院生をモデルにやってみた．前の据え置き型よりもキャリブレーションは簡単そうである．実際にデータを取るのは秋の予定．

_ [book] ヒトラーの防具（上下）

はい，また帚木蓬生作品．ようやくAさんが持ってきてくれた．明日から読み始める予定．

「臓器農場」は多分２時間ドラマにできると思う．でも，多分日本のテレビ局はうまくは作れないと思う．帚木作品は，女性の描き方が上品で好きだ．「臓器農場」の主人公は看護学校を出たばかりの看護師の女性だが，昔のよかった頃の渡辺淳一っぽかった．

nmさんがお読みになったという最新作「受命」も面白そうである．

_ Zidane

彼にはあまり有能なブレーンがいないらしい．もっとかっこよく「人種差別主義者など相手にせぬ」戦法を採った方がよかったのではないか．母上もなかなかすごい発言をなさった旨報道されていたが，売り言葉に買い言葉というのは，相手と同じ土俵に立ったということだ．

とはいえ，あんな発言に露骨に同情を示す日本のワイドショーの方がもっとどうかと思う．ワイドショーだけではなく，昨日の朝日夕刊の一面トップがこの記事なことには暗澹たる思いであった．ニュースにする価値があんのか，こんなこと．どうでもええやろ．

_ この1週間の成果

堆積していた査読3本を片付けた．これで残りゼロ．しかし過去の法則からすると新たな依頼が来る悪寒．

この後はちょっと大きな仕事（論文がいろいろ取り混ぜて3本）を片付けなければならない．まずはどこからどう手を付けるか考えなければ．この連休明けまでに，ぼちぼち考えていこう．

今日は午前中授業，その後は成績評価のためのデータ整理．心理統計も対人心理学も毎回テストをしているので，その点数をエクセルに入力した．あと前期の授業残りは明日の心理統計法の補充講義と，来週火曜日（金曜日の補講日）のみになった．

_ 暑い

ただそれだけ．

暑気払いの薬にと，鰻の蒲焼きを買ってきた．先般新しくできた魚屋の吟味も兼ねて．

_ [class] 心理統計法最終回

2限は心理統計法の補充講義（いわゆる補講がレギュラー講義を休講した場合，補充講義はイレギュラーに余計に授業をする場合）．普段に比べると出席数は3/4くらいだろうか．試験範囲ではない，出なくて評価には無関係，と教示した割には多くの出席があったといえるだろう．

被験者内1要因分散分析を，偏差を計算するところから手作業でやる練習．こうやってみると分かるが，分散分析って超簡単である．

_ 心理学検定プレ試験

午後は試験監督．3年生が30名受験．大学卒業程度の難易度設定なので，当然彼らには難しい．いや，正直言うと，私にも難しい（笑　われわれにとっての情報は，何らかの形で心理学に関わる進路を希望している学生がその程度いるということだろうか．学年総数は160名である．

_ 偏った報道しか愛せない現状は一体なんなのか

サッカー雑誌のＷ杯特集号が多く出たのだが，大体イタリアとフランスを半々くらいに扱っていて，ひどいのになると表紙が頭突きフランス人だったりする．せっかくイタリアが勝ったのにどれもこれも買う木になれず，非常に気分が悪い．

今日ようやくCALCIO＋（カルチョピュー）が発売されて精神的に落ち着いた．この雑誌なら心おきなくイタリア代表の偉業を楽しめるというものだ．

_ 合宿その1

Web検索研究のため合宿withあに＆Yさん．

Yさんが処理してくれた視線の軌跡データを見ながら，正答・誤答・時間切れの参加者の行動がどのように違うかを検討．記述レベルでは「こう違うよね」ということは言えるのだが，それをどう表現すれば研究としてOKなのか，そこが難しい．

_ 宿泊

3人揃って大学の学生寮を兼ねたインターナショナルハウスに宿泊．K先生曰く「東南アジアの安宿みたい」とのことだったが，それよりはイギリスで泊まった学生寮と雰囲気が似ていた．そしてそれより随分部屋が広く，エアコンもテレビもちゃんとあったので，1500円で泊まれるなら全然我慢できる感じだった．本当に東南アジアの安宿ならきっと私は我慢できなかったので，予想がいい方に外れてよかった．

