2ヶ月ぶりにコスコに行った.入ってすぐのところに等身大よりさらに大きいんじゃないかと思われる兵馬俑が売られていた.面白すぎ.「コストコ 兵馬俑」でぐぐると同様の感想を持った人が多いことが分かる.米やら何やらまとめ買いできるものをぼんぼん買って15000円弱.
週末は「これでも梅雨か」と思わせるような暑い日で,唯一梅雨らしいのはその鬱陶しすぎる湿気だけ,という状況だったが,今朝は梅雨らしい,湿気てはいるが比較的涼しい気候となった.これなら耐えられる.
午前中は基礎実験のレポート採点.たかだか数は14部なのだが,これがなかなか終わらない.1つをチェックするための時間はものの数分なのだが,いっぺんにたくさんできるものじゃないのだ(やってみると分かるが,精神的にもたない).しかし破滅的なレポートは幸いなことにまず見かけないので,学生はそれなりに頑張っているようでよかった.
午後はNEC関西研へお出かけ.
ラボの新オフィスを見せていただく.オフィス全体が「記録装置」って感じの仕掛けが至るところに施されていて,面白かった.でも,気になる人にとっては一瞬だって部屋にいられないようなものでもあったわけだが(笑
打ち合わせの方は,そろそろ本格的なリサーチフェーズへ移行中である.
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原稿修正にかかる.まあ今日中にできるだろう.それが終わったらAASPのポスター作成だ.
結局原稿修正しかできなかったので,査読者への回答書は帰ってから作る.ポスターは明日以降.可能な限り今週中に退治する.
また情報を捕捉していないうちに3連勝していて,今日は珍しく帰宅するとご夫君が野球中継を見ている…と思ったら負けた.走塁ミスの庄田は痛いけど,若いし,しゃあない,かな.坂という人が出ていた.桜井庄田までは分かっても坂となると全然知らない.どうやらこないだプロ入り初HRを打ったらしい.ほんと,誰よあなた.
誰だか分からない選手がどんどん出てきて,徐々に世代交代をしているのはおそらく喜ばしいことなのだと思う.そうでもしてないと,シニアリーグになっちまう.
しかし腹立たしいのは「虎バン主義応援団長」などとしゃしゃり出てきて大きな顔をしている宮根誠司である.多分,この人は本当は阪神ファンではないはずだ.いや,島根出身だから差別しているのではない.それが証拠に山口県熊毛郡出身の道上さんは認められる.
「どんな本でも出してくれる」出版社の名には「風」がつく…わけでもないだろうが,新風舎から出したという時点で「一部の書店ですら売られない」という可能性を折り込み済みなのではないかと思うのは私だけだろうか.そもそも街の本屋が新風舎の本で埋まったらそれはそれで文化の最果てなのではないかと.
ハワイに行くようになってから,コーヒーのおいしさに目覚めた.それまでは正直コーヒーより紅茶派だったのだけれど,おみやげに買ったコナコーヒーを飲んだことがきっかけで,ちゃんと豆を選んで(本来ならちゃんと本格的な方法で)淹れればおいしい,ということを知ったのである.
以来,我が家では豆だけはいいものを,という基準でコーヒーを買うようになった.両人とも嵌ると偏執狂的なので,コナコーヒー以外は買わない.たいていは「エクストラファンシー」か「ピーベリー」という丸い豆を好む.ただし私が研究室で淹れる分はマニュアルペーパードリップだし粉だしということでブレンドものを買っている.ウィキペディアには「コナ(ハワイ島):非常に強い酸味を持つ」とあるが,全然そんな癖は感じない.むしろこれほどやわらかい味わいがあろうか,と思う.我が家のコーヒーメーカーはナショナル謹製ミル付き全自動というごく一般的なヤツ(しかも結婚祝いにもらった10年選手)だが,3回に1回くらい感心するくらいおいしく淹れられる.特に最近買った,年間チャンピオンを獲ったことのある農園の豆だと,とびきりその確率が上がる.そんな豆でもたかだか定価で7oz3500円とかなので,スタバで買うよりよほど安い.ああ,幸せ,幸せ.
今幸せ感を与えてくれているコーヒー豆はこれ.おお,すごく素人アフィリエイトっぽい.しかしそうではありません(笑
先週から来週まで,木3にオムニバス講義@教養科目の担当がまわってきている.ここ2年ほど担当していなかった「心理学科以外」の学生たちの担当だ.多くは語らないが,授業すると思うだけで精神的健康が悪化する相手である.ちなみに講義しているのは「健康科学入門」で,私の担当は精神的健康についてである.
そして木4は心理統計法である.こちらはコアに心理学科な科目で,他の学科の学生は一人としていない.講義が割と順調に進んできて,一番面倒なところを抜けて統計的仮説検定までたどり着いたことと,上記要因との相乗効果で,なんと晴れやかな気持ちで授業ができることか!今日は対応のない平均値の差の検定よ〜♪ららら〜♪
りんくうによく通っているプレミアムアウトレットが神戸三田の山奥にできて,今日がプレセールだったので,夫婦揃ってさっさと帰宅して(正確に言うと私が家に戻って車を出してご夫君をJR西宮で拾って)山越え.今日の12時オープンだったらしいが,到着した19時過ぎでもかなりの車が停まっていた.招待状には入口でチェックすると書いてあったが全然フリーパス状態.ノベルティをもらえるという特権を行使しないなら入り放題になっていた(夜遅くだったからかもしれない).
