本日付で職場を移られた知り合いが何名かいらっしゃる.特に,神戸や大阪に心強い方々がお見えになったのがうれしい.オンラインでやりとりがすぐできるとはいえ,やはり物理的距離の近さは親しさに大きく影響するものだ.
そして企業内定式も数多く行われたため,卒論ゼミはほぼ半数が欠席.おかげさまで出席した学生たちの内定が決まっていないわけではなく,そういう意味で今年度はこれまでよりかなり順調なのだが… 学業優先なのだから平日に内定式などやる企業が悪い,とふんぞり返るのは簡単だが,学生にしてみたらどちらに首根っこ掴まれているかといえば来るべき将来を実質的に握っている方だろう.彼らに文句を言っても何にもならない.だから欠席するというゼミ生たちの連絡はハイハイと聞くことにしている.
誕生日一日前.学部ゼミ生たちがフライング+サプライズでお祝いをしてくれた.ゼミに入ったならば指導教員の誕生日には何かやらかすというルールになっているようで,必ずこのイベントが発生する…となればサプライズでも何でもない気もするが,そこはそれ,様式美は大切にしなければならない.
とはいえ今年は4年ゼミが昨日,3年ゼミが今日,明日が誕生日という巡り合わせだったので,きっと来週なんだろうと勝手に思っていた.また,3年生たちが非常にうまくポーカーフェイスを貫いていてほとんど何かがあることを気取らせなかった(去年の3年生=現4年生は明らかにゼミ後半に動きが不審になっていた)ために,4年生たちが大挙して部屋に入ってきた時は割と驚いた.昨日の卒論ゼミには半分強しか来なかったのにそれより人数が多い(笑 似顔絵入りのケーキを甲東園のカフェで作ってもらってくれたそうだ(ちなみに,この顔はちょっとどうかな,というのは学生と私の共通見解である).そして3年生からもメッセージ+プレゼントをいただく.私の学生との付き合い方は他の先生方より有意にドライだという自覚があるのだが,それでもこうして祝ってくれるというのは,とてもうれしいこと.ありがとう.
巨大ケーキはその場で切り分け,みんなで食べた.私は一切れ大きいのをせしめたので,そのまんまお昼ご飯になったのであった.画像はケーキを調達してきてくれた4年生によるものです.
昭和44年生まれが44歳になりました,ぞろ目生まれの特権「バース」デーはずかむ.いろんな形でいろんな方々からいろんなお祝いメッセージをいただきました.どうもありがとうございました.
この1年はもうちょっと,自分の研究を頑張りたいです.ポスドクや院生の面倒見はある程度はできているのですが,自分のがね.お金も頂戴しているのですから,もっとしっかり取り組まねばなりません.最近ややタイムマネジメントが崩壊気味なので,立て直すべし,です.
先週末にがりがり下書きを頑張ってみたドラフトに,研究分担予定者の皆さんから平日の間にがりがりコメントや修正をいただいた.今日はそれらをじっくり検討しての改稿作業.先般広島で議論したことを書き尽くせていなかった部分をどんどん指摘+追記してもらっているのでありがたい限り.これだから刺激的で賢い人たちのコラボレーションはやめられない.
昨年度もそうだったが,共同作業にはGoogle Driveを使っている.下書きファイルのURLを共有して編集権限を与えれば,Googleアカウントがなくてもファイルにアクセスしてコメントをつけたり,直接編集してもらうことができるし,Googleアカウントでログインすればチャットをしながらの作業も可能.いちいちメールの添付ファイルでやりとりするのはとても煩瑣だし,全員が同じファイルの内容をいじりたいとなればDropBoxだとコンフリクトを起こすことがあるのでこれまた不向き.URL共有だとセキュリティが不安という場合は特定のGooleアカウントに共有権限を与えればよい.今のところは最善の環境ではないかと思っている.