_ 合宿その2

8時半インターナショナルハウス出発で作業再開．今日は自分たちの先行研究のスタイルに合わせてアクションの出現頻度のデータを整理したり，入力キーワードを整理したり，特徴的な視線データをアクションデータと同期させて書き起こしたり，いろいろ．

次回合宿は9月後半に決定．それまでに，各自担当するデータ整理などなどをおこなう必要あり．私は視線データの座標値ファイルをCSVに落として，エラー率を計算する．

_ 前期講義最終日

1限対人心理学I，2限人間心理学基礎演習．これで前期の授業はすべて終了で，金曜日から2週間が試験期間である．私の担当講義で試験をおこなうのは，対人心理学Iと心理統計法．

1限を45分ほどで終えた後，バタバタと駅前まで出て，2限は「選書ツアー」をジュンク堂明石店で実施した．選書ツアーというのは，学生に実際に書店の店頭で本を選ばせ，それらを公費で購入して大学図書館に配架するというシステムである．ぐぐってみると，全国各地の大学でそこそこ実施されてはいるらしい．勤務先では，ジュンク堂と提携しているのだが，教員に割り当てられる教育用図書費（いわゆる個研費による購入とは別枠）は年に今年ならば15万円で，この金額は原則としてすべてこの学生選書により消費されることになっている．学生にとっては，図書館に入れて欲しい本を自分で選べるし，図書館の声がかりではなくゼミ活動の一環としてそれに従事できるのだから，なかなかよいシステムだと思う．今日は15人ほどを連れて行った（と言っても現地集合現地解散）が，できあがったリストはめいめいの好みを反映していて，なかなか面白かった．

ツアー終了後，この三連休まったく休みなしだった分の代休と独り決めして，帚木蓬生「受精」（角川文庫）を手にまっすぐ帰宅．

どうもこの人の作品は文庫本とはいえ700ページでもあまり苦にならずすぐ読めてしまうという特性があるらしい．この作品は「受命」を読むのに必要そうなので読んだのだが，これまでに読んできた他の作品ともいろいろリンクしていた．作家の精神世界がちょっとずつ部分的に小説として形になっているのだということが推察される．この作品はちょっと仕掛けが陳腐というか，それはいくらなんでも荒唐無稽だろう，と言いたくなるような部分はあるが，相変わらずクールで芯の強い女性の描き方は心地よい．

今のところ私の帚木作品ベストは「逃亡」かな．

_ 雨ざー

昨日よりさらにひどい雨が早朝になってもざーざー降っている．兵庫県西部は大雨洪水警報発令中らしい．少しでも小止みになってから出かけようと，しばらく様子見．

ひょっとするとこのTG三連戦は全部中止かも．いいのか悪いのか…．

と思ったが，10時過ぎに雨はほぼ上がったので，出勤．西北改札に入ってから特急が来るまでに5分あったのと，昨日「受精」を読んだから続けて読むとよかろう，という理由で，構内ほんいちで「受命」を買ってしまった．帚木作品初めてのハードカバーだ．確かにこれは「受精」を読んでいないと最初は何が何だか分からないかもしれない．

電車のダイヤはまだ乱れていた．

_ 思い出した

昼間コピーをしていて，1つ重要な分析をすっかりうっちゃっていたことを思い出した．がががーん．

このところしばらく体調がイマイチだったのがようやく上向いてきたので，8月に旅行に出るまで真面目にガッツリ研究に取り組もう．

_ ロリは神大だけじゃなく

我が母校阪大人科にもいたのか…．

例のロシアンルーレット，神大法でいよいよ三都物語完結編に移行かと思ったら，そうでもないようで，まだまだ大阪が頑張る模様．笑えん．

_ データコピー

一昨日からWeb検索研究の眼球運動切り出しデータをHDD→HDDコピーしている．400GBくらいあるがまあなんとかなるんじゃない？と単純にコピペしたのだが，2日経ってもまだ2/3くらいしか終わっていない．途中でやめるのもどうかと思ってほったらかしているが，どうすれば最善だったのだろう．明日帰るまでにできているといいなあ…