りんくうに比べて店舗数が少ないので,こぢんまりとしていて,よく言うと歩いて回るのにしんどさを感じない規模.りんくうにない店はグッチ,ジノリ,トゥミなど.こちらにない店はリーガル,ロイヤルコペンハーゲンなど.所要時間がほぼ同じで,有料道路の料金は1/4程度.うーん,どっちもどっち.しばらくは三田の方が混むだろうから模様眺めで行こう.結局ハッシュパピーズでサンダル,ビームスでワンピース,ニューヨーカーでポロシャツを買って,プレミアム会員に登録して,はがくれでぶっかけ食べて帰ってきた.
所在地は,神戸フルーツフラワーパークの裏.帰りに駐車場に向かって歩いていたら,漂うのはきっぱり「ケモノ」のにおい.牛,飼ってますかね?神戸牛… アウトレットのフードコートでは三田屋がステーキとかハンバーグを出してましたが…
帰ってからいろいろウェブ上で見る限りでは,日中は中に入るだけで1時間ほど並ぶほどの大混雑だったようだ.今日は会員+抽選招待のプレセールなのにこれか.ということは明日のグランドオープン以降は恐ろしいことになるのだろう.
後半一挙放送分も昨日こばちから届き,また週末の楽しみができた.遂に過去最悪の2週間も無視し続けている査読依頼の〆切破りを含めて,やることはたくさんあるし,ウィンブルドンもあるし,なんだけど,しかし見るのだー.
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どうでしょう新作後半を全部見る.朝起きてまた全部見る.
彼らの欧州旅の形態は,私たちのそれによく似ている.基本の4人に他のメンバーを入れることなく,移動はひたすらレンタカー.目的地から目的地へと長距離移動をいとわず,ほとんどの時間は車の中で経過する.こういうときはどうしても途中でやることなすことうまくいかずに喧嘩になったり,たどり着きたいところにたどり着けなくて延々迷ったりすることがあるものだ.それをただ流しているだけの番組だが,自分たちもそれをいつも経験しているだけに,リアリティに溢れていてとても面白い.ミスターがだれててしゃべらないとかヒゲがうるさいとか,文句を言う人はいろいろあるようだが,長旅ってそういうのも含めていろんなフェーズを一緒に体験しても大丈夫な人たちじゃないと保たないもので,それができる彼らはさすが10年一緒にやり続けられただけはあるグループなんだな,と思うわけだ.
そして「小林製薬の糸ようじ」と「えっちでーでー」には死ぬほど笑った.多分昨日は深夜の近所に私たちの「げはははは」という藤村D並みの笑い声が鳴り響いていたと思う.関西圏ではまだ放送されていないのである意味これはネタバレだが,知っていようがいまいが見たら面白いことは請け合いである.
掲載が決定しているWeblog論文について,Editorから「Last Minutes」のコメントが来た.今回の投稿→審査のプロセスで,とりあえずSusanはものすごく親切で熱心なEditorであることがよく分かった.なんとか自分の論文のRefを増やそうとものすごく努力をして手を入れているところは微笑ましく憎たらしいが,ここまでやるのだからそれくらいは貢献してあげよう.どう考えても君の論文を読まなくとも自明だということについても引用を勝手に付けてくれているわけだが(笑
というわけで午前中2時間ほど作業して,ファイルを投げ返す.
@兵庫県立芸術文化センター(我が家からチャリ2分)
宝塚歌劇団男子部,というまるで冗談のようなプロジェクトが戦後すぐに実在した,というエピソードから作られた演劇.シゲが近所にやってくる!というわけで行ってきた.葛山信吾とか吉野圭吾とかシゲとか,微妙に永遠にブレイク前っぽい男優たち+初風諄さんというメンバー.初風さんといえば初代「ベルばら」ブームの時のアントワネット役だ.私が小学校に入り立てくらいのときに買った「ベルばら」本に写真が出ていて「うーむ,アントワネットはおばさんか」と思ったのが初風さんであった(失礼).
でも芝居自体はとても面白かった.笑えたし,泣けたし,最後は大階段で羽根背負ってのレビューに観客も大拍手.カーテンコールは5回,最後はオールスタンディングオベーションに出演者全員が土下座(単に正座→礼なのだが,観衆は立っているのでどうしても関係的にそうなる)で締めくくるという盛り上がり方だった.DVDも発売されるそうだが,これはライブで見て良かった.今日のマチネには本当の「宝塚BOYS」さんたちが観劇に来られていたそうだ.
柳家花緑って,小さんの孫で異様に早く真打ちになった落語家,ということしか知らなかったのだが,ピアノは弾けるしダンスもできるし,なかなかマルチな才能を持っているようだ.
知らなかった…>Wikipedia "Bokeh"
7時に起きて,朝のお散歩.
自宅→JR甲子園口→武庫川べり遊歩道→ヒロコーヒーでモーニング(ホットドッグとダッチコーヒー).90分ほぼノンストップで歩いた.後で計測したところ,歩行距離は約6キロだった.9時になるともう陽が高くなって暑くていけない.
