昨日の夜は蒸し暑かったので網戸にして寝たら，3時過ぎに初蚊が出現．ぷぅんと羽音がうるさかった．夏だなあ．
テーマが選べるようになった．どんどんGoogleに取り込まれていくワタクシ．よくできたツールやシステムというのはそんなものだ．そうでないものはいくらあがいても決してユーザの心を捉えられない．
このところ週刊文春でさんざっぱら叩かれまくっていて，もう秋には会社がない勢いなのかと思ってしまうJALだが，本日8:30から7-9月の先特割引が予約開始．事前CMをバンバン打つ割にはサーバが脆弱なのがこの会社のシステムの特徴で，今日もひどいことになっていた．9月の学会出張に合わせて一応押さえておこうと思ったのだが，9/18,20,22は取れたものの，9/24の帰りは取れなかった．連休の最終日だからか… また2ヶ月前になったら取り直しだ．
東京からGWの小旅行にやってきたS&S夫妻と，老香港酒家北野ブランチで夕食．このご夫妻は大変な酒飲み，いや美食家であらせられるので，レストラン選択もご夫君S氏の大変慎重な調査に基づいて行われた．そうして選択された2候補が，幼い頃に神戸で中華と言えばここ，だった別館牡丹園と，先だっての打ち上げ大宴会で「とっておきの会場」として選んだここだったのはなかなかうれしいことであった．
数年ぶりの再会だったが，二人とも相変わらず元気で楽しく人生を送っているようだった．もう結婚20周年を超えたとかで，もっと年が近いと思っていた（笑 私はものすごく驚いた．ニコニコ笑いながら最初から飛ばすSちゃんのペースに乗せられて，私たちもついつい紹興酒をたくさんおいしくいただいた．今日はコースではなくアラカルトでいただいたが，前にアコウがとてもおいしかったので今回もチョイスした魚の蒸し物はオコゼ．おいしゅうございました．Sちゃんは最近外出時はずっとそうだという着物姿．きっとこの数日，神戸の街でも目立ってくれるでありましょう．
今日から2泊の予定で札幌へ．残念ながら雨模様だったが，大降りではなく，たまには曇ってる，そんな感じ．行きの機内では日経記事に「富田メモ」の抄録が掲載されていたので，熱心に読む．おかげさまで時間が短く感じられた．飛行機の中で新聞を広げて読むと周りに迷惑だということが初めて分かった（笑
千歳空港→アウトレットモールRena（で北海道の回転寿司を体験）→HTB本社→平岸高台公園→菊水円形歩道橋→札幌グランドホテルCheckIn．完全に聖地巡礼の旅と化している．もちろんHTBにも平岸高台公園にも同好の士がたくさんおりました．
この後一休みして，札幌三越→丸井今井のHTBショップ→東急ハンズのHTBと巡り，夕食は豊平区のNACSさんごひいきの「カリー軒」へ．18時開店だけどちょっと早く着いちゃったなあ，と思ったらもう店の前は行列だったので慌てて並んだ．店の中はサイン色紙やNACS関係の切り抜きのファイルでいっぱい．おばちゃんは本当にNACSさんたちを可愛がっているようだ．ハンバーグカレー1050円を食する．ザ・日本の洋食って感じの味だった．その後ライトアップonちゃんを見てから再び都心に戻り，ポールタウンのHTBショップへ．ようやくそれなりに品物が揃っていたので，あれこれ購入．20時過ぎにホテルに帰還．
札幌は10回までは来ていないが5回以上は来ている，ある程度「なじみ」のある街なのだが「どうでしょう」「ドラバラ」というフレームを与えられて以降に訪問するのは初めてなので，ものすごく新鮮．楽しい．HTB本社屋上のonちゃんを見ただけで「onちゃんだぁ！」と大騒ぎだった．
ドッパレ．暑く（20度くらいに）なるみたい．
今日の予定は，早来・社台SS→札幌・金寿司でランチ→またしても白石区・厚別区・豊平区あたりをぐるぐる→アサヒビール園・はまなす館でM君と会食．
まずは，早来まで1時間ほど道央道をとばして社台SSへ．5年ぶりくらいだが，前と放牧場の位置が変わっていて，駐車場もとても広くなっていた．10時からの放牧予定が，10分ほど前に行くと既に特定の柵の前が黒山の人だかり．それはディープインパクト氏のパドックであった．私たちは特に彼に高い関心はないので，トウカイテイオー氏のパドックの前に陣取った．予定より15分ほど遅れて，トウカイテイオー，ディープインパクト，アグネスタキオン，クロフネ，ゴールドアリュール，キングカメハメハ，アドマイヤドンの各氏が連れてこられて放牧モードに．最初はみんなパドック内を駆け回って，互いに挨拶し合うのが面白かった．テイオー氏はさすがに他の馬たちより年寄りなので，なんとなくのんびりした雰囲気．既に行き交う観光客たちからは「トウカイテイオー？この馬も有名なの？」と言われつつも，長年のファンたちのニーズに応えてくれてありがとう．15分ほど撮影して，再び札幌にとって返す．
札幌に戻るのはランチのため．S&S夫妻お勧めの「金寿司」を予約していたのである．12時予約でほぼぴったり（3分前）に到着．遠路はるばるの割にはうまくスケジュール通りにいった．おまかせ3500円で12カン食べて，さらに追加で3カン，ご夫君は生ビール1杯で11000円ほどだった．季節のお勧めというシャコが厚みがあってふんわりとしておいしかった．結構軽妙にしゃべる職人さんたちだったので，今度機会があれば是非カウンターでお願いしたい．今回は予約でいっぱいで，前日ではテーブルか小上がりしか空いていなかったのだった．店の人の応対も気持ちよく的確で，気軽に行けるおいしい寿司屋，という感じ．
次は天気がいいので見晴らしのいいところに行きましょう，と羊ヶ丘展望台へ．みんな大志を抱けよとばかりに彼方を指さすクラーク像の向こうには札幌ドームがでんと居座っていた．「恋の街さっぽろ」歌碑の横には北海道日本ハムファイターズ創設記念の選手スタッフ手形モニュメントなども．今は亡き小笠原選手などの手形があって懐かしかった．
その後は昨日に引き続いてドラバラのロケ地巡り．大谷地神社（数年前に社会心理学会で来た北星学園大学の真裏だった），厚別川の彦星（白石区側）と織姫像（厚別区側），白石サイクロード（桜がほころびかけ），そして喫茶HERO（表のみ．中の撮影はHTB本社喫茶コーナー利用）．厚別川は雪の塊がぼんぼん流れていた．雪解け水は見たことがあるが，雪の塊がああやって流れてくるものとは知らなかった．
その後は中島公園の視察．7月に両親様がムーティのおっかけ＠PMFで来札予定，その折のコンサートがこの公園内の札幌コンサートホールKitaraで開催されるのである．Kitaraに近い，というだけの理由で選んだという札幌パークホテルの雰囲気を確認するためでもあった．遠目から見ると濃いブルーのタイルが古い感じで，ちょっとどうなんこれは，と思ったのだが，近づいてみるとそう悪くもなく，また公園へのアクセスが抜群によい（Kitaraまでは徒歩770歩，5分強なり）のが高評価．公園自体もボートがのんびり浮かぶ池を中央にして，落ち着いた静かな雰囲気が好ましかった．今日の好天ゆえかかなり桜も咲き始めていて，こちらは満開のレンギョウの黄色と共にとても美しかった．頑張っていろいろ撮影．