…と思って放置していたが，机上でちょっとHDDを動かしたら読み取りエラーが出てしまった．仕方がないので中断し，同じことをやり直すのも芸がないのでDisk Mirroring Toolをインストールして（作業しているPCには入っていなかった）こちらでやってみた．すると2時間弱でさくさく完了．なーんだ．こっちにすりゃよかったのか．

ちなみに眼球運動20分のデータは座標値だけを切り出したcsvファイルでも8MBくらいあるシロモノだ．行あふれでExcelなんぞでは読み取れない．やはりこういうマニアなものに手を出すと，一般人が使うソフトウェアでは太刀打ちできないようだ．とりあえずやりたいことはcsvファイルの中で「特定文字列を持つデータ＝行の数をカウントする」ことで実現できるので，csvファイルを秀丸で読み込み，特定文字列をgrepした．我ながら格好悪いやり方だが，私にとってはマクロを組むより早いやり方でもある．

_ 車のフロントガラスに吸盤がついてたら取締り対象

マネーメモより．

国土交通省「不正改造車を排除する運動」

えーマジすか．私はレーダー探知機なんて取り付けていないのですが，トラッキーとメジロマックイーンが吸盤でくっついているのも取り締まられちゃいますか．まいったなあ．ETC装置もついてなかったか？

ちなみに減点１点罰金7000円 だそうです．除外は車検や点検ステッカー，純正バックミラー，テレビ等のプリントアンテナ．

_ [project] 過去を振り返る

うーん，そんな些末な活動はいちいち記録を残していないのですが，すべて挙げなければならないですか．そうですか．

_ 今日の仕事

無事大団円を迎えたはずのAI学会のチュートリアル連載だが，大好評？につき新・編集委員長から演習編を依頼されてしまった．人を人とも思わない発言が目につく私も，泣く子と地頭と西田先生にはかなわない．というわけで自らに「8/1までに原稿提出」という圧力をかけることにした．しかし今日もっとも時間をかけたのは\enumerate環境を好みのものにカスタマイズするための記述をどうするかであった．

明日から試験だ．私の担当科目で試験をするのは2科目（対人心理学I，心理統計法）だけだが，あと3つほど監督のお手伝いがある．

_ [class] 前期試験：対人心理学I

人間心理学科3年次生の7割程度にとって，前期定期試験のオープニングを飾る試験となった．社会心理学領域の学生は，1限対人心理学I，2限社会心理学II，4限社会心理学特論Iと，担当者の違う社会心理学関係の講義の試験が3連発である．私が学生なら，げっそりだ．

出題は，1題必須，もう1題は4つから1つを選択して解答する記述式．この授業で採り上げた「自己呈示」「対人魅力」「援助行動」「対人葛藤」それぞれのトピックに関する日心論文集の原稿（試験中に初見で読ませる）について5問出題している．必須問題は，貴公子，こばち，学長らと私の協同研究だ（笑　試験時間は60分なので1題30分が目安となる．採点はまだこれからだが，ざっと見る限り，きちんとできそうな学生はきちんとできている雰囲気．識別性の高い試験を作るのが目標だったので，とりあえず第一関門は突破か．

チャンス問題で「SternbergのTriangular Theory of Loveを図示せよ」というのを出したのだが，1人だけHeiderのPOXモデルを書いちゃった学生が．確かにどっちも△だけど…

_ かくしてmixiでは

対人やばい，という声が溢れるのだった…（ｗ

答があってないような問題に対する耐性が低いんちゃうかなあ．

_ WLM

Web Lab Meeting3＠にのじ研に出席のため日帰りで東京．

_ WLM3

CMC研究会ではなくWLMである！とか主催者でもないのに強弁してみる（笑

にのじ研は２回目．やっぱり国分寺からはちと遠い，いや運動になる距離．まちかねM君の研究内容はよく知ってるもの（っていうか１つは協同研究者だ）だからわざわざ聴きに行くまでもないという意見もあるが，参加メンツがなかなかよさそうだったので駆けつけたんである．読み通り，久しぶりによしろうさんやZeroKさん，S書房のMさんなどにお目にかかれて楽しかった．若い人も結構来ていたのだが質問がほとんど出なかった．おもしろくなかったのか，遠慮したのか．遠慮するのはもったいない．