いつものことだが,書いているうちに「絶対にこれはいける」気がしてくるから面白い.しかし,通ったら通ったで「私は一体何をするつもりだったんだ」と思うのも常なのだがw
3限は同僚ogw君の「知覚心理学」の講義を受講.昨年度も同僚S君の「神経科学」を受講したのと同様の一人FD活動である.知覚心理学を基本からきっちり学び直す機会が欲しかったし,彼の講義は内容が難解な割に分かりやすいと評判なのだ.事前にオンラインにスライド資料がアップされて予習ができるし,その内容も明解かつ緻密に作り込まれていて,どんどん勉強したい学生にはとても有用だ.
今日は視覚について考えるための基礎的知識の整理ということで,心理学というよりも生物学的な内容だったが,人科1年の時初めて受講した「心理学」の講義がまさにこういうところから始まっていたことを懐かしく思い出した.人科というところは私にまともに心理学を学ばせてくれなかったところだと常々恨みに思っているのだが,一応入口は間違っていなかったのかもしれない.
錐体(cone)は色(color)情報を処理する.桿体(rod)は光しか処理しない.
早いもので丸2年である.このたびもお寺さんに出向いて本堂でお経をあげていただいた.歩いても大した距離ではないがほんの目と鼻の先ということでもなく,お餅やら果物やらお菓子やらのお供え物が多いので車にて家族4人で出向いた.
1周忌の時に(確か四十九日か百か日も)お経をあげてくれたのはオッサン似のぼんさんだったが,このたびは女性のぼんさん(と書くと何となく気持ちが悪いのは典型的な職業ステレオタイプ的な認知か)が登場.オッサン氏より寺的な地位は高い方らしい.オッサン氏の時はあげるお経が書かれた小本をくれたので読みながら聴けた(ただし,解説が付されているわけではないから意味はよくわからない)のだが,今回は何もなし.つまりいつ終わるか先が読めない.寝てしまったら困るなと思ったが,ちょうど考えたいことが山のようにある頃合いだったのでかえって心を鎮めるいい機会になった.祖母の供養になったかどうかは謎だけれど…
お経が終わって法話的なものがしばらくある.オッサン氏はホワイトボードを活用してなんとなくわけのわかったようなわからんような含蓄のあるようなないような話をなさるのがお得意なのだが,今日の方はさにあらず.昨日のテレビ番組(多分格付けチェック)が面白かったという話.葬式時のご挨拶やお焼香のマナーを案外大女優さんが知らないのよね〜,みたいな.いや,別にかまわないんだけど,紹介されていたマナーそのものが真だったのか,あるいはマナーとされるものについてどう考えているのかなど,番組のネタをきっかけに何かお寺さん的に檀家に伝えたいメッセージはないんかい(笑 と突っ込みたくなるような,爽快なまでの含蓄のなさだった.
おときのランチは茨木が誇るフレンチとして名の高いジャマンにて.久しぶりに行ったが雰囲気は相変わらずでせっかくサービスはとても丁寧なのになんとなく落ち着きがなくざわついている,あのせせこましい駅近の立地にある以上仕方がないだろうが,もったいないことではある.しかし料理はリーズナブルな割には大変結構で,特にパンがおいしかったのが個人的には出色であった.
そういえば,亡祖母および亡祖父は,法要の時にお寺さんに「お経は何分くらいにしてください」と(比較的短めの)時間指定をしたそうだ.また,法要の中身により何よりおときに力を入れなければいけないと言っていたそうだ.そういう家に育ったから私のような人間ができてしまった,ということがよく分かったw
ゴールドシップの秋緒戦を見届けるため淀へ.指定席を確保できていたので9時頃に快速→JR山崎からバスでゆったり出かけた.
