去る5月末にひどい口内炎から誘発されて腫らした左上の親知らずを抜いた.腫れている時は苦痛だったが数日して平癒したので,今更抜くのは嫌だなあと思っていたが,仕方がない.
抜いたのは紹介された阪大第一口腔外科.13時半頃から麻酔→歯茎切開→親知らずが食い込んでいる骨削り→親知らずの引っこ抜き→縫合と進んだ.といってもこちらは何がどうされているのか今ひとつよく分からず,それぞれの手続きがどの程度続くのかも分からないので,ただただ「右に顔を向けて!」というのに盲従するのみ.しかしその時,施術者の方はと言えば男2人がかりで思いっきり左の唇を左に引っ張っているのだ.患部には麻酔がかかっているから骨をドガガガガガと削られていても,耳に響いてうるさいったらないが痛みはほとんどない.しかし唇には麻酔がかかっていないので,猛烈に痛い.途中で軟膏を塗りたくられたがそれでも痛い.両者の綱引きが延々と続き,口裂け女になるかと思った.それにしても手術というのは医師の方も体力勝負だ.今回は局所麻酔なので患者の方もそれにつきあうことになったわけだが.
無事に抜けたと聞かされた後,縫合も結構時間がかかったのだが,その頃から3人目の施術者が現れた.話し方からしてやや年かさの人だった気がするが,この人が前の2人(明らかに若手)よりかなり患者扱いのスキルが上手で興味深かった.「よく頑張ってますね」と褒めるとか,休憩するときにぽんぽんと右頬あたりを(患部以外は布がかぶせられているのでその上から)タッチするとか,ちょっとしたことが若手とは違う.若手諸君,君たちも学習するように,と願わずにはいられない.
4針縫って,はい終わりました,と起こされて時計を見たら15時ちょうどだった.ほぼ90分かかったことになる.抜けた歯はもちろんもらって帰ってきたが,とてもきれいで,一度もこの世を見せぬまま抜いてしまったのが申し訳ない気持ちになった.
前回左下を抜いたとき「痛くなったら痛み止め」作戦で失敗したので,今回は会計を済ませて薬をもらってすぐにロキソニンを飲んだ.「痛くなるのが分かっているので痛くなる前に痛み止め」作戦である.おかげで「イタタタタ」的な痛みはほとんどないが,もちろん患部は腫れている.左下の時はしょくぱんまんのようになったが,今度はこぶとりじいさんだ.しばらくはガマンするしかないだろう.
朝起きると,かなり左頬が腫れていた.触ると固くて,熱を持っている.こぶとりじいさんみたい.発熱したりはしないが,何となく鈍痛がしていて気分はよろしくない.鏡もあんまり見たくない感じ.
外に出るのもおっくうだが,マスクをして昼すぎに病院に行き,経過観察をしてもらった.一言「腫れてますねえ」とのこと.はい,そうなんです.医師によれば個人差はあるが3日目くらいが山らしい.ということはまだ腫れるのか?(´・д・`)
ところで今回の抜いたのは左上の親知らずだが,歯根が上顎洞に突き抜けている場合は少々厄介だという説明を受けていた.上顎洞に穴が空いてしまうと,鼻と口が貫通してしまうことになるので,口に入れたものが鼻から出てくる,という笑えない状態になるのだそうだ.私の場合はかろうじて薄い膜(シュナイダー膜というらしい)一枚があったので穴は空かなかったが,この膜はちょっとした衝撃で破れてしまうようなはかない存在なので,しばらくの間は,
鼻かみ禁止
なのだそうだ.朝一寝ぼけてチーン!(バリーン!)とやらかさないように注意しよう.
今日は結局一日ごろごろしていた.明日から職場復帰.
昨日は朝より夜の方が有意に腫れていて,はびーも「うわぁ」という程度であった.目の下から顎のあたりまで腫れている.寝るときにそっちを下にできないので右頬を下に向けて寝ていたら,どうも口の閉まりが悪いらしく枕によだれが垂れていた.きちゃない.
しかし腫れているのと左口元が若干裂けている以外は特に異常があるわけでもないので,いつまでも休んでいるのも馬鹿らしい.というわけで今日からマスク掛けで職場復帰.花粉症用の,鼻から顎まで隠れるやつだ.人と一緒にご飯は食べられないけれど,ランチMTGでもない限りはそんなことは普段からしていないので,まあなんとかなるだろう.化粧もしていないが,どうせ目しか見えないからかまわないだろう.マスク掛けがそれほど奇異に見られない日本でよかった.
大学ではまだあまり生産的なことをする気になれないので,9月以降の院ゼミで報告するための論文読み→レジュメ作成をもくもくと.2本半くらいできた.合間に卒論指導を1本.既に質問紙調査が終わったのでざっくり分析してみたが,なかなかすっきり行けそうでいい感じだ.私が全部やっても仕方がないので宿題をたんまり出しておいた.午後遅くは男女共同参画推進支援室の方々がやってきて子育て奮闘中なわがPDへのインタビュー.こと男女共同参画については特に何の引っかかりも葛藤もなくこれまでやってきた(ゆえに問題意識が低い)私だが,子育てで多忙な際のピンチヒッター制度(データ整理や文献検索などの研究・教育補助業務をアルバイトに手伝ってもらうもの)の導入などは,もし介護等の際にも援用されることになればよいなあと思った.
夜に至っても腫れはあまり引かず,晩ご飯は肉を食べられない(噛み切れない)ので「まるのみ」できる程度のものを少々.台所仕事などでバタバタ動いたせいかちょっと痛みと微熱が出たので1日ぶりにロキソニンを飲んだらおさまった.
またよだれを垂らしながら寝て起きたら,若干,ほんの若干だけ腫れが引いていたような気がした.幸い,熱も大した痛みもない.ただし鏡を見てがっかりしたくないのでほとんど見ていないからどの程度かはよく分からない.左側だけが不機嫌なブルドッグかパグみたいな顔になっているというところで間違いないだろう.というわけで今日もマスク掛けで出勤.
