なるほど,確かに.
Googleもいい加減に更新頻度の高さの持つ重みを少し下げればいいのに.Y!検索だと「このキーワードに限って言えば」まともっぽいリザルトを返すようだ.
ATOKのライフサイエンス辞書を買おうかとちょっと検討中なのでメモ.
朝と夕方にあれこれ。会議で研究室を離れるとメイルをオンデマンドで処理できなくなる(学内は結構携帯圏外の場所も多い)ので、一層「仕事がフルヘツヘンド」感が増すのだなあ。
しかし処理すべき案件は大体処理できたからよしとしよう。論文修正が再分析を含まざるを得なさそうなところは頭が痛いが仕方ない。
と一緒に働けるのはよいことだ.
いや真面目な話,心身,特に心が健康なことは,協働者としてはもっとも重要な要素なのである.どーんなに優秀でも,不健康な心理学者を同僚にするというのはなるべく遠慮したい事柄である.
中学生向けの心理学入門講義用の材料を探していて「心はどこにあるか」でぐぐったら,サイエンスチャンネルの番組が引っかかった.そこそこ平易でそこそこきちんとした内容なので使えそう.というわけでメモ.
このチャンネルの存在は一応知ってはいたが,JSTが作っている,すなわち国営放送だとは知らなかった.もっと怪しげな「サイエンス」だと思っていたのだ.多くのコンテンツが無料で動画として見られるのは便利である.「心理」で検索すると他にも使えそうな動画がありそうだということも分かった.しかし「心理」で検索すると当該番組は引っかからない.「心」で検索すると出てくることは出てくるが,他にもゴミがいっぱい.要するにただの全文検索なのである.是非,より適切なメタタグをつけてほしいものだ.
前掲エントリとなんとなく根っこは一緒な話題.
今日のhus非常勤はTAをしてくださっている特任助教Nさんによるクラスター分析の解説.お仕着せのデータセットを使うだけではなく,ネットから入手可能な社会調査データとして失業率その他の政府統計指標をダウンロードした上で,手元でSPSSデータセットにするところからやってみましょうということで,厚労省や総務省のサイトにデータを落としに行った.しかし,厚労省のデータベースサイトはサーバダウンなのか何なのかアクセス不能だし,国勢調査のデータを拾おうとe-statは一斉に受講生がアクセスしたせいで(といってもたかだか30名ほどだ)「混み合っています」表示が出るし,てんで使えたもんじゃなかった.おかげで用意していたロジックに乗るようなうまい分析ができず,Nさんは予想外の四苦八苦.せっかくいいコースワークを導入してくれたのに,気の毒であった.
ついったで教えてもらったニュージーランド航空の機内安全確保のためのビデオ
どの航空会社でも定型内容のビデオ,確かに最近は目を走らせてもいない.シートベルトや酸素マスクの適切な装着方法を案内するCAさんにも注目することはない.それは航空会社にとって頭の痛いことだろう.
しかしこの映像,工夫しているのは分かるが,工夫が過剰で(上品に仕上がりすぎていて)かえって目を引かない(YouTube動画では,タイトルを見れば「何?」と訝しくは思うが).アナウンス時に「よく見てくださいね.普通じゃないですから」とでも言うのだろうか.仮に目を引かれた人がいるとすれば,その人は多分「安全に関する情報」という本来伝達すべき内容はまったく頭に入らないで,案内している人たちの姿にばかり注目してしまうだろう.人間の注意というのはそもそも…(以下講義).
こうしてマスメディアやインターネットメディアで紹介されることでニュージーランド航空に乗ってみようと思う人が増えるという広告効果…あるかなあ.
あまりにも騒音を撒き散らす上に動作が極端に鈍いDELL PCにとうとう見切りをつけて,EPSONダイレクトで買ったEndeavor ST120Eに乗り換えた.静音が気に入って選んだのでコンパクトボディ云々はよく見ていなかったのだが,届いた段ボールはめちゃくちゃ軽く,しかも空けてみると本体が占めていたのはそのうちたったの半分であった.一昔前のHDDくらいのサイズである.
しかも本当に静か.ハイブリッドカー並みである.後ろを覗いたらデジタル接続端子がなくて一瞬ゲッとなったけどHDMI端子と変換コネクタがついてきていたから問題なし.ものの1時間で普通に使える状態になった.よかよか.
昨日,こないだ書き上げた探索的因子分析の原稿について編者先生からフィードバックがあった.7月末までに書いてほしいらしい.なぜなら検証的因子分析の章の執筆者(hus同期)が書く時の資料にしたいからだそうだ.まあ別にいいけど…
仕事を終わらせたのが速すぎたのが悪いのだが,全部書いてしまってから字数制限がかかったので,かなり削らなければならなくなった.しかも編者先生は「因子分析と主成分分析は違う」という主張の部分があまりお気に召さないらしく,主成分分析は別の章で扱うからそこを削ってほしいとのこと.別の章でどう扱ってくれるのか(どう因子分析との差異を述べてくれるのか)気になるところだ.われながら明快にうまく書けた部分なのに,残念.またどこかで再利用できればよいのだが.
