今日は自宅作業.午前中は伊丹の更新センターに出かけて国際免許を取得した.申請時にどこにいつからどのくらい行くか書かなければならないので,それをネタに受付のおじさんとしばし盛り上がる.
アイスランド…寒そうやねえ. いや,それが大して寒くないらしいですよ. こんなに緯度が高いのに? 火山があるし. あ,なーるほど.いい勉強させてもろたわ. いやまあ,私も行ったことないんで,嘘かもしれへんけどね. (笑)
甲子園球場にはバイクで出かけたのだが,試合が終わって戻ってみると,ヘルメットが1つ盗られていた.まあ,取ろうと思えば取れるようになっていたのだけれど,だからって盗るこたぁないだろう.
しかし盗られてしまったものは今更どうしようもない.さてヘルメットをどうするか.早く試合が終わったと言っても既に午後9時過ぎ.私だけ「甲子園で試合見たら,帰りは電車や(竹内力風に)」なのか?としばらく考え.思いついた.タイガースショップでヘルメットを買えばよいのだ!!
ええ,本当にそうしましたよ.2650円なり.あご紐には一計を案じる必要があったけどさ.ま,阪神ファンは必ず球場に行くときにはゴム製品を携帯してるものですから(笑 二人で行った場合,勝つとすべて消費,負けると2つ残る,アレがね.
査読者を探す必要のある論文がようやく手元に届いた.ちょっと自分の領域外の研究なので,参考文献を見て査読者を決めようと思っていた.期待して最終ページをめくってみると…
一つも参考文献がありませんでしたorz
9時前に研究室をノックする音が.窓越しに見えるのは見覚えのある…
明日明後日のSIMSOC実践を見学に来られるはずのNさんだったorz 日程を一日勘違いしておられたのだが,奈良からここまで間違って来てしまったというのはとてつもなく大きな時間の無駄遣いだ.ううう.つらいがどうしようもないので,後輩でもあるAさんと3人でしばしお茶してみた.それはそれで楽しいのだが.
という話題でmixiのだめコミュがもちきり.もちろん「実写なんてありえん!」という意見が大勢で賛同の声は少ないが,私的には要潤の真澄ちゃんは案外はまるのではないかと思っている.動物のお医者さんの二階堂も悪くなかったし.
泣きながらヤクルトを応援しつつ(当然中継など聞いてもいない),3本目の査読もほぼ完了.これで無機的かつ暴力的なメイルから逃れられる… 心は「もう〆切は破らないぞ」ではなく「もうなるべくあそこの査読は引き受けないぞ」になっている.いいのか,これで.
明日と明後日は終日SIMSOC実践.
仮想社会ゲーム実践初日.前回のSIMINSOCは1日だったが,今回は丸2日である.仮想社会の規模やバリエーションが大きくなっているので,セッション終了時の諸指標計算が大変.現時点ではY先生の特殊技能に依存しすぎているので,今後はスピードアップのための積極的施策が必要だろう.
リリース完了.残り2本はまだ論文が来ていない.片方はPDFで来るらしいが,もう片方は来週以降に郵送.ということは自動的に8/22以降に受け取りということになる.なぜなら大学事務は8/9-19が閉鎖だからだ.ジョブとしてはかなり後ろのキューに回されることになる.
というわけで今週の残り課題は,英語論文をどうにかすること.
丸2日の予定のSIMSOC,仮想社会が成熟してしまったため,1日でゲームオーバーとなってしまった(笑 いいのやら,悪いのやら.前回SIMINSOCをやったメンバが半数近くいることによる学習効果がかなり高いのと,全員が社会心理学領域に配属予定の同学科の同年次生という効果も平和的社会の構築にかなり寄与しているようだった.
スピードアップの施策は,見学者M君がまめまめしく作業をしてくれてめでたく実現.
というわけでお手伝いをしてくれた学外の院生さんたちと一緒に明石駅ビルに新しくできた豆腐料理のお店で打ち上げ.K女子大の院生さんの学生時代の話で盛り上がる.神大の演劇部の話,K女子大のとんでもないセレブ学生たちの話も面白かったが,もっとも面白かったのはマクドナルドでのバイトの話.知り合いが長年バイトしていたから,なんとなく人間関係が濃そうなイメージだったが,彼女の体験した店でも,ものすごいことがさまざまあったようすだった.マクドナルドというのは一種のカルト教団だな,というのが感想.働いている人たちが「はまっていく」プロセスがまんまそうなんだから.
昨日終日立って動き回っていたのでまだ疲労感残存.よって今日はあまり知的労働はせず,後期授業準備(資料が必要な科目のアウトラインを立てる)と日心ポスタ準備をしよう.
準備が必要な授業は,現代の社会II,社会心理学研究法,人間心理学入門演習,情報処理演習I@husの4科目.現代の社会IIは「ウェブログの心理学」が教科書なので,これを13回に分けてどう講義するかを考える.社会心理学研究法は前期心理統計法でやった手法をSPSSでやりましょうというスパルタ教育なので,まずテキスト指定した本を買う(笑.人間心理学入門演習は英書講読なので,実施方針を決めるために経験者の意見を拝聴する.情報処理演習I@husは前期心理統計法のテキストを流用してこちらはSASでやりましょうというスパルタ教育なので,去年の資料をひっくり返す.
午前中は情報処理演習I@husの準備.Wikiを整備して,授業の構成を再検討して,教材のたたき台資料を昨年度のファイルからコピペの連続で作成.はまりそうなので,ランチを機にいったん終了.
午後は,スモールワールドネットワーク実証実験番組(若すぎる18年前の角淳一,そして実に不思議なことに現在と髪の毛の色も量も形も変わらない10年前の稲増龍夫氏が印象的)をVHS→HDD→DVDしつつ,現代の社会IIの第1回目の資料を作成したり,日心ポスタの原案を作ったり.
昨日の今岡の逆転満塁HR.ずっと中継を見るのを忌避していたのだが,嘱託の話題には出さないくせに必ず途中経過はチェックしているご夫君が,
まあ,どうなるかわからんけど,ええやろ
とチャンネルをかえた矢先に…!! 泣いた.マジで.泣いた.俺竜が負ければ言うことはなかったわけだが,とりあえずは,勝たないと.
今日はあまりやらない予定だが,人間心理学入門演習で使う英語テキストから,面白そうなトピックを選定する作業をやるつもり.
使用するのはアメリカの標準的な社会心理学のテキストだが,その充実ぶりにはあきれかえるほどだ.これで叩き込まれれば,米国帰りな後輩たちがやたらとさまざまな理論に詳しいのは当然だろう.ただ叩き込むだけではなく現代社会との結びつきもきちんと意識されていて,インターネット上の情報サイトにアクセスできる権利がついており,そちらに各章と関連した最新社会ニュース等が逐次アップロードされている.日本でもこうしたテキストが徐々にできてくるのかもしれないが,まず雛型を作るのが大変そうだ.
今日明日.もう熱風がもわぁぁぁん,って感じの天候なのだが,そんな中既に午前中で1500名もの高校生などが来場したそうである.さすが若者は熱さに強いね!
「デジタルスチルカメラ」の「スチル」はstillなのだと.そして「スチール写真」の「スチール」もstillなのだと.自分で「静止画」のことはstill pictureと言いもし,書きもしていたのだが…
この間Nボスに投げつけたチュートリアル論文の閲読結果が戻ってきた.大変丁寧にしかも端的なご指摘をいただいたのは大変ありがたい.ありがたいのだが…
先ほど事務局に照会しましたところ, +2ページして刷り上り8ページまではOKだそうです. また,最終原稿締め切りは8月20日(厳守)です.
つまり私にとっては「明日書き直して出せ」という要求です.明日書き直すということは,11時までということです.はい,分かりました…
16時過ぎに大学を出て北摂方面に向かったのだが,阪神3号神戸線は雷雨などもあって15キロ以上渋滞しているし,名神は豊中IC付近で車両火災があったとかでゲロ混みだし,まいったまいった.それでも一般道を通るよりは早いかもと思って高速を使った私が悪いのだが… 車両火災は,自動車を満載したトレーラーが炎上していて,大変もったいなさそうだった.
結局,多少の渋滞なら1時間弱でたどり着ける距離が,2時間かかった.
前回より段取りはよかった.まあ,比べる前回は「段取り」というものが存在しなかったので,段取りがあっただけでもよかったのである.ただ,その段取りがことごとくうまくいかなかった(w やっぱ,相変わらずだ.
多分,後者.
Q pdfと聞いて,何をまず連想しますか?
A 「あー,アクロバットリーダーで読むやつ?」 …凡人です
A 「確率密度関数!」 …統計学に愛されている人です
当然私は,凡人です.統計学になんて,愛されなくてもいいや,へん.
とある理由でとある大学の職を離れざるを得なくなったさるお方.その離れざるを得なくなった原因が世に報道された直後,たまたまとある大学のとある学部ではないとある場所のエスカレーターで,偶然すれ違ったらしい.とあるお方は上り,会った方は下りに乗っていたそうだが,上ってきながら知り合いの姿を認めた彼は,
「いやあ,いろいろご迷惑をおかけしましたぁ!」
と満面に笑みを浮かべ,握手を求めてきたそうだ.交差ポイントでがっちり握手を交わす二人.そして,
「また,電話しますねぇ!」
と言い残して彼は笑顔ですれ違って行ったそうだ.さすが,やらかす人は常人とは器が違う.
寝言の女王様経由,日本銀行サイトより.標本データの収集・集計に際して不適切な点(いわゆるメイキング)があったことが判明したことによる結果の修正と公表がおこなわれた.訪問留置法に限らず,調査でありがちな,しかし決してやってはいけないミスなので,授業のネタとして格好の材料を提供してくれた形だ.修正データを見る限りでは,男性のデータの集まりが悪かったために,故意に増やしたのでは?という気がする.
「阪神ファンは,とにかく不安にならないで,しっかりチームを支えて下さい!そうすることがチームの力になります!」と熱弁をふるった広沢克実,太平サブローや桂きん枝に「ありがたいお話を伺ったみたいですなあ」と持ち上げられて調子に乗ったのか,
みんなで一枚板になりましょう!
と言ってしまった.あーあ.
明日からしばらく留守にします.このところサーバが熱のせいかあまり調子が良くないので,ひょっとして途中でここにアクセスできなくなるかもしれませぬ.その場合はここあたりを避難所に使います.あとはmixiだね.
アイスランド,気温の高低差がほとんどない.多分,夜がないから.天気はあまりよくなさそうだけど,気にしてない.多分,気にしないといけないような景色のところはあまりないから.
伊丹−成田便と同じ機材でヒースローに行くことになるらしい.ちなみに「Yokoso Japan」塗装である.成田空港は夏休みの出国ラッシュということもなく,とても空いている.しかしグローバルラウンジはほぼ満席.家族連れが目立つ.
まあその辺の無線LANスポットと同じ.搭乗中使い放題でUSD29,従量制の課金制度もあり.速度は,やや遅い.
給餌中にかなりひどいタービュランスに入り,サーブされた水やスープが波打ちまくり.ただ一つそれをなくす方法は「飲むこと」なので,せっかくかなりおいしかったオニオングラタンスープを一気飲みさせられてしまった.残念.
揺れが収まった後は,食事もそこそこに「参議院採決祭」を楽しむ.残念ながらネットライブはつながらなかったが,2ch実況とY!友達ステイタスで,大体の状況は分かった.奈良−シベリア上空−パリの三元ネット中継であった.
食後はえっちらおっちらTeXをダウンロード&インストールして仕事を開始.ご夫君はシャンパンとワインを飲んで即寝体制のようだ.隣のおっさん(ご夫君ではない)のいびきがうるさい.ノイズキャンセリングヘッドフォンでまだよかった.
相変わらずシベリアは長い.仕事をしたり,雑誌読んだり,映画を見たり,いろいろやって暇をつぶす.ネットがつながると,暇つぶしネタは格段に増えるからよい.映画チャネルで「見ごろ,食べごろ,笑いごろ」(電線音頭の番組)をやっていたので見てみたが,見事なまでにまったく面白くなかった.単に古いからというわけではない気がするが,じゃあ一体なぜだろう.
投票日は9.11が濃厚らしい.となると日本心理学会の大会中だ.不在者投票に行かなければならないし,行った先で宴会を入れると開票速報が見られない.優先的には入れないように努力しなきゃ.