今日は生産的なことをする気持ちになっているので,頑張る.
広い方の実験室(狭い方と共通していることは「窓はない」ことで,違うのは「研究室から徒歩5分」であること)で秋学期から実験をする卒論生が3名いるが,うち2名のパイロットスタディをPD2人にもつきあってもらって実施.1名は対人コミュニケーション場面での視線捕捉をおこない,もう1名は人が話している様子を見て虚偽判断をさせるもの.2名とも映像刺激の作成が必要だったのだが,撮影は本人たちが頑張り,加工についてはPDのFさんがAdobe Premiere(今年から大学がAdobe Creative Suiteのサイトライセンスを導入したのだ.すんばらしい!)の使い方を指南して,本人たちの作業につきあってもくれた.私だけではとても手が回らないところだから本当にありがたい.
どちらの学生も事前準備もきっちりしてあって,実験手続きの台本作成なども慣れたものだ.これは実験実習で鍛えられている成果だろう.残念ながら(あるいは当然のことながら)すべての学生がここまでスキルアップしているわけではないが,ちゃんとできるようになっている学生はちゃんと存在することが分かると教育する側としてもうれしいものだ.
実験は調査と違ってデータ収集の際に個々の協力者と直に接してその行動をデータとして記録するものなので,特に社会心理学的なそれを遂行するにはかなりの人間的なスキルを必要とする.それに長期にわたってそれに取り組める+失敗を恐れないやる気と熱意と根性.今年の卒論生のうち実験組はなんだかんだで15名中5名となった.みんな頑張れ!
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日にち薬とはよく言ったもので,だんだん鏡を見て喚起される嫌悪感情は和らいできた.はびーによれば「そりゃもう昨日一昨日よりはかなりマシ.ひょっとしたら腫れてると言われなければ分からないかも」だそうだが,自分としてはまだ全然腫れているので,相変わらずマスクは外していない.さらには,傷口以外のいろんなところに口内炎ができていてそれも若干痛い.夕方になると疲れと相まってやや痛みが増すというのもまだしばらく続きそう.とはいえ,マスク姿で学内をうろうろしているといろんな方が共感a/o同情してくださるのがありがたい.
そんな中で卒論指導@FtF×2とメイルで来た質問紙のチェックを1件,それに付随するさまざまな作業(陸上部の監督に実験協力依頼状を書いたり,オンラインモニタ会社に見積を依頼するための調査案を清書したり)を片付ける.今年から卒論以上の指導はDropBoxを活用して,それぞれ学生やプロジェクトごとに共有フォルダを作ってファイルのやりとりや共有をしているのだが,かなり便利.たまに同期に失敗する(学生が自宅でローカルPCのDropBoxにファイルを置き,同期する前に電源を切ってしまう時がほとんど)ことによる行き違いがあるが,メイルでやりとりするより遙かに効率的だし,ログもある程度残るので管理もしやすい.
PDの投稿予定論文2本目の第1稿も上がってきたのでチェック.今のところ彼女が嫁入り道具として持ってきたデータによるものばかりなので,共同執筆者というよりは査読者のつもりで読んでいる.それがいい方向に働くことを期待している.
腫れはまだ残るが随分引いた.ただし内出血の後?が黄変していて明るいところだと割と目立つ,かもしれない.
まだつらさが残るのは食べる時だ.相変わらず一定(かなり小さめサイズ)以上には口が開かないし,左右を問わず奥歯で噛むと患部が引きつって痛いので,右前の方の前歯でもそもそ噛んだら砕けるようなものでないと食べにくい.肉は細切れなどでなければ無理で,その他のものもやわやわしか噛めないので,ほぼ「まるのみ」である.しかも舌をほとんど使わないので味がよくわからない.おいしいものを食べるには非常に不適切な状況だといえよう.
というわけで昼は桃山台の「蕎麦屋 木田」に出かけて鴨南蛮を食したのだが,若干厚切りの鴨ロースは噛み切ることもまるのみすることも不可能だったので,すべてはびーにお下げ渡しとなった.残念.夜はパスタにしたが,フォークに巻き取って食べようとすると口を開けるサイズが微妙に大きくなってつらいので,お箸でずるずる吸い込んで食べた.
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皆さん,残暑お見舞いを申し上げるですよ.
今日は一日ぼやぼやしていた.朝は何やらテレビ視聴関係で工事の人が来るということで外出できず,それが終わったらお腹が空いて動けない感じだったので素麺を食べ,食べたら眠くなるし暑いしでどこかに出かけるでもなく仕事をするでもなく書斎のソファに埋まって寝てしまった.
しかし1つだけいいアイディアを思いついて実行に移した.朝ニュースを見ていたらドイツでブンデスリーガが開幕した(岡崎がゴールをきめたからそんな報道があったのだ)という.そういやブンデスは早かったよな.セリエAはまだだろうけどスペインはどうさろう.バルセロナにいる間にバルサがカンプノウで試合したりしてねーべか,と思って調べたら,スーペルコパがあるらしい.スーペルコパは昨シーズンのリーガエスパニョーラの勝者と国王杯の勝者が対決する試合で,去年のそれぞれの勝者はバルサとレアル.つまりなんとエルクラシコなのだ.スーペルコパがこの対戦になるのは10数年ぶりのことらしい.となると(サッカーはある程度見ているものの,リーガエスパニョーラはろくに見たことない私ですら)見たいよねってなるのが人間というもので,そう思ったらチケットがぽいと取れちゃうのがネット社会というもので,旅行最終日の夜はエルクラシコ観戦と相成る模様.すごいね地球.ワールドワイドウェブ20歳おめでとうだ.
スーペルコパの試合開始はなんと23時とのこと.起きていられるかどうかが一番心配だ.スペインって他の欧州諸国と比べても宵っ張り度が半端ないよね.
口の腫れの方はかなりひいてきた.まだがばっと口を開けることはできないが,すべてのものを「まるのみ」からはそろそろ脱却できそうである.明日受診して抜糸して,それがおそらく最後の予定.