さらに言えば,サンプルに使った尺度の出自や測定しようとしている概念の説明の部分を省いてほしいという雰囲気もあった.曰く,
「読むのはどうせ初心者なんで,あーなんかいろんな変数を因子分析にかけたらいくつかのまとまりに分かれるんだなーって分かってもらえればいいんじゃないかと.」
ええええええええええええ.それが一番してほしくない使い方なのにぃ.
ハンドルネームの頭文字がいずれもAな3名で飲もう!打ち合わせをしよう!という企画で京都へ.雨が降る中をエクスパックを抱えて家を出たら,最寄りのポストは口が小さくて入らず,駅コンビニは郵便切手等の取り扱いはあるがエクスパックを受け付けてくれず,どちらも「概ね可能」とされていることができない例外ケースに行き当たる.電車に乗ったら「新快速が遅れているのでこの快速が野洲まで先着だ」とのアナウンスで,茄子を抱えた定時退勤のリーマンズで常ならぬ混みよう.高槻から座れたのはラッキーであった.
エクスパックはJR山科駅のポストに投函できたのでほっと安心して,地下鉄東西線経由で街中へ.京都市役所前で降りるつもりが,途中で心変わりして三条京阪で下車.つまり,最初から京阪電車に乗れば良かったのだった.行ったお店は川端御池のぞろ芽というお店.AAAだから「ぞろめ」だというわけではないと思うが,いいネーミングの店だ.路地を入った町家にあって,魚もおばんざいもおいしいが,ビーフシチューも名物とのこと.それらすべてを一通りいただき,なおかつ日本酒もかなり飲む.おいしかったが酔っぱらった.パンを投げ落とし,傘を忘れるw
その後はタクシーで四条烏丸のちょっと上にある欒 (MADOKA)というバーへ移動.また飲む.うーむ,この連中は強いw
ぞろ目以外のメンバーはakoさんのご夫君と京大のNさん.お二人はすべての料理について写真を撮りまくっていた.特にNさんは既に15万枚以上ものさまざまな写真を撮っているそうで,それをうまくデータベース管理せんがために未踏プロジェクトをやったのだそうだ.趣味と研究がこれほどぴったり一致していることも珍しい.彼の京都のグルメデータベース京都食べある記もハンパない充実度である.
22時半頃に抜けて,地下鉄→JRと経由して帰宅.相当酔っぱらっていたが,特に何事もなく家に帰れた(ただし,家に帰ってからは大変だった).暑がりS君の研究結果はほんとうだということを実証した(本人は多分自分で再々実感してるだろうから傍証は不要か).
9時に何とか起きてのそのそ準備をし、サティで買い物をしてから新幹線で東京へ。転居したので大阪空港が遠くなり、なおかつ京都が近くなったので、JAL奴隷をやめたのである。今日の目的地は成城。実は一度も行ったことがない。田舎者なので、「高級住宅街」っぽい響きにどきどきしますw
N700系のぞみに乗ったのはいいのだが、デルモバイルPCの電源アダプタ(差込みと一体化している)の頭が大きすぎて差し込めない。予測していなかった事態である。がっでむ。
山手線内の広告にあったJR東日本系の分譲リゾートマンション。安中榛名というところにあるらしい。だからどうだということではないが(そもそもそこがどこかはまったく私にはわからないのだが)、問い合わせ先の電話番号に「あんなか はるな」とルビが振られていた。フランス語まで駆使した無理やりの語呂合わせ、とりあえず「か」に一番納得できない。
15時20分頃に成城大学到着。成城学園前の駅付近は雑多な感じだったが通りを1つ渡るとお屋敷街になり、その中に大学があるという感じ。まずはよしろうさんの研究室へ。大きく取られた窓の向こうには晴れていれば富士山を含めた山並みを一望できるといううらやましい環境だ。今日は残念ながら曇り。出会い系なKさん(と私の中では印象が焼き付いている)のおみやのフルーツロールケーキをいただく。
16時から研究会。荻上チキ氏によるネット上のデマ関連の言説に関するお話。多弁な方で、豊富な事例を挙げつつ休みなく語る90分はあっという間に過ぎ去った。さすが話がうまい。ただ、個人的には「現象を難しい言葉で言い換えてるだけじゃないの」的メディア文化論は苦手で(なんというか、論じることの目的をうまく共有できないのだ)、今日もその方向の違和感を拭う事は難しかった。でも、学問じゃなくて、評論なんだから、それはそれでいいんだろう。
その後駅前の鳥料理のお店で懇親会。ただしもちろん酒抜き。われながら今日は活性レベルの低い一日であった。
N700系と本日の私は相性が悪いことがわかったのと、予定より微妙に早く品川に着いたので、帰りの新幹線を普通の700系に変更。土曜日ということもあってガラガラなので直前でも電源座席が確保できた。要はN700系ではテーブルと電源の位置がほぼ同じになっているために、テーブルが邪魔して差し込めないのだ。
いろいろ調べると、その仕様になっているのは最前列だけかもしれない。最前列好きにはつらいのう。
そろそろ食料買い置きが少なくなってきたので季節に1度のコスコ詣.買うものがほぼ決まっているので,でっかいカートをぶいぶいいわせながら駆け足で一巡り.最後にイレギュラーに衣料品売場で二人ともTommy Hilfigerのボーイズ/ガールズ仕様のポロシャツを購入.最近キッズものに凝っている.アメリカのものならサイズはまったく問題ないし,色がポップでかわいいし,何より安い.