で，一旦ホテルに戻って休息を取った後，夜はまた出かけてアサヒビール園はまなす館へ．こちらもドラバラ・ホワイトストーンズのロケ地．この春から札幌在住となったM君と合流して，彼の栄転祝いに特選ラム肉ジンギスカン食べ放題．あっさりしていておいしかった．マトンは臭いという向きもあるのかもしれないが，ラムは全然．私はドライバーなのでウーロン茶だが，残りの二人はかっぱかっぱと飲んでしっかり飲み放題のモトを取っていた．帰りはM君をご自宅までお送りしてから，またHTB本社に寄って「onちゃん！」と叫んでからホテルに帰還．
もう何度目か分からないHTB本社＆平岸高台公園（笑→洞爺湖（通過）→ランチ＠ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ →ザ・ウィンザーホテル洞爺冷やかし→メジロ牧場でメジロマックイーンの墓参り→千歳空港→伊丹空港→帰宅
これはここに限ったことではなく，札幌でもメインストリートを一筋奥に入るとそうなのだが，
寂れている
を絵に描いたような状況．サミットはザ・ウィンザーホテル洞爺開催に限定しないと，とてもじゃないが「美しい国・日本」をあっぴーるできないのではないか．いや，来年までの突貫工事で何らかの手を入れるつもりか．
元々は越後湯沢は岩原にあるピッツェリアが洞爺のスキー場（ザ・ウィンザーホテル洞爺経営）にできたということらしい．ピッツアが自慢の気軽なイタリアン．私たちはピッツア・ビスマルク（生ハム＋半熟卵）と，ホタルイカと行者にんにくのスパゲティをいただいた．ピッツァはもちろん，スパゲティがいいお味で，なかなか気に入った．しかし，スキー場併設のレストランという気軽の中でも究極的に気軽な雰囲気であるにもかかわらず，なかなかのお値段がする（これらにエスプレッソ付けて一人3000円）ので，いいお味がしてくれないと，鄙だからといって許せるものではないという気もする（笑
店からさらに山をぐいぐい5キロほど上がって行って，洞爺湖を見下ろす…煙ってて完璧に霞んでたけど…頂にあるホテルに到着．サミット開催で箔がついたせいか，私たちと同様に「泊まら（れ）ないけど見るだけなら」という観光客で大にぎわい．屋外駐車場はオペレーションに苦労するほど混雑していた．外見は要塞のようで，さすがに古さが表に出た感じ．中はバブルの残滓が残ってはいるが，「豪奢」というよりはシンプルな雰囲気で，悪くはない．雑草食わせる美山荘や，ミシェル・ブラスなど有名レストランは軒並みFULLとの表示が出ていた．周囲はまだ残雪があるが，ふきのとうがぼこぼこ顔を出す，いかにも春といった雰囲気だった．
しかし湖畔のあの寂れっぷりを頂から見下ろすと考えると，頭に浮かぶのは「格差社会」という言葉であった．
山を越えた裏手にメジロ牧場．5年ほど前に訪問した時に，あまり日記には書いていないが誰も相手をしてくれる人がいなくて困った記憶があるこの牧場だが，またやられた．
最近は競走馬のふるさと案内所が以前よりまともに機能していて，見学時間や方法などウェブで細かく（彼らの主張するところかなりリアルタイムに）把握することができる．もちろん今回も事前チェック済みで，「13時から見学可能・必ず事務所に来意を告げること」とあったのでそれを試みたのだが，
事務所が開いてない
のである．祝日だからだろうが，誰もいない．勇気をふるってノックしても反応なし．牧場自体は開いていて，トラクターを動かしている人や，舎飼いの馬を世話している人はいるのだが，基本的に牧場は見学施設ではなく働く場だから，彼らにたやすく声をかけるのは難しい．事務所，開いてくれないかなあ，と思いつつ，牧場の周囲をしばらくぐるぐる．2周目でご夫君が「たまたま洗濯物を干しに出てきた」おばさんに声をかけて，「事務所が閉まっているなら，厩舎さえ入らなければその辺の人に声をかけてくれてもよい」と言われる．しかし，今度はその周囲の人がなかなかいない．もう１周．今度はちょっとだけ奥に入って，厩舎隣接の事務所あたりをうろうろ．偶然出てきた若い男性に必死に声をかける．
「事務所が閉まっていたのですみません．お仕事中失礼します．メジロマックイーンのお墓参りに来たのですが，お墓はどちらになるでしょうか」
最上級に丁重に話しかける．なんせ「牧場見学者はマナーがなっとらん」「事務所に連絡を入れず勝手に仕事場に入り込んでけしからん」ととかく批判が多いので，それなりに常識を身につけていると思っている人間にとっては，その「事務所に連絡」ができるはずの時間帯にできないとこうして異常なる緊張を強いられるのである．しかしその人はとても親切で，
「あー，ちょっとめんどくさいから，乗って」
と，ワゴン車に乗せてくれ，馬道をがたがたと走ってお墓のあるところまで案内してくれたからよかった．途中「どこから来たの？」と聞かれて「…兵庫県です！」と答えたら，
「そ，そりゃ遠いわ」
とかなり驚かれた．私たちにしてみたら道内でなければどこでも一緒な気がするが，彼にしてみたら海外みたいなものなのかもしれない（今思ったが「阪神競馬場のそばからです」と言えばよかった）．
お墓は真新しい石造りのものが，マックイーン・ブライト・ラモーヌと並んでいた．きれいな花もたくさん手向けられていた．その奥には土盛りしかないが，マック祖父アサマ，母オーロラ，その他歴代のメジロの名馬たちのお墓もあった．マックイーンが逝って一年と一ヶ月，お墓まで訪れる人は決して多くはないらしい．ともあれ，手を合わせて冥福を祈るわれわれであった．
基本的に繁殖の牧場だし，時間中にもわれわれ以外に見学者は絶無だったので仕方がないのかもしれないが，一応「見学可」としている時間帯にはそれなりの対応をしてほしいな，と思った．事務所を閉めるなら，「鍵が閉まっている時は事務所は閉まっている．墓参りだけはできるから，誰かその辺の人に一声かけろ」とガラス戸に貼り紙一枚してくれるだけでもよい．それができない，やりたくない，やる必要がないという状況ならば，いっそ「見学不可」にすればよいのに．
通常モードである．しかし連休明けすぐにトップスピードは無理なので，今日はぼちぼち．幸いにして，授業は水曜日からである．
朝一で改稿論文をWeb投稿．その後はKDDIデータの整理を開始．今月はほぼほとんどの時間がこの研究のデータ整理→分析→英語論文執筆に費やされる予定．
データ整理のうち，画像の分類は終了．ぼちぼち日本語の原稿を書き始める．忘れかけていた査読1本．読んでいるうちに過呼吸になりそうなひどいありさまだったので，パニック障害に罹患する前に激烈なコメントを書いて廃棄処理．
