しかしゼミを終えて早弁して昼過ぎに研究室を飛び出し,ニシキタの美容院へ.最近イメージを変えるのにご執心な私と担当さんは,前回短くしたインパクトが周囲の人々に十分高かったのに気をよくして,さらにショートにした.今回も三度見くらいしてもらえるといいな.次はハイライトカラーを入れてみませんか,とまで言われた.もちろん派手にではないけれど,考えてみよう.なお,担当さんとの今日の主たる話題は「天満橋のアヒルがいかにかわいかったか」であった.言葉ではなかなかスケールとかわいさが伝えきれないので,ケータイで撮った写真を見せて納得してもらった.
私は女性が読むような雑誌は(オレンジページ等の「お弁当特集」を除く)美容院でしか読まないのだが,別に嫌いなわけではない.今日も渡されたさまざまな(エルジャポンからコープこうべの「ステーション」まで)雑誌を読んでいたら,ふとある広告に目が釘付けになった.ぼんくら世界一周旅行で紹介されていたスペインのブランドTOUSのショップが梅田阪神にできているというではないかっ!なんたること!と興奮して美容院から出て即梅田に直行(いや,もともとそうやって帰るつもりだったわけだが).阪神百貨店にわき目もふらずずかずか歩いて行って,食品売り場など目もくれずに2Fへ.あった!!
ここここ,こ・こ・に!!
的興奮でリュックとストールをお買い上げ.こんな鼻息で来店した人間は私で二人目だったそうだ.絶対ぼんくら好きに違いない.本当は爆裂お買い物モードになりそうだったのだが,
いや,はびーとくればプレゼントが買ってもらえるかも
と黒い考えが心をよぎり,2点にとどめておいたのであった.
目立ちませんが,地模様が全部くまちゃん.リュックのタグがもうたまらん.
朝から雲をつかむような予算の申請書のドラフトを書いたり,テキストマイニングの授業をしたり,雲をつかむような予算の申請のための会議に参加したり,別の雲よりは低めのところにあるものをつかめるかもしれないような予算のための申請書を書いてほしいという依頼が届いたりした.
夜は,合同大会のためのMTG.何時までかかるか予定は未定.
学院の宗教活動委員会というところからいただいた.委員会メンバーの直筆署名がずらっと並んでいる.存じ上げている方はいつも会議のお祈りをされるお二人しかないけれど,うれしいものだ.誕生日,明日なんだけどなあ,と思ったけど,土曜日だから一日早くくださったのだな.
「お働きをおぼえてご健康のうちに過ごされますように」
とある.この「おぼえる」はよく出てくるのだが,独特の使い方だと思う.一般的な日本語に置き換えると何だろう.
10/7追記 署名のあった文学部宗教主事のR先生(そうか,ミドルネームはハインリッヒか.もうめちゃくちゃ「ハインリッヒ!」という感じの方なのですよこれが)に廊下で会ったので「バースデーカードを頂戴しました.ありがとうございました」とお礼を申し述べることができた.ご一同さまにお礼を申し上げることが難しそうで,どうしたものかと思っていたところだったので,ちょっとすっきりした.
でも「秋の宗教運動」とやらの行事は欠席する(もちろん,せざるを得ないからだが)私であった…
わくわく.
先日頭の中をよぎった黒い考えを実行しに,今日もTOUSに行った.前回は阪急梅田駅から阪神百貨店まで,文字通り鼻息荒くダンダン歩いて行ったのだが,今日は余裕.
「今日は金づる連れてきました!」
と高らかに宣言して,前回と同じ店員さんに,いろいろとアクセサリーを見せてもらった.ネックレスやらブレスレットやらリングやらあれこれ試して,最終的にクマモティーフがブラックオニキスで入った,派手なデザインのシルバーリングを買った.いや,買ってもらった.いぇーい.
雲間を縫ってたまに登場する名月を愛でつつ,1969のエイジワインを堪能.ブルゴーニュのもので,既にコルクは朽ちておりましたが,口当たりはよく,おいしくいただけました.あてには一口ステーキとたこ焼き.後者はなんたる関西風味,とよしろうさんに呆れられました.考えてみるとたこ焼き12個の価格はワインの1%相当でありました.
朝からよく晴れていたので,近江八幡へヴォーリズ展を見に出かけた.展覧会と言っても旧市街のヴォーリズ建築をはじめとする関連施設に分散展示してあるものを巡り歩くウォークラリーのようなものだ.前回行った時は「地方都市ではJR駅と中心部は離れている」の法則を失念していて近江八幡駅近くに車を停めたために観光スタートまでに随分歩いたのだが,今回はしっかり日牟禮八幡宮の駐車場にスペースをゲット.市営駐車場は1日500円なのだが,ここは無料で,しかも展覧会のスタート地点にはより近いのである.学習の成果はばっちり.
チケット販売がスタートする9時に街を巡り始めたので,どこの施設でもほぼ一番乗り.見るからに地元ボランティアというおじさんやおばさんたちは,展覧会開始2日目とあって激しく不慣れな雰囲気.説明してくれるのはいいんだけど,知識もちょっとあやふやで適当.しかし一生懸命なのでむしろ好ましい感じであった.
今回は前回は入れなかったヴォーリズ記念館や旧八幡郵便局の2Fにも入ることができたし,また少し足を伸ばして恒春園(近江兄弟社の納骨堂)やヴォーリズ記念病院(元サナトリウム)も見学した.後者はツッカーハウスや礼拝堂など歴史的建造物はもう建っているだけがぎりぎりという感じだった(前者は近づいてはいけないという看板すらあった).いい形で保存されるとよいのだが.
朝から精力的に歩き回って大変満足だったのだが,思いのほか日差しが強く,二人揃ってだいぶやられた.昼寝をしてお風呂に入って夕飯を食べて,夜になってようやくちょっと復活.