台風のせいなのか何なのか,残暑の戻りがきつく,太陽ぎらぎらでじりじりとした暑さが不快.開幕週で芝の状態は良好だし,昨日からレコード出まくりのパンパンの良馬場で,ダートなど馬が駆けると真っ白い砂煙がものすごい.いかにも「力のいる馬場」で好走するシップは苦手そうな条件だった.結局のところその悪い予感がそのまま当たってしまい,直線もがいて伸びずの5着.また京都,また5着… 決してタレてしまったわけではないのだが,他馬をごぼう抜きする強さはまるで見られなかった.パドックで元気なさげだったとか,本馬場入場でも荒ぶらなかったとか,また出遅れたとか,それなのに無理に押して足を使いすぎたんじゃないかとか,勝っても負けても要因は様々なものが複合しているのだろうけど,ともかく,とても良い馬場では強さを発揮できないらしいことは,よくわかった.
全体的には午前中を中心に「これ,勝つ馬いるんやろか」的なレースが多くてあまり馬券成績は芳しくなかったのだが,7Rオツウの複勝,パドックに行っていたので唯一見られなかった10Rの馬連,それに毎日王冠のエイシンフラッシュ−ジャストアウェイのワイド1点買い(珍しく300円も!)が当たったので収支の方はトントンだった.
マイディアフレンドalmore君の職場をたずねて京阪奈丘陵にあるNTTコミュニケーション科学基礎研究所を,院ゼミ一同で訪問.いくつかの研究プロジェクトを見学させていただく.情報をいただくだけでは申し訳ないので,私,Ayaさん,戸部ちゃんの現在の研究について簡単に紹介し,厚木にあるもう1つの研究所部門の方々ともオンラインでつないで議論させていただいた.ご紹介いただいたプロジェクトには,いかにもNTTさんだなあというのもあり,こんなことをNTTさんがやってるのか,というのもあり,いずれも大変興味をひかれた.社内事情で研究テーマがあれこれと変わる(変えられてしまう)ことはままあるのだろうが,かなり幸せな環境の企業研究者ライフが送れる場所のような印象を持った.懇親会は研究所の目の前にあるジャズ喫茶にて.これもとても楽しかった.
KGからゼミメンバーを同乗させて車で京阪奈に向かったのだが,案の定迷った.カーナビが示したルートは名神西宮〜豊中から阪神高速を経由して第二阪奈を走るルートだったのだが,おそらく降りるべきICを逃してしまってその先まで行ったために奈良市内方面まで辿り着いてしまい,その結果,全然知らないところで見るからに複雑な三差路に出くわし,カーナビの地図と対照させてもどれを進めば最適かちっとも判断できず,えいやと選択したら必ず間違い,というツボに嵌まった.私の車のカーナビは諦めがよいというかなんというか,私が指示通りに走らないとすぐに(間違いましたよというフィードバックを返すことなく)別のルートを指示するので,それもまたキモチワルイ.秋篠寺や奈良少年院に来たわけじゃないんだ!と叫びながら古い町並みの中の狭い道をどうにかこうにか通り抜けておそらく「本来走るべき道」に辿り着くのに10数分を要しただろうか.たっぷり余裕を持って出発してよかった.
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このエントリを書いているのは12日土曜日.この日に何をしていたかもうほとんど思い出せない.Twilogを見てみてもよくわからない.きっと何もしていなかったに違いない(笑
@toshiukii そんなのやってるから南座がひどいことになってるんですね.
posted at 21:20:36
@masashikomori ならいくえい,ってお名前を思わず二度見.
posted at 21:00:44
年末恒例南座顔見世のお誘いはずかむ.澤潟さんちの襲名披露興行+仁左衛門休演でかなりアイタタな感じなんだが,さて怖いもの見たさで社会心理学徒な大和田常務のお芝居を観るべきか…
posted at 20:38:07
ドロンボー一味のミーティングがフレンドリーでなかったことがあるだろうか、いやない。ドロンジョ様談。
posted at 19:32:04
あーもう,なんでこんなやりとりを私を介してやらなあかんねん.どこに泊まるかとか領収書どう書くかとか,直接やりとりしてくれよ.私は秘書か.
posted at 18:25:51
@vengefulness @aloha_aya 私,めっちゃ嫌なやつじゃないですかwww
posted at 14:18:02
【KG心理ゼミ分属】2限の4年ゼミ,2年生が2名見学に来てくれました.明日2限の3年ゼミも,もちろん来週も見学OKです.F-401.