散歩から戻って,買い物を済ませて,かき揚げざるうどんを作って食べたら,二人揃ってとっても眠くなったので,お昼寝.2時間弱ぐっすりお休みでした.
AASPポスターの総仕上げと健康科学入門のスライド作成完了.この週末は持ち帰り仕事がまあまあ進みました.
心理統計法のテスト結果を整理したり,AASPポスターへの共著者コメントに口を開けたり閉じたりしながら(笑,21:30からはウィンブルドン男子シングルス決勝戦.昨日は「あーこりゃビーナス勝つよな」と重いながら途中で寝てしまったのだが,さて今日は.
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昨日のウィンブルドン男子決勝観戦は第3セット途中,日本では日付が変わる頃にダウン.第3セットはフェデラーの勢いがすごく,これはこのままずるずる行くかな,と思ったのだが,その後フルセットまで持ち込んだようで.王者交代まで後一歩のところまで追いつめたナダルもすごかったようだ.今日のスケジュールがなければ見続けたかったものだ.
というわけで今日は六本木ミッドタウンでMTG2本のため上京.とはいえ夕方には戻ります.
Susanからまた「ここがよくわからないわ」的メイルが来たので伊丹のラウンジで対応して返信.そのメイルで「ごめんねpoor Englishで」とへりくだってみた.羽田でまたメイルチェックしたらさらにまだ「そういやここもわからないの」的メイルが来ていて,それには,
「気にしないで.私の日本語よりよっぽど上手よ」
…すいませんねえ.
→かくして太平洋を越えた熱いやりとりの結果,ようやくSusanの疑問はすべて氷解し,掲載に向けて最終的なGoサインが出されたのであった.いつの日か,Susanの日本語と私の英語,どっちが下手か対決をしなければなるまい.
六本木ミッドタウンは2回目.両方ともランチMTGを入れていたのだが,ミッドタウンを一歩出るとバラエティに富み,なおかつ比較的お財布に優しいレストランが揃っていることがよく分かった.ミッドタウン内だとコーヒーでも「いや,いくらいつも買ってる豆の店のアンテナショップだからって,この値段ではねえ」と思わせる価格であることと比べると雲泥の差だ.ミッドタウンとはいえIT長者ばかりが住まうわけではないのだから,当然と言えば当然か.しかしご馳走になっておきながら「この辺の店はリーズナブルでいいですよね」と言ってしまう私にも問題はあるかもしれない.
推測統計補習資料は作成完了
査読は片方,まだ遅延していない(明日〆切)分を読んで,コメントをリストアップしたが,もう片方はまたしても手つかず.内容が小難しいため,小間切れの時間では対応できないのである.
東京図書の編集の方からご献本いただいた.ここで以前に同種書籍についてコメントしたのを目に留めてくださったのがご縁である.ブログも書いてみるものだ,という典型的ケース.
本書は同一著者による研究法テキスト&SPSS/Amos操作マニュアル(心理学系に激しくカスタマイズ版)3部作のトリを飾るもので,同一出版社の豊田さんたちのAmos本ともきょうだい関係にあるようだ.著者は私と同様私立大学の心理学科に在籍しておられるが,そこでの苦闘の歴史が本になったという感じ.豊田さんたちの著作もある意味ゼミの苦闘の歴史であるわけだが,両者の苦闘の質はおそらく大いに違うだろう.違うとはいえ,どちらも称えられるべきものではある.
こういう本を教員が読んで「ふむふむ,こりゃあいい」と思うのは簡単なのだが,できれば学生たちが自主的に手にとって「これがあれば卒論が書けそうだ!やった!」と思ってもらいたいものだ.これを読んで反応性がよいかどうかで,学生の資質を試すのもよいかもしれない(笑
昨年の学会に引き続き,再来週に迫ったAASP2007@コタキナバルの発表用ポスターも布出力すなわち「折りたためる」もので作成することにした.AdobeのイラストレータでA0版ポスターを作るのにもさすがに慣れてきて,あの独自の,慣れないととてもirritatedなインタフェースにも対応できるようになってきた.昨年同様アサヒ・シーアンドアイという業者に発注.データはメール便で送ればよいので簡単だ.月曜日の夜にデータを送り,昨日午前中にA4版でのテスト出力を送ってもらって内容をチェックし,すぐにA0版を正式発注.この時点でファイルの入れ換えも可能である.金曜日にはA0版が届く予定だから,学会ポスターを出発一週間前には完成させられるペースでさえ進めていれば,非常に便利なサービスだと思う.諸々含めて経費は15Kくらい.
昨日で水曜日の講義は終了.今日で心理統計法を除く木曜日の講義が終了.徐々に周囲の教員たちの顔色が明るくなってきているように感じられる今日この頃だ.
でも金曜日のゼミは全部来週まである(というかそうしないと終わらない)し,心理統計法は来週2限連続講義(通常+補習)だ.
今日は負けでいいつもりだったのに,結局23時過ぎまで野球観戦をする羽目に陥った.広大は遂に何かを掴んだか.最後はダーウィンに冷や冷やさせられた.同点でも逆転でもないランナーに代走を出すような,若大将の意味不明な采配に助けられたといえよう.