「ウィンブルドン男子決勝を見るんだ」という強い決意のもとに,N響アワーを最後までリビングで見る.準メルクルのボレロは何だかひと味足らない感があったが,西村さんのカルパッチョのコーナーがあったので二人で子どものように喜んだ.
さあウィンブルドンを見るぞと思ったらその後すぐに始まった番組が面白くて,思わず熱心に見てしまった.富十郎79歳が十数年ぶりに勧進帳を,それも息子10歳の義経で演じようという矢車会のドキュメント.もう傘寿だというのにお化けのように顔の色つやもよく元気そうだが(一般的なお化けのイメージとはかけ離れた形容ではあるが),それでも長年の蓄積で膝は随分悪くしているらしい.能の安宅風にアレンジして,つまりは激しい躍動感のない勧進帳だったが,富樫を波野教授がつきあって,その他配役も非常に贅沢な内容だった.それにしても息子鷹之資君の大人びていること!見た目はぷっくりあんこ型で,このまま成長すればいい感じに古い味を出せる役者になれそうである.
23時からようやくウィンブルドン.ちょうど第2セットが始まったところだった.息詰まる熱戦.タイブレークを大逆転でフェデラーが取ったところで,「これはフェデラーの勝ちが決まりやね」と寝た.起きてみると確かに結果としてはそうなっていたが,JSTで3時前までかかるものすごい展開だったようだ.寝てよかった(笑
毎夏恒例のPMF追っかけ+αの北海道旅行に旅立つご両親様を伊丹空港まで送り,そのまま甲山に車を置いて,バス→JRで非常勤先へ.大学前のバス停に来たバスが,降車客を降ろすだけ降ろして出発しようとしたので「乗ります!」と叫んだら,
これ,ピストン運転!
とすごく冷たく叫び返された.最寄り駅と大学を結ぶだけのバスだったようだ.ちゃんと表示を見なかった私が悪いけど,そんな叫び返し方はないんじゃないの.もう阪急バスなんか乗らない.ぷい.
とは言えないので,そんなことはさっさと忘れて次のバスに乗った.すると今度はJR西宮に行かない,西宮北口から阪神西宮に行くバスだったことが乗ってから判明.まあいいか,三ノ宮でJRに乗ればいいや,と思ってそのまま乗って,西北で降りて阪急へ.端境の時間帯で普通が先着だというのでえっちらおっちら乗って,「時間ぎりぎりで新快速に乗り継げるか!」と走ってホームに行ったら何だかムードが変.電光掲示板を見たら,
100分遅れ
何それ.既にもう遅れとは言わないんじゃないのそれ.琵琶湖線管内で起こった人身事故で,三ノ宮に8時9分に着くはずの,多分始発から数えて4本目くらいの新快速から雪隠詰めになっていたらしい.月曜日の朝からひどい話である.しかしまあ100分遅れのその電車にとにかく乗り込むが,やっぱりだらだら運転して,微妙に遅れは拡大気味.結局明石に着いたのが10時をかなりまわっていたので,混雑したバスに乗るのが面倒になり,タクる.料金約7倍なり.
こうして書いてみると,授業に遅れはしなかったからよいものの,随分ひどい目に遭ったようだ.しかし一方で,授業の方はなんだかつるつると話すことが出てきて,めちゃくちゃスムーズだった.あまりにもスムーズすぎて,25分くらい早く終わった.当然,そうなったことを学生と共に喜びつつ,さっさと終わったのであった.
帰りは至極スムーズに戻れて,過去最速の13時15分研究室着を達成したのであった.
午後は学科紹介ビデオ撮影のための打ち合わせwith業者さん.来週2日掛けて一気にいろいろ撮影の予定.
札幌I君のブログより.俳優界は全世界的にスモールであるということと,フットルースだけで消えると思っていたのにいつの間にか性格俳優になってるKevin Bacon恐るべし,ということがよくわかる.私もベーコン数4以上(not ∞)の例を一生懸命探すのだが,見つからない…
なお,このサイトではKevin Baconの部分も可変だから,How good a "center" is a given actor?で適当によさげな数値の分布を示している俳優を選んで別の値を求めることもできる.例えば大泉洋氏のクリスタル(Billy Crystal)数は3である,という具合に.