posted at 12:30:14
@vengefulness @aloha_aya 何を語り合い何が強烈な印象だったのか気になりますw夢見が悪かったわけでないならよいのですがww
posted at 10:33:36
@toshiukii 面白い分析ができたら是非教えてくだっさーい.
posted at 10:26:31
@vengefulness @aloha_aya な,なんですかそれはw
posted at 10:20:58
@toshiukii いや,必須ではないようです→estat.sci.kagoshima-u.ac.jp/sports/member.…
posted at 08:20:15
【KG心理2年生対象】ゼミ分属に際する三浦ゼミの詳細情報(ゼミ運営の詳細,現ゼミ生の声など)をWebに掲載しています.ゼミ説明会は10/9(水)5限+14(月)1限@F地下ホールにて開催:asarin.team1mile.com/home/welcome2013
posted at 07:47:31
早朝〜1限 論文審査の総合コメントを作成し,投げる
2限 3年ゼミ 卒論構想(の萌芽)について熱弁をふるう
3限 心理科学基礎統計 代表値について熱弁をふるう
4限 心理科学統計IV 回帰分析の変数選択とダミー変数について熱弁をふるう
5限 ゼミ説明会 三浦ゼミの特徴について熱弁をふるう
しばし脱力後帰宅 査読依頼が来ていて脱力する(断れない)
就寝前 海の向こうからも査読依頼が来て泣きたくなる(さすがに断る)
さすがにへこたれた.こういう忙しさは何も私に限ったことではなく,新学期が始まってばたばたしているし,科研費申請の季節だし,学会大会もいろいろあるし,一定以上にアクティビティの高い大学教員たちはみな目を三角にしているはずだ.大学教育にきちんと従事するのは当然の責務なので熱弁をふるうことを忌避するものではないが,結局のところ私たちの仕事はそれで評価されるわけではないので,熱弁をふるうことだけで日々の充足感を得ることはできない.というかむしろそっちが重くなればなるほど焦燥感が増す.
それなのになんで税金泥棒とか言われなきゃいけないかね.割に合わない(笑
1年半ぶりに大阪に戻ってきたまちかねM君(まさにトンズラーでありまさにお待ちかねだ)の研究室をボヤッキーkmr君とともに襲撃し,ドロンボー科研のMTG.8月にハワイでも会ったから超久しぶりというわけではないが,研究スタート半年にしてようやく本格的に起動といったところだ.小難しい分析の中身がわからないドロンジョ様はおおむねぼんやり聞いていたのだが,コンセプトについては理解できていると思う.ともかく分析はよ(笑
1時間半ほど研究室で議論した後,正門から中央環状線を渡った向こう側にあるフレンドリー豊中刀根山店に移動してご飯を食べつつさらに続きを.私もボヤッキーも車だったので阪大坂から石橋方面の居酒屋には足を向けなかったという次第.このフレンドリーは豊中キャンパスに通っていた頃には私も含めて阪大生ご愛用の店で,よく長居しておしゃべりしていたものだが,20数年ぶりに行ってみると…見事なまでに何も変わっていなかった.敢えて変化を探すとすれば以前はそれなりに豊富だったサラダバーのメニューがひどくお寂しくなっていたことくらいだろうか.店内にかかるアメリカンポップスも気持ちよく昭和(いわゆる80s)だったため,懐かしさはいや増した.
諸事忙しくていっぱいいっぱいだけど,こうして研究の話ができることには救われる思いだ.
週末の買い物に出かけた以外は終日書斎にひきこもり.このところ予定の入っていない週末はそんな過ごし方をすることが多いが,秋は研究者にとって一番多忙な季節なので仕方がない.