広大が打った直後にWBSが始まり,矢野の打席の間にチャンネルを変えてNEC関西圏の新オフィス紹介のところだけ見る.結果としてのひらめきがどうやって生じたか,そのプロセスをトレースできるシステムは,システムとしては確かに素晴らしい.しかし働く人間にとってどうだかよく分からない.なんせ,ほんの一瞬あるかないかも分からないひらめきを「だけ」をトレースするのではないのだから.私なら,多分オフィスにいる時間が少なくなると思う.それはそれで,悪くはないのだけれど.
一方,そのあたりも含めて効果をリアルに検証できそうなのは,研究者としては面白い.
やっぱり今読んでいる論文はわかりにくい.行きつ戻りつしながら意味を把握する試みで乗り切ることに遂に見切りをつけ,レジュメを作ることにした.正直こんな手間をかけさせるような文章書くなよと言いたい.しかしきっとこの著者はそんなコメントを鼻で嗤うような気がする.誰だか知らないけど,そういう雰囲気も,論文全体からにおい立ってくるのである.
→1時間くらいでレジュメはできた.コメントも入れながら作ったので,おそらくなんとかなるだろう.
→12:08 審査終了
どうも西宮というところは(私の考えるところの)選挙運が悪い地区のようで,また今回も,こんなに全国的には風雲急を告げているのにも関わらず,無風な雰囲気満点である.自民候補は郵政問題で情けなく有名になった鴻池氏だが,民主候補は誰だと思って調べてみると岩園小から灘中高→東大で民社党専従という,どう解釈していいのやらな人であった.鴻池氏も東山町の人なので,この改選において兵庫県は芦屋市により牛耳られているのである.せっかく投票行動をするなら「ああ,誰に入れれば効果的だろうか」と迷いたいのになあ,と,党派性の希薄な私は思うのであった.
ひどい腰痛で身動きが取れなかったという祖母が昨日から入院したのでお見舞いに.軟骨がすり減っているとかなんとかで随分な激痛だったようだが,今日はもう支えがあれば立ち上がれていたので,多分大したことはないだろう.
ベッドの脇に,普通のいす風のポータブルトイレが置いてあった.これは便利だ.是非我が家にも.とぎっくり腰もちの私は思ったのだった.
見舞いのついでに梅田に出てジュンク堂で本漁り.久しぶりにいろいろ買った.尺度集IVの他,今度佐々木俊尚さんにお目にかかる機会がありそうなので,泥縄で近刊新書2冊など.
7時前に自宅を車で出て阪急芦屋川駅へ.今日はここから山の方に向けてハイキングということになった.芦屋川沿いにしばらく高級住宅街の中を歩いた後,城山方面へ.サンテレビとNHKのテレビ塔がある城山の頂上に達した後,斜面をまるで転がり落ちるような道を降りて高座の滝に到着.ここは芦屋ロックガーデンの入口なので,朝から団塊さんたちが山のように押し寄せていて,山小屋はたいそうな繁昌だった.滝壺のそばでしばらく休息を取った後,私たちはロックガーデンは目指さずに駅へ降りてハイキング終了.帰りの道もたくさんのハイカーたちとすれ違った.相当重装備の人もいたが,あれは六甲の縦走でもするつもりなのだろうか.今日は午後から随分雨が降ったから,大変だったに違いない.
私たちが行ったのはここのコース2にあたる.
昨日から胃の調子が微妙に悪かったのがなかなか治らないので,胃薬を飲んで朝寝と昼寝.おかげさまでようやくすっきり.
同僚Aさんのご実家が新潟なので「どうでしたか?」と尋ねてみた.ご本人のご実家は新潟市なので特段問題はなかったが,ご父君のご実家は上越なので,家そのものは大丈夫だったが,家の中のものは倒壊しまくったそうである.
それでいろいろ話していて分かったのだが,上越というのは新潟(市)の「上の方」(私の心の中では,常に北が上)ではなく,むしろ関西から見れば近い方(南西)にあるのだった.むしろ北の方は下越(しもうつ?)というようだ.なるほどみやこ(京都)から見ての上下か,と思ったが,どうもまだピンとはこない.多分,新潟県が特殊に弓形な形状をしていることも,こうした歪んだ認知の原因であるような気がする.
ところで柏崎と言えば「北日本製菓」と「蓮池さんち」しか思い浮かばない私だが,ニュースではあまり採り上げられないなあ.
最近仕事が多いと嘆いていたら,よしろうさんが「閑古鳥」を派遣してくださった.なんでもこの掛け軸をかけたならば,それまで降るほどあった仕事依頼がぱったりやむ,という素晴らしい魔力を持っているらしい.写真に撮ったものをプリントアウトして貼ることで,どの程度魔力が減衰するか分からないが,とりあえずないよりましだろう.
なお,本当の閑古鳥は「かっこう」だそうです.
今度の海外出張で泊まるホテルに関する,とあるサイトの解説文がすごい.