現在と比較してみた.現在,内出血の痕が黄変しているのもよくわかるだろう.
早引けして夕方に阪大歯.その前に所用を済ませるタイミングが若干早かったので30分弱早着し,30分待たされたので結局待合室には1時間ほどいたらしい.しかしお持ち帰りにしていた審査系のお仕事×2を両方完済することができたので,かえって待たされ得だったといえよう.
担当医師は一目見て「あ,腫れひきましたね〜」とのこと.そりゃそうだ.平常時比+3SDも腫れていたのが元に戻ったのだから.口が開きにくかったのは縫っていてひきつれていたせいも大きいようだ.ピン,ピン,と4本引き抜いて抜糸完了.「ほんまにこれだけでええんか?」「4つって書いてあるから4つ抜いた」というやりとりに若干不安を感じたが,当日も4針縫ったと言われた覚えがあるので,多分大丈夫だろう.
診療が終わったら17時を過ぎていて時間外扱いになり,支払いを済ませることができなかった.後日請求が来て払いに行くか銀行振込かしなければならないらしい.いかにも「公務」組織な扱いであった.
卒論面談×2と実験室工事直前打合せをして,夏休み前のすべての学務+学内研究関連業務を終わらせた.明日から出張(広島)→休暇→出張(東京)が立て続けにあるので,次に大学に出るのは25日になる.
卒論面談は質問紙の修正(オンライン→紙ベースへの変更と一般向け表現への改訂)と実験計画の相談.後者は長らく「テーマは決まったが具体的な研究計画に落とし込めない」状態が続いた学生だが,春学期のゼミが終わった後にようやく突破口が開き,それからはスムーズに進んでいる.前者は「一般向けの調査項目って一体どうしたら「分かりやすく」なるんだろう」というところで苦慮.何が「分かりにくい」かを分かるのは案外難しいのである.多分,私たちが考えてもうまくないので,一般の方にコメントをもらう方がよいだろう.
実験室工事直前打合せは,13時からという約束だったのに12時前から業者が実験室に来ていて,それとは知らず鉢合わせしたポスドクがびっくり.いや,ある程度のセッティングが必要なことではあったので,ご熱心なのはよいことだが,我が物顔でクライアントの領分(以前に彼らが設置したものもたくさんあるのだが,それ以外の物品も同様にたくさん置かれている.なお,センターのポリシー上,実験室そのものは施錠されていない)に無断で入り込むというのはどういう感性によるものだろうか.事前に一言してくれれば特に問題ないことであっても,無断でされると身構えてしまう.もちろんクレイムしたが,分かってもらえるかどうかは心許ないところだろう.
業務終了後はのんびりと論文書き.楽しく書き進めることはできたが,残念ながら書き上げるところまでは至らず.明日ももうちょっと頑張ろう.
今日はNASA研(関西の若手中心とする社会心理学者による講読会)の夏休み特例会のため広島へ.広島といっても東広島ではなく広島市内である.会場がどこだったか記憶が定かではないが,保存してあるメイルさえ見れば現地に行ってからでも何とかなる,と思ってしまうところがまさにGoogle脳である.これが1人で行くならもうちょっとちゃんと調べるつもりになるのだが,同行者がいるのでなおさら「なんとかなる」感に拍車がかかる.二人とも拍車をかけている可能性は濃厚だが,まあ,なんとかなるだろう(笑
11時前の新幹線なのでそれまで書斎で仕事.昨日機嫌良く書き進めていた論文原稿をもうちょっと書き足そうとしたら,なんだか中身が古い.どうやらDropBoxに保存したのはいいが,クラウドと同期されないままに電源をオフしてしまったらしい.ということは,出張と休暇の間のどこかのタイミングで研究室往復を敢行しなければならない…うううう.やらかした.
午後は広島大学東千田キャンパスで研究会.
夕方からはホテルにチェックインして身軽になった後にマツダスタジアムに移動して広島−ヤクルト戦を観戦した.3塁側内野指定席3500円+生ビール飲み放題1400円というプランで,15名ほどかたまって座ってわいわいと観戦.野球のルールすら知らない人からレプリカユニ等々に身を固めたコアな広島ファンまでいたが,あまり客のいない内野席だったこともあって,緩やかに広島を応援しつつ気楽に見ることができた.甲子園で観戦するときはどうしても戦闘モードになってしまうのに比べたら,雰囲気を楽しむことができてよかった.途中で球場内をぐるりと一周.座席もとてもフィールドと近い感じがするのだが,一番外周でもどこからでも試合を眺めることができた.席の種類も趣向が凝らされていて,「ボールパーク」志向の強さを感じた.広島という土地でどの程度それが受けるのかはよくわからないし,甲子園もそうなってほしいかと言われると微妙(その分絶対に座席数は減るので)だが,一見さんとしては面白い経験をさせてもらった.試合の方はマエケン先発もぴりっとせず,打線も相手Pを打ち崩せず凡退の山,8ウラに前田智徳が満塁のチャンスで登場するも止めたバットにボールが当たって凡退,と残念だった.
試合終了まで待たずに球場を出て,近所の焼き鳥屋「カープ鳥」で反省会.
朝は原爆ドームあたりに出かけようかと思ったが,じりじりと照りつける陽射しを忌避して部屋で仕事.卒論生のオンライン調査項目を業者が確認・修正してきたものをチェックしたり,推薦状を書いたり,あれこれやるべきことの山はあるので,とりあえず全部崩してからチェックアウト→会場へ.
私たちは日付が変わる頃にホテルに引き揚げたが,コアな(そして東広島に帰らなくてよい)連中は2時3時までグダグダしていたようなので,10時開始とはいえなんとなくぼわんとしたムードで始まった研究会だが,報告が始まればみんなそこそこ起きていて,昨日と変わらず様々に議論.昼は近所の店でお好み焼きorつけ麺のランチ.私はお好み焼きをいただいたが,快活な店主の見事な手さばきで,おいしいスタンダードな広島風お好み焼きを食べることができた.あれは関西風で言うと,お好み焼きというよりは,焼きそばだな.