1時間半ほど寝た.やはりロンドンは遠く,12時間は長い.ときどきネットワークの調子が悪くなり,Boeingにはつながってもインターネットにはつながらないか,破壊的に遅い状態が続くことがあるようだ.これだと従量制料金ならかなりのクレイムが出そうな気がする.
ハワイでも壊れたバゲージ,今度はキャスターが1個取れて出てきた.クレイムつけがいのあるものだったけど,なんかここまで弱いとこっちの責任な気がして,そのまま出てきた.
We arrived LHR around 16:00 GMT and next flight to Iceland will be at 21:10...
延々とLHRで時間をつぶした後,ようやくアイスランドエアに搭乗.席に着くなり爆睡.離陸は1時間弱遅れたが,30分ほど回復飛行をしてくれたので,23:40(アイスランド時間はGMT-1)にケフラヴィーク空港に到着.そこからはフライバス.途中で変な場所にあるユースに泊まるというおじいさんをちょっと後戻りして降ろしたりしたので時間がかかった.バスターミナルでさらにマイクロバスに乗り換えて,後はそれぞれホテルに送り届けるというシステムだった.ホテルに到着したのは午前2時.ああ,大変でした.
ホテルはこぎれいでいいんだけど,寝るだけ.お湯の蛇口をひねると硫黄のにおいのきついぬるぬるしたお湯が出た.さすが火山国.温泉だ.
6時過ぎに起床.相変わらず短時間しか寝られないが,さすがに寝たのが2時半なので,起床時間自体はまともである.昼食用のご飯を炊き,8時にホテルにレンタカー業者が来ることになっていたので,それまでに朝食を済ませようとレストランに行ったら,
あなたたちの宿泊料金には朝食が付いていませんが,どうします?
と言われてしまった.ビュッフェは1550Ikr(アイスランドクローネ),日本のシティホテル並みに高い.もちろん今からさっき炊いたご飯を食べてしまってもよいのだが,逡巡した挙げ句,高いビュッフェを食べることにした.疲れているときは,時や手間より金なり,である.食堂は結構混み合っていて,日本人の姿もちらほら.ビュッフェの内容自体は普通に充実していたので,頑張ってお腹いっぱい食べた.部屋に戻ってからは,炊けたご飯にわかめご飯の素を入れてまぜまぜし,おにぎりにしてタッパーに詰める.今日のランチだ.
レンタカー業者は予想通り時間には来なかったので,「まだか!」などと電話しつつ,8:25頃には無事ロビーで落ち合うことができた.事前にご夫君がやりとりした予約メイルの内容では,ホテルで落ち合ってから近くのレイキャビク空港(ホテルのそばだが,ドメ専用の小さい空港なので国際線の離発着には使われていない)まで連れて行ってもらって貸し出してもらうのか,それとも車をここまで持ってきてくれるのか,よく分からなかったのだが,結果的には後者だった.顔のあちらこちらにピアスをつけた,普段なら「こいつ,絶対ドラッグきめてる」と疑ってかかりそうなお兄ちゃんが,笑顔で引き渡してくれたのは,予約していたスズキジムニーではなく,トヨタのRAV4だった.いずれにせよ4WDであることが必須条件なのだからそれでかまわない.「最後はケフラヴィーク空港の出発ゲートのところにある駐車場に停めて,グローブボックスに鍵を入れといて.じゃねー」とあっさり引き渡しは完了した.
さて,荷物を積み込んで出発.まずごく間単にレイキャビク市内観光だ.天候はくもり,気温は14度くらいで,長袖シャツに薄目のセーターやデニムシャツを重ね着すれば普通に過ごせるくらいのひんやり加減だ.レイキャビクは港を中心とした,ヘルシンキを思いっきりこぢんまりさせたような街である.道路は右側通行で,あまり信号はなくロータリーが多いのはヨーロッパ標準仕様という感じだ.特徴的なのは,これも北欧と共通しているが,家の外壁がとてもカラフルに塗られていること.壁にあまり凸凹のない四角い家が建ち並んでいて,それぞれ思い思いに…では多分なく,周囲とのバランスを考慮してきれいな色で塗られている.見た目にぱっと華やかでかわいらしい.
まず出かけたのはとても特徴的な造形をした教会.なんと読むのかわからないが,Hallgrimskirkjaと綴る(アイスランド語は私たちにとってはとても難解で,この教会の名前はまだいい方だ.まだしもアルファベットにある文字で綴られている).コンクリート打ちっ放しで,75メートルの尖塔がシンボル的に中央に敗されている.1940年に建築が開始され,完成したのは1974年だというからとても新しい.教会の前の広場には,初めてVinland(どうも今はアメリカらしい.アラスカか?)を発見したヴァイキングを記念した銅像が建っていた.こちらは1930年(発見1000年記念にアメリカから寄贈された)に建てられたというから,教会よりは先輩だ.教会内部は大がかりなパイプオルガンはあるがごく簡素なつくりで,エレベータで尖塔の鐘楼部分まで上がると,レイキャビク市内が一望できた.
眺望をしばらく楽しんだ後は,またレイキャビク市内をぐるぐる走り,しかし特に他に行きたいところもない(博物館や植物園などをゆっくり見るだけの時間はない)ので,買い出しのために郊外のショッピングセンターKringlanへ.こういうところの構造は世界共通らしい.まるで「ここはららぽーと甲子園か!」という店内だった.とりあえずスーパーに行って水や生鮮食料品を買い,あとは本屋で地図を購入.話には聞いていたが物価はかなり高い様子だ.特に本はものすごく高く,写真入りの観光ガイドなど,小さく薄っぺらいものでも4000Ikrくらいして(100Ikrは180円程度であると考えれば目安となるでしょう)とてもではないが買えたものではない.「のだめカンタービレ」1巻英訳版も平積みになっていたが,ペーパーバックで1395Ikrもしていた.
買い出しも完了したのでレイキャビクをあっさり離れ,一路北東に向けて出発.今日の目的は,アイスランドの中でももっともメジャーな(なぜなら首都に近く,日帰りバス観光が可能だから)観光地,ゴールデンサークルと呼ばれる地帯を観光した後,内陸部のダートドライブを経て,アイスランド北部の街Saudarkrokur(簡略表記:本当はいくつかの文字には点やら何やらいっぱいついている,というか,大文字はそれで済むが,小文字は発音記号そのもの)まで行くことである.
レイキャビク市内を離れてしばらくすると,すぐに周りには人の生活している影はほとんどなくなり,いかにも火山地帯らしい風景になる.ハワイの内陸部とそっくりの雰囲気だ.ハワイと違うのは,ところどころきつい硫黄のにおいもすることで,まだそこが火山活動中であることがわかる.交通量はあまり多くないので,快適に飛ばすことができてよろしい.40キロほど走って,地球の裂け目「ギャオ」のあるPINGVELLIR(最初のPは本当はPとは少し違う字なのだが)に到着.なぜ裂け目かというと,ヨーロッパプレートと北米プレートがどんとぶつかってちょっといびつにくっつっきました,という地帯だからである.川口浩が探検したことでも有名である.すぐそばには930年に「世界で初めて」民主制議会が成立した場所The Alpingがあり,その宣言がおこなわれた場所Logberg(Law Rock in English)が記念に保存されていた,ちょうどギャオを背にしていて,前は平地が開けているので「岩壁が天然のラウドスピーカーになった」そうである.少し雨が降っていたので,早速先般購入したウィンドブレーカーを着込んで周囲を散策.ギャオの内部は歩けるところもあるが,小さな滝が流れ落ちているようなところもあった.探検隊ごっこができるような狭い洞窟地帯は,多分観光化されていないあたりにあるのだろう.
次はさらに40キロほど行って,間欠泉が噴き上がることで有名なゲイシールへ.これはまあ,別府温泉みたいなものだ.ぼこぼこと温泉がわき出し,煙が上がっている中を散策することができる.ここは硫黄のにおいはさほどでもない.観光客がぐるりと取り巻いてカメラを構えている,ひときわ大きいところが間欠泉で,少し青みがかった水がぼこぼこと活動している.5分から10分くらいに1度,ぼこぼこいっていた湯がすうっと穴の中に吸い込まれるような感じに何度かなった挙げ句,
もかーっ
と穴からお湯がふくらんできて,
ぶしゃーーーーっ
と間欠泉が噴き上がる,そういうしくみのようだった.ほんの数メートルという間近で間欠泉を見たことはなかったので,楽しい.もかーっとふくらむところが面白くて,頑張ってビデオに撮った(この夜,ほとんど寝かけの私にご夫君が「今日は何が面白かった?」と聞いたところ,「あの,もかーっってやつ」と答えたそうである).日本なら周りが一大温泉街になりそうなものだが,昨日のホテルでもお湯はみな硫黄泉だったのだから,アイスランド人にとっては「普通お湯って温泉でしょ」なのだろう.
ビデオに撮れたので満足して,ランチ.高速道路のパーキングエリアのような土産物屋のそばにあるテーブルに陣取って,持参のおにぎりをぱくつく.今日も炊きあがりは上々だ.
さてゴールデンサークル最後の観光地は,先般TBSの滝特集な紀行番組でも紹介された,Gullfossという大瀑布である.ゲイシールからは10キロほどととても近い.周囲の雰囲気はまるでなだらかで,こんなところに滝があるのか?という感じなのだが,駐車場から少し下ると,そこには氷河から溶け出した水が轟音と共に滝壺に流れ落ちていく大瀑布があった.滝のそばまで行けるのだから随分びしょぬれになるかもしれない,と持参のウインドブレーカーに,さらにはズボンの方まで穿いて完全装備で出かけたのだが,そんなのは私たちくらいのもので(笑 みんな普通にジーンズにシャツ,みたいな感じでうろうろしていた.雨も降っていなかったので必要なかったかもしれない.ちょっと恥ずかしい.でもまあ,気にせずに滝を満喫.ナイアガラもイグアスも,有名な滝はまったく見たことがないので比較ができないが,少なくとも日本にあるところの滝の概念とは全然違うものであることはよくわかった.
さて,今日のメイン観光は終了したので,いざ宿泊地へ.しかしこの「いざ」がくせ者で,実はもっとも長くハードなドライブを必要とするのは実はこれからなのだ.ご夫君によれば,190キロほども,ほとんど舗装されていない,しかもbumpyかもしれない道路を走る必要があるという.この路程があるから今回はわざわざ4WD車をレンタルしたのである.グルフォスからも遠目に眺めることができた氷河の方に向けて,どんどん走る.最初はアスファルト舗装されていた道に,次は少し小石が混ざりだし,そして本格的なダートとなる.だんだん近づいてきた氷河は,まるで少し荒れた海のような見た目ので,あれが氷が固まっているところだとはすぐには実感できないのだが,まったくゆらぎがない.気温は,ひんやりとはしているものの激寒というほどでもないので,氷河があるということすら,なんとなく違和感があるくらいだ.
ドライバーたるご夫君としては,道悪の程度は予想したよりも大したことはなかったようだが,局所的に大雨になるところもあったりして,そうなると途端に走りにくくなる.道がbumpyであればあるほど,でこぼこの部分に水たまりができて,泥水を猛烈に跳ね上げながら運転することになるし,そもそもハンドルがとても軽くて地面をホールドしている感覚が低くなるらしい.何度かハンドルを取られつつも,ここで自爆したら考えるだにおそろしい,という一念で先へ先へと進むのだった.途中,ごく普通の車でのろのろと進む車を数台追い越したが,あれだと一体何時間かかるのだろう,と思う.自転車もいたにはいたが…あれは何泊かキャンプしながら走り抜けていくのだろう.
風景は,基本的には左右に氷河を見ながら,ところどころその溶けた水でできたのであろう川や湖があり,それ以外は荒涼たる大地,という感じ.コケ程度の植物が生えているところにはあるが,時にまったく何の生命のにおいも感じないようなところも少なくない.まるで月面もかくやといった雰囲気だった.
途中1回の休憩をはさんで,4時間程度でようやく内陸地を走破,レイキャビクから大きく海側を迂回して走ってきた1号線と合流した.「アスファルトで舗装された道って,なんて走りやすいんだろう」とご夫君が実感たっぷりにつぶやくのも,無理のないところであっただろう.