昨日照りつける日射しで「やられた」体調を回復させるため,6時までゆっくり寝て,甲山を経由せずに直接非常勤に向かうことにした.その甲斐あってほぼコンディションは回復.
電車の中でAERAを読む.最近何かと対立軸として話題になっている勝間和代と香山リカの対談が掲載されていた.徹底的に考え方がすれ違っている二人だが,そのことを必要以上にポジティブに捉えて「考え方は似てますね」的なくくりでまとめようとする勝間と,「違うのは違うんであって,別にそれでいいじゃん」的な対応をする香山のコントラストが面白かった.なんというか,ビジネスの世界で生きる人と,研究の世界で生きる人の根本的なスタンスの違いを見せつけられた気がした.わたくしは当然後者なわけで,なんで勝間がうっとうしいのかが,香山がタイマン張ってくれたことでかなりはっきり分かったことは収穫だった.
甲山に戻り,1件MTGを済ませた後,4限は心理学特殊講義.インターネットの心理学の話をしているのだが,30名ほどを相手にスモールサイズの部屋で講義をするのが超久しぶりな上に,その相手たちがすごく行儀良く聴いてくれちゃうので,なんだか緊張する.もうちょっとリラックスさせたいが,何かいい方法はないだろうか(たぶんない).
さらにもう1件MTGをして,こんな自転車操業を続けることが学究の場として果たして正しいのだろうかという根本的な疑問を胸に抱きつつ,帰宅.
急に冷えてきた.
今日ももう朝は何をやっていたかよく覚えていないくらい,一日中いろんなことをしたような気がする.その割に確たる成果はない.まあ,書類作成の原案を考えているような段階だから,仕方がないということにしよう.
いよいよ週末に迫ってきた合同大会.インフルエンザで吹き飛ばされる危険性はもうほとんどないが,今度は伊勢湾台風並みとマスコミが煽る台風がやってきたではないか.こうして煽る台風ほど大したことがないというのが世の常だが,今回はどうなるだろう.地方からの来阪に影響が少ないことを祈りたい.
最近,同じ学部の別の学科の,いや,実のところはその学科のある先生が毎日まめまめしく書いておられるブログを愛読している.きっちり毎日更新されているのだが,要所要所では学務情報をきっちり告知しつつ,全体的には「ネットで見つけた興味をそそられる/面白情報」へのリンク+コメントという非常に正統派のブログである.おそらくご本人のご趣味だと思うが,ウェブ上でできるちょっとしたゲームサイトや,動物系の動画も充実していて,そしてその一方ではちゃんとした科学ネタもあって,情報のポータルサイトとしてもよくできているのだ.
で,なかなか書き手な先生と話をする機会がなかったのだが,今朝偶然メイルボックスの置かれた事務の部屋で行き会ったので,
ブログ,読んでます!
とお伝えした.明らかに言った当初はびびっておられたが,しかしうれしそうにもしてくださった(まあ当然だろう.ブログ書いてて読まれるのが嫌という人には困ってしまう).「最近書くモティベーションが維持できなくて…」とも言っておられたが,まだまだ続けていただきたいもの.個人的には「コメントは受け付けていません」をやめてくださったらうれしいなあ,と思う.
ちなみにこの先生,現在学部の教務主任を務めておられる.強烈にご多忙な中でこの更新頻度と情報の質は,ほんとすごい.…なんて書くと「職務をさぼっているのでは!」なんて邪推する人もいるんだろうね.やだやだ.
だが,あまりそれを感じないですんだ.夕刻からの会議がないせいもあろう.心理科学基礎統計とデータ解析法のコンボは,私の生来の「何でも異様に明快にしゃべる人」的資質をさらに強化してくれている.この調子で,あんなことやこんなことまで言い放つといろいろと大変なことになるので気をつけなければならない.いくら「威勢の良いことをお話しください」と大御大に言われたとしても.私の場合,これくらい気をつけても,おそらく人並みより明快で,都会的にsophisticatedな人レベルにはどうしたってなれないのだから.
といってもいいだろう.まだ暴風警報は7時現在継続中だから,午前中休講は決定した.これが10時まで継続されれば全日休講となる.
今回の台風で,Twitterでいろんな大学関係者が本務校や非常勤先が休講になるかどうかを案じて(楽しみにして?)いるのを見たが(もちろん私はほとんどその先頭に立ってはしゃいでいたが),それを見ると対応が大学によりさまざまで面白い.
ざっくりした傾向で言うと,東西差があるように思う.東京方面の大学は,気象警報発令時の措置について明確なルールがあるところが相対的に少なく,都度対応をしているところが多い.都度対応の大学の中の意外なほど多くが,昨夜の時点で今日の休校を決定している.判断が早いことで混乱は生じにくいだろうが,今回のようなケースだと,実際今日になってみると「あれ?」となるかもしれない.それに対し,関西の大学は「午前*時に暴風警報発令で*限まで休講」といった段階的なルールを定めているところが相対的に多い.私も今まで在籍した大学はみなそうである.これはやはり,関西は歴史的に見て気象災害を受けることが多かったという事実によるものなのだろうか.今となっては,たいていの台風は今回もそうだったように「近畿直撃」というふりをして紀伊水道手前で東に折れることが多いので,どちらかというと東海・関東の方が被害を受けるケースが増えているのではないかと思うのだが.
たいふう 一の三 三浦麻子
うちのうらに山があります. おとうさんとおかあさんがみていると,あっというまに山がくずれてしまいました. あめは,じゃあじゃあふっています.
おとうさんが, 「あぶないから中学校に,にげよう.」 といいました. おかあさんも 「にげよう.」 といって,そうだんしました.
でんとうが,きえました. すいどうも,とまりました. ろうそくをつけて,ごはんをたべました.