昨日帰りのJR(満員の快速)でぼーっと宙を見ていたら,車内吊り広告に,
「神戸学院大学の心理学」
というめちゃめちゃでかいロゴがあってびっくり.今週土曜日に開催される大学院臨床心理士第1種指定記念フォーラム(なんでそんなの記念するのかというといろいろとオトナの事情があるのだ)兼オープンキャンパスの宣伝だった.大学単位での広告はこれまでにも何度か目にしたことがあるが,学科(専攻)単位でのものは初めて見た.確か車内吊り広告ってかなりのコストがかかるはずだが,勝負かかってんなあ… 臨床ともう一つの軸は「脳」というのは,当節どことも同じ.さてどちらでもない私の生き延びる道はどこに(笑
最近夫婦で好んで見ているCS「旅チャンネル」のコンテンツ「ボンクラ3人組の30日間世界一周」(現在2周目放映中)の旅の(一応)主人公,イラストレーターの水谷さるころ(割とかわいいノーメイクでも大丈夫な30代女性)による同旅の漫画化作品.「水どう」系だがもうちょっと計画のある行き当たりばったり系旅番組で,いわゆるRTWチケットで世界を大急ぎで巡る中でいろいろなトラブルに遭う登場人物たちを楽しむという企画だ.番組を見てから読むととっても面白かったが,おそらく見なくてもこの手のものが好きな人には面白いはず.もう,すべてがテキトーで塗り固められているところが楽しくて仕方がない.3巻本になるそうなので,続きが早く出てほしい.
とりあえず,インドにゃ一生いかねーと決めましたw
さるころのウェブサイトに行ったら,この番組のmixiコミュがあることが分かった.早速入ったが,150人ほどしかメンバーがいない.CSのマイナーチャンネルだもんなあ.でも最近地上波は見るに堪えない番組が多すぎて,NHKニュースと鬼平の再放送以外はBS/CS偏重になりつつある我が家です.
4月以来,多分学内ネットワークの設定の関係で調子の悪かったY!メッセンジャーに見切りをつけて,リアルタイムチャットはGoogle Talkに移行しました.
甲山に来てから,この言葉がやたらと多用されている状況である.浅学なのでそもそも綴りから分からんなと思っていたが,どうやらconvenerらしい.辞書を引くと「会議の招集者」「議長」などとあるが,要は比較的小規模チームの「とりまとめ役」という意味合いらしい.ぐぐって引っかかるのは割と自然科学系の学会が多いのだが,甲山では学部を超えて全学レベルで使用される用語のようである.
遂に残り3回(頼まれないのに全15回やってる科目は一体いくつあるだろうか).うち実質的な実習は2回.やるのはSEM.
4月に初めてデータ解析を学び始めた人にとっては,ようやくボーゲンの形ができてきたかな?くらいでいきなりマッキンリーの頂上に連れて行って「さ,降りてきてね」というようなものだ.
と喩えてみた.しかしAmosってほんとセンスない.
午前中は家で仕事をしてから、午後は香川へ。今年3回目である。四国は瀬戸内海をはさんで向かい側だからそう遠くないのだけれど、これまではあまり行く機会がなかった。今年はとても多い(といっても以降予定はないけれど)。
今回は香川大学工学部の垂水(@tarumi)さんにゲスト講義に来ませんかとお誘いいただいた。垂水さんは結構昔(10年くらい)からのネット上の知り合いで、あんまり頻繁にやりとりがあったわけでもないし、どうもお目にかかったことがあるらしいのだが覚えていない。それでもお誘いをいただけるのだから、インターネットの結びつきっていい。今回は行きを高速バスにしてみた。1時間くらい余計にかかるが、香川大学の工学部キャンパスからバス停が比較的近いというので選んでみた。高松駅からだと結構遠いらしい。いつも横を通り過ぎるばかりだった阪急三番街バスターミナルから乗車。バス乗り場はものすごく昭和だった。
香川は結構な雨降りだったが、バス停まで車で迎えに来ていただいたので特に問題なし。講義はB3とM1が中心で60〜70名くらいはいただろうか。知恵袋ネタで80分一本勝負。なぜだかよくわからないが結構興が乗った(多分思いつきで振った枕が自己強化の役割を果たすものだったのだろう)ので、久しぶりに「いつ息継ぎをしているのかわからない」ペースでしゃべりまくった。実際、途中で呼吸困難になりかけた(w 10分くらい質問時間を残しましょうという予定だったのだが、われながら芸術的に予定通りの時間に話し終えることができた。ネタも展開もうまくいくと、講演者としては大変満足度が高い(聴衆はどうだったかはレポートを楽しみにしよう)。垂水さんは携帯でtsudaってくださった。初「tsudaられ」体験である。
その後は、高松港近くの旧倉庫街(北浜alley)にあるレストランで打ち上げ。どのメニューも安くて(メイン料理が3桁円とか当節信じられませんですよ)おいしくて満足。ごちそうさまでした。
湾みたくなってるところを挟んで西側の半島にある特殊な歓楽街がそりゃまあ品なくわかりやすいネオンを掲げていて,またいとをかし.今時あんなに恥ずかしげもなく「悪所」であることが分かる風体のものはそう見られない.桜宮でもあれほどじゃない.これもまた,昭和の名残であろうか.