15時過ぎに研究会は終了.高槻M君とタクシーで広島駅に戻り,16時ののぞみで帰阪.次回は10月開催予定だが,私がオーガナイズ役+発表者の一人である.
18時前に帰宅して荷造りと夕食を済ませた後,一昨日同期し忘れたDropBoxのファイルをクラウドに移動させるために19時過ぎから大学へ.単にPCの電源をつけて〜切って〜だけではあまりにも空しいので,研究会出張の書類を処理したり,英語原稿の著作権譲渡承諾書を作って送ったり(これがPDFのe-signを要求するもので酷く手がかかった.結局日本語版で作ったものは先方でうまく確認できないようで,印刷してサインしてスキャンして添付メイルで送った.苦労した意味は!?).予定では1時間で終わるつもりが1時間半かかったが,審査仕事もできた分は片付けられ,ファイルももちろん無事同期したことを確認して,帰宅.
19日まで夏休みです.フィレンツェ3泊→バルセロナ3泊の予定.フィレンツェは5年ぶりくらい5度目,バルセロナは15年ぶりくらい2度目.あまりスケジュールは決めずに,気ままに行動する予定.
自宅8時半発〜関空12時発〜(時差の壁)〜パリ17時着〜フィレンツェ20時半着〜ホテル21時着,で移動完了.今回初めてアルノ川河畔に宿(Westin Excelsior)を取った.リバービューの部屋をとったので,窓からはアルノ川と向こう岸がでーんと眺められる.左手にはヴェッキオ橋や奥にはミケランジェロの丘が見える.そんな位置関係だ.部屋はキングベッド一つに広めの洗面所(バスタブつき)で広さはごく普通.元々はグランドホテルだったのがフラッグシップチェンジでウェスティンになったところなので,内装は比較的古く,よく言えば伝統的な雰囲気.多分,すぐ隣にある同系列のセントレジス(こちらは建物自体も新しいはず)に行けばまた少し違った感じなのだろうが,今回は「一度泊まってみたかった」長年の憧れを優先させた…というと聞こえがよろしいな.うん.
これまで泊まったのはドゥオモ近辺ばかりで,共和国広場あたりでの喧噪が深夜に至っても延々と続いていたのだが,こちらは少なくとも今日はとても静か.疲れて寝てしまえば大して気にならないとはいえ,穏やかに過ごせそうである.
のんびりとか穏やかというのはどうも私たちには適合度の悪いフレーズらしく,結局一日かなり暴力的に歩き回ってしまった.おかげさまで久しぶりのフィレンツェで大事なところはすべて巡ることができた.
朝食前:ホテル→共和国広場→洗礼堂+花の聖母教会+ジオットの鐘楼→シニョーリア広場→サンタクローチェ教会→ポンテヴェッキオ→サンタマリアノヴェッラ駅→ホテル
午前:ホテル→サンタマリアノヴェッラ駅→サンマルコ修道院(美術館)→アカデミア美術館→メディチ家礼拝堂→ウフィッツィ美術館→ホテル
午後:ホテル→ブランドストリートうろうろ→ポンテヴェッキオ→ホテル
夕:ホテル→(バス)→ミケランジェロ広場→(バス)→ホテル
朝一に「Firenze Card」という欧州によくある「これさえ持ってればバス等公共交通機関乗り放題+入場料が必要なところが割とタダ」的な観光客向けのパス(72時間EUR50)を購入したのだが,いざそうなると使い倒して元を取ろうと思うのが世の常人の常,といったところか.巡り倒した勢いで,ポン手ヴェッキオの某店にて,数ヶ月前に一目惚れして以来,今回の旅行で購入を狙っていた「あれ」を買ってしまった.
夜はコンシェルジュに予約をとってもらったParioneというリストランテで夕食.分かってはいたが,この時期はあらゆる種類の店が少なからずかれら自身のバカンスで閉まっており,これという店を探すのはなかなか難しいようだ.とはいえ,日本のように正月すらほとんど休まない商売よりはむしろまだ健全さが残っているのかもしれない.
ところで朝夕は長袖必須なくらい涼しいのだが,昼間は太陽の陽射しがまあ強烈で大変!乾燥しているので汗はかかない.日本とは違った意味で危険で典型的なヨーロッパの夏,である.
今日は少し趣向を変えて,車を1日借りてドライブへ.日曜日ということでレンタカー業者に休日が多く,当初は少し街はずれの営業所まで借りに行かなければならないと思っていたのが,コンシェルジェに相談したら実はある業者のホテル至近の営業所が開いていて,予約も代行してくれるとのこと.自分で借りて返せばフルインシュアランスで一日EUR100というから悪くない.借りたのはフォルクスワーゲンのポロ.
フィレンツェといえばトスカーナ地方,トスカーナ地方といえば丘陵地帯で,その丘陵地帯では「キャンティ・クラシコ」などでおなじみのワインが盛んに醸造されている.中でも「オルチャ渓谷」という地帯が世界遺産(自然遺産)に指定されているということで,今回の目的地はそこである.位置的にはフィレンツェとローマの間,シエナを起点とする地域で,今回もまずはシエナまで自動車専用道路(not高速道路)で向かい,そこからは地元の道を回っていった.春に来ると緑が萌え萌えなのだそうだが,今の時期だと既に収穫の終わった畑もたくさんあって,全体的に茶色っぽい.とはいえブドウ畑はまさに収穫一歩手前といった雰囲気で,特に赤ワイン用の暗褐色の実を重たそうにぶら下げたブドウの木がたくさん連なっていた.またひまわり畑もあり,多くは既に開花を終えてがっくり首を垂れていたが,数カ所まだまだ咲き誇っているところもあり,道すがらもあれこれと撮影を楽しむことができた.