統計本で有名な山際勇一郎先生が来ておられた．私にとっては「いわはらしんくろう」「もりとしあき」「よしだとしお」など諸先生方と同じラインで認知していたので，若々しい（いや実際そんなに年じゃない）方だったので驚いた．いや，故いわはらしんくろう先生以外はそんなおじいさまではないけれど（笑　まさかここでお目にかかれるとは，という驚きだった．ちゃんと調べると，全然まさかじゃないのに，統計というのが先に頭にあって，全然思い至らなかったのだ．…と考えると，私もそういう人だと思われる可能性がなくもないな．

帰りは，にのじ研でしばし歓談した後，パリ近郊成田在住Kさんも交えて駅前の回転寿司屋（でも座敷がある）でビールを引っかけてから帰阪．

_ めかぶ

まちかねM君の作ったperlプログラムを動かすために，cygwinやら何やらをインストール．とりあえずmake，という習慣とは無縁のところにいたので，この手の作業はめんどくさい．cygwinは一度失敗した後に入れられたし，関連ツールもM君に教えてもらってmakeできたんだが，肝心のめかぶがうまくいかない．どうやらWindows環境で推奨されているバイナリだけのインストールではダメらしいということは分かったが，ソースからのが今のところ途中でうまくいかなくなる．バイナリはインストールできたし，それを実行すると形態素解析ができることはわかるのだが，TTMでめかぶを呼び出すと「このファイルが見つからん」と言われるファイルは，バイナリインストールだとそもそも入らないっぽい．

これ以上考えても分からないのでご夫君に聞いてみたが，眠いから考えられんというので明日に順延．自分で考えても分からないことは即刻エポケーするのが私である．

_ 茶番劇

茨城ゴールデンゴールズの解散宣言→撤回が絵に描いたような茶番劇にしか見えず気持ち悪い件．

事件の全容が分からない時点で「悲しいから」といって「解散」を宣言し，そして相変わらず全容が分からない数日後にその宣言を，ファンの「熱意」にほだされて「撤回」する．アマチュアとはいえ草野球サークルではない組織をどうこうする理由としてあまりにもむちゃくちゃだ．

思えば「欽どこ！」等々，偉大な茶番劇を数々なしてこられた芸人さんなんだから当たり前なのだろう．このわざとらしい茶番に素直について行けなくなったというのは，果たして人間として進化/発達であるといえるのだろうか．社会構成主義に走る人の気持ちが分かる気もする．そして2chには予想通り私と似た方向の意見が溢れていた．カウンターマスメディアとしての役割が確立されていて，またこれが果たしていいのか悪いのか．っていうか，それが必要な現在のマスメディアはやっぱマスゴミ．

_ [gourmet] ビストロケ・オ・リモ

芦屋は阪神打出駅の近くにあるカジュアルなフレンチ．オイスターゆきが目をつけていた店で，偵察を兼ねて行ってきた．ランチはスープ/サラダ・メイン・デザート/コーヒーで1700円，これに前菜をつけると2600円．今日のスープはグリーンピースの冷たいポタージュ，メインは私はホロホロ鳥，ご夫君は豚肉の詰め物．ご夫君は前菜付きを選び，鯛のカルパッチョがプラスされた．前菜もいくつかから選べるのだが，彼はカルパッチョ大好き男なんである．

味付けは私好みで結構しっかりしており，パンもおいしかったので満足．一皿にかなりのボリュームがあるので，1700円のランチでじゅうぶんお腹一杯になれる．サービスもさっぱりしていて感じのよい店だった．

_ [tigers] オールスター

新庄があんなにもてはやされる理由がいまいちわからん．でも先生がHR含む猛打賞の活躍をしたのでよかった．

それにしても藤川がこういう選手になったというのは，阪神球団史に残る「21世紀の奇蹟」だ．しかし今日はキャッチャーが古田代打俺だったこともあり，真面目には投げていなかったと思いたい．