Google取り込まれ族でありながらまだ使ったことがなかったPicasaに，今回の北海道旅行の写真の一部をアップロードしてみた．特に何の使いでがよい，というわけではないが，とりあえずタダである．「スライドショー」で見ると楽です．
写真の中に何枚もある白石サイクロード，サイクリングロードなのだがもっそい立派だ．何故こんなに立派なんだろう？と思っていたら，国鉄千歳線の廃線後再利用なのだそうだ．そりゃ立派な鉄橋もございますわね．
今年新設されたデザイン工学部で入学者数を読み損ない，1.37倍の入学者を出してしまったために文科省の基準に触れ，来年度に新学部（スポーツ健康学部（仮称））が作れなくなったというニュース．どこがどう「うれしい」誤算なのか，誰か説明できるものならしてほしい．私がスポーツ健康学部の設置関係者なら，ひどい読み間違えをしたデザイン工学部の入試総務委員会に殴り込みだ．
どうも最近朝日新聞と法政大学の関係はアヤシイ．先だっての「入試でこんな工夫をしてます♪」という，どこの私大でもやってる試み紹介も変だったし．
親しい方の御尊父が亡くなられたとの知らせ．本日は弔意を表してデザインを地味にしております．
カアラさんのお世話にてテキストマイニングで1本エントリーすることになった．知恵袋の中身分析はこれのネタにも使えるようにすればよかろう．電車の中で1つ思いついたので近いうちにやってみる．
それにしても（もちろん数週間前に「このメンツでやりましょう」という合意はできていたのだが），カアラさんから「この内容でエントリーします」と登壇者4名に向けてメイルが流れたのが今日未明の1時，私が5時過ぎに読んだ時点で既に2名からレスがあり，「一番最後」になってしまった（それでも6時半前）H君が「どうもボクはレスが遅くて…」と恐縮していた．日中でも時差5時間ならじゅうぶん早い範囲だろうに，深夜にこれではお気の毒というものだ．
昨日ご恵送いただいた、どんだけ出たら気が済むねん（注：褒め言葉です）という豊田先生とその研究室のみなさんの著書．今度はAmosの使用方法に的を絞り，表紙デザインも春らしいイラスト（わたせせいぞう；高いデザイン料をかけても価値があるという気合いの入り方のあらわれ）で，非常にコンシューマー向けを意識した内容となっている．もう「実は最近セ，セムなんか勉強してましてね（照）」なんて告白は恥ずかしい時代になったと言えるだろう．SEMを使っている公刊和文論文も網羅的に収集されていて，さながらSEM普及の歴史を見る思いである．「けっ，ソフトの使い方ならもう知ってらぁ」という経験者のみなさまも，とりあえず書棚に揃えておくとよいのでは．
ご恵送いただいた際のご挨拶状に，東京図書の編集者の方からの「以前ブログで「購買心理を読み解く統計学」をご紹介いただいてありがとうございました」という直筆メッセージがついていた．こういうのは実に効果的である．それが証拠にまたこのエントリを書いている（笑 いや，それは半分冗談だが，気が利いていて素晴らしい．一方的に書籍の執筆依頼をしてきたのにもかかわらず，こちらが最大限丁寧（なつもり）にお断りの返事を差し上げた際に何の返事もくれなかった知恵の女神書房の方とは随分な違いである．
昨日は普段よりも外を出歩いたのでますます実感した．そろそろ玄関の鍵を開けるときに常同行動をしないといけなくなる．私は蚊にとても好かれるタイプなので，鍵を開けている間にもじっとしていると刺されるのである．刺されたまま家に入ったりするとそりゃもう悲劇である．
圧力鍋でカレーを煮ると，初日から2日目のおいしさ．
2,3限は実習とはいえ，2限は2年生相手．手取り足取り頭取りモードだから，やはりそれなりに話すことが多く，疲れる．今日はこの後教授会がないから，ひとごこちついたらさっさと帰ろう．…と思ったが同僚といろいろ話をしているうちにやや遅くなってしまった．しかし，いろいろ話ができる時間があるというのも，またよし，である．いろいろ話をしているうちに，新設の研究科の広報をどうするかということになり，どうするかを決める責任者を勝手に引き受けてしまった気もするわけだが（笑
そしてカレーだ！やっぱりカレーは自分レシピが一番！いわゆる外で「カレー屋」に入ることは絶無！
同じ検索語でぐぐっても，ブラウザによって（とっても微妙だけど）結果が違う．ちょっとずつアルゴリズムが違うのかねえ．
朝，きっと今日も暑くなるんだろうな…と思って着替えていたら，「おはようコール」の正木さんが，
今日は朝より気温が下がります！
と言っていたので驚愕した．確かに寒い．午後の比較的早い時間帯から雨が降り，あがって晴れたと思ったら今度は暴風に近い強い風が吹き始めた．思いっきり寒冷前線が通過したらしい．研究室は太陽があたって温室状態なので比較的暖かいのだが，エレベータで1Fロビーに降りてびっくり．「ここ，なんでこんなに強烈に冷房入れてるんだ！？」と思ったら，それが素の気温だったわけである．
心理統計法で精魂を使い果たす．我ながら実に熱の入った授業をしていて，多くの学生はそれに応じて真剣に取り組んでくれているのだが，
全然分かりません
とか
早すぎてついていけません
とかコメントを書かれると，もうちょっと根性入れられんかお前らは！と思わずケリを入れたくなる気持ちである．まあ，実際ケリを入れても私にはデメリットしか生じないので，気持ちだけ．
4月中旬にヒルトンプラザのヴィトンで一目惚れ→展示品のみで在庫なし→予約入荷待ちだったエピのジャスミンが届いたとの連絡があった．めっちゃナイスタイミング！早速土曜日に取りに行こうっと♪ というわけで，土曜日の午前中は，ヴィトンに行くのと，ヨドバシでホットプレートを見るのと，どっちもやらなきゃいけないよーだ，のメモ．
帝国ホテル大阪24F．ご両親様がわれわれの結婚10周年を祝ってご馳走してくれた．実は鉄板焼って食べたことがなかった．まあすし屋同様に究極のオープンキッチンというか，鉄板と，その内側にいる料理人（焼き方？）さんを囲んでどうだどうだ，という形式．「Come on!」というわりには入り口は重厚だが，中に入ると窓が大きく取られた開放的な空間だった．一組に対し料理人専属で焼いてくれるのだが，私たちの担当はいかにも「若いですのでお任せメニューはちょっとむつかしです」といった雰囲気のおにいちゃんだった．セットメニューだったのでそういう人が割り当てられたのかもしれない．最初に焼いてくれたエビ4匹のうち，1匹だけ色が違ったから，
これって色が違うのは何か意味があるんですか？
と聞いてみたら
いや，特に意味はないです．