街というか集落は,モンタルチーノやピエンツァ,モンテプルチャーノなど,渓谷の中に点在する丘の上に張りつくようにあって,どこもきれいに整備された立ち寄り観光スポットとして繁盛していた.端から端まで歩いてもものの10分くらいというところがほとんどで,目抜き通りにはワインやオリーブオイル,ペコリーノチーズを売る店がたくさんある.地区の教会があり,時計台があり,まあどこも同じだ.しかし暑いのなんのって,日陰であれば何の問題もないのだが,遮られることのない太陽の日差しの厳しいことったらなかった.シエスタの習慣はまさしく生活の知恵だと言えるだろう.日本もそうすればという意見は節電が喧伝される昨今また多くなっているが,当地のように「昼間さえしのげば後は快適」という気候ではないだけに,あんまり実効性がないような気もする.
途中,渓谷の中を駆け下りていくようなパノラマ・ロードも未舗装の道を土煙を上げながら通り抜け,すっかりすすけた車で18時頃に帰着.
フィレンツェ滞在の最後に鐘楼に登ったりした後,11時にチェックアウトして空港へ.さてチェックインしましょうと思ったら,
この便はフィレンツェから飛ばなくなった.ボローニャに移動して頂戴
と言われて茫然.事情はよく分からないが12時にバスが出るというのでチケットも発券し,預け荷物の登録もしてもらってからそれに乗り込む.もちろんその便に乗る人々もろともに,だ.
以前ドライブでイタリアを旅行したときに通った高速(これが異常に退屈な山の中なのだ)をひた走って1時間ほどでボローニャ着.荷物を預けてさあ乗ろう,とセキュリティを通過したら,
ワインは機内に持ち込んじゃダメ
と冷たく言い放たれてまた茫然.1本でもダメらしいが昨日モンタルチーノで買った厳選の3本を持っている.これを捨てていくわけにはいかない,ということでもう一度カウンターに舞い戻って預けようとすると,
あんたたちはフィレンツェ−バルセロナ便に乗るんだから,ボローニャから新たに預ける手続きとかできない
と言われてさらに茫然.なんだそれは,こちとら好きでボローニャに来たんじゃねーぞ,お前らの責任だろーがよ!と叫んだら,しばらく誰かと電話で交渉した末に仕方ないわねえ的な雰囲気で手続きしてくれた.ああやれやれ踏んだり蹴ったりだ,と思って再度セキュリティを通過し,出発ゲートに行ってみたら,
飛行機が2時間ディレイ
の表示… どんだけ茫然とさせられたら気が済むのか.こうなってみるとそもそもどういう事情で私たちはボローニャ送りにされたのか,さっぱり分からないのだが,フィレンツェ−バルセロナなんてマイナー路線を飛ばしているのは所詮LCCだからですかそうですか.
というわけで仕方なくラウンジで時間をつぶすのでありました.
結局17時頃に飛行機は離陸し,予定より4時間ほど遅れてバルセロナに到着.かなり西まで来たのにタイムゾーンは同じなので,19時でもまだ真っ昼間だ.ここまでケチの付け倒しなフライトだったので最後にロストバゲージでも食らわされるかと思ったがさにあらず.タクシーにもぼられることなくホテル・マジェスティックへ.今日から3日はここの経営しているレジデンスに滞在する.
午前:カサミラ,カサバトリョ,なんちゃら公園,ピカソ美術館,カテドラル,サンジョゼップ市場
午後:カンプノウ(博物館+内部ツアー+ショップ),TOUSめぐり
夜:カンプノウ(スーペルコパのエル・クラシコ観戦;両チームゴール乱れ打ちの上に乱闘まで見られる面白さw)→2時帰投
アムステルダムを飛び立ってから11時間弱,朝8時半頃関空に予定通り着陸.機内では何をするでもなく.はびーのようにパーサーにからかわれるレベルで夕食以外はほぼすべて寝ていたわけでもなかったが,音楽を聴いたり映画を見たりもせず,雑誌をぱらぱら見たりしたくらい.以前は機内サービスをあれこれ試してみたものだったが,最近はそんな関心もあまりなくなった.KLMのCクラスで面白いのは最後にデルフト焼の置物をくれること.ちょっとずつ違う91種類のオランダ風建物があって,すべてコレクションくらい乗ってくださいよということらしい.われわれはまだ3&4個めだが,ありがたくいただいた.
どうやら帰国時間を調べて待ち構えていたらしいPDから「学会発表のポスタをチェックしてください今日の12時までだとうれしいけどさすがにそんな無理は言えないから来週の月曜日までによろしく」的な緩やかな脅迫wを受けて,駐機場から荷物受取場までの間にチェックを済ませたりなんだり.おうちに帰るまでは遠足なので,こうした仕事は苦もなくできる.私が休暇のために仕事ができないモードになるのは,圧倒的に帰ってからの数日なのである.多分,休暇中に活動レベルが高すぎるから,いったん弛緩するとなかなか元に戻らないのだろうと思う.
帰宅は11時頃.なんとか気力を奮い起こしてすぐに荷物整理をして,12時頃からはとてつもなく眠くてダウン.16時頃に起きて,夕食を食べに行って,戻ってからは昨日カンプノウで観戦した試合をWOWOWで生放送していた分の録画を見て,現地で一体何が起こっていたのかを確認.当然のことながらリプレイなどないので,誰がゴールしたか以外はわやわやしていてよく分からなかったのだ(出かける日の朝は荷造り等々準備に精一杯でテレビを見る余裕がまったくなく,また夜1時に終わった試合のことは新聞には載っていなかった).その後自分で撮った動画や写真もチェック.割ときれいにゴールシーンや乱闘シーンが撮れていたので満足.ハイビジョン並みとは言わないが,一昔前のテレビ中継くらいの動画は,コンデジの動画撮影機能でも充分撮れるようである.
目が覚めたら8時過ぎ,という休日であっても最近の私にはありえないくらい遅くまで寝た.昼前に買い物に行き,午後は昼寝もせずにちょっとだけ仕事.帰国1日後にそこそこ作業ができたというのはかなりの快挙だw
夜はiPadでバカみたいにangry birdをやってしまい,寝たのは2時.時差ボケですね.