アスファルトの道をしばらく(といっても50キロくらいは行ったと思う)走って19時頃にSaudarkrokurに到着.アイスランド北部ではアークレイリ(アイスランド第二の都市)につぐ規模の都市だというが,つまり小さな港町だ.その外れに今日泊まるホテルTindastollがあった.やはりきれいなグリーンに塗られた,山小屋風の建物だ.1884年創業の古いホテルだそうな.音を聞きつけてすぐに管理をしているらしい若者があらわれたが,チェックインは名前を聞かれるだけの簡単なもので,宿泊する部屋に案内された.全8部屋(いずれもダブル)のうち,2つだけある広め角部屋で,窓の外には小さいが丸く岩で湯船が作られた露天風呂がある.調度品はみんな木製のアンティークで暖かみがある.ロンプラアイスランド版によれば「one of the best boutique hotels in Iceland」とのこと.
ハードな日程を終えてほっと一息.露天風呂に入ろうかと思ったが,ベッドに横になると眠気が襲ってきてそれどころではない.なんとか夕食を作って食べるのが精一杯だ.今日のメニューは,スパゲッティミートソース(当然ソースはレトルト)と,持参の切り干し大根&その他干野菜と今朝レイキャビクで買ったサヤエンドウをめんつゆで煮たもの.大変おいしゅうございました.テレビも一応あって,CNNをぼーっと眺めていたら,スペースシャトル無事帰還の報に接したのはよかったが,SPORTS BARでプロ野球の結果を知ってしまったorz 中日11−阪神7って何やねん.イガワー,と唸りながらしかし眠気に負けて就寝.
夜中に何度も目覚めつつも「たくさん寝よう」と心がけて5時過ぎに起床.もちろんこの時間になると外は明るいが,何度か目覚めた深夜は普通に夜だった気がする.去年のフィンランド北部がきっぱりほぼ白夜だったのとは随分違うようだ.
昨日の日記を書いた後,7時頃から気になる露天風呂へ.当然こちらでは水着着用で入るわけなので,持参のものに着替えてバスローブを羽織って出かけた.山小屋風なホテルにバスローブとは随分豪華と思ったが,きっとこのために準備されたものなのだろう.朝食の準備をしている管理人の若者に「風呂,入るから」と告げて外へ.風呂は摂氏39度とパンフレットにはあったが,西欧人向けにややぬるめな感じで,少しだけ硫黄の香りがするが湯色は透明であまりくせはない.源泉かけ流しかどうかはよく分からないが,別にこだわりもないのでよしとしよう.部屋にはシャワーブースしかないので,広々と湯船に浸かることができるとさすがに日本人としてはうれしいものだ.かなりお湯がぬるく,対して外は10度少々しかないので,芯から温まるというのはちょっと無理だったが(笑
朝食は8時から,先ほど風呂に入るために通り抜けたパブリックスペースで簡単なバフェ.卵はないものの,ハムやチーズ,野菜(トマトとキュウリが定番のようだ),酢漬けの魚,何やら危険そうな香りのするクラッカーの類,コーンフレーク,パンなどが並べられている.もちろん各種ジュースとコーヒー紅茶もあるので,コンプリメンタリーの朝食としては十分だ.ホテルには10部屋近くあって満室のようなのだが,勇んですぐに食べに来る客は今日に限っては私たちだけのようで,監視役?な若者と微妙な緊張感を持ちつつ,むしゃむしゃと食べる.彼も私たちが消費したものをチェックしては皿に補充したり,かと思えばお湯を沸かしにかかったり,努めて作業を見つけてうろうろと立ち働いているさまが面白い.多分,彼も緊張していたのだろう.
その後ホテルの周辺を少しお散歩.道の向かいはもう海岸である.磯のにおいがして,すぐそばには港がある.この辺りは漁業関係の施設がいろいろとあるようで,壁面に大きな海老のイラストがあるところなどは,きっと海老の加工場なのだろう.砂浜には鳥がたくさんいた.
9時過ぎにホテルをチェックアウト.目の前に遠く眺められる島へのツアーが港から出るらしいということだったので行ってみたが,ほとんど人気なし.ロンプラをよく見ると on request のようだし,天気もいまいち曇天なので,ここはさっさと次の目的地に向かうことにした.次の目的地は,この町から150キロほど東にあるアークレイリだ.
アークレイリへの道は,ところどころ雨模様だったものの,道はきれいに舗装されているし,交通量も少なく,ほぼ順調に推移した.窓からの眺めは,農場(羊・馬・牛)だったり,ところどころに残雪(というかミニ氷河?)が残るフィヨルド地帯(野生ではないかと思われる羊が結構いる)だったりと少しずつ変わるが,基本的にはとても静かで穏やかなものだ.そばに川が流れているので,霧がかなり深いところもちらほらある.たまに動物が車道の近くにいることがあるので,私が,
うまーっ
ひつじーっ
と叫ぶとご夫君が車を停めてくれて,写真を撮ろうと試みる.しかしどいつもこいつも(特に羊は)警戒心が強く,外に出て近づくとすたこらさっさと逃げてしまうのだった(悲 立派な角のあるおとうさん羊の写真が撮りたいのに,なかなか難しい.そろそろアイスランドのFMに飽きてきたので,持参のiPodと車載用スピーカーを出して,持参の音楽も楽しみつつ,11時半ちょっと前くらいにアークレイリに到着.これもまた深い入り江にある港町だ.ガソリンがなくなってきたので1度目の補給をしてから,市内に入った.
アークレイリは少し雨模様.アイスランド第二の都市で,一応メインストリートには観光客の姿もそれなりにある.元来建物がとてもカラフルなので,実は寂れた雰囲気なのかもしれないのに見た目には華やかで活気づいて見える.コインパーキングに車を停め(この料金は15分10Ikrと安い),レイキャビクの教会と同じ人がデザインした教会を見る.こちらもコンクリート打ちっ放しで斬新な外観だが,内装はステンドグラスを多用した,結構クラシックなものだった.少し高台にあるので,豪華客船なども停泊している港を一望することができた.
他に博物館や植物園もあるようだが,やっぱり立ち寄らず.車を停めたところにある店がたまたまロンプラに載っていて「毛糸製品のファクトリーアウトレット.だから他のどこよりも安い.That's a theory」なんて書いてあることを発見したので,これは入るしかないでしょと行ってみる.アウトレットといってもごく狭い店だが,所狭しとセーターやマフラー,それに帽子など,そして毛糸も並べてある.確かに昨日ゲイシールの土産物屋にあったものよりは安い,ような気がする.ご母君に毛糸を…とも思ったが,何を作るのに何玉くらい必要かよくわからなかったのでとりあえずやめて,自分たち用にセーターを購入した.免税の手続きもしてくれて,お土産にとポストカードも2枚くれた.
満足して車に戻り,入り江を渡った対岸の駐車スペース(アークレイリの街がよく見える)に車を停めてランチ.雨模様なので外で食べるわけにもいかないのである.今日のメニューは,炊き込みご飯のおにぎり.さて次の目的地は,Gottsfoss(Falls of God)である.
という名前の滝はどこにでもあるような気がするが,ここの由来は,昔々のとあるえらい人が「アイスランド人はこれまで信仰してきたPagosの神の信仰を続けるか,それともキリスト教に帰依するか」という大問題に対して後者を選択し,その証としてこれまでの信仰だった神の象徴をこの滝に投げ込んだ,というところにあるそうだ.ここもまたGullfossと同じく,一体どこに滝なんてあるんだろうというところに突如として大瀑布が出現する.車を走らせていると,向こうの方に地面から霧が立ち上っているところがあるなあ,と思ったらそれが滝なのである.Gullfossより少し規模は小さいのだが,滝壺のすぐそばまで歩いていくことができる.強烈な量の氷河から溶け出した水が,耳をつんざく轟音と共に滝壺に流れ落ちている.岩を伝って歩いていくのだが,ところどころ浮き石があって結構怖い.ここで足を滑らせようものなら,運が悪ければそのまま滝に引き入れられてしまうに違いない.大した高さはないのだが,足がすくむ思いをした.少し離れたところにあるレストラン付近からの眺めもとても美しかった.
次なる目的地=今日の宿泊地は,ミヴァートン湖である.火山の噴火によってできた巨大な湖だ.神の滝からさらに30分ほど走ると湖が見え始めた.まだチェックイン時間には少し間があるので,PseudoCrater(実際は水蒸気爆発の跡)がよく眺められる散策路のある観光スポットに立ち寄ってみる.ところどころ雨が激しく降るところもあるのだが,観光スポットに来ると不思議とそれがやむ.いいタイミング,なのか,それともそういうところだから観光地になっている,のか.よくわからない.
車を降りた途端にわんわんと虫がつきまとってくる.そもそもアイスランドは火山と湖が多いだけあって虫(というか,蚊だ)が多くいるのだが,ここは特にすごいらしい.何せミヴァートン(Mvyatn)というのはアイスランド語で「蚊の湖(vatn)」という意味なのだそうだ.歩いてくる人の中には,頭にすっぽりネットをかぶっている人までいる.個人用蚊帳ということなのだろう.ただこの蚊,特に刺さないらしいので,うるさいだけで大した実害はなさそうである.
風がないところでは,ふと立ち止まると蚊ががんがんまとわりついてくるので,一生懸命頭を振りながら歩く.湖の際の方に出て行くと,風が強いのでさすがに蚊はいなかった.広い湖の向こう側には,温泉が噴出しているらしい白い煙が上がっており,ところどころにPseudoCraterがあり,噴火でできたらしい小高い山もある.印象的な眺めだった.
その後,湖の周りをぐるっと回って今日の宿泊地Reykjahlidに到着.途中は,火山が爆発して溶岩がバラバラと落ちまくってそのまんま,といった感じの,ご夫君曰く「地獄に来たみたいやな」という荒涼たる風景も広がっていた.一番最近では1700年代にものすごい規模の爆発があったらしかった.
ホテルはこの地域に2軒あり,私たちが宿泊するのはそのうち少し大きな方だ.ここも山小屋風のつくりだが,観光客が休憩したり食事を取ったりするハブとして使われているらしく,たまたま入った時間はものすごい客.大バコホテルにありがちな「大宴会場」的なフロアがあって,そこでみな食事をとっていた.そんな中「おっと,こいつらは宿泊客か」というような雰囲気でチェックインを受け付けてもらい,部屋へ.エレベータなどなさげな2階建てだったので,上階に案内されたらどうしようと思っていたが,幸いにも1Fの一番奥の部屋がアサインされた.フロントの女性が「今日の予約は1泊で,ツインルーム.セパレートのベッドね」と確認するから「その通りだ」と答えつつ「わざわざセパレートのベッドって言うかな」と思いつつ部屋に入ったら,確かにとってもセパレートだった.つまり,ベッドは横にではなく,縦に二つ並んでいたのである.スキー場の宿泊所にありがちな,細長い部屋を想像してもらえればいいだろう.確かに縦に並べた方が広く感じて,それはそれでいい.部屋からは,残念ながら湖は見えなかったが,すぐそばの教会がよく見えた.なんでも,1700年代の大爆発の時,奇跡的に被害を免れたところなのだそうだ(ただし,建物は新しく建て直されている).
ここのホテルはフロント前にインターネットにつなげるPCが置いてあった.チェックインしたときは空いていたのに一休みして出かけると先客が.最初はメイルを書いていたので黙って待っていたら,その後延々と世界陸上の結果をチェックしていてなかなか席を動こうとしない.ここでそんなに世界陸上のことを気にしなくてもよいだろう!といらいらしつつ,20分ほど待たされた.しかし,人には文句を言うわけだが,ようやく使えるようになった私たちがやったことはメイルチェックと阪神の試合結果のチェックなのだから,世界陸上に熱を上げるおじさんと同じ穴の狢である.中日との2試合目はなんとか勝ったようでよっとする.メイルには,Nボスからの再閲読のコメントが入っていて,ちょっと仕事のことを思い出して暗くなる.でも放置.ご母君からは,井川劇場が開演する直前のタイムスタンプで「グッドニュース」というタイトル,中身は「今阪神は7-1で勝ってるよ!」というメイルが入っており,その後の彼女を襲った悲劇を考えると心から同情する気持ちになる.とりあえず日本語が入力できるわけもないので,日記に「元気です」だけ書いておいた.
さてまだ夕食には早い.そこでロンプラ曰く「ミヴァートンにもブルーラグーンあり.有名なそれと違って,なんてったって泳ぐのはタダ」と書いてあった巨大露天風呂に出かけることにした.さっき見た,白い煙がもうもうと上がっている地帯だ.ホテルから車で3分ほどの距離だった.わさわさと人がいる.