つぎのあさみたら,もう一かしょ,くずれていました. 水がでるたびに土がおちてきました. 大きい石も,おちてきました. つぶされたらこまるなあ,とおもってしんぱいしました.
こわかったです.
ちなみに,結局逃げなかった.このエピソードは昭和51年の台風17号の時のものである.この台風の時の降雨記録は未だ抜かれていないらしい.早足で駆け抜けた今回の18号とは異なり,なんと日本近海で30時間も停滞したというからすごい.
とりあえず片付けた.Google docs万歳.
連休明け〆切と言われて思わず泣きを入れたら,M先生が「あまり無理しないでいいですよ」と力づけてくださった.ありがたい.無理はできない人なのでしていないつもりなのだが,面倒なタスクであることは間違いないのだ.
しかしちょっとだけ書きようが思い浮かんだので,なんとかしよう.
大学院のオムニバス講義を終えてから阪大にかけつけ,会場の設置状況を視察してから,GD学会の常任理事会に初参加.17時スタートということでラッキーにもお弁当が頂戴できた.広島土産の羽二重餅もおいしくいただいた.議事もしごくスムーズに進行し,何一つもめず,さくさくと終了.優秀論文賞審査も自分が1位に投票した論文が他の方々の多くの支持を得て受賞論文に決定.こういう意見の一致はうれしいものだ.そして,19時半には解放されたのは望外の喜びであった.
理事会中にニュースサイトを見ていてびっくり.ガセかと思って複数ソースを確認してしまった.周囲の理事先生方も「ええ?」「まだ何もやってないやん!」的な反応.当然だろう.彼が平和賞に値するなら,より平和賞にふさわしいのは彼を大統領にするという選択をしたアメリカ国民ではないだろうか.
幸い晴れ.私の役目は名称上「受付統括」で,実際はトランシーバのイヤホンを耳に突っ込んで全体の動きを把握しつつ,受付付近を両大会事務局ブースあたりをベースをうろうろして,西に英文の領収書がほしいと言う人があれば明日まで待てと言い,東でMOホールへの行き方を聞く人が多いと聞けば追加で張り出す案内ビラの作成をバックヤードに依頼し,南に知り合いの先生方がいらっしゃれば駆けつけてご挨拶をし,北に「ボスがいない!」と慌てているスタッフがいれば「私も見てません」と答え…という要するに遊軍だった.ここ数年のいろんな経験で「とりあえず何があってもパニクらずにその場で最善と思われる対処をする(別の表現をすると「問題を先送りする」あるいは「ごまかす」)」ことには慣れてきたので,それほど困ることはなかったが,明確な「空き時間」はまったくない仕事なので,疲れることは疲れた.ずっと「どこかにトラブルの種があれば潰してやる」的な目で周囲を見回していると,そのことだけで頭がいっぱいになって,発表を少しでも聞きに行こうかしらというような気になれないのは困ったものだが.明日は自分の発表があるし,明後日にはシンポにも登壇しなければならないのだが,果たして切り替えがうまくいくのか,やや自信がないく.まぁ,なんとかしますけどね.
19時までぎっちり詰まった今日のスケジュールが終わった後は,千里中央の「北海道」に移動して,大宴会の端っこで酒抜きでお食事.いやあ,数週間前までは「面白い飲み会やろう!」なんて騒いでいたのですが,正直直前〜当日になるとそんな気力はこれっぽっちも残っていなかったのでした.まる.
今日も(口頭発表(+座長)という参加者としての役割もあったのだが)ホストする側としてあちこち走り回った一日だった.おおむねトラブルもなく終了.
「忙しそうですね」「大変ですね」といろんな方に声をかけていただいた.とてもありがたい.私にとって,「来てくださった方により快適に過ごしていただくためにどうすればよいか」だけを考えて,なるべく半歩先を読むつもりで行動する必要がある場面というのは,非常に解決しがいのあるタスクを含んでいるので,取り組むこと自体がenjoyableである.それに,さらに加えて行動の対象である方々からポジティブなコメントをいただけると,自己効力感が高まり,さらに楽しさが増す.お世辞を全部真に受けるタイプの私は,ただいま,とてもご機嫌.年次大会なのに研究活動がほぼ絶無というのはいかがなものかと思うが,まあ,中途半端でどっちつかずになるくらいなら,という方針で行きましょう.
なお,来年のグルダイ@東京国際大は,教心@早稲田高田馬場とかぶってしまったようだ.うまく行けば両方おいしい,かもしれないが,そううまくいくかどうかだな.
さて,どんな内容でブログが更新されるのか,楽しみ.個人的には「お気の毒様」だ.滑れば滑るほど声を張り上げ,さらに「騒音」化するという典型的な悪循環を「プロ」がやってしまう現場を目撃できたのは面白かった.芸人の世界にやたらと詳しいFJSM君によれば,松竹芸能の単発営業の取り分は会社6芸人4らしい.4から諸経費を引いて手元にどれだけ残るかというとアレだが,まあそんだけもらうんだから頑張ろうというサービス精神だったとうことにしておこう.
今日も抜けるような青空.
これまでと同様,朝8時に会場入りしたが,誰もいなかった.でもゲストは来ておられたので,玄関を開けたり,鍵を開けたりいろいろ.次に来たのは貴公子君.そして美人人妻.やっぱり察しがいいのはこういう人々である.
朝に大一番のシンポ.開始当初は客がいなくてどうしようかと思ったが,徐々に集まってきて,なんとか客席を見据えても「どうせ私の話なんか誰も聴きたくないんだよ」と自虐的になる必要がないくらいの数の方が来てくださった.昨日のダダスベリ芸人を枕にして,極力穏やかに語ろうとしたのだが,しゃべっているうちにだんだんテンションが上がってきて,結局「オブラートに包むつもりが,包んでみたらイガグリだった」みたいになってしまった,かもしれない.しかし,後悔はしていない.北のYさんが大受け&がっしり握手×2をしてくださったからだ.大喜.