Le Meridien、Kota Kinabaluは「そう普通とは違って単に壮麗」であり。 Kota Kinabaluのすばらしい野性生物、景色美および険しい景色は単に壮麗である。 Le Meridienの独特なサービスおよび人格とつながれる都市の文化の多様性および悠々とした大気はそう普通とは違ってある。 Kota Kinabaluはボロネオ、Sabah (マレーシアの州)およびクアラルンプール、シンガポール、マニラおよび香港からの飛行2.5時間だけの島の西部の側面にある。 ホテルはローカル魅力、商業地区、小売りおよび催し物設備へのゲストの容易な歩くアクセスを提供する見つけられた都心のKota Kinabaluである。 ホテルは柔らかい冒険、浜およびゴルフをすることへ分だけである。 それはビジネス旅行者、余暇の滞在または代わりに会合および刺激のための理想的な位置である。
他のホテルには,
唯一の引くことはボートのチャーターおよび巡航が島、浜、海釣および多数に逃走に利用できるどんなに浜がないことである、watersports。
などとあって,うっすら英語が分かるだけにもうちょっとまともに仕事したらどうかと思うのであった.しかし単に壮麗で柔らかい冒険ができる悠々とした大気をもつホテルに滞在できると思うと楽しみではある.サイトはここ.全編これ直訳なので,暇なとき見て歩くと笑えてよい.
7:00〜めちゃめちゃに事務処理・部屋の片付け
9:00〜12:30 心理統計質問日のため研究室に待機
13:15〜14:45 社会心理学実習I最終日,プレゼン大会
15:00〜16:00 実習助手さんたちとの懇談会
16:00〜17:30 心理統計質問日のため研究室に待機
部屋を片付けて書類の山を発掘していたら,すっかり忘れていた原稿依頼の封筒が出てきて「ぐぇぇ」と呻く.その前に今日からテキスト原稿×2章を片付けなければならないので,あまり学生が質問に来ないで欲しいと願っている(笑
心理統計法の講義は,思い返してみると彼らの動機づけにはいい方向にできていて「当初:結構知ってる話じゃん!」→「半ば:えー?何やるの?わからん!」→「最後:ああ,要するにやり方はこう決まってるわけね?」というプロセスを辿るため,半ばをあんまり長々とやらなければ,学生の食いつきは悪くない.毎年途中落伍率は1割弱だろうか.
この実習は2ゼミを混ぜて2テーマに分けて,大体似たような内容の実習ができるように配慮しつつグループワークをしていた.私のテーマは「携帯アドレスから性格は分かるか」でAさんテーマは「服装から性格は分かるか」である.最初は同じコンセプトでスタートしたのだが,最終日のプレゼンになってみると,それぞれなんとなく別の方向を向いた結果になっているのが面白い(笑 たまたま集まった学生たちの個性もあろうし,おそらくそれよりも教員の個性なのだろう.うっかり配布資料を作らせるのを忘れていたのと,タイムキーピングが途中で緩くなったのが反省点.あとは,グループワークはなかなかうまくいかんなあ,という毎回思うことを,やっぱり思った.
誰も質問に来なかった(笑
日が落ちてしばらくして車はみな前照灯をつけるようになった時間帯に,阪神高速西宮ICから国道43号線に降りた.43号線はリンク先にもあるとおり,トラックなど輸送車両も多い幹線道路である.
ふと見ると,合流しようとする車線に自転車が!MTBを一生懸命こぐ男性あり.かなり交通量の多い43号線を,しかも無灯火で走っていた.たまたまそこだけが歩道がないためにそうしているのかと思ったら,その後も悠々と最左車線の端でペダルを漕いでいる.死ぬ気か君は.ちょうど私が左折するところで巻き込むのが嫌だから,自転車が通り抜けられないくらいに左に寄せて停車して信号待ちしたら,嫌そうな顔をして歩道に回避し,その後,また車道を漕いで去っていった彼であった…
こんなのを轢いたら,ドライバーは大損以外の何物でもない.
昨日の社会心理学実習Aグループの発表は「服装で性格が分かるか」というテーマだった.女性の首から下の写真を刺激にして,「この服を着ている人はどんな性格だと思うか」をBigFiveで性格評定させ,評定者の性別とファッションへの関心度による違いを見るというものだ.
3つの班が別々の刺激を使ってデータを集めていたのだが,そのうち1班が私の写真を使っていた.対人心理学の講義が終わった直後に学生が,
先生!写真が足らないので撮らせてください!
と懇願するから,仕方なく撮らせたのだ.その日の風体は,アースカラーのチェックのタイトっぽいスカートに上はベージュのカシミアのセーターとダークグリーンのジャケットだった.教師然とはしていないが,かといってこんな格好の「学生」もあまりいない.分類材料に混ぜるならともかく,まさか刺激にそのまんま採用するとは.それ自身に問題があるんちゃうかというツッコミはやめるとして,仮説はこう.
「この刺激は,落ち着いていてしっかりしていそうなイメージがあることから,「温和な」「良心的な」「計画性のある」といった評定が高いと考えられる.
…媚びてないか,私に.で,評定結果はタイトルの通り.この班に限らず私のグループの方でもその傾向はあったのだが,BigFiveそのものの因子構造はものすごく頑健だということが分かった一方で,情緒不安定性(神経症傾向)の動きにはなんとなく解せないところがあった.
まあ,他に用意されていた2刺激(カジュアルなジーンズ+トレーナーとややゴスロリ系)に比べて,圧倒的に私が情緒不安定だと評定されていたのが気にくわないだけかもしれない(笑
知恵袋論文が受理された.