レセプションでロッカーの鍵を借りて水着に着替え,外に出るとそこにはまさに「ブルーラグーン」があった.硫黄のにおいがきつく,お湯の色はブルー…いや多分透明.下は細かい砂利で,その色は溶岩だから黒い.本家の規模よりはおそらく小さいのだが,それでも日本にはあり得ないくらいのサイズの露天風呂である.サウナも併設だ.ところどころ「危険!100度くらいあるぞ!」というプレートもあったりして恐ろしい.沖合(というのかどうかよく分からないが)に行くと水深が120センチくらいになり,それに応じて湯温も低くなっていく.欧州人(ざっと話している風を聞いた感じ,アメリカ人はほとんどいなさそう)はそういうところの方が好みなのかもしれないが,われわれ日本人はやはりそれなりに熱い湯でないと風呂に入った気がしないので,水際あたりの浅いところで温まる.欧州の人々はここまでの規模ではなくともそもそも広い風呂に入る経験はあまりないだろうから,一様にみなぎらぎら目を輝かせてうれしそうだ.そんな中,浸かりながら延々と携帯電話でしゃべっているイタリア人(推定;イタリア語を話していた)が印象的だった.湯に浸かりながらとにかく電話をやめることがない.どっちかというと仕事の電話っぽい感じだったが,今じゃないとだめだったのか.カアラさんに「アイスランドの携帯電話事情を取材してきてね」と言われつつ,ここまでそもそも携帯電話で話している人すら見なかったのだが,ここでこんな人に会おうとは.でもアイスランド人じゃないけど(笑 とにかく記念に写真を撮ってみた.
じっくり温まって風呂から上がり,シャワーを浴びて露天風呂体験は終了.温泉巡りが大好きな日本人には,アイスランドは非常にお勧めの観光地だと言えるのではないだろうか.
ホテルに戻って夕食の作成.今日は,牛丼(具はレトルト),めかぶ(乾燥めかぶをもどして添付のタレをかける),みそ汁(インスタントものに,ゆでたサヤエンドウを突っ込む)の3品.この自炊作戦も去年の時と比べると随分豊かな食卓になってきた.またまたおいしくいただきました.明日のスケジュールを相談してから,今日も早めに就寝.
We arrived at Lake Myvatn. Yes, we are fine. But no Internet connection with Japanese character. We will go to pseudo "blue lagoon" from now on.
↑は現地時間8/10夕にホテルフロント前のPCから書き込んだもの
です.
5時前に起床.今日も天気は曇りがちだ.まず昨日の日記を書く.ランチ用のご飯を炊いた後,6時半頃からホテルの周辺をお散歩してみた.やはり蚊が多い.でもそういえば昨日は一晩中小窓を開けていたのに部屋の中にはまったく入ってこなかった.このことからもこの蚊が人の血を求めていないことが分かる.部屋のすぐ前あたりに,まさにマグマが吹き出していたような,地面が盛り上がった裂け目があったので,その上に登ってみたりする.マクロレンズで小さな花を撮る練習をしたりするが,やっぱり蚊がたかってくるのであまり長い時間じっとはしていられなかった.
部屋に戻ってランチ用おにぎり(今日はかつお+のり)を製作した後,朝食へ.今日は広い食堂にわさわさと人がいたので緊張する必要はなかった.昨日のメニューにゆで卵,フルーツが加わったちょっと豪華版.周囲はやや年配めの夫婦連れやグループばかりで,みなガタイが一様に大きいので,北欧系の人ではないかと思った.アジア人はまったくおらず,若めの人間もいない.後者については,多分ここが四つ星ホテルだからではないか(アイスランド国内のホテルランキングは四つ星が最高らしい),とはご夫君の推測だった.
9時前には,周囲の部屋はみな出払って掃除中.おそらくツアー客なのだろう.われわれもチェックアウトを済ませて出発だ.今日はミヴァートン湖からやや北東にある国立公園地帯をまわる予定である.火山地帯の真ん中にぽっかりできた平原を走り抜けていくと,道端の所々にケルンが積んである.旅人の手によるものだろうが,等間隔にいくつかずらりと並んでいたりもするのが面白い.歩いたり自転車だったりする旅人(前者はさすがに今はほとんど見ない)がこういう造作をしたくなるのは世界共通のことのなのだろう.
Dettifossはこちら,という標識のところで左折し,火山地帯に入り込んでいく.今日のメインとなる目的地であり,欧州最大の大瀑布があるところだ.ここからは「4WD以外通行禁止」という看板が立っていて,アスファルト舗装されていた道もダートになる.Dettifossは,東西両サイドからアプローチすることができるのだが,今から行くのはそのうち西側で,一般的な車では入り込めないから,たいていの個人客やツアーはこちらには来られない,という方である.羊の家族がそこここに点在するダートの道を,ぐいぐいと進んでいく.急勾配や急カーブが続くにもかかわらず道幅がぐっと狭いところもあり,地面はでこぼこだから,確かに一般車ではとても登れたものではないだろう.しかし4WDでちょっと車高は高いものの,普通の観光バス型のバスも登っていっていたのは驚きだった.滝に近づくにつれ,周囲の風景はまた月面世界さながらに荒涼としたものになっていく.ところどころ雨のぱらつくところはあったが,天気はおおむね良好のうちに,駐車場に到着した.既に数台の先客があった.
駐車場からは徒歩10分ほど歩いて,Dettifossに到着.もう大瀑布も3つ目だが,ここの規模はでかい.幅も広いが落差が大きい.さすがに世界最大の氷河から流れてくる世界最大の滝である.ロンプラによれば「東西両サイド,どちらからの眺めがよりよいかという点は意見が分かれるところだが,西に行った人はたいがいそちらに軍配を上げる場合が多い」とのこと.多分に認知的不協和が絡んでいるような気もするが,滝の全景が分かるからだという.対岸を見ると確かにそういった点では西側の方がよさそうだ.
少しでも滝に近づこうとロープを乗り越えて際のところに近づく人たちを後目に(ああいうルール違反をやるのも洋の東西を問わないらしい)少し高台に登って,滝から落ちた水が霧となってもうもうとしているような地帯に近づいてみた.足元は水が浮き,ぬかるんでいる.霧の中に入ってみると…それは霧ではなく,大雨だった(笑 考えてみれば滝の至近なのだから当然といえば当然か.二人して一気にずぶぬれ.まあ,世界最大の滝に打たれて修行するのも,貴重な経験だったということにしよう.
少し上流にあるSellfoss(こちらも幅はかなり広い)は遠く眺めるだけにして,さらに北へ向かう.これが実は今までで最大の難所であった.先ほどまでよりもさらにでこぼこした道に,霧と雨のコンボである.元々雨が降っていたらしく,路面がぬかるんでいて,ところどころに道幅いっぱいの大きな水たまりがある.水たまりというよりも,泥たまりだ.愛車(笑)をなるべく汚したくないご夫君は,最初は泥たまりに来るとなるべく速度を落としてゆるゆると越えていたが,そうしているといちいち加速をしなければならず,ペースが落ちることこの上ない.そのうちあきらめがついて,ある程度避けることを意識しながらも盛大に泥しぶきをあげて越えていくようになったが,そうすると今度は自分で跳ね上げた泥をフロントガラスに浴びることもあり,一瞬視界が遮られる.泥たまりを越える時は先にワイパーの速度を上げて突っ込むことになり,それはそれで大変だ.泥たまりだけを必死に回避しようとすれば,大きな石ころが道の真ん中に転がっていたりもする.つまりどうやっても認知&運動処理を節約することはできない,大変な道のりなのであった.iPodとスピーカーも当然ダッシュボードに載せてはおられず,グローブボックスに収納しなければならなかった.
そんな道を50キロほども行き,1時間ちょっとで難関を突破.霧が晴れて平野が見えてくると,気分的にもほっとする.しかしあれで時速は50キロ程度で走れるのだから4WDはすごい.ちなみに行き交う4WDはほとんどがレンタカーだとは思うが,そのほとんどが日本車である.私たちと同じRAV4をはじめとして,もう少し大きいものならランクル,あるいは日産テラノやスズキジムニーなどが主だ.日本にはあんなオフロードほとんどないのに,すごいな,日本.ちなみに普通の乗用車も日本車が一番多く,多分レンタカーで一番安いランクだと思われるヴィッツ(こちらではYARISという名前らしい)がたくさん走っている.
次に車を停めたのはAsbyrgiという観光スポット.ここは元々は氷河から流れ落ちる巨大な滝があったところだそうだが,その後水が枯れ,断崖絶壁だけが残ったところらしい.断崖絶壁に囲まれた地帯は風から守られ,アイスランドではほぼ唯一だとされる森ができたということだ.確かに,普段見慣れている森と比べると非常に頼りない規模とサイズだが,細く背丈の低めな白樺などが生い茂っている.その間にトレイルが整備されていて,断崖絶壁の間近まで近づくことができた.大きな叫び声をあげたり口笛を吹いたりすると,絶壁に反響してこだまがよく聞こえる.先ほどのDettifossも,水がなければこういう雰囲気のところになるのだろう.
断崖絶壁の中腹や頂上にも登ることができたのだが,とりあえずやめておいて,森の中程にあるベンチでランチにした.目を上げると断崖絶壁,周囲は森,そんな中でおにぎりをぱくついて麦茶を飲むのは,いかにも日本的ハイキングの姿ではありませんか.マクロレンズで小さな植物を撮る練習をしながら駐車場にぶらぶらと戻る.なかなかピントを合わせるコツが分からず難しい.
Asbyrgiで折り返す形で南下し,今度はDettifossの東側に向かった.こちらの道は,確かにダートではあるのだが,西側よりも遙かにアプローチしやすく,一般車でも通行可となっている.先ほどの道に慣れていると,子供だまし程度のものだ.といっても調子に乗ると事故の元なので,スピードは出しつつも慎重に走る.
さほど時間もかからずまたDettifoss付近まで到着したが,Dettifossの手前にHafragilsfossという滝があったので,そちらにも立ち寄ってみた.ここは噴火で溶岩が飛び散ったそのままの赤い大地が印象的だ.遠目からしか眺められなかったが,火山の噴火後にできた深い峡谷の中にある滝というのも,また印象深い眺めだった.
Hafragilsfossから2.7キロでDettifoss @ Eastern Bank到着.駐車場も広く,来ている車も半分以上が一般車で,当然観光客も多い.
5分ほど道を下ると滝のそばに出た.こちらはほぼ真横から滝を眺めるような角度になる.全容を眺めることはできないが,しかしものすごーく接近できる.滝の中にざぶざぶ入って行こうと思えば私たちをとどめるものは何もない.こんなに危険なところなのにロープも何も張られていないのだ.滝壺も,滝壺に流れ落ちる直前の濁流も,最接近して眺められるという点では,こちらのサイドも非常に面白いところだと思った.滝壺に近いあたりなど,土曜ワイド劇場なら犯人が告白を始めそうなところだし,濁流のそばなど,恨みに思う人をだまくらかして連れてきて殺人をしようと思えばちょっと突っついてバランスを崩させてやるだけで容易だろう.一歩足を踏み出せばそこには確実に死が待っている.ただの観光地なのにそんな何とも名状しがたい気持ち悪さが心を支配するようなところだった.
今日の観光はほぼ終了.一路今日の宿泊地であるアイスランド東部のフィヨルド地帯SEYDISFJORDUR(正確な綴りではない)に向かった.200キロほどと結構距離はあるのだが,特に立ち寄れそうなところもないのでひたすら走る.ひたすら走る分には時速は120キロ程度までは軽く出るし,信号などまったくないので,あまり時間はかからない.200キロも走ると,天気も風景もくるくると変わる.晴れたかと思えば雨が降り,先般噴火したそのまんま,といったようなどちらかといえばのっぺりした火山地帯を縫って走り抜けていくことがあるかと思えば,ごつごつした岩の間から滝が流れ落ちている地帯もあれば,のんびりと羊の家族が草をはんでいる農業地帯もある.風景の変化は楽しいが,既にどこでどういう風景だったのかはよく覚えていない(笑
手前の街Egilsstadir(正確な綴りでは…)で給油した後,一山越えて30キロ弱でSEYDISFJORDUR,だったのだがこの道もすごかった.多分晴れていれば何のことはない峠道なのだが,猛烈な霧.Dense fogここに極まれり,だ.道路脇のポールも,すぐ前のものも見えないほどの状況が10分ほど続いた.少し高低差があるだけでこれだけ違うとは,本当にダイナミックな気候である.