_ 今日の成果

午後一でまちかねM君研．密造酒データのログ分析を進める．とある事情により１ヶ月遅れのスタートだ．がんばろー．今日分かったことは「男子はサッカーが好き」ということだ．暇があったら自分のブログも分析してみたい．きっと男子気味な傾向を示すと思われる．

その他いろいろ与太話など．これも面白かった．心理系の人間がいかに「テクニカル」な話題の領域が広く，またそれに対する耐性が低いかについて，分かっていただけたと思う．

めかぶのソースからのインストールはnisiharaさんのアドバイスを得てもやはりうまくいかない．大体UNIX系のこうしたソフトは入れるプロセスから（楽しい人にとっては）楽しめるようなつくりにわざとなってるんじゃないだろうか．トラブル多すぎ．私はちっとも楽しくないので楽しみたくないし，途中でエポケってしまうのである．まちかねM君に，バイナリめかぶを直接呼び出すようなプログラムに書き換えてもらうことにした．たのんます．

_ 今日の予定

前期試験：心理統計法

それ以外は特にスケジュールはないので，8/1〆切の原稿をカキカキ．

_ かぜがなおりかけた

確かに再起動した私の機種はV603SH．

_ 主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました。

というタイトルのスパムが来たので相当期待して珍しく開いてやったのに，結局どうやってアリクイに殺されたのかはちっとも書いてなくて，単に金に糸目はつけないから未亡人の火照った体を慰めろと強要する内容だった．くだんねえ．バーカ．

_ [class] 前期試験：心理統計法

去年とほぼ同じ出題で，データを与えて1)独立した2群の平均値の差の検定をおこなわせるのと，2)被験者間1要因分散分析をおこなわせるもの．

私の教え方のスタイルだと分散分析の方が圧倒的に簡単なので，しっかり授業を聴いてそれを見切っていて，2)からやり始めた人は大体大丈夫だろう．1)は不偏分散などを計算させるので，普通の電卓だけで臨むとかなり時間を食われる（関数電卓を持っていればかなり楽）．それでパニックに陥ると全体に真っ白ということになってしまうだろう．

まだ○×△をつけただけで集計はしていないが，多分去年と大きな変動はないと思われる．1人だけ満点がいて，その学生はうちのゼミに来るので，ちょっとうれし（笑

_ busy day

今日は1限から試験監督補助3つ→教授会→学科会議とほとんど自分の時間が取れない日．監督補助では，あからさまに「作業」するのは難しいので本を読むしかない．教授会では多分試験の採点はできるだろう．学科会議は，ちゃんと会議だ．

_ 疲れる試験監督

3連チャンの試験監督，座って本でも…と思っていたのだがそううまくはいかなかった．

まず面倒なのが，監督する部屋に行く前に一度教務に顔を出さなければならないこと．今日の監督は全部11号館という私のいる14号館の隣の建物でおこなわれる試験なのだが，教務はそれとは反対方向に2分くらい歩かないとたどり着かない場所にある．まずそっちに行って，もう一度とって返してというのが案外しんどい．

また，試験時間の間は30分の休み時間があるのだが，試験が終わって回収して数をかぞえて…とやってるとすぐ＋10分くらい経つし，次の試験は15分前に教務に行くことになっているので，ほとんど休みはない．

しかも，今日の部屋はだだっ広くて座る場所が少なく，主監督の先生が全然座らないので私も座れない．うろうろ歩いたり，せいぜい文庫本を立ち読みするのが関の山．試験問題も行政法とか何とか，全然分からないし．

ああ，しんど．

_ 採点・評価完了

昨日頑張って心理統計法の成績を出し，今朝マークシートに転記して，前期の採点と評価が完了した．これで学務関係は後期までお休み．もちろん，後期の授業の準備はあるが…

_ 時計の母

学科会議でH先生から披露された話．本学の試験では20分までの遅刻が認められているが，電車の遅延など正当とみなしうる事情が証拠付きでなければそれ以上の遅刻は受験資格を失うきまりになっている．昨日H先生が試験監督をしていた部屋で，22分遅刻してやってきた学生が，