カケンエーの打合せをした後はまた通常業務へ.といってももちろん最終日だから比較的のんびり+片付け+お見送り作業.「いい大会でした」とおっしゃってくださる方が何人もあって(もちろんみんな知り合いだからなんだろうけど),ありがたかった.
17時過ぎに参加者はほぼすべてはけたので,片付けを見守りつつ(荷物を運べる体ではない私),18時40分頃はびーに迎えに来てもらって退散.
3日間,ずっとスタッフ間通信用のトランシーバのイヤホンを耳に突っ込んでいたため,普段イヤホンを滅多に使わない私は,仕事が終わった今もまだ「残イヤホン感」が残ってとても気持ち悪い.しかしこいつは便利だった.神出鬼没の某キャラを捕獲するという超重要タスクは,これがなければ完遂できなかったであろう.
ベストドレッサー賞:白いベレーに白いパンツの似合ってた貴男!
ベストヘアスタイル賞:どうやってなでつけてるんだ?と思うほど長髪があごのラインより口元にべったり張り付いていた貴男!
ベスト痛いひと賞:もちろん「そんなこと言うと,嫌われるよ」と我らが姉御に喧嘩を売った貴男(名前で検索したらウェブサイトを見つけたけどあまりに常軌を逸しているのでリンクを張ることをやめました)!
著者sのうちのお二人,村井さん@文京学院大と安野さん@中央大からご恵送をいただいた.お二人とも私と年代が近く,気安くお話しができる,そして活発な研究活動に邁進しておられる方々である.この本には「新版」とあるとおり,初代がある.初代は末永俊郎先生(東大名誉教授)が編集されたもので,私が学部時代に社会心理学のゼミに所属した当初の3年ゼミで講読した懐かしの本である.初代もとてもよく整理されたよい本で,時勢に合わせた改訂が行われるのを楽しみにしていたので,今回新版が出たということはとてもうれしいことだ.早速学生たちとゼミで講読したいと思う.
まだ耳の中がごわごわしている.
しかし私は受付付近をうろうろしていたのでまだ楽だった.気の毒だったのは「軟禁刑」と「引き回し刑」に遭ったスタッフたちである.軟禁刑に処せられたのは「準備委員会の作業室に終日待機する」という担当だったK君である.作業室にはコンベンションセンターの会議室を半分に仕切ったうちの1つが充てられていたのだが,もう1つの方は普通に口頭発表やワークショップのセッションに使われていたために,そちらで使うマイクの音声が普通に筒抜けで(今考えてみると半分にしか流さないというコントロールができなかったのかという気もする.できないなら半分に仕切れてもあまり意味がないではないか)がんがん響いてくる.それに加えて私に「残イヤフォン感」をもたらしたトランシーバをずっと装着していて,その音にも注意を払わなければならない.もちろん常時出入りするスタッフとの対面コミュニケーションも必要である.携帯電話がかかってくることもある.ひどく雑多で不規則な音にさらされるわ,外に出られないわ… ジンバルドの監獄実験も真っ青の劣悪な環境である.
そういえば私は最初の計画では,そのK君と共に待機する役を割り当てられそうになっていたのだった.人員配置のボスが「私は受付が好きだから!」と主張できるH君だったからよかった.そうでなければ私も今頃拘禁反応が出ていたに違いない.
以前からいろんな仕事でご一緒を願っているakoさんが研究室を訪ねてくださり,新しい研究プロジェクトに関するMTG.「がっさりログをいただく」ことができた4事例目(2ch→Doblog→知恵袋→今回)なので,大事に活かしたい.
そのついでに,akoさんのお知り合いで甲山では私の同僚にあたるcharlieさんとランチをご一緒させていただいた.charlieさんは「まるでライブ」な講義風景がニコ動にもアップされているのだそうだ.しかし私語に関する悩みでは共感しあえた.多分学生はテレビでライブ中継を見ている気分で「ねえねえ,いいよねこの講義」とべちゃくちゃしゃべってしまうのだろう.何度となくマイクを床にたたきつけているらしい.ロックだな.
この学生は新型インフルで1週間大学に来られないから欠席扱いにしないように,という通達が舞い込むようになった.一人ひとりに文書を,しかも登録している科目についてそれぞれに発行して,担当教員全員に配布しているようだ.複数枚の文書を目の前にすると,心理的に感染したような気分になる.
という趣旨の発言をしたら,学生たちは明らかにびびっていた.しばらく経ってまだ舐めた態度の学生がいたら,実際にちょっとやってみたい.それにしたって大きな階段教室で統計の授業っていうのは,ほんとは無理があると思う.
1年生にI田MGMという名の女子学生がいる.
教授会においては,審議事項より何よりこれが曲者であるということを学習.
教授会中に雷雨があって,その後ぐんと冷え込んだようで,駅のホームはありえない寒さだった.明日からウールのコートがいるかも?と思ったくらい.ぶるる.
来年度の大学案内(通称「ソラツバ」)に掲載される「ゼミ生と語らう」的企画に出るように命ぜられたので,ゼミのN君とともに取材を受けた.N君は非常に思慮深い学生なので,広報担当者のインタビューにも臆することなく堂々と答えてくれて,見ていて安心できた.なりは地味だが内容はしっかりしたものになりそうで楽しみだ.広報担当者の方も,頭の回転がよく話の分かる人だったので,私自身も楽しんでおしゃべりすることができた.臨床偏重ではない実証の心理学のどこがどう面白いかという話は,もう相当いろんな人にしてきたので自分自身でもネタとしてこなれてきたのだが,「大人」に話すとかなり受ける.しかし大学生to beにどうかというと…わからんなあ.
最後に中央芝生で二人座って「楽しく語らう」ポーズを撮影.実に秋らしい良い天気だったので,これまた素敵な写真になってくれることを期待.