霧が晴れ,SEYDISFJORDURに到着.フィヨルドに囲まれた港町だが,さっきの霧があってフィヨルドの全景を眺めることはできない.街に入ってすぐのところに宿泊するHotel Aldanがあった.ただしそれは本館で,こちらにはレセプションと共同バスの部屋があるだけで,私たちが泊まるバス付きの部屋があるのは少し離れた新しい建物だった.レセプションで簡単なチェックインの手続きを済ませ,鍵をもらって自分たちで行くというシステムだ.新しい建物といってもつくりは本館とほぼ同じようなもので,元々は銀行だった1887建築の建物をリノベーションして使っているものらしい.リノベーションしたのはごくごく最近のことのようで,内部は新しい建物の匂いがする.床はフローリング,アンティークの家具が配された屋根裏風の部屋だった.ここもそうだが,アイスランドのベッドメイキングは独特だ.デュベスタイルではあるが,中の掛け布団を縦にたたんで,真ん中にこんもり盛り上げるようにしてある.そしてどこもベッドそのものが細長い.背が高く痩せた人が多いからだろうか? でも長さがそれほど長いということでもないようだ.面白い.部屋にはインターネットのコンセントはあるが,つないでも何も起こらなかった.
例の試合も気になるので,ロンプラ情報でインターネットが使えるというカフェに出かける.街の規模が小さいのですぐそこだ.ちょっとしたカフェの奥まったところにPCが置いてあって,30分150Ikr,お一人様1時間まで限定でインターネットが使えるようになっていた.この料金はなかなかに格安だろう.ちなみにブラウザはFireFoxだった.真っ先にヤフースポーツをチェック.なんとか勝ってくれたらしい.初戦をひどい負け方で落とした割に,結果的には2勝1敗で済んだのだからよしとしよう.ほっと安心して,ホテルに戻る.道すがら眺めていると,本当に小さな港町だ.元々は水産加工場があって栄えていたようだが,それが2003年に閉鎖されてからは,主に観光業で儲けているらしい.欧州からのSmyrilラインが停泊するから,定期的に観光客は見込めるそうだ.
帰ってからは夕食製作に励む.今日のメニューはスパゲッティチキンクリームソース(もちろんレトルト),ひじきの煮物(戻して添付のつゆで煮るだけ),ミニトマトとゆでさやえんどう(どちらもレイキャビクで買ったもの),みそ汁(レトルト)である.どうも電熱調理器の片方の調子が悪くなってきたらしく,スパゲティのゆでが甘かった.なんとかソースを絡めてごまかす.他はおいしくいただいた.
「旅サラダ」のアイスランド編のDVDを見て,これまでに訪問したところの復習と,明日の氷河情報を確認してから,またしても21時頃に就寝.
We are fine also today. Now in Internet Cafe and check the result of Japanese professional baseball game. We are so happy to know Tigers beated Ore-ryu Dragons :-)
↑これも現地時間8/11夕に現地のネカフェから書き込んだもの
です.
4時過ぎ起床.今朝は昨日よりも霧が深く低いところまでたれ込めていて,さらにフィヨルドを覆い隠してしまっている.残念だが今日は移動距離が長く,早く出発しなければならないので,この街の美しい眺めは半分も楽しめなさそうだ.まあ,長い旅の間にはそんな日もあろう.
今朝は朝食がついていないので,昼食用と2つご飯を炊いたが,なぜか片方が大失敗.普段通り炊いたつもりだったということだが,昨日のパスタをゆでたときからなんとなく片方の電熱がパワーダウンしていたので,そのせいかもしれない.とにかく朝食用の白いご飯をおシャカにしてしまった.米はもう残り少ないので炊き直すのも得策ではない.考えた末に,今朝のごはんはカップヌードルとチーズ(JAL機内でくれたもの)とクラッカー(やっぱりJAL機内でくれたもの)ですませることになった.ランチ用の炊き込みご飯だけでも無事炊けてよかったよかった.おにぎりを製造し,身支度をして,さっさと7時に出発.
今日の目的地にアプローチするためには,まず昨日はものすごい霧で恐怖の峠だったところを再び戻らなければならない.地上から見ると一面霧に包まれているので,ああ,またあの恐怖を味わうのか…と思ったら,意外にも,いや考えてみれば当然かもしれないのだが,山の中腹部分はきれいに霧が晴れて,昨日は見えなかったフィヨルドの上部をよく見渡すことができた.頂上付近は再び薄い霧に包まれているが,昨日のようなひどいものではない.つまり朝早くは霧の舌の部分がぐんと海に近いところに降りているということなのだろう.マウイのハレアカラ登山の時にツアーガイドが「地上に近いところがガスっていると案外上の部分は晴れていることが多い」(といって結局あのときは上も霧だったが)と言っていたことを思い出す二人だった.せっかく霧が晴れているので,ところどころにある滝や,湿地帯に群生している綿毛をもつ植物(名前は何だったっけ)などを撮影したりと,いろいろと寄り道をして楽しんだ.
峠を越えて,昨日ガソリンを補給したEgilsstadirから一路南へ.今日は400キロ以上も走るロングロングドライブなのだった.ひたすらダートの道を越え,海を目指す.比較的天気はよく,ダートの道も一応整備しようという気持ちがかなりある雰囲気のものなので,路面そのものは激悪というわけではない.途中でやたら人なつこく「おい,俺撮るか,俺撮るか」と近づいてきてくれる(いや,ただ単に「うるさい,向こう行けやゴルァ」なのかもしれないが)アイスランディックホースを後ずさりしながら撮ったりもした.羊は必ずcowardですぐにすたこら逃げていくのに,馬は向こうから近づいてくる.牛は不動.面白い格差だ.
走りやすい方のダートではあるのだが,しかし高低差が大きく,しかも前のまったく見えないくらいの坂を登り詰めたと思ったらすぐにカーブして急な下り,といった具合にまるでジェットコースターのような展開が何度も何度も待ち受けているのにはなかなかまいった.フィヨルドを通過する大変眺めのよいドライブなのだが,まったくもって息の抜けない1時間だった.最後に転げ落ちるような坂を下ったところで,ようやく海があらわれた.
途中,ひなびた港町(といってもこぎれいなホテルがあった)Stafafellでの休憩,「東部アイスランドから山を越えて来ると,そこにまるでメトロポリスが出現したような」とロンプラに評されている小さな街Hofnでの休憩・給油を挟みながら,今度は一路海岸沿いを西へ向かってドライブ.左手は海,そして右手には徐々に氷河が姿を現し始めた.この氷河はヴァトナ氷河Vatnajokullで,アイスランドはもちろんのこと,欧州最大規模の氷河である.滝も最大,氷河も最大.案外欧州のナンバーワンをアイスランドが獲得しているらしい.関心のある方はアイスランドの地図を眺められるとよく分かるはずだが,そりゃもう,めちゃくちゃでかい.地上から私たちが眺められるのは,それが海に向かってせり出して溶けてきている数カ所でしかない.内陸部ドライブでは,氷河は遠く眺めるだけのものだったが,こちらでは氷河が溶け出した湖を遊覧船でまわれたり,実際に氷河をさわれたりするハイキングができるのである.つまり,今日は「氷河day」なのだ.
まず氷河dayの幕開けは,Joklaselの氷河クルーズだ.海沿いを走っているとふと前に白い柱のようなものが見える,と思ったらそれが溶け出した氷河からできた「氷山」なのであった.今までもそうだが,アイスランドのView Pointはいつも突然現れる.タイトルはロンプラでここを説明している部分にあった文章だが,まさにそういう感じ.小さいときに図鑑で見た「氷山」とはこんな感じだった.光を受けて青く光る氷が,湖のそこここに大小さまざまなサイズで浮遊している.レイキャビクからでも400キロ程度で,舗装道路を進めば容易にアプローチできることから,観光客も多い.運良くすぐに11:55の遊覧船の予約ができたので,早速水陸両用の遊覧船に乗り込んだ.ライフジャケットを着て,まだ車状態(なぜなら乗り場は地上である)の遊覧船に乗り込む.一つの便に客は25名程度だろうか.遊覧船は地上から滑るように湖に入り,40分の氷河クルーズのスタートだ.
大小の氷山の間を縫いながら,後ろにライフセーバーの乗り込んだゴムボートを従えて遊覧船は進んでいく.水の上だから多少冷たいが,それでも震えが来るほどの寒さはない.確かに昨日よりは1枚重装備をしているが,それでもウールのものは着ていないのだから,やはり大して気温は低くないということだろう.時折船のすぐそばにある小さな氷の塊を見ると,確かに「氷山の一角」で,上に見えているのより遙かに大きな塊が下にあることがよく分かった.巨大な氷山を横目にした折り返し点で一旦ボートを停め,ガイドの女性が小さな氷の塊を手にしながら説明をしてくれた.小さな氷の塊は,彼女がツルハシで砕いて客に一つずつかけらを渡してくれる.口にした氷からは1200年前の空気がぱちぱちと溶け出し…はしなかったが,無味無臭でとてもきれいな味がした.最近氷河が溶けるペースはやはり非常に早まっているそうだ.地球温暖化問題,ちゃんと考えなければいけないなあ.
クルーズを満喫して船を降り(ちなみに料金は一人2200Ikr,結構高いよ),湖に一番近いところに車を停めてランチ.今日も元気だ,おにぎりがうまい.
さらに車を西へ走らせる.するとところどころに右へ折れるダート道があり,「眺望あり」のマークがついている.さっきの湖は「氷河が溶け出した」ところなので,氷河そのものにはあまり近づけなかった.しかしどうやらこれを走れば氷河に近づけそうなので,行ってみることにした.石ころ満載の,まさに4WDでないと絶対に通れない道なき道をどんがらどんがらとしばらく行って,もうこれ以上どう見ても道はないところで車を停め,下に降りてみた.そこには,目の前(といってももちろんさわれるような距離ではない.そんな距離だと逆に危ない)に氷河の先端部分が一面に広がっていた.周りでは小さな氷の塊がきしむ音がし,時折目の前の氷河が,ズシーンと大きな音を立てて崩れている音も聞こえる.これもまた,先ほどとはひと味違った氷河の楽しみ方だった.
同じようなView Pointにもう一カ所立ち寄ったが,そちらは山の上の方にある氷河を間近に眺めることができた.なんと向こう側の氷河の上に立っている人も! それなりの重装備をすればそんな大胆なハイキングも可能なようだった.しかし軽装備の私たちがそんなことをするのはまさに自殺行為なので,ここはおとなしく眺めるだけで退散.
次の氷河体験はSkaftafell国立公園だ.ここはビジターセンター完備,遊歩道もきちんと整備された氷河観光スポットである.高山植物の咲き乱れる,歩きやすい遊歩道を1.5キロほど歩くと氷河に触れるところまでたどり着けますよ,という仕掛けである.マクロレンズ修行中の私は,きれいな花を見つけては写真を撮りまくる.氷河が枯れて半世紀以上も経つと,そこには徐々に植物が生えてくるようだ.遊歩道から少しそれると苔が群生していてふかふかだった.さらに歩くと,昔は氷河からの川があったらしき,角の取れた丸い石がごろごろと並ぶ地帯に入ってくる.ここまで来ると植物の数は減り,苔の姿はなくなる.またさらに歩くと,だんだん氷河が近づいてきて,さすがにガレ場が続くようになる.
20分ほど歩くと,ようやく目の前に,砂山と見分けのつかないような「氷河」の先端部分が現れた.頂上に大小の石をいただく真っ黒い塊,といった感じだった.そこから先に行くのは非常につらそうだったので,この氷河を触ってみることにした.しかしそれも小さな流れを渡らなければならず,なかなか大変.しかも上部の石が頻繁に転がり落ちてくることもわかり,実際危なそうだ.二人で順番に身軽な状態で流れを渡り,ひやひやしながら氷河にタッチ.氷河の山肌は,冷たかったが,指先が真っ黒になった.素人は危険なことをなるべくしないようにしましょう.
帰りながら気が付くと,遊歩道の数カ所に1980年,1940年,1904年に「氷河はここまでありました」というポールが立っていた.その間の距離から考えると,氷河の退潮はほんとうに著しい.またこの数年でそのペースは上がっているようだから,今のように容易には(いや,これまでも加速度的に歩く距離は伸びてきたはずだが))氷河にたどり着けなくなる時も,そう遠くはなさそうである.
さまざまな形での氷河体験を終えて,一路今日の宿泊地へ.ロングドライブも無事に完遂できてよかったよかった.