大雨が駐車場の屋根に叩き付ける音で目が覚めた.昨日もそこそこ涼しかったが今日はそれよりなお気温が低く,雨が降っている以外はしのぎやすい日和だった.旅行中はとてもとても暑かったらしいので覚悟して戻ってきたが,戻ってきたなりこの天気なのでありがたい.
午後は「来るべきイベント」に関する打ち合わせなど.いつどうなるかはよく分からないが,まあやるべきことは決まっているので,そうなれば粛々とそれぞれがやれることをできるだけやりましょう,ということを確認した.TLでは京大の面白そうな研究会の話で大層盛り上がっていたが,今日までは休暇モードと割り切って参加することもなく,思い切りだらだら過ごした.
明日から週の前半は東京出張,のはずである.
本日は科研プロジェクト打ち合わせ→GD理事会・編集委員会・優秀論文賞選考委員会.11時〜だったので新大阪発8時というゆっくりスタートだった.普段なら微妙な遅さがちょっと…と思うところだが,休暇明けの始動にはちょうどよかったかもしれない.車内では細切れ仕事をしつつ,ふと思い立って某チケットを予約するなど.
某チケットを大森駅そばのセブンイレブンで発券した後,科研プロジェクトのMTG.データの切り出しを担当してくれているインターン氏から業務報告を聞き,今後の方針を決めた.なんとB4の学生さんなのだが,普段の日報メイルからしてとても簡明だったので多分優秀な人だろうと推察していたがそのとおりで,立ち居振る舞いも最近の学生には珍しいくらい(こんなことを言い出すのは年を取った証拠だが)しっかりしたものだった.いるところにはちゃんとそういう人がいるんだなあ,とちょっと安心.何より,これまで一体分析がスタートさせることができるのだろうかと不安に思っていた部分がおそらくちゃんと解消されそうなのでありがたい.昼はビルの向かいの木曽路にてすき焼き定食.木曽路というとしゃぶしゃぶを出すファミレス,というイメージしかなかったのだが,ここは比較的ちゃんとした大広間があって着物姿の給仕さんがいるような和食料理屋だった.肉もおいしかった.満足,おなかいっぱい.
渋谷に移動してホテルに荷物を置いた後,三軒茶屋へ.今年の大会は昭和女子大で開催される.この大学はおろか三軒茶屋というところ自体に行くのが初めてだったのだが,こんなに渋谷に近く(東急田園都市線で各駅停車で2駅8分,距離にして3キロ弱)だとは知らなかった.そもそも渋谷と世田谷が接していることすらよく分かっていない私である.後で聞いたところによればこの駅からは路面電車(東急世田谷線)も出ているらしいので,暇があれば乗ってみようと思う.昭和女子大は,思ったより地味な(敢えて言えば女子大らしくない)ところだった.
会議は3階建て(もっとえらい先生方は5階建て)だったが予定よりもすべて早手回しに終わった.規約改正等についても特にもめるところがなく,優秀論文賞も超スムーズに決まり,すべてが終わった後にお弁当を頂戴するということになった.会議は短いがいいに決まっているので,よかった.
18時半頃にはホテルに戻り,会議のお土産にいただいた阿闍梨餅などかじりつつゆったり仕事.珍しくPCのネット接続がなかなかうまくいかず,ベルを呼ぶ事態になったのだが,最終的にはよくわからんうちにつながった.結果良ければすべてよし.
昨日に引き続き昭和女子大へ.ちょうど通勤通学時間帯にかちあっていたが,渋谷→三軒茶屋の東急田園都市線はガラガラとは言わないが混雑はしていなかった.逆路線は強烈な痛勤ラッシュらしい.
10時からの口頭発表セッションで「東日本大震災とオンラインコミュニケーション」と題して発表.一緒に社心学会の震災復興支援サイトを立ち上げたI君も同じセッションで,同じツイッターログの分析で,今私が一緒にやってるAさんのログを使っていて,しかも観点は少し違う内容だったので,今後何かコラボできる可能性がありそうで楽しみになった.座長としては総合討論が盛り上がるかどうかが心配だったのだが,フロアの人数は必ずしも多くなかったものの,それなりにちゃんとできたのでよかった.考えてみれば,いつもこのプロセスだ.結局なんとかなるならハナから心配しなくてもいいのかもしれないが,心配するからこそうまくいくのかもしれないので,また次も心配するだろう.
また発表スライドはどこかにアップします.
にのじさんに三軒茶屋から下高井戸の間を結ぶ東急世田谷線という「路面電車」があると伺って,総会後の時間にちょっくら乗りに出かけてみた.全長5キロを20分弱かけてのんびり進む,2両編成の電車だが,ちゃんと車掌さん(若い女性)もいるし,客も結構乗っている.路線沿いは基本的には住宅街だが,味わい深そうな雰囲気のカフェなども点在していて,ウォーキングにも好適そうだった.
下高井戸まで行って珈琲飲んでちょっと休憩して,折り返し.帰りは松陰神社前で降りて,神社を参拝,というか,吉田松陰の墓や,そこまでの参道に寄付された灯籠群(伊藤博文だの井上馨だの山県有朋だの,維新の志士→明治の政治家になった人々が寄付している)を見学してきた.狛犬はいなかった.当たり前か.
しかしこの電車,路面電車と聞いて乗ったわけだが,ほとんどそうではない.つまり道路と共存していないのだ.ただ1カ所だけ交差する道路の間に踏切ではなく信号が設置されているところがあり,その意味においてかろうじて路面電車であるようだった.いずれにせよ,のんびりゴトゴト進む電車から車窓の風景をのんびりと楽しめたひとときだった.