平成22年度科学研究費補助金の新規募集課題の公募停止について
投票日当日の深夜,Twitterは民主党政権になったら国研はみなつぶされるのでは,という話で大いに盛り上がっていたのだが,そこまでではないにしても着々と「概算要求見直し」の影響は出始めているようだ.われわれの業界でも既に麻生政権最後に駆け込みで決まった「最先端研究開発支援プログラム」の大幅減額がなされていたが,さらに本日この知らせが.今,まともに研究活動をしている大学人なら無関係ではいられない科研の中で「新学術領域研究(研究課題提案型)」と「若手研究(S)」が新規募集停止になったとのこと.前者は昨年度に私も分担者で応募した(ダメだったけど)カテゴリである.
この辺りに申請する人は,これがなくなったからといっていきなり貧窮するというクラスの研究者ではないはずだけれど,しかし,少し遠い将来を見越した大きく夢を語れそうなカテゴリから削るというのは,どうしたもんかなあ…
3連休は出ずっぱりでお客様をお迎えしたり走り回ったり発表したり司会をしたり暴言吐いたり面白い情報を聞いてわくわくしたりで,要するに休めなかった.そのせいか,この1週間は毎日
目覚まし時計が鳴ってから起きる
という私にはあるまじき日が続いた.私にとって普段の目覚まし時計とは「鳴る前に止めて起きる」ものなのに.これではいけない,ということで本日は全休日.午前中までは昼から出かけるつもりだったのだが,ちょうど雨が降ってきたのでやめにして,昼寝.ぐうぐう.明日はおうちでお仕事するよ.
キッチンのディスポーザーで破砕した生ごみを処理する浄化槽の点検業者が来た.すると,なんということでしょう,浄化のために必須のポンプが使用開始以来まったく機能しておらず,というかそのためのコンセントが通電されていないので動いておらず,したがって生ごみは自然の力で押し流される以外は槽の中に滞留しまくっていたことがわかった.これ=通電されていないことは完全にパナホームの落ち度である.早速滞留物を取り除いてもらい(バキュームカーもびっくりの臭気だった!),通電についても改善してもらうことにはなったが,びっくりしたよ.
この週末に,大師匠(いや,師弟関係はないっちゃないんだが)K御大の叙勲お祝いパーティがある.レミングスの面々で何かお祝いをと思うのであるが,なかなかよいものが思い浮かばない.御大に心のご負担をおかけすることなく,しかしちょっとにやりとしていただきたい,できれば使っていただきたい…と欲は募るが案は出ず.どうしよう….
今日ははびーが資格試験を受けに外出していたので,書斎に篭って授業準備.ぽかぽかと暖かく,作業しやすい一日だった.この先4回分くらいはできたのだが,「始まるときには既に全部準備ができている」状況に慣れているだけに(それでも直前にある程度の修正は必要なわけで),まだまだなんとなく足らない感じ.
ということで,非常勤に出かける前にちょっとしたアイディアをMLに投げて,「私身動き取れない,こばちよろしく!」とお願いしたら,研究室に戻ってきた時点でお祝いがセットアップされていた.見よこの機動力.素晴らしい.
5時起きで10時まで朝飯抜きはつらいよ.
前任校で学長と並んで診察待ち,というシチュエーションを経験したが,今日は院長と並んで診察待ちをした.院長は診察室前に置いてある血行を良くするボールとか足ツボ押し器(ツボの部分が突起していてその上に足を乗せて体重をかけるとイタタタタってやつ)とかハンディマッサージャーなどを興味深そうに見ながら,
このツボ押し,私にとっては拷問でした
と体験談を語ってくれた.何か話さねば,と思ったので「アメリカではマッサージチェアに激しく違和感を持つ人が多いそうですが本当ですか」と,先だって英米文専修ブログで仕入れたネタを振ってみた.確かに電動のそれはあまり普及していないそうだ.
聴力検査と一緒にあらかじめ記入して渡しておいた質問票に関するやりとりがあったのだが,「普段している運動」のところに「WiiSports」と書いていたら,「これはなんですか?」と担当の女性(って看護師?保健師?)に説明を求められた.
えーとですね,Wiiはゲーム機で,Sportsは…
とあれこれ説明したら,随分興味をひかれたようでメモしておられた.健康診断で診断される方がアドバイスをするという,変な構図であった.
帰りに子宮がんと乳がんの検診予約をしたが,猛烈な勢いで予約が埋まっていて,なんと来年の6月になってしまった.別に急にどうこうしたいというわけじゃないが,どんだけ先かと.こんなことになるなら,早めに申し込みに行っておけばよかった.次回からはそうしよう.院長も途方に暮れて「こんなに先のカレンダーわかりませーん」と嘆いておられた.
まだ例のブツはどうにもできていないので,なんとかしたいが,なんともならない.
クラウド・コンピューティングはすごくバズワードくさくて嫌いなんだけど,と,こないだまでcrowdだと思っていた私が偉そうに言うが,クラウド・ソーシングは気に入った.
nikataさんのブログを見て,即.もちろん輸入盤2枚で10%オフセールにもしっかり幻惑されて,「のだめ」絡みでずっと買うつもりだったシューマンの交響曲全集も.若かりし頃のムーティはんもよかろう.
普段の木曜は1限の3年ゼミしかない余裕のある日なのだが,今日は特異に多忙.
1限:3年ゼミ チャペルアワー:3年ゼミでプロジェクト実習の相談 2限〜昼休み〜3限:断続的に3年ゼミ生×7名と面談(1人20分平均) 4限:総合科目オムニバス担当(250名の大教室) 5限:4年ゼミ生の質問紙作成(この期に至って…)
というわけで気がついたら18時をまわっていた.何が一番きつかったかというと4限の総合科目.階段教室なのだが,後方に,うるさくかつ注意をするとかえって増長する集団が巣くっていて,授業中ほぼずーっとしゃべっていた.今日の「単に注意する」という方策は通用しないことが分かったので,次回は別の策を講じようと思う(心の中では機銃掃射で殲滅させていた).しかし,そうやってしゃべっていると周りの同級生たちに迷惑だということを感じられない鈍感さは,どうやって醸成されているのだろうか.そんなことなら大学なんて来なければいいのに.