朝一で査読関連の仕事,その後は科研費申請書類の整形.下書きをお仕着せのフォーマットに流し込んだら案の定オーバーしてしまう部分があって,フォントサイズを小さくしたり(審査員は年寄りが多いからなるべく小さい字は避けた方がよい,と言われるが,実際のところは少なくとも第一次審査については数年前に私がやったことがあるくらいだからそう年齢層は高くない),それでも溢れる分は泣く泣く文章を削ったり.
今日は最低限やるべきことは片付けられたが,再来週の企業研修の準備や,再々来週の社心大会のプレゼンスライドなど,間近に迫っているのにまだまだ未完成のものが多々ある.はあ,がんばろ...
阪神は順調にCS第1戦に負けた.
今日も,世界市民としての誇りを持ち,日本の祝日を華麗にスルーして授業日.全国の少なからぬ大学が似たような状況のはずだ.公共交通機関は祝日ダイヤ手本数が少ないし,大学最寄りの郵便局も閉まっている.中央芝生には結婚式を挙げたカップルとそれを祝う人々が集っている.その傍らを学生たちがわらわらと通り過ぎる.なんとも割り切れない気持ちがする.
世の中が休日ダイヤだろうが郵便局が閉まってようが,粛々と授業は行われる.1限は2回目のゼミ分属説明会.こちらに詳しく掲載している内容をダイジェストして語った.さてどれだけの学生が来るだろうかと懸念していたが,30名ほどはいた.前回が50名程度だったので,学年の半分は説明を聞きに来たという計算になる.さて,どれだけの学生が私のゼミを志望するか…それは蓋を開けてみるまでは分からない.理想は「少人数の第一志望者だけで選択終了」なのだが,私や社会心理学にそこまでコントラストの強い「引き」はないだろうな..
午後の院ゼミは輪読ゼミをリサミに振り替えたが,予定よりずっと早く1時間少々で終わった.院生2人がいよいよ修論前の最後のデータ収集を始めるが,いずれも実験の初体験ともなる.うまくいってほしい.
久しぶりに早め(17時過ぎ)に帰宅.30分じっくり下味つけてニラレバ炒め作ったり,新しく買い足したiPadを設定したり,どうでしょう新作の第2回を見たり,ちょっぴりゆったり過ごしてみた.
結構なレベルでいっぱいいっぱい.アリとキリギリスで言えばアリ的生活をしているつもりでいるのだが,実はキリギリスってるところもふんだんにあるのか,単にタスクオーバーフローなのか…いろいろ滞っていて関係各位にご迷惑をおかけしております.申し訳ありません.
3年生の実習科目で初めての「追試」プロジェクト発動中.テーマは老人プライミング.
ここまでの3回で元になる文献(Bargh et al.1996)をじっくり読み込んでもらい,今日はわれわれが利用可能な環境で具体的にどのような手続きで進めるのが最適かを考えて来てもらった上で議論し,台本に落とし込んでもらった.そもそものアイディアからして私がまったく気がつかなかったような「気になる」要因を拾い上げていたし,議論にはあえて口を挟まずそばで仕事をしながら聞いていただけだったが,これまたなかなか盛り上がっていた.そのすべてが追試に向けてgoodなものとは限らないが,一つの方向に収束することが最終目標にせよひとまずは与えられたテーマについて拡散的に思考できることはとても大切なことだ.あれこれとこちらから手を出すばかりでは見えてこないような学生たちの力ってあるのだなあ,と実感.そしてちょっと反省.
会議のある水曜日はもうどうしようもないという域.会議→3年ゼミ→統計1→統計3→会議→会議.隙間時間に片付けられるものを片付け,進めなければならないものを精一杯進めるが,後者の進捗はあまりはかばかしくなかった.
自分が代表者の書類は,他に関わっている申請事案に関する詳細以外は書き上がったので,事務の担当部署に添削をお願いした.書類をメイルで送ると,ほどなくびっしりと赤ペンで添削の入った印刷書類が送り返されてくる.早めに出すとこうして丁寧にチェックしてくれるシステムが確立しているのはありがたい.当節はこういう役割を果たす人材にURA(University Research Administrator)という名前が付いているらしい.