ポスタ発表会場にちらっと戻ってFさんやK先生に研究相談をもちかけて有意義なアドバイスをいただくなどした後,一旦ホテルを経由して(iPhoneを)充電した後,水道橋へ.行きがけの新幹線でふと思いついて巨人戦のチケットを採ってしまったのだ.3塁側内野S指定席.偶然にも社会心理学会東京トラキチ支部wでNIIなK君も観戦に来ていて,しかも10列くらい前のお近くだった.
しかし,まあ試合はひどかった.ブラゼルは故障するし,新井には酷い目に遭わされるし,死神はいつもの通りだし.序盤にゴンザレスを潰せなかった(勝手に傷んで降板してくれたがその前に打ち崩せたはずだ)のがすべてだろう.
せっかく来たので最後まで見たかったが,8回ウラに死神がやらかした時点で離脱.
散々な東京ドーム初体験だったが,生まれて初めて巨人ファンが「たくさん」いる空間に身を置くという貴重な経験でもあった.しかし阪神ファンもそれなりにちゃんといたので,アウェイ感はなし.あの鬱陶しい打ち振りタオルって,無料配布物なんだね.道理でみんな持ってるわけだ.
朝は一仕事してから遅出で11時前現地着.愛する休憩室でパンを食べてからキムのセッションを聴講して,随分おしゃべりがうまくなったなあと思う.お昼は近所の洋食屋さんで餃子定食を食べるという矛盾した行動を敢行して,午後は2ndに入っているPDのポスター発表の周辺をうろちょろ.彼女にとっては出産→子育て期間を経た数年ぶりの復帰緒戦だったが,おかげさまで客足が途切れることもなく,在席責任1時間を大幅に超過して1時間半あまり立ちっぱなししゃべりっぱなしの状況だった.ポスター発表では,周囲は盛り上がっている(細部を見ればそうでもないのだが,横目にはどうしてもそう映る)のに所在なげに立ち尽くさなければならないというのが何よりもつらいので,そうならなくてよかった.
15時に会場を後にして,ぎらぎらとした太陽が照りつける中を品川から新幹線で帰宅.昭和女子大の皆様,大変お世話になりました.ありがとうございました.来年は9/22,23@京大,再来年は北星学園大学,再々来年は岡山大学で開催だそうです.そこまで決まっているということは,しばらくはほぼ絶対に「大丈夫」ということだから大変ありがたいw
8/12から休暇〜出張が続いたので,8/11夜に「DropBoxを同期させるため」に来て以来,久しぶりの個研.建物全体の停電などがあった後だからか,エアコンの初期設定が変わっていていきなり異様に冷えるわ設定温度を上げたら上げたでいきなり暖房になって驚くわ,PC立ち上げたらネットにつながらんと言われて何かの嫌がらせかと思うわ,等々いろいろあったが,何とかどちらも落ち着いた.
休暇や出張中もオンラインで済む仕事はオンデマンドで片付けていたが,それ以外のものはどうにもならない.とりあえず今日はそれを処理することに努めよう.
著者お二人からお送りいただいた.山田さんはあの「よくわかる心理統計」の著者のお一人で,心理統計教育関連のクラスタで数年来仲良くさせていただいている.林さんとは科研基盤Aプロジェクトで今年度からご一緒になった.実は林さんは京大の学部生でいらした当時に大学院進学絡みのことでお目にかかってお話ししたことがある.その後立派に研究者として一本立ちされて,素晴らしいことだ.しかも当時のことをちゃんと覚えていてくださった.うれしいことだ.
こうした暗黙知に属するような内容をきちんと形式知化できる人の能力と努力は凄いと思う.面倒くさがりな私にはとてもできない.
休暇前からこつこつ続けていた「たくさんの紙束を処分するお仕事」.2/3は休暇前に済ませており,残り1/3をグルダイの行き帰りに片付けるつもりが,行きはやる気になれず,帰りだけでは若干時間が足らずで5部ほど持ち越していた.基本的にこの仕事を机に向かってすることは避けたいと思っているのだが,〆切も近いし背に腹は代えられない.やむを得ず個研で作業をして,最終的な登録まで終わらせた.去年の2/3程度の仕事量だったが,専門外のものばかりだったので手間はさほど変わらなかった.とにかく,やれやれだ.
PDのayaさんに科研/研究活動スタート支援の内定通知はずかむ.いやはや非常にめでたい.しかもほとんど減額ない.うらやましw
彼女に来てもらっているポストは学振PDではなく,しかもサラリーは払えるが研究費が割り当てられないPDなので,これまではごくわずかの共同研究費しか(ほぼ)自由に使ってもらうことができなかった(もちろん差し支えない範囲でそれ以上の手当もしていたが,やはり限界はあるし遠慮もしていただろう).これで実験補助の人件費やテープ起こしのアウトソーシング等にゆとりを持って資金を費やすことができる.ボスとしては一安心だ.
彼女は3歳と1歳双子の男児3人の子育て,しかも当初は3人別々の保育所への送り迎えをしてご夫君と共にへとへとになりながらも,4月以来で既に2本の論文を書いており,秋からは新しい実験をスタートさせるべく着々と準備を進めている.私なんかより遙かに頑張っているのだから,正当に評価されてよかった.
のんびりとした休日.
昼は久しぶりに富田の華燕でラーメン.担々麺はおいしいのだが胃が痛みそうなのでやめにした.最近随分食べログの評価が上がっていて,「きんせい」を抜くほどになっている.と言っても私の好みとは無相関だ.どうしてラーメン好きでも何でも.マニアと名の付く人たちはどうしてああごたくを並べたがるのか.と言いつつ食べログで店を探しているのだから世話はない.
夜はこれまた久しぶりに焼肉にしよう♪と思ったが,雷がゴロゴロと鳴って不穏な雰囲気なので,自転車をあきらめて車で出かけた.目指すはもちろん美味肉家・能勢だ.普段の土日なら17時の開店直前に何組か必ず並んでいるのだが,今日はこの雲行きのせいか我々だけだった.三種盛(ロース・ハラミ・カルビ)+和牛特上ハラミ+能勢牛ホルモン盛+ポテトサラダ+ライスで満腹.最近はすっかり胃が小さくなって,安上がりでよろしい.