とあまり面白くない答をされたので，以降は家族での会話に終始した．普段ゼミなどで学生に何でもいいから次から次に質問することに慣れているので，会話しようと思えば数限りなくツッコミ入れられたのだが，やっぱりそういうときは相手が当意即妙に返してくれるキャラじゃないと面白くない．家族の会話で一番面白かったのは，昨日「蜂起には至らず 新左翼死人列伝」（講談社文庫）を読んでいて気づいた
ご父君と樺美智子は同い年
というのを話したら，
「ああそうやで同い年やで．確か中学校の頃に死んだんや」
と言われたことだった．当時飛び級とは神童か！ かなりよくできたボケと言えるだろう．こりゃ真性ボケだろという突っ込みはなしの方向で．エビも牛フィレもおいしゅうございました．ごちそうさまでした．
ご両親さまをJR大阪駅まで送ってから，ドラマシティにて．今年はいつもの3人＋ゆうじさん＋大森博史（自由劇場）＋ムロツヨシという6人編成．ゲストとのかみ合い方は微妙な年もあるのだが，今年はなかなかよかった．この数年でも出色のネタと思う．ただし出来の方は「ほぼ完璧」by大竹氏というコメントのとおり，斉木氏ときたろう氏がせりふとちりまくりでぼろぼろだった（笑 相変わらず見終わった後「何も残らない」のが爽快だ．
ドラマシティのロビーのドリンクスタンドでアイスコーヒーを買ったら，後ろに並んでいた，いかにも大阪の（ちょっと品の悪い風の）おっさんが塩っぽい声で，
ちょっとややこしい注文してごめんやけどな．ホットコーヒーと，アイスカフェオレ．
と言うから「それのどこがややこしねん！」と思っていたらその人は桂ざこば師匠だった．いや，正確に言えばそう思っていたらご夫君が
「あれざこばやん」
と言ったのである．ハンチングにサングラスという芸能人スタイルで，連れのふたりもいかにも業界風であった．大竹氏あたりからチケットをもらったのだろうが，前方ではあるもののそれほどよい席でもないところに座っていた．毎年花がある南光さんあたりも来ているかもしれないが，私的にはざこば師匠の方が目撃できてうれしいかも．
その後さらにヒルトンプラザウェストに行って，バッグのお受け取り．わぁい，
9連敗の後だけど．
阪神ファンというのは，都合が悪くなるとすぐに情報遮断モードに入って自身のメンタルヘルスに必要以上の悪影響がないように振る舞うことができるので，私も連敗中は「負けた」事実はフォローしていたものの，誰がどうなっているかは知らずにいた．久しぶりに昨日試合を見ていたら，赤星がいなかったり藤原が出ていたり先生が「久しぶりに戻ってきた」と言われていたり，いろいろあったらしいことが分かった．
ところで最近スタメンマスクも多いらしい狩野だが，私はこの人がどうしても好きになれない．いや，もちろん「顔が」の話だ．多分，燕の青木系だからだと思う．あのもみあげつながりのヒゲ，かっこいいと思って生やしてるんだろうと思うが，その見え透いた感じが嫌だ．
今日は朝から「散歩に行こう！」ということで甲山森林公園へ．ここはたまに出かけて森林浴兼お散歩をするのだが，今日は甲山に登ってみた．300メートルちょっとの富士山様の小高いこんもりとした山なのだが，実は火山なのだそうだ．急な坂道しかも階段で，早く登れはするのだが結構きつかった．せっかく頂上に到達してはみたものの，結局二等三角点があるだけで眺望はまったく開けていなかった．残念．帰りは神呪寺方面に下りる．淳和天皇の請願により建てられたという古い歴史を持つ，案外立派なお寺だった．扇塚，花塚，茶筅塚等々，いろんな塚があるのが面白かった．
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またPicasaに上げました．特に面白い写真はありませんが，キャプション三段落ちが含まれています．感度を調整するのを忘れたのでまた高感度ですが文句を言わないように．
GW中に休出したご夫君が代休でお休みだったので，本日も自宅作業．午後からは梅田に出て，
キヤノンサービスセンターに一眼レフデジカメをお掃除に出す
ヨドバシカメラでエアコンの修理を依頼する
ヨドバシカメラで一眼レフ用レンズをあれこれ精査する
キムと打ち合わせ
を敢行．お掃除は保証書を求められることもなく（修理ではないので当然なのかもしれないが），タダでやってもらえたので，リッツカールトン付近まで行かなければならないという遠さを除けばとても便利だということが分かった．エアコンの修理依頼はエアコン売り場のカウンターのお兄さんに頼んだらすぐやってくれた．その人がどうも誰かに似ている誰かに似ていると思いながら話をしていて，カウンターを離れてからご夫君に「なああの人誰かに似てへん？」と言ったら即，
「ますだやろ」
と宣った．ますおかのますだである．激似であった．是非おかだと一緒に「閉店ガラガラ」をやってほしいものだ．一眼レフのレンズは，18mmから200/250mmの望遠，つまり普段つけっぱなしでかなりのズームがきくレンズの購入を考えていて，タムロンとシグマで迷っている．店頭に置いてあるEOS Kissにそれぞれのレンズをつけて，手持ちのコンパクトフラッシュを入れて，試し撮りしまくり．どっちか買うつもりだが，まだ考えなければならなそうだ．
今朝「花まるマーケット」でやっていた．こんな番組，1年に1度見るかどうかである．
新じゃがをよく洗って皮ごとスライサーでスライスし，さらに極細の千切りにする．
その後，耐熱容器に入れて，ラップをかけずに1分チン．取り出したら冷水にとる．
新タマネギもスライサーでスライスし，じゃがの冷水ボウルに入れる．
よく水にさらした後，水を切って器に盛り，かつお節＋しょうゆをかける．
超簡単．しゃきしゃきしておいしかったです．
1〜3限が授業，その後教授会→学科会議のとんでもなく忙しい日．でも今日は教授会が1時間半で終わったので，それほどへとへとにならなくて済んだ．学部長のSさんに「今日はよかったですよ！」と言ったら
「ありがとう！そうやって賞めてもらえてほんまうれしい！」
と大感謝してもらえた．よかったよかった．
ちなみに今日の教授会では「法政大学でこんなことがありました．本学でもこんなことになったら大変です．是非来年度入試では定員を大幅に超えることのないよう頑張りましょう」という訓辞があった．もちろん，訓辞があったからといってその通りにできるわけじゃないところが入試の難しいところだ．
また木曜日が雨．木曜日は心理統計法の授業で，めっちゃたくさんプリントを持って坂を登ったり下ったりして遙か遠くの講義棟に行かなくてはならないのに，また雨か．
ところで私は傘をさすのが嫌いだ．なぜなら面倒だからだ．今日も駐車場まで面倒だから傘をささずに濡れていった．今日くらい暖かくなれば，さすがに風邪はひくまいて．
もう盛りは過ぎたという気もするが．