時報もないのになぜ20分遅刻したと分かるのか．私の時計では20分になっていないので，遅刻とは言えない．

とごねたらしい．まっとうな理論を追究させたら学科一のH先生は，早速教務課に確かめに行ったそうなのだが，そこで分かった事実は，

学内にある時計はすべて中央管理されていて，チャイムと連動している

ということだった．研究室にも時計がかかっているのだが，そういえばリューズはないし，引っこ抜こうとすると後ろの壁と電線でつながっているらしい（これは伝聞）．教室のものも同様で，つまりそれが日本標準時との誤差があるかどうかは別として，学生のクレイムは正当ではないと判断できるということなのだそうだ．

それにしては経験的にはちょっとだけ正しい時刻を指していないような気がする研究室の時計．なんでだろうと思って117に電話して確かめてみた．なるほどほぼぴったり＊分0秒のところで分針が動く．でもそれはやっぱりちょっとずれている…

ように見える．そこでようやく分かった．私は天井近くにある時計を「椎間板ヘルニア予防座面の低い高級イス」から眺めているのだ．正対していない，というよりも思い切り「仰ぎ見ている」から，正しいところを指していないように見えただけなのだ．

_ オオアリクイ続報

一昨日エントリを書いた時点では「主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました」でぐぐっても1件もヒットしなかった．それがさっきの時点では348件．各方面で衝撃を与えているようです（笑

_ [tigers] サンレンパーイ

わはは．

そろそろご夫君が現実逃避モードに．今日も「負け」を確認して，

「今日も負けてんなあ」

と言ったら，

「あ，今日試合あったんだ」

…ってなんでわざとらしく標準語やねん！（笑

_ 今日の予定というよりも希望というよりも決意

チュートリアル演習原稿を完成させたい．いや，させるのだ．そうすれば日曜日に某プロジェクトの仕事を片付けることができる．

だから，誰も私の邪魔すんじゃねーぞ．

心の中は明日どこにランチに行こうかという気分でいっぱい．

→無事18時半頃脱稿．なんか書いても書いてもページが増えないなあと思ったら，最初の方で\smallを閉じ忘れていた．解除したら１ページ丸ごと増えた．

_ 邪魔

された…　でも幸い1時間もかからずにすんだ．その代わり来週の土曜日は出勤ということに相成った．名付けて狂犬プロジェクト．S学部長に（冗談で）「夏休み奪うけどごめんね」と言われてしまった．幸い他のプロジェクトメンバも私と同じような日程で既に旅行を入れていたのでよかったが…．まあ，奪うようなプロジェクトをやれと結果的に最後に背中を押したのは私だから，仕方がない．

_ [memo] Amazonで

Michelin Germany, Benelux, Switzerland, Austria, Czech Republic: Tourist & Motoring Atlas (Michelin Tourist and Motoring Atlas : Germany, Austria, Benelux, Switzerland, Czech Republic を発注．ただし納品に1週間かそこらかかるようなので，週末に大きな書店で探して，あれば購入して発注をキャンセルすること．

_ 納豆と泡盛

学部資料室から「すごいです．見てください」と珍しく私情全開のメッセージ付きで全教員に送られてきた資料．確かにすごい．特に糸の引き具合がすごい．

納豆

泡盛

_ おやすみ

でも7時前に起床．二度寝してしまいそうになるのをこらえてこらえて…9時半に車で家を出て，堂島のジュンク堂大阪本店へ．目当てのミシュランの地図はなかった（スペイン版はあったのに！）のでレッドガイドオーストリア版のみを購入．てくてく歩いてヒルトンプラザウエストの「桃谷楼」（とうこくろう）でランチ．化調をまったく使わない広東料理というのが売りだそうだ．サービスも味も特に不満なし．ランチは安めだけあって量もそれなりだが，少なすぎるということもない．隣のテーブルのカップルとスタッフのやりとりを聞いていると，多少わがままなアレンジにも応じてくれそうな雰囲気だった．堂島まで戻ってダッチコーヒーのホリーズカフェでアイスコーヒーとダッチソフトクリームをシェアして，西宮まで戻って買い物して，終了．