今日の宿泊地は氷河地帯を抜けたKirkjubaejarklausturである.アイルランド人聖職者が最初にやってきて教会を建てて住み始めたところだそうで(Kirkは教会),それにちなんだ名前の付けられた滝や岩などもある.1700年代の火山の大噴火(Lakiと称する)でできた溶岩台地に囲まれた,今は穏やかな雰囲気の海沿いの土地だ.今日泊まるホテルはアイスランド航空のホテルグループに属しているのだが,そんなホテルがあるような場所には思えない,ひなびたところである.氷河地帯の国立公園内には宿泊するところが少なく,今回も4月の時点で満室といったような人気だから,少し離れたここにベースを置いて,氷河観光をしようというツアーが多いのかもしれない.今日も大きな観光バスが停まり,夕食時のレストランはおじおば団体が満載だった.
遠目に滝の一部なども眺められる部屋で,まずは世界陸上など見ながら休憩.イシンバエワが棒高跳びで世界記録を樹立した場面を目撃した.国別メダル数で日本に銅が1ついていて,初めて400Hで為末がメダルを取ったらしいことを知る.その後,いつものように夕食を製作.今日のメニューは,ハヤシライス(レトルト),めかぶ(再登場),トマトとサヤエンドウのサラダ(これで使い切った),中華スープ(フリーズドライ)である.電熱調理器も調子が戻ったようで,今度はうまくご飯も炊けた.よかよか.明日のランチの分を残すと若干米が足らなかったので,1合分はサトウのごはんを追加.
今日は昨日よりは遅くなったが,それでも早めに就寝.明日が最後のアイスランド観光である.
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We are also fine now. Today we enjoyed an exciting experience in many glaciers. It looks like a arctic view. Almost everything is all right, but I hate Giants :p What happened in tenth inning in Kubota?
This is 6:24 in Iceland. This is the last day in Iceland for us. Today we will visit some falls and "Blue Lagoon" and go back to Keflavik airport near Reykjavik. Can I catch watch some lovely paffins in Vik!?
We can watch many lovely puffins on the cliff of black sand beach @ Vik.
ケフラヴィーク空港近くのホテルまで戻ってきた.ここは無線LANがタダで拾えた.ようやく日本語環境復活.そして,最初のニュースは,
どっちも負けた!
またサヨナラかいなorz
今からブルーラグーン行ってきます→戻りました.
予想通りあまり寒くない.ただし天気は非常に変わりやすく,降れば土砂降りという地域もままある.雲がとても低いのが印象的.夏ならウールのものは着なくても大丈夫.ただしウインドブレーカーは雨具兼用で大変重宝した.上下とも揃えておくべき.
観光客は欧州人がほとんどで,レイキャビク近郊には中国人と日本人もちらほら.逆に言うとレイキャビクを離れるとアジア人はほとんどいない.私たちも「ひょっとして日本人かもしれない」という人に会ったのはレイキャビク近郊のみ.
外国人(しかも私たちは東洋人だ)に対しても個人をidentifyしようという意識がほとんどない.ホテルのフロントでも免税手続きでも驚くほどぞんざいだ.それでなんとかなっているのだから治安がよい証拠だろうが,それでいいのかと心配にもなる.
道は舗装道路は90キロ制限.しかしみんなもっととばしている.信号は大都市(レイキャビク,アークレイリ,セルフォス)でないと存在しない.横道に逸れるとすぐにダートになるし,面白いところはダートでもひどい方の道を通らないとたどり着けない仕組みなので,レンタカーするなら絶対に4WDでないと意味がない.運転が嫌いな人,車に弱い人は向かない.
車は日本車,しかもトヨタが圧倒的に多い.日本のメーカーで見かけないのは光岡自動車くらいなものだ.次に多いのはVWかフランス車か.ベンツはトラック以外ほとんど見ないし,BMWも絶無に近い.
携帯電話事情はよく分からない.なぜならレイキャビクには数時間しかおらず,朝でほとんど人がおらず,それ以外は観光地だからアイスランド人は多分あまりいなかったので…
物価はとにかく高い.ガソリンはレギュラー115Ikrくらい.食事をするといかに安くてもランチで1000Ikrは覚悟しなければならないらしい.ロンプラには「お得なセットを血眼で探せ」とあった.私たちはホテルの朝食以外はすべて自炊したので,かなりの節約になったと思われる.
カードはアメックスは通用しないところが多く,普通はVISA.ロンプラによるとアイスランド人は「plastic mad」だそうで,どんな片田舎でも(というか国土のほとんどが片田舎だ)カード払いが通用する.
早朝アイスランド発→LHR→ドーバーを渡ってパリへ.
We arrived at Paris. Yes, there are no Internet connection withd Japanese character again. We have WorldLink system in our room but it does not work successfully. So, I am using WebTV now.
Today, we left Iceland early morning and reached LHR around noon. Surprisingly, it took 6 hours from London Waterloo station to Paris Nord station by Eurostar. Normally, it takes only 3 hours. Can you imagine why we had to take too long journey? The train in front of us had been suddenly out of order on the way and passengers of that train join with us!! Though our scheduled arrival time was 7pm, but actually 10pm ;p But fortunately we are not so tired and enjoy this trouble as a kind of spice of this vacation.
やはりパリのホテルで書いたもの.
4時ちょっと前に起床.今日は早朝の便でロンドンに向かう.5時に朝食をすませ(欧州便の多くが7時台に出発するので,ホテルの方もちゃんと対応している),5時20分頃に空港に向けて出発.街のあちらこちらに,どうやら徹夜で夜遊びしていたらしき若者が群れをなしていた.アイスランドにもちゃんとこういう人種がいるのだな.
まずはレンタカーを返却しなければならない.しかしどこに返すのかがよく分からず,Arrivalの方にあるCar Rental Returnのところに行っても私たちが借りたRASのオフィスはなさそうだし(看板にもBudgetなどの業者「だけ」だと明記してあった)),レイキャビークで車をくれた兄ちゃんは「Departureのところに停めてキーはグローブボックスに入れといてくれよな」としか言っていなかった(ような気がする)し,DepartureのところにはShort/Long Termの駐車場しかないし,ということで迷った挙げ句,Short Term Parkingに放置しておくことにした(笑 きっと誰かが見つけて持っていくのだろう.それが泥棒なのか,RASの人なのかは,神のみぞ知るだが…
まだ5時半過ぎだというのに既にチェックインカウンターは大きな荷物を抱えた人で長蛇の列だ.まだしもやや早めに来ておいて助かった.20分ほど並んでチェックインして,セキュリティを通って,次はTax Refundの列へ.欧州のTax Refundといえば,やれここでスタンプをもらえだの,必ず手荷物にしておけだの,セキュリティの前後いつ手続きしたらいいかよく分からずやりそこなうだの,ここに行けと言われたはずのオフィスに行ったら閉まっていただの,と,ろくな思い出がないのだが,ここは情けないほど簡単だった.何の身分照会もせずほいほいともらった書類に住所氏名パスポート番号など必要事項を書いたものを持って,銀行の窓口に並んで手続きを受ければよいだけ.クレジットカードに還付してもらいたければ,その旨書いてポストに投げ込んでもよい.これでなんとか5000Ikrほど(Consumer Taxは20%くらいらしい)戻ってくることになった.よかよか.
最後に売店でIkrを使い切るべくお土産(パフィン靴下と馬マグネット;結局小銭は30Ikr残ったがほぼ使い切れた)を買い,ついでにTシャツを2枚買ったらBordingの時間になり,慌ててパスポートコントロールを抜けて,ロンドン・ヒースロー便に搭乗した.機内は行きと同じく3-3シートでほぼ満席だ.朝食はハム+オムレツ+ポテトで,おいしくいただけた.行きの便ではもう眠くて眠くて何がなんだか分からない状態だったのだが,今回はさすがに意識も覚醒,快適だ.昨日の分の日記を書きながら,3時間弱のフライトはあっという間だった.
多少LHR上空で旋回したり,着陸してから到着ゲートの準備に手間取ったりしてやや時間を食ったが,ほぼオンタイムにLHRに到着.今日はここから空路ではなく,鉄道でパリまで移動する.そのためにはEurostarの出るWaterloo駅まで移動しなければならない.タクシーで直接移動,地下鉄乗り継ぎ,ヒースローエクスプレス+地下鉄などのalternativesの中から,今回はヒースローエクスプレス+地下鉄という手段にしてみた.ヒースローエクスプレスでパディントン駅まで15分,そこから地下鉄に乗り換えてWaterloo駅まで10分強だろうか.特に問題なく,スムーズに移動できた.ただ,地下鉄は混み合うラインなので結構めんどう.テロも怖いし.一番省力化を図るなら,やはりタクシーだろう.
Waterloo駅でEurostarに乗るのだが,これはほとんど飛行機のようなものである.まずE-ticketを取っていたので端末で発券し,改札口にそれを通してチェックインして,その後セキュリティチェックとパスポートコントロールがある.イギリスを出国したらすぐフランスの入国ゲートがあり,日本人だからかちゃんとパスポートにスタンプを捺してくれた.スタンプは汽車のマークがついていてかわいらしいかった.
残念ながら今回取ったチケットはFirst ClassでBussiness Premiumではなかったので,ラウンジアクセスはできず,庶民的に待合室で30分ほど時間をつぶした後,15:11のEurostar 11号車に搭乗,いや乗車.First Classはシートが多分ゆったりしていて(Standardを見ていないので比べられないが),この時間帯なら軽い食事とワインが提供される.フットレストがあり,座席を倒すことができ,AC電源があり,新聞などが自由にもらえる,といった内容だから,まあANAのスーパーシートプレミアムみたいなものだろう.乗ったことないけど.
ロンドン出発後,すぐにワインが提供された.そして軽い食事.ポークの煮込み+ニョッキ,パンとチョコレートケーキで,なかなかおいしかった.これなら今日は夕食はあまりいらないな.
その後いやにゆっくり走っているなあ,こんなんで3時間でパリに着けるのか,と思っていたら,45分ほど経過したところでアナウンスに曰く「先行の車両がTechnical problemが生じたので,それに乗っている客を次の駅でこっちに乗せ替える.だから30分ほど遅れる.すまん」とのこと.なんだ,そういうことか.でもまあ,急ぐ旅というわけではないし,パリについても予定はないし,私たちが乗り換える方でもないのだから,いいことにしよう.
結局前で停まってしまった車両を私たちが乗った電車で押す,という形になったようだ.
延々と停車&ちょっとずつ前進を繰り返した挙げ句,外に大荷物を抱えて歩く人々の姿があらわれた.乗り換える人々らしい.16両くらいあるはずだから,乗り換えるのも大変で気の毒なことだ.まだしも雨じゃなくてよかったといえよう.しかし結局ほぼすべての人を乗せたのが既にパリに着いているはずの時間だった.30分なんてかわいい遅れのレベルではなーい.とはいえ,まあ,後続もすべて遅れが出ているはずで,そうなると直後の電車はまだロンドンを出発すらできていないであろうから,もしこれに乗る予定にしていたら,どんどんと混雑してくる待合室で待ちぼうけを食らわされることになっていたのかもしれない.
実に3時間ほどもの停車を経て,ようやくすべての乗客の積み替えが完了.待避線からバックして本線に戻り,本来のEurostarらしくぶっとばし始めたのはもう仏時間で20時にもなろうとする時刻だった.ワインの酔いも醒めたし,さすがに日記も現在に追いついてしまって暇暇なので,AC電源をフル活用してお仕事.チュートリアル論文に対するNボスからのさらなる閲読コメントへの対応作業がほぼ完了した.パリ到着は22時予定とのアナウンスがあった.ロンドン時間でいうと21時だから,やはりほぼ3時間の遅れである.
15分ほど走ってようやくドーバー海峡付近に到達.左手には車で越えるためのEuroTunnelがあり,パスポートコントロールのゲートがあった.Eurostarで通過するのにかかる時間は20分.近いものだ.その後は順調に3時間遅れでカレーなど各駅に到着していくが,リールからはもうコネクションがないからパリまで乗れや,などとアナウンスがあったりして大変そうだった.
ちょうど6時間かかってようやく22時15分頃にパリに到着.もう辺りは真っ暗だ.ホームには迎えの人たちが鈴なりになっていて混雑していた.Refundができるらしい書類をもらい,少々Euroの現金を調達してからタクシー待ちの列に並んだ.さすがフランス,プジョーが多い.私たちもプジョーの407をつかまえて,一路ホテルへ.10分もかからずホテル・インターコンチネンタルにたどり着いた.時は既に23時前.さすがにちょっと疲れた.