私は「ムーディ勝山」の面白さが分からない．いや，初見は確かに笑った．しかし，後を引く面白さはない．その辺のおもろい兄ちゃん，からどこが一歩上に出ているのかが分からない．しかし，どうも彼が面白くないというのは，関西の笑いが理解できていないことの証左なような気がして，気持ち悪い．わかりやすく言えば，アイデンティティの危機だ（笑
そう，内部通報さんがおっしゃるとおり，現在全国の（特に現時点では首都圏の）大学人にとって，麻疹流行はとっても深刻な問題である．当節「2週間休講」になって，タダで済まされるわけがない．夏休みの短縮などによる補講があることは容易に予想される．既に計画されている授業の枠をぶちこわして詰め込み教育をするのはまっぴらご免被りたいのだが，しかし流行ってしまったらどうしようもなさそうな状況だ．本学でもトップページに注意喚起文があがった．まだ感染者の連絡はないようだが…
昨日，MDな同僚に，
麻疹って予防注射してたらかからないんですか？
と質問してみた．どうも予防注射は10年くらいで効力がなくなるらしい．続けて，
いっぺん罹ってたら大丈夫なんですか？
と聞いてみた．その先生は悲しそうに困った顔をして，
えーと，ボク，目から上のことが専門なんで…（注：精神医学者）
と言われた．確かに私も知覚や臨床や発達のことを聞かれても困るなあと思いつつ「えーお医者さんなのに〜」と言ってしまったのだった．神経内科医の同僚が偶然欠席だったので「君はどう考えても全身だろう！」と言えなかったのが残念だった．とはいえ医者というのは素人よりずっと泰然としていて「まあ，罹るものは罹る」という構えである．いや，私も罹ることに恐怖しているわけではなく，大学が閉鎖になることの方が恐怖なのだが．
で，とりあえず私は麻疹に罹ったことがあるのだろうか．ないのだろうか．おたふく風邪や水ぼうそうの記憶はあるのだが，麻疹はわからん．よく考えたら来週東京に行く．私が原発になったらどうしよう．
今日は朝から布袋寅泰の90年代ベストアルバムをかけている．仕事が進む進む（笑
拳銃立てこもり事件発生中（8時現在）の長久手町．愛知学院大学には社会心理学会で行ったことがある．どうやら大学町のようで，その他にも周囲には大学がたくさん．
名古屋外国語大学
名古屋学芸大学（以上2つは系列校らしい）
椙山女学園大学（人間関係学部）
愛知淑徳大学
最寄り駅は「長久手古戦場」らしい．深夜のホームあたり，落ち武者とかいそうだな．
大学院入試広報絡みで，いろんな授業風景を実習助手が撮影に回ってくれている．昨日は心理統計法の授業にカメラパーソンがやってきた．ずっと狙っているのを意識して，なんとか同じポーズを維持しようと思うのだが，私が「じゅうぶん維持した」と思うタイミングと，カメラパーソンが「これくらい維持されているなら撮ろう」と思うタイミングが同じだったらしく，ほとんどがぶれぶれになってしまったそうだ．その中でまぁマシなものをご披露．
洋ちゃん出演．（多分）今日から関西テレビ15:59〜再放送．
昨日の大学院入試対策用自主英語勉強会で，乳児の対象知覚の英文を読んだ．学生が「全然関係ないんですけど」と言い置いて質問したのは，
錯視って，乳児でもあるんですか？
…わからん．そもそも「錯視がある」ことを確かめるのって難しいよね〜，みたいなことでお茶を濁した後に，麻疹に関してMD同僚に質問したときの話をした．するとその学生は，
とてもよく分かりました！
とにっこり笑顔であった．質問には答えられなかったが，共感は得られたようである．よかった．
ジュンク堂で英語勉強会に使える手頃なエッセイ本探し→新星堂で輸入CD漁り（こないだアマゾンで買って到着待ちのCD（ドイツカンマーフィル＠パーヴォ・ヤルヴィのエロイカ）が500円も安くて2000円を切っておりショックを受ける）→阪神百貨店「松崎」でスーツ仕立て上がりを受け取り→うめだ阪急でアンデルセンのポテトチップスをオトナ買い
地下街のtotoBIG売り場は長蛇の列だった．博打は競馬以外やらない私には関係がない．ランチは考えるのが面倒だったので阪神至近のE-maでイタリアン．壁の穴系列の店で，いかにも「画一化された調理方法による万人受けを目標とした」味で，想像通りだった．ジュンク堂は案外洋書の品揃えが悪い．松崎はいつ行っても団塊な店員しかいないため，「お父様によろしく」というVIP栄光浴を受けられる確信がなければほとんど魔界のような存在だ．アンデルセンのポテトチップスはやっぱりうまい．あと数ミリ厚切りにできるスライサーがあれば自宅でも再現できそうではあるが．
GPSデータロガーの性能チェックも兼ねて，朝は近所をお散歩．半径200メートルくらいの範囲の住宅街を「曲がり角では必ず曲がる」法則でうろうろと40分くらいかけて歩いた．一戸建ての家がほとんどなので，家の大きさや停めてある車がバラエティに富んでいて面白い．今津線の線路の向こう側は，ベンツ所有率が相当高い．このことは，当節「比較的ステイタスの高い住宅街」と思うべきなのか「気を付けろ」という意味なのか．多分どちらでもあるんだろう．
帰宅してからGPSのデータをチェックすると，駅至近になると途端に感度が悪くなっていることが分かった．そうでなければ，たまに間違っている（なぜか小学校のグラウンドに侵入したことになっているなど）以外は，まあまあ記録できていたように思う．ただ，今日は地図上で実際に歩行したルートを捕捉していなかったので，比較検討ができない．次はトレースしながら歩こう．
午前：ほぼ移動。機内と空港のヴィドフランスで実験実習レポート採点完了。いい時間の使い方ができた．
午後一：東京ミッドタウン、ミッドタワー＝リッツ・カールトン東京の下で研究打ち合わせ。快晴でとても気分がよかった．団塊以上の観光客でいっぱい．オフィスの人たちもミッドタウン内でランチができないくらい激混みらしい．今日は歩いて数分の韓国料理屋さんにて．
午後二：六本木→中目黒→菊名→鴨居で，ららぽーと横浜．日本唯一というふれこみのリサガスオフィシャルショップ探検．記念にエッフェル塔の前で記念撮影をする二人の置物を購入．ららぽ甲子園より規模が大きく，ちょっとグレードが高い店も混ざってる感じ．
午後三：新宿。ホテルチェックインで一息。ここは有線接続なのを忘れてた。駅近くで買おう。向かいのクリスピークリームドーナツが異常な混雑．100分待ちってアンタ，手に入るのはドーナツだよ．６億円獲得の可能性じゃないよ．
夜：西口そばのインド料理「ボンベイ」でカアラさんとRendezvous。店がちょうどヨドバシのすぐそばだったのでケーブル購入．打ち合わせも無事終了．帰り，まだクリスピーは混んでいた．
新宿南口から徒歩3分．一応サザンテラス口というのもあるのでそこからなら徒歩1分くらい．西口高層ビル群よりも近いし値段もまあ新宿にしてはこなれているので結構愛用しているのだが，経年劣化が目立ってきた気がする．また，これは以前からだがベッドが私には堅いのと，LANがケーブル持ち込みの有線のみしかなく，うっかり忘れると費用が発生する（ホテルでは500円で販売）ことが難点．