帰りの新幹線乗り継ぎで吉備団子リベンジを,と燃えていたのだが,非常に予想された事態として,22時前の構内売店はすべて閉まっていた.嗚呼…私の「むかし吉備団子」はいずこに.というわけで,おとなしく通販します.
帰りの新幹線は大きなカートとおみやげの紙袋を二重持ちにしたリーマンズが多数.単身赴任な方々でしょうか.お疲れ様です.
断じて「カフェごはん」ではない.
お昼にご近所イタリアンをしようと思ったら11時ではまだ開いていなかった(食べログの嘘つき!)ので,そのままスルーして駅前の喫茶店ぶいえいとへ行った.ここは朝から晩まで開いている.喫茶店だがごはんメニューもめちゃくちゃ充実しているのが特徴だ.今日は以下のような食べ物をいただいた.おいしかったのでぜひ今度家でも作ってみよう.
もどしたひじき 千六本よりもっと細い長いも短冊 焼き豚っぽいものの切れ端 さらしねぎ
…これらを雑穀ご飯の上にのせ,だしつゆとわさびを投入してぐちゃらぐちゃらと混ぜていただく.以上.たぶんねばねば系の野菜をもっと入れてもおいしいだろう.しいたけを甘辛く煮たやつの切れ端とか,なめたけとかでもでもいいかな.
夜は,明石で前任校心理学科の宴会に呼んでいただいた.「念願の」臨床心理士第1種指定校になったので,例の電車大広告を敢行した,記念のフォーラム&数々のイベントが開催された打ち上げである.フォーラムもなかなか盛会だったようでよかよか.2004年の人間心理学科創設に関わり,その後定年でご退職になったM先生とD先生も来てくださっていて,まっっっったくご在職当時と変わらない(いやむしろ若返った?)姿を拝見して,とてもうれしかった.お二人とも健脚で,ネパールだの富士山だの奥多摩だの,自由な時間に山登りを謳歌しておられるそうだ.そりゃ,若返りもするわなあ.
そもそもは嵐山の廣川という店にランチで鰻を食べに行こうというだけの企画だったのだが,そういや祇園祭も近いよね→鉾建てやってるらしいよということで,急遽市内中心部にも出て散策を楽しんだ.いやあ,夏ですよ.空の雲が違うもの.
廣川の鰻(ご夫君は上うな重+肝吸い,私うな重定食(うな重,鯉のあらい,うざく,肝吸い)は,まあまあ値段なりの味.私,普段の食べ物や事物に対する評価は「まあまあ」80%,「よい」10%,「悪い」10%で分布しているのだが,鰻と吉備団子については「悪い」50%,「まあまあ」40%,「よい」10%ってとこ.今年は土用の丑が2回もあるらしい.もう一回は食べたい.
3番のバスに乗りたくて嵐山から松尾橋まで歩いたら案外遠くて時ならぬウォーキングになってしまった.よくよく考えたら阪急嵐山まで+阪急嵐山から阪急松尾で2駅分くらい距離があるのだ.私の中では「松尾橋=嵐山の近く」だったのだが,ものすごく相対比較だったらしい.かなり疲れてバス停に到着し,その勢いで「来たバス」に乗ってしまった.それは洛西の田舎から来た29番のバスだった.私の心の京都市バス=3番なのに,それに乗れなかった.わーん(悲
想定外のウォーキングで汗だくになったので,嵐電四条大宮駅まで歩く間に目をつけていた四条堀川の亀屋良長で宇治金時ミルク白玉を食べた.ここは,あさまく夫婦にとっては「法事でいただいた上用饅頭10個のうち無断で8個も食べちゃって<いただきもののお菓子を許可も得ずに等分しないなんて人間じゃない>という規範を持つあさりんに激怒されたまっくんが泣きながら京都駅で代用品を買ってきたが松露なんか甘くて食えたもんじゃねぇんだよあたしの饅頭を返せよ事件」で思い出深いお菓子やさん「亀屋良永」とは同音異字の老舗である.冷たく甘い四重奏めっっっっちゃうま.嗚呼,日本の夏エンジョイヴェリマッチ.
鉾建ての風景は鰻の前後で2回見に行ったのだが,その間にもかなり飾り付けが進んでいて変化が面白かった.あれこれ裏通りも回って,今日までに作業を始めている鉾と山は全部見た.長刀鉾でちまきを買い,帰ろうかと思ったところで通りの向こうからコンチキチンの鉦の音が聞こえてきたので見てみると,鶏鉾が試し曳きをやっていた.駆けていって間近で眺めることができた.面白かった.