と,普段の(心理学科の)授業ならばほぼ同一属性の同一人数の学生たちをほぼ静粛状態にコントロールできているので,必要以上に精神的にやられ,さらには「だーから心理以外は…」と過度の一般化をしてしまうのであった.そもそも私は血の気が多いので,本来ならいろいろと危険なフレーズ(「殺すぞ」とか「死んでまえ」とか)を口走りそうになるところを我慢しなければならないのも,多分に負担になっているものと思われる.
グラモフォンのCD55枚セット,私が買ったときは10000円を切る価格だったのに,なぜか翌日からほぼ倍額に… どういうこと? まあ届いたからいいけど.
授業準備の途中で紹介しようと思っていた論文が案外手強いことがわかり,どう収まりをつけようか苦悩しているうちに時間が過ぎてしまった.その分,やるべきことができなかった.実はそれから逃避しているだけかもしれないが,そろそろまずいぞ.
私も含めて暑がりS君も院生も,つまり参加者がみんなお疲れで,一応やるべきことはやったわけだが,みんながうれしそうに食いつくのは本筋から外れた「僕は実は漢字がろくに書けない」だの「半ズボンのひざから下半分って何やねん」だの「生理心理学会でもらった謎の癒し系器具」だのばかりであった.まあ,一日を楽しく締めくくれたからいいとするか.
オッサンFの発表@追大→K御大叙勲祝賀会@JR茨木至近という,私にとっては誠に都合の良いコンボ.
オッサンの発表は相変わらず難解で,意味世界の格差を感じた.聴衆の多くに,発表中「こんなにこの発表の意味がわからないのは私だけなのか」と焦り,事後に互いにそうだったという事実を共有して安堵するという構図が見られた.ただ,安威の歴史には興味があるのでちょっと勉強しようと思う.
K御大の祝賀会にはU先生やR先生なども含めて20名以上が参加.「K御大にそれぞれ「大きくない」「高くない」プレゼントを」という事前リクエストがあったので,それぞれ工夫を凝らしたプレゼントが披露されて,大いに盛り上がった.レミングスは連名でオリジナルクッキーをプレゼント.結構いい線行ってたと思うよ.うん.
パオロ・マッツァリーノの正体が実はめっちゃ知り合いだったということを知ったこと.
昨日のお酒が残ってやや気だるい朝.しかし風呂に入って朝ごはんを食べたらやや復活したので,梅田にお出かけ.
まずここ数週間の懸案だったmiffy styleへ.リラックマストアに間借りっぽい感じだという情報があったので「なんであんなのと(なぜだか自分でもよくわからないがリラックマは私とって訴求力ゼロ)」と思っていたのだが,全然そんなことはなく,ちゃんと他と識別性の高いブルーナのものだけの一角になっていた.ドリンクボトルやヨーグルト容器などうれしくあれこれ購入.しかしスキポールで買って以来はびーがご愛用のboeマグなど,マニアックなキャラクタのものはやはりほとんどない.やっぱりetlovesLGさんお勧めのユトレヒトにあるdick bruna huisまで行くべきか,と気持ちだけは高まるのであった.
ユニクロ&ヨドバシを経由してからランチは新梅田食堂街の御陵院 香雅へ.食べログの梅田×蕎麦で現時点のランキング1位ということで行ってみた.店の名前はなんだか微妙というか,意味分かってんのかなというか,悪く言うと暴走族風ではある.新梅田食堂街にあるのだからガード下の「きちゃない」ところにある狭い店だ.しかし開店前から行列で,あっという間に大テーブルの8席(それっきりしかない)が埋まってしまった.なるほど評判は高いらしい.いつもの「蕎麦屋判断基準」でかも汁そばをいただく.というか,みんなそれをオーダーしていた.感想は「まあまあ」.ガツンと鴨エキスは来てくれなかった.なんだか常連優先ぽい微妙な雰囲気を我慢してまでリピすることはない感じ.
さらに次はうめだ阪急でロングブーツを物色.なんかもう最近ブーツ人口多すぎて,パンプスなんて恥ずかしくて履けない雰囲気なので,ショートブーツ数足とちょっとウェスタン風の変わったロングブーツしか持っていない私は慌てて買いに走ったのである.結局選んだのは店員曰く「最近あまりない(つまり流行りではないということだろう)」編み上げのもの.軍靴みたいなの,好きなんだよね.ついでにジノリでイヤープレートを買い,バーバリーでコートが買いたいと思ったのだが「2着も持ってるやん」とその2着を買ったより後に3着も買ったはびーに抑止され,とりあえず断念w
最後に阪神百貨店へ.阪急から歩道橋で直結されたのは本当に行きやすくなった.11Fのグリーンルームという今まで行ったことがない謎スポットで開催されているワイン祭へ.決して広いとは言えない会場には客がてんこもり.一瞬たじろいだが,ここまで来た以上やるしかない,とリストを手に直撃.今回は1500円以下のお買い得デイリーワインを見繕おう,ということでいくつか試飲.しかし,はびーとは違ってデイリーにはワインを飲まず,飲むときはちょっと変わったのや気に入ったのを飲んだくれるという私にとっては,最初に飲んだ,全然1500円以下じゃないバルバレスコのインパクトが強すぎたのであった.