新宿でどこかいい（1泊2万円しなくて，駅から近くて，ぼろくない）ホテルないかなあ…
巷で話題…がもう半年ばかり継続している行列のできる店，KrispyKremeDonughnuts新宿サザンテラス店に行ってきた．やはり社会心理学者としてはこういうときに躊躇してはいけない（笑 昨日はいつ通っても大行列で「１時間４０分待ち」とか書いてあったので，店の斜向かいのマイクロソフト日本法人の上に泊まっているという利点を生かして，開店15分前（6:45）に行った．その時点で私が30人目くらい．おかげさまで7:15には買えていた．
何って，ドーナツ屋だ．それ以上でも以下でもない．特に何がものすごい（半年も行列を継続させるような）魅力なのかよくわからない，買って食べた後も今もってよく分からないのだが，ミスタードーナツをもっと乱暴に甘くしたような，いかにもアメリカ人が好きそうな味だった．その場で作っているので，作っている光景が見えるし，揚げたても食べられる．それはちょっとうれしい．授業が終わって疲れたときや，長く長くかかった教授会の後あたりにはいいかもしれない．
以下，待ちながら書いたメモ．
開店時間でほぼデッキはいっぱい。六十人はいる。観光ついでっぽい人はあまりいない。 一人客多い。早稲田の学生が暇つぶしに来たのか。 お菓子に行列はエスコヤマ以来。あの時は雪のちらつく中寒かった。ここはあと数週間もしたら暑くて大変そう。 暴動避けか、出来立てのオリジナルグレーズが待ち客に１個ずつ配布される。予想通りメリケンで暴力的テイスト。
今日は午後イチで
こうこくだいりてん
というところに人生で初めて行く以外は特に用事がないので，チェックアウトぎりぎりまで部屋で仕事をして，東京タワーのそばまで行って，そのまま空港になだれ込んで帰ります．
11時チェックアウト．結構な頻度でサザンタワーに泊まっているのに，実はタイムズスクエアに渡ったことがなかった．今日はKKDに行列している人（店の前のデッキ部分が埋まると橋上に飛ばされる）たちを横目で見ながら渡ってみた．いや，渡ってみただけ．
1140田町着．約束は1300なのでエクセルシオールカフェで時間をつぶす．ホットスポットが使えて便利．昼休み時間帯に入ってかなり混雑したが，プレッシャーに耐えて1時間粘り，KDDI内容分析の評定者間一致を検証したデータの作成完了．
1300から「こうこくだいりてん」で打ち合わせ．創発に関してかなり面白いデータが取れる現場に立ち会えそう．ラッキー．
15時半打ち合わせ終了．田町→浜松町経由で羽田空港へ．しかしフライトは19時．先得割引なので変更などききません．というわけでまずアメクス飯を食べ，さっさとチェックインしてラウンジに沈没し，通常のサラリーマンは生ビールをあおり…となりそうだが，私はおとなしくジンジャーエールでまた仕事．
最近の我が家ではこれがトレンドだ．前から持っているキヤノンデジタルEOS Kiss(N)用に，このたび18-250mmのレンズを購入したので，週末に撮影ツアーに行こうと思っている．土曜日に学務で奈良に行くがほとんど拘束時間は1時間ほどなのでそのついでか，あるいは日曜日に近所の植物園か．
面白いのは，カメラで撮影するという行為に対するアプローチの仕方が私とご夫君では随分違うことだ．私が凝ったのはまず構図で，どうやったら自分で見て面白い/美しいと思える写真が撮れるかに腐心する．しかしその腐心の過程でカメラの設定をどう変更すればどうよくなるのかを理解しようという気持ちがない．平たく言うと，絞りも露出も感度も，カメラでいろいろ設定できる指標が何を示しているのか，理解していない．対してご夫君は，私から見るにまったくといっていいほど「面白い/美しい写真を撮る」ことに関心がない．記録としての撮影からほとんど一歩も出ていない．行為自体が大変インスツルメンタルで，あまりコンサマトリーさを感じないのである．しかしこの数週間はカメラの機能を理解することに非常に時間を割いているようで，まず本を買ってきて，あるいはネットで調べて，カメラを実際に手に取り，家でぬいぐるみを何枚も撮影しながらふむふむとうなずいている．そして，
あさりんが撮りたい写真はこうしたらええねんで
と教えてくれる．それで初めて私は感度や絞りとは何かをぼんやりと理解した．ああ，なんて便利なんでしょう．個人差を性差としてメタ的に理解するのはあまり好きじゃないが，しかしこれは端的にジェンダー・ステレオタイプに当てはまっているとも思える．
しかし，彼が私に教えるだけでなく自分でコンサマトリー的に写真を撮ろうとし始めた暁には，絶対カメラがもう1台必要になりそうだ．なお，私はまだ露出については学習できていない．
学部の女先生による新任教員歓迎会（別に女先生がすべての新任教員を呼びつけていたぶるわけではなく，女性同士交流を深めましょうという会である）がこの店で開催された．震災前は三宮駅の南側にあったのが，今は北野坂方面に移転している．
食べたのはBコースで，
■ザクースカ (オードブル盛合わせ)・・・・・・Ｈors d`oeuvre ■ボルシ(小)(ロシアスープ）・・・・・・・・・Borsch ■ピロシキ（1ヶ）又はライス・・・・・・・・・Meat Piroshki or Rice ■ワリヨンヌィ・ラーク(エビホワイトソース煮）・・Boiled Shrimp ■シャルコイ(ビーフシチューつぼ焼小）・・・・・Stewed Beef ■サラート（ドレッシングサラダ）・・・Vegetable Salad ■アイスクリーム (バニラ)・・・・・・Ice Cream ■コーヒー又は紅茶・・・・・・・・・・Coffee or Tea
そしてロシアビールとワイン．懐かしいお母さんの味…がロシア料理というのは何となく変だが，しかしそういう素朴で丁寧でやさしい味がした．ただし，量は相当多く，メイン以降は半分食べるのがやっとだった．また，料理のせいか酒のせいかわからないが，やたらと喉が渇いたのはちょっと気になる．濃いってことかな．
以前ここに大学で購入斡旋したノートPCの修理時に，検索やワードファイル履歴にゴミが残された状態のものが「修理された」ものとして戻ってくるという記事を書いた．このPCがNEC製で，修理対応業務をしているのがNECフィールディングという会社だ．
上記の件について，紆余曲折があったのだが，結局NECフィールディングがゴミデータのいっぱいついたリカバリディスクを使っていたことを認め，それを改善し，また既に「品の悪い」修理をしてしまった学生については，個別に同社が連絡してお詫びと事情説明をしてもらう，ということになった．まだ個別対応は実施されていないようで，それもたいがいひどいと思っている上に，さらに判明したことには，修理依頼をして昨日戻ってきた事例でも，ほぼ同じ事象が発生しているということだ！