それにしても,年々少しずつ改善されてきてはいるものの,この申請書類の作成には煩瑣な手続きがひどく多い.是非この研究をさせてほしい,という情熱を込めて作文をしている時は苦吟することもあるが反面とても楽しい.しかし,さて規定のフォーマットに流し込んで整形してという段になると,ただただめんどくさい作業を延々と続けることになる.例えばある箇所に罫線を引き忘れてさあ新たに引こうとすると途端に塗炭の苦しみだ.どうやらそれがWordの仕様らしいのだが,表中に罫線を引くとそれより下の要素はどこかに消し飛んでしまう.びっしり書き込んだ表に罫線を加えようと思ったら,結局ほぼ一から書き直し(≒コピペし直し)の憂き目に遭うというわけ.まあ,そういうめんどくささを嘆いているのも毎年のことで,忘却する私が悪いと言えばそれまでの話だが,それにしても.
研究組織が大きくなってくると研究分担者たちの個人情報を集めるのもなかなか大変である.近年の研究業績や競争的資金の獲得情報は詳細にわたって必要なのはもちろんのこと,所属機関や学部のコード番号などもこちらで調べるか,相手方に問い合わせなければならない.また,例えば2014.4現在の満年齢を記入する必要があり,わざわざ「あなたの年を教えてください」と聞くのはなんとなく気詰まりだ.申請に年齢制限のあるカテゴリ(若手研究)ならばまだ年齢を記入する必要性を理解できなくもないが,基盤研究にはそんなものはない.そもそも,研究者にはそれぞれ研究者番号というのが付されていて,こうした情報はそれぞれ紐付けられて一元管理されている…はずなのに,どうしてそれをわざわざ再収集・再入力しなければならないのか.大いに理解に苦しむところである.
泣きながら罫線を引き直したり「計」とか「0」とか書き加えたりした自分の代表者分は正式の提出までしばらく塩漬けにしておくことにして,今日はまるっと一日かけて別の分担分について,研究計画等々を作文.頭を使いすぎて,段々何を書いているんだか自分でわからなくなったり.
2ヶ月ぶりに美容院に行って,やや思い切り短くしてみた.これから寒くなるというのに酔狂な話だ(笑
2001年10月以来,ほぼ毎日書き続けてきたこのウェブ日記ですが,このたび更新を休止することにしました.
理由はいろいろあります.ツイッターやフェイスブックなど,他にもオンラインコミュニケーションが容易にできるメディアが出てきたことで,相対的にこうした「ブログ」という場の重要性が個人的にも社会的にも下がってきたことがおそらく一番の原因だと思います.また,単純に仕事が忙しくなってきて,ここに何かを書くという行為に割く時間を確保することが難しくなってきたということもあります.
さらに,今回のこの判断に至ったことにもっとも強く影響したのは,そもそも「書けない」ことが増えてきたということです.これは,巷間良くある大学教員の「問題発言」のあげつらいのように,社会の寛容性が下がってきたことで書きたいことが書けなくなった,というよりも,個人的な問題でそうなったというところが大きいです.ともかく毎日更新するということが目的になってしまって,個人的に大して「面白い」とは思えないことを書き続けていくのはおかしい,と思うに至ったわけです.ウェブ日記を書き続ける意図を分析した私たちの研究で,(1)自己開示と他者からの被理解,(2)情報提供による他者との知識共有,という2つを主たる要因として挙げましたが,それらが,特に前者が,達成できる場ではなくなったということです.
ちょうど12年ですから干支一回りです.区切りをつけるには悪くないタイミングだと思うことにしました.ツイッターとフェイスブックは続けているので,私の近況をこれからも覗いてみたいという方は,そちらでよろしくお願いいたします.
また気が向けば再開する可能性は残しつつ,ですが,長年読んで下さっていた方がいらっしゃったなら,ご愛読に心から感謝を申し上げます.どうもありがとうございました.
Before...
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