ホテルは1887年創業ということで,歴史を感じる豪奢なつくり.セーヌ河畔のテュイルリー庭園の向かいにある.部屋は3Fのクラブフロアで,結構広い.クイーンサイズのベッドが2つあっても狭く感じないくらいだから,多分50平米くらいだろうか.パリのホテルは部屋が狭いと聞いていたので覚悟していたのだが,想像していたよりはマシな部屋だった.コンプリでシャルドネのフルボトルとリンゴ2つがあるのもインターコンチのスタンダードサービスだ.これで前払いのお得レートでEUR250.しかし備え付けのLANポートからはうまくネットにつながらず,また不自由なネット環境を強いられることになった.頼みはWebTVのみである.当然日本語入力はできないし,ワイヤレスキーボードのトラックボールが異様にふがふがしていて使いにくいのが面倒だが,まあなんとか情報を入手するためには使えそうだ.
24時頃就寝.どうも壁や天井が薄いらしく,上下の音がよく聞こえた.古いホテルはこんなものだ.
Today is assumption day. It is fine and cool. As it is the first time staying in Paris and we will walk around some major sightseeing spots today.
Because of Assumption Day, most of shops are not open today. Therefore many view spots are very crowded, for example. Effel Tower, the Cathedral of Notre Dame the gate of triumph, etc. Fortunately, Peugeot store is open and we bought some souvenirs.
ノートルダム寺院:聖母被昇天の祝日ということで,御ミサが始まるところに出くわした.司式の神父様が,横浜から司祭が一人来ているらしいことを話していたが,列の中に混ざっているかどうかよく分からなかった.
サント・シャペル:セキュリティチェックありでやたらと混雑していた.中は小さい教会だが,上階のステンドグラスは素晴らしかった.素晴らしいと思わないと待った甲斐がないのだ.
ランチ:サント・シャペル近くのCafe de Zimmerというドイツ語のような名前の店に適当に入って,クロックムッシュとクロックマダムを.結構おいしかった.各7.5EUR.
凱旋門:でかい.観光客が多い.
エッフェル塔:でかい.観光客が多い.本当は登るつもりだったがあまりにも行列が長いのでとりあえず断念.
セーヌ川沿いの遊園地:移動遊園地のようなものができていて子どもたちがわーきゃー遊んでいた.綿菓子を売る出店,射的,スマートボール,UFOキャッチャー,ゴーカートなど,洋の東西を問わないチープなものだけではなく,急流滑りや逆バンジー,フライングカーペットなどかなり本格的な設備もあった.
テラスレストランでディナー:ホテルのテラスレストランで夕食.オニオングラタンスープがおいしかったが,一皿余計に頼んでしまった感じでメイン(地鶏のソテー)は食べきれず.最後は死にそうにお腹がぱんぱんになってしまった.これほどエレベータですぐ部屋に戻れるところにしてよかったと思ったことはない.
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I am now in CDG. Soon we will tqke a flight to KIX. We will arrived at KIX tomorrow morning.
I heard there was a strong earthquke in nothrneast Japan. Are you all right? >Hida-Sensei
今日は11時頃に空港に向かう必要があるので,その前にホテルの近所のルーブル美術館を駆け足でまわるつもりだったの(私は美術館は駆け足以外でまわらない人だからこれがノーマル)だが,実は火曜日は休館だということが昨夜判明.まあ,別にどうしても行きたい訳じゃないし,いいか.
昨日登りそこなったエッフェル塔へ.空は雲一つない快晴で,むしろ今日の方が登るには日和がよい感じ.気合いを入れてオープン15分前に並んで待ったが,それでも結構な行列だった.個人旅行者は欧米人が多く,グループツアーは中国人てんこもり.3F展望台まで一気に登り,パリの街を眺める.360度きれいに見えてよかった.
8時半頃無事帰国.バスの時間が合わず関空で1時間つぶした後,11時前に帰宅.日本は蒸し暑い!でも今日は日が陰っているせいか,自宅にはあまり熱がこもっていなくてちょっとうれしかった.
とりあえず寝る.
午後いっぱい寝る.つまり欧州時間の夜だ.あはは.そして鰻丼を食す.
今季初モミムランに興奮したわけではないが,0時半に目が覚めてしまった.紛う方なき時差ボケである.睡眠の絶対時間は足りているので,起き出して仕事をすることにした.これで明日(正確に言えば今日)日中に寝なければ,なんとかなるのではないか.
1時過ぎから4時前まで仕事して,さてちょっとくらい寝よう,と思ったら,ご夫君もやっぱり目が覚めてしまっていて,二人で,
寝られない〜どうしよう〜
と苦しんだ挙げ句,あきらめて起きた.ご夫君は「大人買い」した 24 を見ていたようである.→などと書いていたらこんな記事が.でも24のDVDって36枚で2万円ちょっとという異様な安さだから,ボーナス投じるほどのものではないのだけれど.
話題提供を引き受けたことを1万回くらい後悔しているWSの指定討論者さんから「原稿まだですかいな」というメイルが来て胃がねじれる.なんとか〆切は9/9にしてもらって,でもまだ胃はねじれている.ああ,引き受けるんじゃなかった.後悔,後悔.これで10002回.
レターケースを見に行ったら,SID2006開催にあたっての助成金が500Kほどもらえるとの採択通知.今度はほっと一息.
俺竜が負けたから,なんぼ点取られてもええよ.太陽−狩野のバッテリーってあんた,鳴尾浜かここは.
「はんしん」といっても「犯罪心理学会」の視察で札幌.別にそちらの領域に手を染めようという気はまったくなく,来年度大会を本務校でお世話することになったためである.
雨.Y先生は昨日モエレ沼公園に行ってこられたらしい.Aさんは今から行くらしい.どうやらゲイシールみたいな「もかもか」ショーがあるらしく,私も行ってみたい気もするが,眠いし,雨だし,荷物重いし.明日は桑園に行きたいし.
しかし来年度大会についての打ち合わせはもうほぼ済んでしまったので,学会大会にもあまり用はない.ということで,私の宿泊チケットを握っているSさんが来るのを待って,ヴィドフランスで時間つぶし中.
学会会場に戻ってSさんと落ち合い,Y先生と3人で打ち合わせをした後で,さて夕食がてら観光でもしようとSさんと出かけた.札幌駅前南口に出た瞬間,まさにその瞬間に,目の前の群衆が急に一方向に向かって駆け出した.ものも言わず,ある一方を目指して押し寄せる人々.私たちは事情が飲み込めず,ただ呆然と立ちつくしてしまった.
S「誰かジャニーズの芸能人でも来てんちゃう」
A「**でも死んだんちゃいます?」
二人の発想の方向性はまったく違ったが,とにかく突然潮が引くようにものを言わない群衆が一方向に吸い寄せられるのは怖い.まったく怖い.
結局それは,駒大苫小牧の夏の甲子園連覇を知らせる号外をもらいに走る人々の姿であった.もう数時間前に連覇自体は確定していたのだから,おそらく彼らは号外を待っていたのだ.あるいは既にどこかで数度配られていて,別のものを待っていたのかもしれない.中には手にした号外をびりびりに破られている人もいた.テレビカメラもたくさんいて,号外を手に喜びの表情をする人たちにインタビューをしていた.
貴重な群衆行動を参与観察できた私たちも,記念に毎日新聞と道新の号外をもらって,ちょっとうれしい気分だった.
あさ(1969m)さんに教えてもらってテレビ塔のテレビ父さんを見に行った.テレビ父さんキャラメルと,時計大臣ストラップを買った.
夕食はちょっと歩いてここで.ビール園は遠いからねえ.なぜか「イケメン心理学者は誰」という話で盛り上がった.Sさんの共同研究者でS女子大のT先生がめちゃくちゃカッコイイらしい.日心でチェックチェック.
午前:北大総合博物館でマンモスの尻を見た.シベリアの永久凍土に尻だけ腐らず残っていたそうだ.2万年前の尻.尻毛と尻尾と肛門つき.愛知万博で展示された後ここへ.ここだとタダだ.いぇい.
午後:桑園.くわぞのじゃなくてそうえんです.
夕方:帰途に.めちゃめちゃ雷雨が降っていた.
旧帝大はどこも博物館ばやりだが,結構しっかりした展示がしてあった.ボランティアで学生や教員が説明に立っているのだが,とてもフレンドリーで話も弾んだ.尻担当の学生によれば(リンク先にもその情報があるが)学生ボランティアを募って運営しているそうだ.彼曰く「僕も一通りの説明はできるんですが,学部は言わないようにしてるんです」とのこと.「文学部?」と聞いたら「な,なぜ分かるんですか!」って,そりゃ分かるわ.
教員の人は,インド象の骨格標本を見ていて「なんだ,インドゾウか」とつぶやいたのを聞き逃さず「いや,インドゾウだ,なーんだ,って思っちゃダメなんです.マンモスに一番近いのがインドゾウなんで,これをしっかり見ておかないとダメなんです!」と力説してくれた.しかし思わず売り言葉に買い言葉で「それならそうと分かる展示の仕方をしてくださらないと」と言ってしまった.
よく見てみたら北大から札幌競馬場までは歩いていけそうな距離だったが(実際に札幌から一駅だし),JRで桑園へ.駅前から無料バスが出ていたのでそれに乗って3分ほどで競馬場だ.ここに来るのは2回目で,前回は車で来たからこの経路は初めてだ.今日は札幌で一番大きなレース札幌記念GIIがあるのだが,観客はあまり多くない.バス乗り場もまばらな人出だ.まあ,雨のせいもあるだろうし,いまいち出走馬に魅力がないからかもしれない.
で,7Rあたりから観戦(はくぼ競馬のためメインは9R).ブローザキャンドルが出ているなあと思いつつ買わなかったのは正解だった.まばらな人出とはいえベンチはだいたい埋まっていて,席を取っていないようなふるまいの席も行ってみると「あ,人が来るんです」とか言われたりして北海道人はマナーがなっていないことが分かった(新聞で席を取るのがマナーかと言われればそれも怪しいが).
札幌記念はホオキパウェーブが休養明けのくせに変に人気していて,あやしいよなあと思いつつ名前の因縁的に切れず.後は巴賞−函館記念連対組を中心に買ってみたが,結局来たのは… しかも絡むのがなんでここでファストタテヤマとかコイントスなんだ.過去にタイムスリップした気分だ.遊びで買ったいつもの誕生日馬券3-4-10(三連複と馬連を持っていた)が妙にいいところに来てしまったのが口惜しかった.だってワイドでも万馬券だったのだ…
アイビスSDも見たい気はしたが,帰りが混むのも嫌なのでレース終了直後に配当も聞かずにまたもや無料送迎バスに飛び乗り,スムーズに札幌に帰還.のんきさ加減はJCあたりとはえらい違いだった.
特筆すべきは,ファンファーレがおそるべき下手さだったこと.過日の日野テルマサよりひどかった.しかも日野と違うのは,日野はおそらく「アレンジ」のつもりが失敗したのだが,今日のは単純に「音程が取れていなかった」ことである.「ぷぴぴぷぴー,ぷぴぴぷぴー」の最後の「ぴー」が全部ハズレ.北海道大学連合吹奏楽団だかなんだか,とにかく特にソロパートを吹いたやつの基本的な音楽能力が疑われるイベントであった.
最近JALラウンジはどこの空港もホットスポットがつながらない.電波は検知するが接続できない.なんでかな.…と思いつつ調べるのをさぼっている私.
この札幌往復は行きも帰りもクラスJの非常口座席.珍しく帰りのCAさんとは話が弾んだ.この方,出発時に若干遅れが生じたときも,着陸してからスポットにつけるまでに時間がかかったときも,きちんとその理由を具体的に説明してくれた.「ご説明が具体的でとてもいいですね」と言ったら,くどくど言うなと叱られることもあるとのこと.「いえ,私はきちんと理由が分かった方が待つにしてもイライラしなくていいです」と申し上げてみた.しかしイライラせずそう言えたのは,今日はご夫君が迎えに来てくれるから,リムジンバスの時間を気にする必要がなかったからかもしれない.
やっぱり,ぼちぼち.別に体調不良というわけではないが,まだ休みたいらしいので,休んでいる.多分,10250回くらい後悔しているあのWSでどういうネタを繰るか頭で考え続けていてまだ手に付かないからだと思う.
下手なカタカナで「アンディ」「シェーン」ってのがかわいらしすぎる.でも今日の先生はまるで扇風機のようでよくなかった.