情報処理担当の教員の話によれば，既に現3年次生からは元来芝浦資本の某社PCを購入斡旋するようになっており，NECフィールディングはほぼ「残務整理」の状態になっているから，あまりギチギチと追いつめてもメリットはない，ということらしい．だからといって，つまり残務整理だからといって，既に指摘済みを放置しているらしい現状はさっぱり理解できない．それくらいのこと，ばれないとでも思っているのか．あるいは，ばれても損失は大したことがないと思っているのか．末端の作業者は「なんとかしたい」と思っていても，できない恐ろしい制約でもあるのか．
とにかく，私は，今後公私ともに絶対にNECフィールディングのお世話になるような製品は買わない．まあ，私自身のプライベートではNECのパソコンを買ったなんて98note以来絶えてないから影響はないんだけど．学部で学生のためにまとめ買いするという状況は今後もあるかも知れないが，絶対にNEC製品は排除だ．
願わくば「NECフィールディング」で検索した際に，このページが上の方に表示されますように（笑 目指せGoogle八分（違
しんりとうけいほうのひゅぎょうをほしゅうこみでれんそくふたほま，つまりさんひかんやったらつかれまひた．
昨日はさすがに疲れていて，22時くらいに人事不省に陥る．かなり「情けない」byご夫君 姿で寝ていたらしい．一度目が覚めたら1:28で，次に起きたら5:28だった．普段なら5:10に起きるつもりのところを珍しく寝坊だ．その代わり，よく寝たので今日は雨なのに爽快♪
統計ソフトウェアSASの営業マンがやってきた．これまで絶えてなかったことだ．その人は技術畑出身でSAS在職22年，最近あまりにもSPSSにシェアを食われているので，危機意識を抱いて今あちことアカデミック系に営業にまわっているらしい．
私自身は個人的感情としてSPSSとSASだとSASにポジティブなのだが，いかんせん現状ではSPSSの方が圧倒的にシェアを獲得するという結果もまたうなずけるところだと思っている．だからどうしてほしいのか，について思わず熱っぽく語ってしまった．しかし私はお上品なので「とりあえず私にタダで寄越せ」とは言わなかった．多分言ったら寄越してくれたような気がしたけれど．
しかしその営業マン氏は，そこそこちゃんとした人間だったと思うのだが，狩野・三浦の共著を知らないのは勉強不足だと思うぜ．
遂に学科の学生に明示的に感染者がいることが分かった．がーん．氷山というのは水面下の方が…
その話をしていたら，実習助手のうち二人が「実は私たちも罹ってないんです♪」と若さをアピール．…いや，エイティーズだということは分かったから，早く病院に行って予防接種受けてらっしゃい！と説諭するワタクシであった．
しかしもうキャンパス閉鎖も時間の問題のような気がする．関西でも阪南大が明日から休校のようだ．それならそれで対応を考える必要があるが，座学はともかく演習・実習系はどうすればよいだろうか… あと，どうでもいいといっては何だが，来週は総長選挙の投票があるのだが，これもやっぱり延期なんだよなあ．
事の次第を情報処理担当の教員に報告→その教員も私と同様激怒→NECフィールディングに連絡→担当者真っ青になって謝りに来る
という結果になった．見た目そう振る舞えるように訓練されているのでなければ，初めて会う人間に真っ青になって謝るなんて，非常にメンタルヘルスに良くないはずだ．ご自身の健康を守るため，もっと事前によく考えて行動された方がよろしかったのではと思いました．
というか，それをきっかけにしてデジタル一眼レフ撮影ツアー．昨日の嵐はどこへやらの好天だ．ご父君にご教示いただいたコースを巡ってみよう．ついでにランチできそうなお店とかお土産（自他両方用）も見繕ってプリントアウトして出発！
9時半スタートで，奈良公園あたりをぐるぐる．修学旅行生，外国人観光客，その他いろいろで賑わっていた．鹿を撮るために，鹿せんべいを買って寄せていたら，わっさわっさと駆けつけてきたのはいいが，手に持っているのに足らない足らないと腹をつつかれる，いや，かじられるのには参った．あまりに真剣な顔をして何度もかじるのがいたので，「やーめーろって！」と思わず真剣に殴ってしまった．人対動物の真剣勝負ではあるが，明確に動物虐待である．
午前中早いうちは快晴で眺望もそこそこきいていたのだが，しばらくすると黄砂がすごくてもやがぼわんとかかったように．若草山にはわっさわっさと人が登っていたが，それも霞んでいた．寺などには入らず，先だってご両親様が散策したという，地図に（実は後で聞いてみると結構いい加減に）マウスで描かれた道に沿って歩く．ご夫君があまりにそれに忠実に歩くため，マウスの線が地図上の道路から少し外れていると「地図にこう書いてあるから」と道のそばの雑木林の間を歩かされる（笑 まあ，それもよかろう．
お昼前に一旦散策を終了して，西の京の田舎料理草の戸へ．出かける前にちょこっと検索した中にあったのでほとんど適当に選んだのだが，行ってみると狭い店の中には予約客がたくさん．薬師寺から歩いて10分くらいの，田舎街道にぽつんとあるような店なのだが，人気はあるらしかった．ちょっと並んだが10分ほどで座れた．私は検索中に「田舎ごはん定食」1280円というのを目にしていてそれしか頭になかったので，メニューも見ずにそれを注文したのだが，よく見ると周りの人は判で押したように私たちとは違う，そして同じものを食べていた．塗りの器に古代米のごはんとおかずが盛り込まれた弁当で，見目はよさそうだが中身は私たちの食べたものと大して変わらなかったように思う．後で調べてみるとそれは風流弁当けんずい2625円であることが分かった．風流代が1300円以上するらしい．風流を過度に重視しない状況であれば，田舎ごはんで十分だと思われる．少なくともその値段ならニコニコ食べられるお味だった．
次に尼ヶ辻駅そばのきなこだんご たまうさぎへ．奈良のお菓子といえば橿原「だんご庄」だ．大学院時代，橿原在住・後輩のTさんがよく50本入り1ケースといった大規模サイズでだんごを買ってきてくれていた．50本といってもつぎつぎ手が出るサイズとおいしさなので，すぐになくなるのだ．今日寄ったお店はそのだんご庄で長年修行した後に独立した人が開業したとのことで，中身はそっくり．小さめの5つのお団子が串に刺してあって63円．思わず15本お買いあげ．懐かしく素朴だけれど，記憶にあるだんご庄の味より少し上品な，敢えて悪く言うと少し食い足りない味がした．