とてもよい査読をしていただいた.特に主査の先生(この論文誌は主査のみ顕名)には大変迅速かつ的確な対応をしていただき,そして副査の先生方はとても審査が早かった.できれば脚注で審査者のみなさんに感謝の意を表したいところだが,ただでさえ紙幅オーバー気味なので断念.多分ここに書くとぼわぁぁぁぁんといつの日か伝わるような気がするので,多謝多謝多謝.
今日は金曜日分の補講日.新入生歓迎行事で休講した分で,2年/3年ゼミの残り1回をやった.3年ゼミはやや積み残し気味で発表が進行したので,通常の3限に加えて4限にまたがって2/3くらい延長することになった.最後に「特に今期よく頑張った」学生を名指しで褒めて,ちょっとした賞品(本人たちの特性や関心テーマにあった社会心理学系の書籍)を渡してみた.少しでも彼らのモティベーション維持に役立てばよいのだが.はてさて.今回は「2年後期に比べて今期進歩が見られた」ことを基準としたが,さあ次回はどうしようか.多分,ゼミ生の相互評価を取り入れると思われる.
来週から2週間は試験期間.
除草剤を買いたかったので,コスコに行った.いや,ホームセンターで十分間に合うのだが,好きなので(笑 そしてまたいろいろ大量買いしていまい,どうやら私にはコスコでお会計を4桁に抑えることが不可能なようである.買ったのは,除草剤,固めるテンプル,アースノーマットの換え薬剤,乾うどん,ヨシダのグルメのタレ,DVD-R50枚,SIMSOC実習時用袋菓子+紙カップ,等々.
今日はダウニーの柔軟剤がクーポンでお得!ということでまさしく飛ぶように売れていた.でっかいカートにでっかいそれを入れていない客など珍しい(例:私).3.83リットルの巨大なボトルで,150回分と書いてあるのだが,そんなでかいボトル,私たちの家だとどう考えても使い切りに2年はかかってしまう.コスカーとしては買うべきか,と悩んだが,さすがにやめた.
今日もまだ夏らしくない,一雨あった後の曇り空なので,6:20スタートで散歩した.
自宅→広田神社→ニテコ池→夙川べりの遊歩道→夙川駅→西田公園→西宮北口→自宅
2時間休まず歩いたので,多分8キロくらいになったのではないか.夙川から西宮北口は阪急でたったの1駅なのだが,遠い遠い.
火曜日からコタキナバル出張,明日は日帰り東京出張なので,半分荷づくりをしてみた.リゾート地開催の学会でかっちりした服を持っていくわけもなく,衣類は大してかさばらないから,いつも数泊の学会出張で持っていく「どうでしょう」ステッカー付きリモワでよさそうだ.
実は海外学会に行くのが2年ぶりくらいで,その間何度も海外には行ったけどいつもご夫君と一緒で,そうなると私は「ぼーっ」としているだけなので,自分の携帯物を全部自分で管理しなければならないとなると,なんだかドキドキする.ここのところ海外ではパスポートも財布も身につけずに歩いていたからなあ.
博報堂@田町.どんよりとした曇り空だったが,なんとか雨には遭わずに済んだ.
Innovativeなオンラインディスカッションをするためのツールにどんな仕掛けを施し,どんなフェーズで議論を進めていったらよいかに関して5名でブレスト.私たちの理論によれば,まさにこのブレストのようなメンバー構成とメンバー数と各人の協力的な姿勢がInnovationを創発するものと思われる.実際のユーザは必ずしもそうではない,というところを念頭に置きながら,そんな彼らも触発するような仕掛けをいかに効果的に運用中に入れ込んでいくか,がポイントになりそうだ.
このところ東京の仕事は六本木とか田町とか,羽田からアクセスのよいところが多くていい感じだ.
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今日からコタキナバルへ出張.帰ってくるのは投票日.
12時のフライトなので関空に10時過ぎ集合.8:45のリムジンバスに乗れば余裕なので,朝の時間があまって仕方がない.マレーシア航空なのでラウンジ等も使えず(あー,カードラウンジは使えるのか…でも連れいるし…),早く空港に行く意味がない.
到着時は,きっと日本の国内線なら「着陸できませんので引き返します」と言いそうな気がするくらいの大ストームだった.しかし着陸して,とりあえず外に出たときには雨はやんでいた.でも,あまり天気はよくない.
ル・メリディアンにチェックイン…したが部屋が掃除の後のチェック待ちだということで,ラウンジで待たされ中でございます.
30分以上待たされて部屋に入る.海側で,うまくすれば夕陽に乾杯もできそうなところだが,今日は残念ながら曇り空の切れ間からちょっとだけ眺められただけだった.ちょっと休憩してから,にのじさん,偶然同宿だったI先生と一緒にタクシーでステラハーバーリゾートに行って,大先生+学長と一緒にバフェディナー.ステラハーバーはめっちゃ別天地リゾートという感じだった.料金は私たちの泊まっているところの倍するが,倍と言っても一人1万2000円くらいだそうである.ル・メリディアンも悪くないが,周りがなんかこう,那覇って感じなんだよなあ…
朝5時,外からお祈り(コーラン?)が聞こえてきた.しかし真っ暗.6時になってようやく夜が明ける.昨日の日没も大体18時.そうだ,ここは赤道ほぼ直下であった.