一杯荷物をぶら下げて(ワインは事後にネット注文できるので持ち帰りなし),最後に6Fのマールブランシュでパフェとアッサムティーで一息.パフェ(はびーはチョコブラウニー,私は宇治金時パフェ版みたいなの)のはミニサイズにしたけれど「これでノーマルサイズを食べる人はどんなメタボですかと思うくらいのボリュームであった.
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非常勤(シャイネスと対人不安の臨床社会心理学)+甲山(CMCと自己開示).我ながらべらんべらんしゃべる.甲山の方は資料を作っているときは今ひとつストーリーがまとまっていなかったのだが,話しているうちに「あーそういうことか」と腑に落ちたので,具体的な例も交えて随分しゃべりまくってしまった.まあ,学生は面白そうな顔をして聞いていたのが多かったのでいいことにする.
はびーが年休で家にいたので,授業を終えてまっすぐ帰った.ご飯を食べてふぅと一息ついてもまだ20時,というのはゆとりがあってよい.最近ピーマンの肉詰めは手を抜かずに下処理すれば肉とピーマンが分離しないことを学習した.クックパッドの 和風 ピーマンの肉詰めレシピが気に入っている.
はびーはYouTubeで配信されたU2のライブをテレビ画面+BOSEスピーカーで鑑賞したのさそうだ.我が家のテレビ=VIERAにはYouTubeに直接アクセスする機能があるのだが,今までまともに使ったことがなかったのでこれが初めての実用例.まあまあ使える,とのこと.
私は学研「*年の学習/科学」の定期購読者だったので,こちらの雑誌は知りません.
心理学専修3年生の実験実習,秋学期の最初は「自由課題」だそうで,5名ほどのグループに院生のTAがつき,自分たちでテーマを設定して仮説を立て,実験を実施し,データを分析してその結果をプレゼンするという手続き,つまりは卒論の予行演習をやることになっているらしい.そのプレゼンがあるということなので,会場の図書館ホールに足を運んでみた.実験実習は火曜日と金曜日の2班に分けて,さらにF号館組とハミル館組に分けられており,今日は火曜日の8グループが発表した.プレゼンだけではなく質疑も採点に入るとのことで,どの発表にもなかなか活発に同級生から質問の手が挙がっていた.新しい視点を提供したりユニークな展開を促す「いい質問」ではなくても,勧奨されたとはいえ積極的に発言する姿勢が比較的多かったのは好ましい傾向だろう.三浦ゼミの3年生がいの一番とろの二番に手を挙げたのもよかった.
しかし,今年度の1年生からは教育心理学専修と合併して1専修になり,さらには定員も増えているので,同様の形での実験実習は難しかろう.なるべくクオリティは落とさずにより多い人数に対応する教育,というのは,言うは易し,行うは難し,であろう.
ちなみに11月からはゼミ単位のプロジェクト実習となる.院生がいない我がゼミでは,私が一人でゼミメンバーを引っ張らなければならない.現在,鋭意ネタ繰り中.
いわゆる多忙日だが,夕方の会議はないのでまだマシ(というフレーズを既に何度も書いている気がする).
心理科学基礎統計はデータの図示について.ローデータを与えて度数分布表と棒グラフを作らせ,代表値や散布度(の違い)を「体感」してもらった.このテーマに1回分を割いたのは初めてだったので,来年度はもうちょっと練ってみてもよかろう.
データ解析法IIは因子分析の基礎理論.回帰分析もそうだったが,これも資料を作って&講義してみて初めて,いや,正直なところ5回目くらいでようやく全体像がもわもわと浮かび上がってきた感じ.これをもっと学生に「伝わる」ように話すことができるようになるのはいつの日だろうか.今のところ,やっと分かってきた自分に酔っぱらっている状態なので,まだまだだな.
いつもこういう感覚を抱く度に思い出すのは小学生時代に読んだファーブルの伝記にあった家庭教師のエピソードだ。教えることは実に理解を促進してくれる。
それにしても、つくづくあの頃は脳が何でも吸収できる状態だったと思う。そんな時期にあれこれと知的刺激を与えてくれた両親に感謝することしきりである。今はもう「ダダモレ」であきまへん。
今日の失敗.
1限のゼミに出かけようと研究館の廊下を歩いていたら胸の前に抱えていた資料のかごからメガネケースがぽろっと落ちて,あっ,と思った次の瞬間に,
ぐしゃ
と左足で踏んでしまった.慌てて拾い上げたが時既に遅し.左側のつるをフレームと留めてあるねじ部分がバキッとすっ飛んで,つるが取れてしまった.たっかい値段出してこないだ買ったばっかりのアイメトリクスなのに,なんということ.そのまま家に帰って寝込みたいくらいの気分になったが,そうもいかないのがつらいところだ.
ゼミ後に問い合わせてみると,修理はそれほどの金額はかからないようだったが,フレーム部分の破損だとメーカー送りになるので1週間と少しかかってしまうとのこと.そんなに長い間メガネなしでは,生活はできるが仕事ができない.どうしようか考えあぐねたすえ,とりあえずどこか安いショップでスペアを作り(そのためにはレンズの情報がいるので先に修理には出せない),その後に修理に出すことにした.幸いにも,最近減量したせいでかかった力が少なかったのか,すっ飛び方がひどすぎはしなかったので,ちゃんと固定されはしないものの,ごまかせばかけられないことはない(ただし外す時は細心の注意が必要であろう).レンズには傷がつかなかったこともあり,安いショップに行くことができるタイミングまでは,壊れたままでかけることにした.なんとなく情けないが,仕方がない.
総合科目オムニバス2回目.
前回うるさい輩に対抗するあまりに声を張り上げてダダスベリ松竹芸人状態になっていたことを反省して,極力穏やかに,注意もあまりせずにしゃべる.声を張り上げて注意した前回と今回とでは,うるささは有意に異ならなかった.要するに輩たちはどうしようがてんで聞いちゃいないということだろう.それなら穏やかに話す方が身体的エネルギーは温存できる.と言ってもまあ,私の相対的な「穏やか」だから,たかがしれているが.