伊勢丹でひさごのちらしと祇園祭期間限定のお菓子を買って帰宅.ちまきはちゃんと袴をはかせて玄関に飾りました.
夏休み.甲山は木曜日で終了.海の日に前任校,23日にhusで非常勤をやって,すべて終了.
たまらんので髪の毛を切った.結構ばっさり.
4月に異動して職位も変わって,1つ決めたことがある.それは,
査読依頼をたまには断ろう
ということだ.これまでは,あまり自分の専門分野と関係ないものでもほぼ100%引き受けてきたが,もうそんな必要はないな,と.
というわけで,それをようやく本日実践.この学会,非会員なのにもう二桁は査読してるぞ.会員に適格者はおらんのか.ちなみに,この学会と某計量学会については,会員になるつもりはこれっぽっちも有馬温泉.
今日は急遽決まった学科のプロモーションビデオ撮影初日.前任校に出入りしていた業者さんを紹介したという縁もあって,私がスケジュール調整のまとめ役をしたので,終日ではないが午後はほぼずっとつきっきりで撮影の立ち会い.しかし同僚の授業や実習場面に同席することは滅多にないことなので,面白かった.精神医学の授業とか,普通に受けたい.幸いにもよく晴れたので,キャンパス内の風景もたくさん素晴らしいものが撮れたようだ.よかったよかった.2日目は明後日で,ほぼ撮って出しに近いタイミングで8月最初の土日に開催されるオープンキャンパスでお披露目の予定だ.
実験実習の撮影に立ち会ったついでに,動物実験フロアに入らせてもらってネズミさんの学習実験に使うケージで電気ショックを体験したり(呆気ないくらいに弱くてびっくりし,さらにはその電気ショック発生装置のコントロールを懐かしのMSXでやっているのを知って驚いたり),チンメルマン社直輸入の古い心理学実験機器を見せてもらったり.
さらについでに味覚の心理学の体験勉強会に参加させてもらったりした.味覚の体験では,久しぶりにミラクルフルーツを摂取.hus時代に山本隆先生に食べさせてもらって以来だ.スダチやポッカレモンがめちゃ甘くておいしくなった.さらには甘味抑制物質としてギムネマ茶も.こちらは森永ダースが無味のぐにぐにした物体に.ま,まずい.味覚って,まだまだ解明されていないことが多いのだそうだ.
ばっさり切った髪の毛は結構インパクトがあったらしい.確かに,切った長さよりも見た目は短く見えるスタイリングでもある.O先生には「どなたか分かりませんでした〜」と言われ,暑がりS君には「うわぁ,髪の毛!」と叫ばれた.気づいてくれたんだから君の親知らずで腫れたほっぺにも言及すべきだったね.ごめん,素で気づかなかった.
9時〜11時 会議1
16時50分〜19時 会議2&3&4
19時〜21時半 会議5
データ解析や論文執筆をしていていつの間にか時が経つのと,会議で拘束された中でじりじり時間が経つのとでは,終わった後の疲労感がまるで違う.そこそこスマートな進行があってこれなんだから,ある程度は仕方がないのだが.
しかし21時半に真っ暗な文学部から外に出ると,昨日までより有意に風が涼しかった.ちょっとだけ幸せを感じた.
会議4は学部内学会の総会,つまり教授会のたぐいではなかったのだが,やはり他の会議と同様に祈祷で始まった.例の自由律祈祷である.宗教主事な先生がいつも通り,
天の神様,ほげほげほげ,われわれがこれから開こうとしている会議が有意義なものとなりますように.アーメン.
と祈られたのであるが,いつもと違ったのはその後.なんと祈祷をされた先生本人が,
あ,ちょっとすんません〜.
みたいな感じで退席されたのである.そんな君に祈りを捧げられたことについて神的にはどうなのか.神罰下るで.…と,残された子羊としては思ったのだった.もちろん,そういう「ざっぱ」感はすっごく個人的には好きなんだけども.
昨日までとは確かに空気が入れ替わった.ややさわやかだ.しかしその分,背中への日光が痛い.週間予報では今日から雨のはずだったのに.現時点では明日は雨という予報らしいが,さてどうだか.
しかし,いつ見ても日本離れした景色だ.今日は月イチの芝刈り日なので人が写り込んでいるが,人がいない朝は特にそう感じる.
今週は普段より遅く寝る日が多く,「げーもう0時近いじゃんどうしよう」的な展開が連続しているのだが,そのために朝が普段よりもバタバタ×ぼんやりになっているようだ.毎日手は変わらないが品が変わる忘れ物が続いている.