そういえばフィレンツェでの大買い物の免税はもう完了したようで,還付金が振り込まれていた.スキポールで書類を投函して1週間ちょっとしか経ってないのに素晴らしい.そして日本で買うより2割強安かったのでご機嫌である.
8月末〆切の原稿とか9月の学会発表準備×2とか10月〆切の原稿とか勉強会の資料とか,いろいろ片付けなければならない仕事はあるのだが,やる気になれないのでお休み.
午前中にコスコで買い出しをした後,ランチは千里丘のPatriaへ.ここも最近人気が出てきて土日は予約しないと入りにくくなっている.はびーがメインのついたランチをオーダーしようとしたら,
「ちょっとお時間を…2時間くらい」
と言われて仰天.思わず「い,今なんとおっしゃいました?」と問い返してしまった.後に来る予約客との関係でそうなってしまうとのことだったがさすがに2時間かかると言われて待つ根性はない.というわけではびーは普通にパスタランチで私はカネロニランチ.インパクトはないが,優しい味で満足.
食べながら今回の旅行の振り返りと次回の相談をした.今回については,フィレンツェはもうしばらくいいねということと,バルセロナはもう少し長く滞在した方がよかったねということで一致.次回はアイスランド再びを考えることになった.
震災直後の激動の時期にほとんど無理矢理な感じでNIIから独自ドメインsocialpsychology.jpに移転していた社心学会サイトが,数年越しのプロジェクトの成果として,本日リニューアルされた.
私は広報委員として足かけ3年この仕事に関わってきた.と言っても実際の細かい作業はほとんど2代の委員長(にのじ先生+イケケン先生)+他の委員任せで,ほとんど何も貢献できていないに等しいのだが,「まるで古代ローマの地下都市のようだ」<と評された以前のウェブサイトが,なんとか現代人にも何がどこにあるのか分かるような状態に整理された.のではないかと思う,多分.
_ Karen Millen Colour Blocked Knit Dress Black JA12241 [All consumers are expected to be respectful to other users..]
_ Louis Vuitton Sofia Coppola [Have you misplaced skin elasticity from the buttock becaus..]
_ Louis Vuitton Alma BB N90903 Red [Commonly accustomed to your early evening hrs, tomorrow wi..]
目の前に「すぐ」やらなければならない仕事が立ちはだかっている時,「すぐ」やらなければならないわけではない仕事をどんどん片付けたくなる,というのはよくあるタイプの現実逃避(「これをしなきゃならないからこっちができないんだ」という言い訳はしないので,セルフハンディキャッピングとは呼ばない)方略だ.今日の私もそうだった.8/31〆切の原稿がほとんど書けていないにも関わらず,秋学期「心理科学基礎統計」講義資料を製本に出すために最終チェックをして必要と思われる修正をし,1ヶ月以上先の院ゼミ用に論文を1本読んでレジュメを作成し,日心のポスターを完成させ,社心の発表のためのデータセットのマッチマージ+基礎的分析に没頭した1日.夕方からの研究会が予想外に2時間以上もかかったため,これにて時間切れ.
明日は大学でやらなければならない用事がとくにないので,自宅書斎に籠もって原稿書きに専念する…という気概だけは示すことにしよう.
カンダイ asarin先生
で始まるメイルを受け取った.また,だ.そう,初めてではなく最近かなり頻繁にそんな間違いをされることがあるのだ.電子メイルでのやりとりが増えたので,「カンサイガクイン」と発音される(これもKGピープルを切れさせるに足る行為)のより目立つ.なぜ両者を取り違えることができるのだ?いや,ひょっとすると取り違えているのではなく,両者を識別できていないのか??
私にとって,現在カンガクが自分の職場となっているかどうかはまったく関係なく,幼い頃から両者の識別はごく自然にできていて,間違えるなんてありえないことなので,なぜこんなエラーをやらかされるのか理解できない.関西の事情にまったく不案内な人ならともかく,だ.大体,言葉から受けるイメージが全然違うやろ,と言っても通じないのだろうなあ.両者に対する私のステレオタイプ的な認知は,
「カンダイ」="おまわりさん"になる人が行く学校
となる.前者はご父君がいつもそう言っていた(彼はカンダイ出身者ではなく,警察官でもない).
もちろん実際がそうだと言いたいわけではない.
なお,生粋のKGピープルは,住所を「上ヶ原」と書かれただけで切れることがあるのでご注意ください.
5月にハワイに行ったときに,はびーと二人でiPhoneケースを買いましょうということになって,鶏(鳥)好きな私が「かわいい」というだけで選んだのがこのケース.40ドルもした割にもうプリントがかなり剥がれてきて,
それ,買い直した方がええで,マジで
と言われてしまうほどの惨状になっているのだが,実はこれが世界的にヒットしているとても有名なゲームアプリのキャラクタだとは,まったく知らなかった.ゼミ生の数名に,
あ,先生それ,アングリーバードですね!
と言われて,何それそういやそんなロゴ入ってるけど,みたいな状態だったのである.単純だけどすごく面白いゲームなんです.先生のデザインの鳥はスピードが速くなる結構いいヤツなんです.とも言われてはぁそうですか,と思っていたのだが,数ヶ月して最近ちょっとした出来心でこのアプリのフリー版をiPadにインストールして試しにやってみた.
はまった(笑
大枚450円(私がiPhoneやiPadアプリに費やした金額の中では史上maxである)をはたいて有料版も購入して,毎日夕飯後は寝る直前までずっとやっている.何が面白いのかと言われてもうまく説明できないが,多分単純そうで単純でないけどひどく難しすぎもしないところが飽きさせないところなんだろうと思う.
それにしても一度買ったら最後(かどうかは分からないが,少なくとも当分),アップデートしても特に大して費用がかからないところもこうしたアプリの素晴らしいところだと思う.どこかの最近Ver.20になった統計ソフトとはえらい違いだ.
Before...
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