今日はミルグラム様のお力におすがりして,服従実験の記録映画を見せるのに30分くらい使った.といっても漫然と見せたわけではなく,全編英語だということもあり活動弁士をやったので,さぼったわけではない.しかし一方では,いろいろ具体例とか実験例の紹介とか盛り込もうと思っていたのだが,バカらしくなって飛ばした.典型的な悪循環というやつだ.まあ,私は資料準備はちゃんとしたのだから一時的に心が暗澹とする以外の損はないが,真面目に聴講しようとしている学生たちには実質的な損をさせたことになる.
何が心配って,来週で終わりのこの科目よりも,来年の自分がコンビーナな総合科目の方だ.にのじさんの秘訣を聞いて周到に準備しておかなくては.
踏んづけたメガネのつるとフレームの接続部分のパーツがちぎれて行方不明になっていたのだが,今朝,研究館の廊下に掃除機がかけられる前に無事回収できた.といっても割れた陶器みたいなものだからぴったり復元できるわけもなく,とりあえずアロンαでくっつけたらちょっと強度がましになった,という程度で本質的な解決にはもちろんならない.しかしとりあえずこれでいこう.
昨日がUCLAのPCからStanfordの研究所へネットワーク経由で「メッセージ」が発信された日から40周年だったそうだ.これをもって「インターネットの誕生日」とする説もあるらしい.いくつも誕生日を祝ってもらえてインターネットさんは幸せだ.
ところでそのメッセージは「lo」だったそうだ.何でも,logとタイプしようとしたのに,途中でシステムがクラッシュしてしまったんだって.
ご本人のウェブサイトを参照:The Birth of the Internet
9時自宅発→マイカルで「ナッ得シール」確保→コスコ尼崎→レナウンバーゲン@中之島→「デリーキッチン」でランチ→元自宅付近散歩→芸文センターでシンシナティ響コンサート→「彩苑」で焼肉ディナー→マイカルで買い物→帰宅
コスコで食料品からcrocsからノースフェイスのフリースやらカートに放り込んだら,お会計がさんまんえんを超えてしまった.毎回5桁ではあるけどここまでは初めて.はびーがレジで金額を見て「ぶっ」と吹き出していた.
芸文センターで,これまでCDでしか触れていなかった息子ヤルヴィの指揮する演奏を初めてライブで拝聴.曲目は,
バーンスタイン:キャンディード序曲 (ウィンドオーケストラでしか聴いたことがなくオーケストラでは初聴) バーンスタイン:ディヴェルティメント (ボストン響のために作ったちょっと変わった小曲集) ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー (ピアノ:クリスティアン・ツィメルマン) ガーシュウィン:3つの前奏曲(の多分3曲目)←ツィメルマンのアンコール −休憩− ドボルジャーク:交響曲第9番「新世界より」 −アンコール− ブラームス:ハンガリアンダンス第5番 シベリウス:悲しきワルツ
という,大変にあめりかーんなプログラム.なんせシンシナティ響だからして当然か.メンバーの多くも顔つきから演奏中(特に自分が弾いてないとき)のアクションから何から欧州の人々とは違い,明らかにアメリカ人!なのは笑えるほど.ヤルヴィも音楽教育を受けたのはアメリカ(で現在の国籍もそう)だがエストニアのタリン生まれということで,こうした曲はもちろん,シベリウス,ラフマニノフ,ショスタコビッチあたりも得意に入るのであろう.
バーンスタインの2曲はよくもまあ舞台に乗り切れたなというくらいの大編成.ガーシュウィンではそこにさらにソリストが乗っかって大変だった.ツィメルマンがラプソディー・イン・ブルーをコンサートで弾くのは15歳以来という「珍しい」ことだったそうだが,ただただ圧倒される迫力の演奏.なんであんな軽く弾いてるように見える(左手なんかちゃらんちゃらんと鍵盤を触ってるくらいにしか見えない)のにあれだけ豊かな音が鳴るのだろう.プログラムによると彼はどんなコンサートにもマイ・スタインウェイを持ち込むのだとか.そりゃ大変なこっちゃ,と思ったら昨年から東京に家を持ったそうな.日本,好きなのか?
「新世界より」は,前半プログラムと比べると随分編成が小さくなって,第1ヴァイオリンの後方はがら空き.管がセンターからあんなに右に偏っていると,ホール右側で聴いていた人たちはどう聴こえたのか気になるくらい.ツィメルマンのあまりの熱演にやや盛り上がりを持っていかれたところがあったが,この曲を聴いて,ヤルヴィの真骨頂は実はテンポの速さと対比的な「タメ」にあることを知ったような気がした.第1楽章の後半は一気呵成なテンポ,一転して第2楽章は驚くほど(一瞬,止まったのか?という局面もあるほど)じっくり聴かせる.そしてフィナーレのタメようは「え?この曲こんな終わり方だっけ?」と思うくらい.いや,もっともっと強烈だったのはアンコールのシベリウスのワルツの終末部分で,ほとんど聴衆との息の詰め合いみたいな状況になっていた.しかし,今日の聴衆(8割5分くらいの入り)はなかなか頑張る人たち揃いで,オケと緊張感を共有することができたのはよかった.
ヤルヴィ(どうでもいいけどプーチンにそっくり)はおおむね流麗に振るが,たまに「えっ」と目を引くアクションをしていた.ディヴェルティメントの1曲「ターキー・トロット」で明らかに七面鳥が歩くポーズをとっていたのには笑っちゃった.
来月は同じく「新世界より」をブロムシュテットのチェコフィルで聴く予定.もともとそうだろうと予想していて,今日片方を聴いてさらに確信を深めたが,全然違うはずなので,楽しみだ.こちらのカップリングはブラ1.んー,どうなるんだろう.
Before...
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