というわけでようやくお仕事（笑 14時に猿沢池そばの某公共施設に出向いて教育懇談会．教育懇談会とは，関西中心の各所で同窓会総会が開かれるついでに，現在学生の父母等からあれこれ相談を受ける機会のことである．奈良支部はあまり規模が大きくないようで，前回行った高松よりこぢんまりしていた．私が担当したのはたった1名の学生の母親だった．学部全体で1名だから1/2000くらいの確率なのだが，実はその学生は2年次ゼミで私が担当，つまり「指導教員」な女子学生だった．というわけでそこそこきちんと話ができてよかった．当然，見も知らない学生だということもあり，そんな時はゼミの先生から取材して臨むものの，やっぱりどうしても曖昧な話に終始するしかないのである．
15時過ぎにあっさり仕事は終わり，興福寺あたりを巡っていたご夫君と再合流．ちょっとドライブでもしてから戻るか，と奈良奥山ドライブウェイ（つまり若草山の奥）へ．最初高畑町の方（南側）から入ったら，一部一方通行があるから通り抜けられないと言われて正倉院側（北側）から入り直した．奈良に行くのはよいが私たちの持っていたのは「京阪神道路地図」だったので，奈良は思いっきり広域図しかなかったため，こういう失敗もある．このドライブウェイ，全道走ると1820円もする．高い．しかし相変わらずフォトジェニックな場所を探して走る．黄砂のせいで，高所からの眺望という意味ではまったくダメだったが，それでも何枚か面白い写真は撮れた．
17時を過ぎた頃に帰路へ．奈良市内の渋滞に呆れつつ，1時間かけて第二阪奈にたどり着き，そこからは正味30分ちょいで自宅に戻った．
われわれ夫婦は多くの場合何かにはまると短期集中でめちゃくちゃに行動するのだが，今回もそうで，今朝も8時に西宮北山緑化植物園に行って，植物を撮る練習．公園は終日開放されているが，駐車場は8時かららしい．温室など諸施設が開くのは10時からなのだが，結構客はいた．きっぱり全員カメラ持ち．われわれの成果はこちら．明らかに一眼レフが一家に1台では足らない．普通のデジカメも持っているのだが，そんなんじゃ話にならん，ということになってしまった．
BOXが出たのでオトナ買い．昨日届いたので早速見ております．最初の方の回はバカにして見ていなかったので，新鮮に楽しめる．いやあ，どうせフジテレビの作るマンガ原作のドラマなんてろくなもんじゃない，とバカにして悪かった．ごめんなさい．
午前：人科で共感性研究MTG.議論に予想以上に熱が入り，ランチを食べ損ねる（→移動中にコンビニ飯でエネルギー補給）
午後：基礎工でAIDs輪読会．CHI2007で準ベストペーパくらいを取った論文を報告．社会的促進/抑制がVirtual Humanとの間でも生じるかどうかを実験的に検証したもの．結論からいうと「起きる」だった．もう一つの報告もテレビ会議的状況で信頼ゲームをやったらどうなるかというもので，ベストペーパ受賞論文．これも工学と心理学の融合．意外なことに世界的にもこういう研究はまだ「珍しい」というかユニークらしい．じゃないと，これがベストペーパを取るという意味が分からない．
夕方：Jスルー．一応弔問ということになるのか．その割には随分ひどい励まし方をした．私はつくづくカウンセラーに向いていない．ちょっと反省．
PCを持たずに動いていたので，メイルは携帯でチェックするものの世の中のニュースを捕捉していなかったため，帰ってきたら松岡農水相とか坂井泉水とか亡くなっていてびっくり．つまりデジタルプアってこういうものね，と実感．
という安倍発言に対して我が家では，
意味がわからん
と話題になっていますが，他の方々はどうですか．まだしも伊吹発言「死人に口なし」の方が，身も蓋もない無茶苦茶発言ですが意味的にはわかるかも．
デジタル一眼レフ風景撮影術入門 「里山の風景を撮る」
これが最終回．2回しか見られていないのが残念．テキストはどうにかすれば入手できそうだが，やはり動画で見たいものだ．
簡単に言うと，私が変だからだ．
「そんな風にはっきりおっしゃったの先生が初めてです」
「そこがよく分からない，とかおっしゃってくださる方がむしろありがたいんで」
今日打ち合わせに来た通信系某社の人にそう言われてちょっと自覚した．つまりずけずけと竹を割りすぎる物言いをするわけだな，私は．初対面のその人たちに，
「そちらの研究所に行ったことがあるんですけど，なんだか仮面ライダーの悪者でも作ってるみたいな，うらぶれたところにあるのが印象的でした」
とか言っちゃったもんなあ．以前別の某社の研究所の人には，
「こちらに来るとき，いつも道に迷うんですよね．こないだなんか裏の田んぼにはまりかけました」
とか言っちゃうしなあ．なんじゃこの人って感じなんやろなあ．
しかしこの業界の人と一緒に仕事をするとなると，父・夫が工学系だということが何と役に立つことか．私が得体の知れない文系学問をやるタダの変な人で終わらない存在として認められるために非常に有益なネットワークである．
ちょい短めにしてさっぱり．
我が家2台目の一眼レフデジタルカメラ．日曜の夜に注文したものが，もう火曜日の夜にやってきた．早速ご夫君は試写してみたようだが，私は昨夜はもう眠くて眠くて21:45に寝てしまったので，昨日メモした趣味悠々すら見逃す始末だったので，ボディを触ってみただけだ．ちょっと手に余る大きさなんだが，気にならなくなるかなあ．
といっても，もちろん適切なハラスメントをおこなうための研修ではなく，起こしてはならないという主旨のものである．学科の「人間関係法規論」という科目の非常勤講師をしていただいている弁護士さんにご講演をいただいた．正直，目新しいことはなかった．既にハラスメントを起こさないためにどう振る舞えばよいかについて心的に活性化されまくっているからかもしれないが，もうちょっと「弁護士ならでは」のご意見があればさらに興味深い内容になっただろう．しかし，お忙しく準備もなかなか難しかったようなので，仕方がないか．
教員からの質疑応答は今ひとつ不活発．某先生は，私が聴き取る限り，次のようなことをおっしゃった．
「弁護士と教員はよく似ている．両方とも仕事で扱うものが理性的である．しかしセクハラとは理性ではない部分の問題である．昔からよく「男にとって色事は甲斐性だ」と言われるが，それについてはどう思うか」
…どうって？？
はしかで休校中の某大学のお話．来週休校が明けてからも感染源になってはいけないということで，大学の門のところにサーモグラフィを設置して登校してくる学生の体温をチェック．もし37度以上のお熱があるのに無理して登校して来ているらしいものがあれば即座にその場で体温計を突きつけてお熱をはかり，実際にそうだったら大学の門をくぐることならじ，と追い返す方針なのだそうだ．
段々マンガじみてきたぞ．
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