一昨日:めがね(仕事にならんがな) 昨日:鍵一切合切(研究室入られへんし家も開かんがな) 今日:時計(まあ,別にいいか) 明日:弁当(予言の自己成就に注意)
SEM2回目,ほぼ演習なので今日はしゃべりは1時間で済んだ.TAのTNBK君が週末にめでたく結婚して,もう一人のTAであるNさんは披露宴や二次会に出席していたので,楽しくその報告を聞き,写真を見せてもらった.ついでにこの非常勤の打ち上げをどこでやろうかあれこれ相談していたら,自宅からもっとも近いが行ったことがない店のウェブサイトに,よく知っている方が写真と動画で掲載されていてびっくり.実はhus特に社会学関係者がよく使う店なのだそうだ.
しっかしこれ,写真を見ただけでライフヒストリーを語って差し上げてもいいくらいわかりやすい雰囲気のオーナー氏の日本語が不自由なだけだとは思うが,我が町はひどい書かれようである.自治会として断固抗議していただきたいw
昨日は熱帯夜にもめげずに22時過ぎに穏やかに眠ることができたので,朝はさわやか.忘れ物もなし.よかよか.
しかしこれから梅雨の最後の鬱陶しい時期が続く,と今朝の天気予報は言っていた.7/22の日食見られるかなあ.
キックオフに参加後,出張×2で出席できていなかった認知神経科学のテキストを読む会に実質的に初参加.暑がりS君+JKさん+私の教員3名と院生や研究員10名弱という構成で,みっしりテキストを読む.みっしり=音読+逐語訳+コメントなので,時間がかかる.学部3年生の頃が懐かしい.進みは遅いが,こうすることで英文の細部まで目が行き届くことは,意外な議論を誘発することもあるので悪くはない.基礎の部分はみっしり,その後は少しスピード重視で,かな.
19時前から始まって,終わったのが21時半.心地よい疲れではあるがお腹がすいてちょっと頭脳労働には効率が悪い.授業も終わったので,来週は早めの始まりとなりそうだ.始まりが早まっても,早く終わるわけでもない気がするがw
しかし,仕事や自分の研究とはちょっと離れて,単に「勉強する」ことってほんとに楽しい.…と感じてしまう私は,既に汚れちまったのかもしれませぬな(笑
6時前に起きたら,3連休の間にやりなさいとのお達しが届いていた.もちろんざっと流し読みすることしかできないが,それでもあれこれ気がつくことはあり,まとめてすぐにコメント.7時台には任務完了した.メイルを見たときは連休(といっても20日は非常勤先の補講があるので休日とは言えない)の入りばなを叩かれた思いで正直げんなりだったが,影響を最小限に抑えることができた.自分で自分を褒めたい.
それにしても6時過ぎからクマゼミが尋常でないボリュームでがなり立てている.関西の人以外はあまり分からないのかもしれないのだが,クマゼミのワシャワシャといううるささといったら他のセミの比ではない.人の声が聞こえないくらいだ.庭の木にとまって鳴き立てる数匹には,申し訳ないが実力行使で暫時ご退散願った.8時を過ぎるともうかなりおとなしくなるのだが.
これからご夫君のことをこう表記することに決めました.husbandの愛称がhubbyだということをayaMさんに教えてもらったのです.じゃあwifeはどうかというと「わいふぃー」らしく,これじゃ通信規格かよトホホ,ってな感じです.っていうか崩した言い方かもしれんが全然短縮できてないじゃん.
ランチをご近所イタリアンで食べながら(いや,正確に言えば食べられるようになるのを待ちながら)休日レジャーについて相談.なんだか高速1000円地帯は混んでいるようだし,外を積極的には歩きたくないよね,ということでりんくうアウトレットに出かけることにした.ここなら近畿道→阪和道→関空道とやけっぱち景気浮揚対策とは無関係なルートを辿れる.
りんくうに出かけたのは結構久しぶりだったが,斜向かいのショッピングアーケードとの間を結ぶ歩道橋ができていた.相変わらずトランジット風な中国人その他を含めてなかなかの賑わい.
このところ衣料品購入スイッチが入りっぱなしなので,カジュアル系夏物衣料の店に入りまくり,二人揃ってあれこれ購入.ナイキではウォーキングシューズを買おうかと試し履きをしたものの,なんとなく決断がつかなくて断念.ロイヤルコペンハーゲンで小さなサラダボウルをお得価格で買えたのはちょっとうれしかった.エネルギー補充のためのソフトクリーム休憩を含んで,3時間の無料駐車可能時間をぎりぎりまで使い切ったのであった.
2004年のバローロ 鶏レバーと砂肝の赤ワイン煮(上記ワインで煮た) 夏野菜のラタトゥユ 鰻蒲焼きと筍の中華炒め(朝日新聞土曜版に載ってた) カマンベールチーズとクラッカー
私はバローロ2杯で轟沈したが,2本目に飲みかけのフランス安ワインに切り替えたはびーは「やっぱりいいワインの後に安物はあかんな」と嘆息していた.なお,バローロさんのあまりのしっかりさ加減に,ラタトゥユは見事に敗退したのであった.