朝一でステラハーバーに移動して大先生と学長と合流して,ボートで目の前にあるサピ島とマヌカン島に行くツアーに参加した.ツアーと言ってもランチ付きとかではなく,ほぼボート代のみのもの.残念ながらやや曇りがちで海の色はいまいちだったが,その分あまり暑すぎず焼けすぎずといった雰囲気だった.ただ泳ぐのも面白くないだろうということで,シュノーケリングを借りて軽く潜ってみる.全然浅瀬なのにめちゃめちゃ魚がいた.しましまのやつとか虹色のやつとか.あとたまにとっても攻撃的なのがいて,やたらつつかれて,いやかじられて痛かった.
サピ島も結構魚がいるよね〜と言いながら潜っていたのだが,そこから暴力的なボートで5分ほどのマヌカン島はもっとすごかった.珊瑚礁が結構あって,魚はたくさん.ウニやウミウシやらナマコやらもたくさん.特にウニは日本で見慣れているものよりずっと針が長くてなんだかサイバーな雰囲気がした.そしてこばちが「なんですかねこの卵みたいなのは.そこに魚がうろうろしてるんです」というのをよく見たら,それはイソギンチャクで,うろうろしているのはクマノミだった.最初は黒灰縞のしか見えなかったのだが,よく見たら「ファインディングニモ」のオレンジのやつが!思わず興奮してしまった.最初は小さいのを発見したのだが,その後別の場所でかなり大きいのも発見.そいつは私たちが出すちょっかいにものすごく真剣に立ち向かってきて面白かった.
「学会大会事務局でやらかすとまずいことリスト」を10個挙げよと言われたら即座に指折り数えられそうな雰囲気の運営だったが,まあ,そんなもんじゃないでしょうか.ネームタグをぶら下げるストラップがビーズ細工の凝ったものだったのはよかった.
フィリピーノマーケットをうろうろした後,近くのバナナリーフという印度料理の店で夕食.バナナの葉に乗せたカレーとか,フィッシュヘッドカレーとか,いろいろ食べてみた.おいしかったと思うし破壊的に安かった(一人13RMしかかからなかった…)けど,やっぱり私はスパイシーなものは基本苦手かも…
というわけでお腹痛いお腹痛いと言いながらホテルに帰還.
朝の空模様を見る限り,今日も同じような天候になるっぽい.熱帯雨林だから雨が多いのは分かるが,今は確か乾季のはずで,平均データでは東京より降水量は少ないはずなのだが.
これもきっと「地球温暖化」のせいだな.
学会は(グルダイ共催にふさわしく?)大変GDGDである.しかし,国際学会とは大抵そんなものであり,それにマレーシア人気質が拍車をかけているのかもしれない.ほとんど私の中では「知り合いであるこの人は英語がうまいかどうか」の品評会になっている,ような気がする.
インドネシアで地震があったようですが,特に影響はなさそうです.
学会仕出しのバスに乗ってホテルまで戻り,もう一度こばちと一緒にタクシーでモスクを見に行き,一大生け簀つきシーフードレストランで夕食して,戻る.
今日は学会に行く必要がないので,ホテルでお仕事.今日もプレゼンがあるこばちが一旦途中で戻ってくるらしいので,多少は外をうろうろするかも.天候が思わしくないせいもあり,まだあまり写真は撮れていない.
今回の学会をオーガナイズしているのはマレーシア大学サバ校である.昨日の午後にキャンパスツアーをやるというので何となくその場の雰囲気に乗っかかって行ってみた.郊外の広大なキャンパスに15ほど学部があるそうだが,設立は1994年.随分新しい.森林学や水産学など地の利を生かした分野もあるらしい.
少し前のAERAにUMSで水産学をやっている日本人教授というのが紹介されていた.昨日のこばちのプレゼンの手伝いをしていた女子学生としゃべっていたら,専攻が水産学だというので「日本人教授がいるらしいね」と聞いてみると「はいSenoh先生,私の先生」だとのこと.
キャンパスツアーでは小さな水族館も見せてくれた.その他は残念ながらスコールもあって,存分には見て歩けなかったのだが.
コタキナバル市街からUMSに向かう道すがらにあった市立モスクに行ってみた.夜はライトアップされているという話だったのだが,確かにちょっとだけされていたもののクーポラは暗いままでちょっと残念.ちょうど夕べの祈りの時間帯で,モスクの中にはちらほらと座ってぶつぶつつぶやきながら祈っている男性がいた.モスクの中はとても簡素で,まあ,がらんどうに近いものであった.ムスリムだというタクシーの運ちゃんによると,礼拝は朝5時に初回が始まり,1回15分程度のものを一日5回するそうだ.
まあそこそこ.
おいしゅうございました.
5時半起床.6時半にチェックアウトして朝食をとり,7時過ぎに大先生と学長がメリディアンにやってきて,4人で観光に出発.先だってモスクに行ったときに乗ったタクシーと運転手さん(ハジ)をチャーターして,キナバル山公園方面に向かった.到着以降,日に日に悪くなっていた天気は今日も悪く,雨が降ったり,降ったり,やんだり,大降りになったり,降ったり,という感じ.途中の道のりには,建設中のショッピングセンターらしきものが目立った.今はごく沿岸地帯しか発展していないコタキナバルも,段々内陸に向けて開発を進めているようだが,さて何を当て込んでのものか,よく分からない.