昨夜は大変涼しくしのぎやすかった.久しぶりにエアコンがなくても眠れた…といってもやはりまだ0時半頃まで寝つけなかったのだが.ご夫君が隣ですやすや寝ていると,焦る.
今朝も涼しい.台風も逸れてしまったようだ.被害があるのはかなわないが,ちょっと残念.今日は某社の方とのアポイントがあるので大学に出てきてみたが,何時からなのかよく分からない.自分で指定したのだからきっと10時からだと思うのだが,旅行中にやりとりしたメイルをSPAMに紛れて消してしまった…
10時ではなく,13時でも14時でも15時でもないらしい.おかしいなあ…
何か行き違いがある気がしてきたので,メイルしてみた.さて,私は一体いつを指定したのだろうか.
なんと16時だった.客人の言によれば,どうやら私は曖昧な返事をしたらしく,先方が16時を指定したとのこと.となるとメイルを消してしまったらどうしようもなかったのだ.実は16時はいくらなんでもなかろうと思って別の業者のアポを入れていて,Wブッキングという事態に(笑 まあ,業者の方は10分で終わったからまだよかったが.
日心時のスケジュール調整を本格的におこなう.ちょぼちょぼいろんなものが入っていて,きちんとメモしておかないと混乱しそうだ.
初日:行く・ランチ・打ち合わせ・ポスタ・焼肉?
二日目:WS・午後のおやつ・飲み
三日目:打ち合わせ・ポスタ・帰る
あと一つ人と会う約束をどこかに突っ込みたい.
アドビイラレをインストールしてみた.これから使い方を学ぶ状態.
アカシシの職員市が自らの組織を代表してかせずか,常に「アカシシです」と名乗ることを以前ここで紹介したことがある.その時も「どうしてアカシシですっておっしゃるんですか?」と聞きたくてたまらなかったのだが,昨日来られた某空調機器メーカーの方は,ご自身の会社のことを
「てまえども」
とおっしゃった.ちなみに私とほぼ同年齢の(ついでに言うとK君と同大学同学科出身)男性である.越後屋風の方ではない.
この話をご夫君(彼は「弊社」と言うそうだ.まあ,それが一般的だろうか)にしたら,ひとしきり面白いなと楽しんだ後,
「てまえども,やっちまえ!やんな」
とおっしゃった.それは,ちょっと違う.
10時からウェブ検索研究の研究会.文献検討と視線探索装置の本格的セットアップ.10時まではイラストレーターの使い方学習.
お昼前あたりから20時頃までサーバがダウンしていました.
どうもOSがバージョンアップしてから調子が悪いような気がする,とはご夫君の談.そうかもしれず,そうでないかもしれず.
サーバのログを見ると,人知れずエラーを吐きまくっているrbやらcgiがあることが分かったので,それらに対処して様子を見てみる.
強力な協同研究者2人(あに&Yさん)によって,視線探索装置による実験設備がみるみるうちにセットアップされた.私は「あらぁ,すごいわねぇ.こんなこともできるのねぇ」と感心して見ていただけ.私は,オーディオ・映像系のさまざまな配線にはからきし弱く,まったく学習能力がない.ゆえに,この研究は彼らと一緒でないととてもじゃないがやっていけないのである.
結局まだもう少し調整しないとよりよい環境はできないことが分かったので,9月にもう一度集まることになった.
セットアップ中はもちろん「てまえどものシステムでは…」のフレーズを連発.特にあには「ええなあ,そんな面白い人にたくさん会えて」と予想通り大変うらやましがってくれた(その横でYさんは「…いや,別にうらやましくないと思う…」とつぶやいていたが).
昨日セットアップした実験設備には,主たる機材として,
1)視線探索装置 2)視線探索装置につながるPC(実験者操作用) 3)実験実施用PC(実験参加者操作用) 4)音声記録用PC(マイクで録った音声保存用)
がある.3)と4)はこちらで準備したのだが,備品管理シールが貼ってある.そのシールが3)が黄色,4)がピンクなので,3)を「きいろちゃん」,4を「モモちゃん」と呼ぶことにした.それらのPCと区別するために2)を命名する必要があり,シールは貼られていないが筐体が黒いので「クロちゃん」と呼ぶことにした.となるとPCではないが1)も名付けたくなり,
と命名した.ルールが途中で遷移しているのが面白い.しかもこいつがないと実験はまったく立ちゆかないのだから,意味的にも「団長」はぴったりだ.命名者はYさん.
忘れないうちに実験設備配置図を書いたり,実施手順メモをまとめたり.いろんな機材をあれこれと操作しないとすべてのデータを記録できないので,慎重にやらなくては.
paru's blogより.
週刊文春の当落予測がすごい,というのを読んで早速昼ご飯仕入れついでに買ってきた.さすが大学前ローソン,普通のコンビニならもう少し大きな顔をしている週刊文春がはじっこの方に密やかに置かれていた.
解散を受けた第二次政党別議席予測数(政治広報センター社長・宮川隆義氏による)は小選挙区で自民138(誤差+65−85),民主136(誤差+94−68)なのだそうだ.「与野党共過半数届かずで小泉岡田ダブル辞任」という煽動的な見出しを付けたいがための「予測」を展開されたのだろうが,そこまで精度が悪くて何が予測か.つまり自民53民主230ってこともありえると言いたいわけですね.
その場合民主の当選率85%.
安部晋三氏は台風の影響で新幹線が動かず不参加だったそうだが,参加されたはてな近藤さんのブログに報告がある.
ブログブームの渦中での注目される総選挙,パーソナルメディアとしてどういう使われ方(あるいは規制のされ方)をするのか注目しておかなければなるまい.
ロンドン、パリ、フランクフルト線のエグゼクティブクラスでは、 2回目のお食事に工夫を凝らしました。(2005年9月1日より) 和風、洋風13種類ほど取り揃えたメニューの中から、 お好みにあったものをお好きな時間に、 何度でもお召し上がりいただけます。
9月1日から実施らしい.取りそろえられたメニューはこれまでの「軽食」を少しグレードアップさせたもののようだ.
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先だっての視線探索実験装置でまだ足らなかったケーブル等々を買いにヨドバシカメラへ.しかし「BNCケーブルのBNCって何の略なんだろう…」「確か音声は出すはずだけど画像はどうだっけ…」というようなメンバーの中で突出して頼りない私が探すとやはり苦戦.変換プラグや接続プラグなどを見つけるのも相当苦戦し,ケーブルもなんとか探し当てた(というと聞こえはいいが最後は店員に尋ねた.しかし店員も別の店員に聞いていた)ものは3mまでしかなく,おつかいメモに書いてあるのは10mだったので,結局通販で買うことになった.
ついでにBNCとは何かについても調べておいた.調べてもあんまり買い物の足しにはならなそう….
こうしたAV機器関連のセットアップについては,ぼーっとしてればなんとでもなる家庭に育ち,また今もぼーっとしてればなんとかなる家庭に暮らしていると,覚える気力そのものが湧いてこない…
それにしても中日は負けない…
今日のABCも全国ネットらしく,微妙に無理して中立放送.しかし普段やりつけないことをやるせいか,矢野の一塁ファウルフライがスタンドに入ると
>惜しくもファウル
と言ってみたり,9回に出てきた西村を
>将来日本プロ野球界を背負って立つ投手
などと過剰に褒めてしまったりする.そんな武田和歌子の夫だった.それでも,ネット裏から観戦するような上品さが漂いつつ星野SDの微妙な発言を傾聴する衛星放送よりも,やはり外野席ムードが漂う方が好ましいから,見てしまった.
明後日から中日戦.今年は相当冷静で,たとえ優勝しなくてもまあいいや,と思える心境ではあるのだが,それでも胃がねじれそう.
遂に大団円終末を迎えそうな状況らしい.さすが医者,絞殺死体の描写はリアルだ…って見たことないからわからんが.
また,タイガースブラなど「個性的」下着を出すことで有名なトリンプの社長が,自身のブログで「愛ルケ好き」を告白し,話題になっている.日経の戦略がおそらくそこにあるように,ああしたナベジュン的ありきたりな男根主義が世の多くの男性に受けることは承知だが,それを「女性下着」を売る会社の社長が標榜していいのか,というところで,企業の危機管理問題にすら発展しそう.
ただし,ナベジュン氏のことだから,1週間くらい冬香にとりすがって泣く菊爺を描写した挙げ句,生き返らせるかもしれない.油断はできない.
この話題をフォローするのに久しぶりににっけいしんぶん新聞を読みに行ったら,今度のWS司会に良さそうなネタを一つ見つけた.もうけた.M君にお願いして,某先生が購読している分から当該記事を送ってもらった.忙しいのにありがとう,M君.
ポスタ作成のOJTでイラレを修得中…といってもすぐに忘れてしまうような気がする.そのくらい複雑である.そもそもフォトショもまともに使えないのにやろうというのが生意気なのかもしれない.しかしまあ,そこそこ慣れてきたので,今日一日は頑張ろう.
途中で細かい作業が多く,吐き気を催すこともあったが,なんとか15時前にポスター作成は完了.A0プリンタも1年ぶりに使う割にはすんなりとネットワーク越しにデータを受け取ってくれたので,よかったよかった.
授業期間中の定時ダイヤで出勤.7月に比べると格段に夜明けが遅くなったことが実感できる.今日はCD戦PVなどあるらしいが,午後から雨という予報.微妙に中止という選択肢もありかなと思うが,弱気は最大の敵…
→結局今季甲子園では初の雨天中止となった.やっぱ,恵みの雨かも.
ところで何の脈絡もないが,カトリーヌに襲われる先生の故郷は「新オルレアン」だということに今朝気がついた.
最近深夜番組にはとんとご無沙汰だったが,先般札幌のホテルで時差ボケが解消できず寝られなかったときに見たこの番組がとても面白かった.やはりお笑いはこれくらい下衆じゃないといけない.ミクシィのCITYBOYSコミュによれば,CITYBOYSファンにとって現在のお笑いの状況は嘆かわしいもののようだが,私は結構どっちも大丈夫だ(ただし,魔邪くらいになるとそろそろ受け入れられなくなる).ブログタイプもその時初めて見て,そう悪くないなと思ったり.
今週は一時間スペシャルらしいので是非見ないと.とここにメモ.
イラレをちょっといじって社心学会ポスタの原形作成.ちょっと凝り出すと時間がかかりそうなのでそうならないよう気をつける.
日心WS司会スライド作成(完了)
AI学会チュートリアル第2回原稿作成
家で仕事がほとんどできない私は,通勤時間は長いが出勤するしかない.ただし通勤時間に仕事をするのは基本である.昼ご飯を仕事中に5分で食べるのは得意だが,健康にはよくないだろう.難しいのは仕事を断ること.断るという行為ができるほど出世したいものよのう.今のところあっさり断ることができるのは「本を書きませんか」「テレビに出ませんか」という依頼のみ.
掃いて捨てるほど金があれば,一度選挙に出てみるのも楽しい娯楽なんだろうなあ.
問題は期日前投票にいつ行くかということ.偶然にもご夫君もこの日曜日からSanDiego出張となり,夫婦そろってやらなければならない.西宮市のウェブサイトから「不在者投票投票用紙等請求書兼宣誓書(PDF:122,939バイト)」をダウンロードして必要事項を記入しておく.
土曜の朝か夜かな…
眠い.
チュートリアル論文第2回原稿
祖父の法事が土曜日だと思い込んでいたが,日曜日だった.やはり休暇中は曜日感覚が薄い.
午前中は眠くて眠くて仕事がなかなか進まなかったが,午後コーヒーを飲んだらだいぶ覚醒して,4ページくらい書けた.とりあえず一旦ここでやめて,明日からは「あの」後悔仕事に.はぁ……….
昨日の朝ヤフーニュースに出ていたのでワンクリック購入.もう来たよ.早いね.スター・ウォーズには特段の興味はないのだが,ジョン・ウィリアムズは好きだから,かわいらしく仕上がっていて楽しいかも.ただし,脱力系ではあるが,ウクレレ「だけ」のCDではないので,その点はご注意を.
こばがチャットで「日心時の宴会予約しましたよー」と報告ついでに,
阪神勝ってますよ!
と教えてくれた.聞けば3-0だという.こりゃ見てもいいかもと早速テレビを付けてみたら,
3-4になっていて,しかもドメがバッチーンと…orz
そう,彼女は現在東京在住なのである.そして今日は地上波中継はABCがやっているが,全国放送ではないので,情報はウェブ「速報」だったのだ.ひどい,ひどすぎる(号泣)←もちろんこばちがひどいといっているのではない.
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