ふーん，ホリーズってからふね屋がやってるんだ．店内にダッチコーヒーのサイフォンがたくさんあって，リアルに水出ししていた．

_ 休日の午後は昼寝に限る

初動が早いとあれこれやって帰宅してもまだ昼を少し過ぎたくらい．ベッドルームをよく冷やして，ふとんかぶってくぅくぅとお昼寝．

_ [project] 集中作業

作文は案外簡単だった．もうひとつの作業は予想通り大変だったが，関連書籍を堆く1メートルくらい積み上げて1つ1つ片付けていってなんとか完了．普段からの蓄積がないとこうなる．

_ 夢

ご夫君が，闇指令から通達されるHDDデッキの違法改造で利益を得ていることを知って，そんなことをしてはいけない，違法なことで金を儲けるとは何事だ，と説教するのに，ご夫君がちっともそれを聞き入れてくれなくて「何が悪いの？」という雰囲気なのにあきれ果てる．

起きてすぐに話したら，

「なんでこんな善人が悪いことすんねん．それはあさりんが悪いことしてるからちゃうん」

と言われた．

…そうかもなあ（いや，してませんよ）．

_ 307CC

次課長井上はあんまりいいと思わないが，チュートリアル徳井は好きです．彼は私と同じ車に乗っているらしい♪　でも車上荒らしにあったらしいorz

_ 雑草

うちのネコの額のような庭とカーポートにここ数週間雑草が生い茂っている．一番広い額の部分は夏前に除草剤を撒いた効果で無事なのだが，そうでない部分には主にあきれるほど成長したタンポポ系の雑草たちが蔓延っている．蚊に刺されるのが嫌な私は，夏だけはあまり熱心に草抜きをしない．しかしあまりに目に余るので，こないだから「帰ってきたら１本は抜く」キャンペーンを始めた．私と夫がそうやって頑張れば，目に付くでかいのはなくなってくれるに違いない．

でも旅行に出たら元の木阿弥かも．

_ スカパー！解約

先だってから，突然スカパー！が映らなくなった．台風もなかったのにお皿が何の電波も受信しなくなり，どんなに角度を調整してもダメなのだ．お皿が悪いのかチューナーが悪いのか，いずれにせよ買い換えないと分からない．買い換えるほど見たい番組も最近ないので，解約することにした．

解約は電話しないといけないということなので先ほどかけてみた．解約する旨を言うと，案の定食い下がられた．チャネルを解約するのは電話でよいが，全契約をやめるにはハガキでの手続きが必要だという．理由を問われて正直にチューナーが故障したので…と言うと，買い換えろとうるさい．お前が出してくれるんか，と因縁をつけたくなるほどだ．まあまた検討しますよ，と言ったら，それなら基本料金は払い続けたらどうだとさらに食い下がる．解約１年以内なら再加入無料なのに，なんでそんなことせなかんねん．電話はナビダイヤルなので有料．オペレータが出るまでもさんざん時間を食わせる上に，口頭でそんなに粘られたら，イメージ悪いぞ．

機嫌が悪いときなら「そういうしつこいところが嫌だから解約します」とか言いそうなものだが，基本的に温厚な（つもりの）私は，へいへいと話を聞きつつ「でも全解約したいのでハガキを送ってください」と言ったのだった．

_ 国外免許取得

伊丹の試験場まで車を転がして国外免許の取得手続きを済ませる．国外免許は１年ごとに切れるので，めんどうだ．昼一に出かけたが結構混雑していて，１時間ほどかかった．特に子供連れのお父さん風の姿が目立った．

_ オフ会？

以前からお名前は存じ上げていたがコミュニケーションが始まったのはミクシィから，という大学院の先輩Oさんと西宮北口駅近くの「ラドカフェ」でお茶（とシフォンケーキ）．Oさんはメディア社会学な方で，阪大時代は系が違うこともあってまったく接点がなかったのだが，研究関心は近い．今日は厚かましくも，このたび上梓されたご著書をいただいちゃった．私からは何も差し上げることができず申し訳ないが，出世払いということで…．

よく考えたらイニシャルにした意味なかったかも．いや，Oさんがお二人なので，特定したい方は本を買いましょう．しかもアマゾンは筆頭編者しか名前が出てないし．よくないな．