途中のろのろ走りの工事車両に苦労しつつ,2時間半ほどでポーリン温泉に到着.着いた頃には雨がやんでいてよかった.ちょっとジャングルっぽい,しかしよく整備された道をしばらく歩くと,旧日本軍が発見したという温泉だが,屋内風呂(数人まとまって入れるような小さなもの)と露天風呂,プールといった施設があった.われわれはそれをスルーして,さらにもうちょっとジャングルっぽい山道を300メートルほど歩いて「キャノピーウォーク」へ.キャノピーウォークとは,どうでしょうマレーシアジャングル探検(ただしこれはマレーシア本土)でも出てきたのだが,要は地上から40メートルほどのところに人一人がやっと渡れるほどの幅の吊り橋があって,ぐらぐら揺れるのと,周囲のジャングルの様子を楽しもうという趣向のものである.左右にしっかりとネットとロープがあるので,ひょいひょいと渡る分にはさして怖くない(もちろん地表は遙か眼下なので,高所恐怖症の人はとっても怖いのだと思う)のだが,人が渡るとその分揺れるので,バランスを崩しがちになるとちょっと怖い,かもしれない,くらい.幅が狭く,交互通行できないので,吊り橋実験には向かなさそうだった.ジャングルの中は,湿気が多くて歩くと汗がだらだら流れるくらい暑いが,セミの声があまりしないのが印象的だった.
運転手ハジ氏が,次はキナバル公園に連れて行ってやろう,と言うので,今度は雨の中をキナバル山の登山口へ.キナバル山は八ヶ岳のように複雑な形をした岩山で,富士山より高くもっとも最高峰では4000メートルを超えるような山だ.普通は2泊程度で登るのだそうだが,1年に1度「Climbathon」という箱根駅伝のお化けのようなマラソン大会が開催され,その時はたった数時間で頂上までの上り下りをするそうだ.当然私たちは登山をするわけではないので,登山口から霧の立ちこめる山頂方面(当然何も見えない)を眺めるだけで終わり.結局滞在中に一度もキナバル山の姿を見ることができなかったのは残念だった.
それから次はランチだ,ということでコタキナバルに戻る途中にあるシャングリラのリゾートに連れて行ってくれた.運転手ハジ氏は,観光タクシーにしては無愛想で無口なのだが,よく言うとまったく邪魔にならず無駄がなく,何かと手際がよくて助かる.シャングリラに行ったのは全世界を通じて初めてだったのだが,かなりの別天地リゾートという感じだった.学会会場だったステラリゾートも一応似たような趣旨のところなのだが,レベルが違う.高温多湿であることを除けば,ここなら「許可」かなといったところ.外観からしてランチは相当コストがかかるのでは,と思ったのだが,全然そんなこともなかった.1ディッシュ(さすがに街中より随分ポーションは小さいが)が30RMもしないのだから,日本人にしたらその辺の安いランチと何ら変わらない.お得という意味でも,大変よろしい.
かくして一日観光は素晴らしくスケジュール通りに進行し,16時過ぎにメリディアンに戻って荷物をピックアップし,16時半には空港に着いていた.これで一日チャーター代金が300RM(除・キナバル山公園の入場料etc,メリディアンのコンシェルジェに聞いたときは400RMと言っていたので,多分上前をはねていると思われる)いうのは非常に便利でお得であると思う.4人して大満足して,ありったけの残りのお札をチップにして感謝の意を表し,握手&手を振りながらお別れした.メリディアン利用で,コタキナバルで観光したければ,是非ハジ氏のタクシーをご利用ください.ご興味がおありの方には彼の連絡先をお知らせします.
コタキナバル−クアラルンプールの国内線がテクニカルトラブルで45分ほど遅れたが,日本行きは定刻出発,順調に輸送していただいて予定通りに帰国.やっぱりYでは寝られない.あんなに座席って倒れないもんだったっけ….KIXにはご夫君に迎えに来てもらって8時半頃には家に戻った.早速投票に行って,ついでに朝ご飯を食べて.ひとごこち.
昨日帰ってお昼にインスタントラーメンを食べたら,そのまま消化不良状態に陥り,腸の機能も停止して,せっかくの開票速報もあまりエンジョイできず寝込む.向こうで大丈夫だった分,戻ってきて内臓がびっくりしたのだろうか.今日の昼過ぎになってようやくちょっとだけ元気が出てきたが,土用のうなぎを食べるのは無理だなあ.
今日しか取りに行ける日がないので休暇なご夫君と伊丹にお出かけ.更新が1年ごとというのはとても面倒だ.
おかげさまで元に戻りつつあり,昨日は鰻を一切れだけのせたお茶碗一杯のご飯を食べた.しかし全体的にエネルギー不足なので普段の私の50%の元気しかない.大体,落ち着いたまともな人間であれば通常の状態くらいだと言えるだろう(笑
来年度からのカリキュラム編成をどうしようかというWGのMTG.9時から15時までぶっ続けになってしまった.ああ,しんどかった.しかし,言いたい意見をまっすぐ言えるMTGというのは貴重である.組織によっては,会議によっては,そんなこと絶対にできないシチュエーションもあるだけに.
Before...
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