ワイン会の後なのでゆっくり目に起きて,お昼間ちょっとだけ大阪でショッピング.マルビルのタワレコと堂島のジュンク堂というヘビロテコースだ.CDは890円×3枚.なんだかセールで通常の半額くらいになっていた.持っているCDも何枚か並んでいてちょっと悲しかった.買ったのは下記以外に,はびーのリクエスト(≒適当に思いついた作曲家を言う)でリストのファウスト交響曲(バーンスタイン×BSO).いやあ,アマゾンより安くCDを買えたのは,満足だなあ(笑
大阪駅前ビルはインド料理の激戦区.なんでこんな狭い空間にこれだけ,と思うくらいたくさんの店が並んでいる.たいていインド人(だと思われる外国人)経営だ.今日は第二ビルの「マハラジャ」へ.ここも店員から何からみなインド人(だと思われる外国人).インド音楽とインド環境ビデオ(つまり踊るマハラジャみたいなの)が流れている.ビジネスランチ800円にしたら,ものすごい量!というかナンでかっ!写真以外にもスープとチャイがつくのである.こんなに食べたら午後はビジネスになりまへんで.っていうかこれで彼らはビジネスになってるんだ.インド料理おそるべし.
新居で暮らし始めて以来,私たちは「電気を使う人」であると同時に「電気を作る人」にもなった.作っている量と使っている量をリアルタイムで知ることができるようになると,断然両者をなるべく同期させよう,そして前者をなるべく増やそうという気分になる.しかし作る方はお日様次第で統制不可能だから,勢い使う方を減らすことに血道を上げることになる.
というわけで今年はまだエアコン(冷房)を一度も稼働させていない.幸い午前中から午後早い時間帯は家を閉め切っていてもあまり室内温度は上がらない.帰宅してからは家のすべての窓を開けて(これがなかなか大変な作業だが),風通しを良くして頑張る.寝室には「呼吸の道」タワーの床下空気吹き出し口があって,これがなかなかバカにできない涼しい風を運んでくれる.それでもまだ寝苦しい夜には保冷剤枕を使う.
さてこのエコノミー&エコロジーライフ,いつまで続けられるだろうか.8/6から2週間ほど不在にするので,まずはそれまで頑張ることを目標にしよう.
前任校非常勤が本日で最終.祝日授業なのでバスが半分に減便されているという情報を入手していたので,車で行った.渋滞を見積もりすぎて1時間も早着したが,バスは想像通りかなり混雑していたそうなので,判断としては正しかったといえよう.
そういえば髪を切ったのは前回非常勤の直後だった.今日も会う人会う人に「うわっ」とか「誰かと思いました」と言われた.本人もう慣れちゃったしこういう髪型をしたことがないわけじゃないのでもうなんとも思わないのだが,随分違って見えるようだ.
キム+やまきょうコンビにランチをご馳走になった後はさっさと帰宅して,提出された課題と出席状況の整理を完了.70名分ほどだから1時間くらいしかかからずに済んだ.後は来週の試験を採点すればよいだけ.
甲山大学でも新型インフルエンザの感染者(おそらく海外からの帰国者ではない)が,しかも複数名出たようだ.しかし休講その他の措置がとられる様子はない.今更されても困るというところでもあるが,和大など地味に今から休講というケースもあるようで,各大学対応はまちまちといったところか.あのものものしかった5月は一体なんだったのだろう.そして冬には一体どうなるのだろう.
我が家のグリル(もちろんIH)は,ワンタッチメニューでいろんな調理ができ,またブツを上にしか熱源がないのにひっくり返さなくても両面に焼き色がつく,今時普通かもしれないがなかなかのすぐれものだ.今日は焼き茄子を作ろうと2本の茄子を突っ込んでピッピと操作したままほったらかしていたら,
ぼん!
と大きな音がした.びっくりしてグリルを覗いたら片方の茄子がぱっくり破裂してグリル内に破片が飛び散っていた.切り目とか入れるべきだったかしらん.あーびっくりした.
なるほど.ヘタの上の方は取って,何カ所か穴を開けた方がよいのですね.しらんがな(笑 1個は爆発したけど,もう1個は大丈夫だったし〜.
9時からの会議が10:30に終了し,すぐに外に飛び出してみると,半分くらい欠けたところだった.ちょうど雲が厚めで,しかし太陽が覆い隠されてしまうほどではないので肉眼でも余裕で観測できた.最大日蝕の時間帯頃になると,曇っているせいであまり体感では暗くなったとは思わなかったのだが,それまでないていた蝉たちはぴたりとなきやみ,とても静かになった(再び満ち始めてからはまた普段通りなきはじめた)ので,小動物たちはやはり敏感なのだろう.この写真はケータイで何枚か撮ったうちの1枚.動画は解像度が粗くて使い物にならなかった.最大日蝕の後もっと雲が厚くなり,ほとんど太陽が見えなくなってしまったので,大変に空気の読める太陽と月の連係プレーだったと言えよう@甲山.
もっとうまく撮れている写真はこちら.
以前に日食を観察した記憶は1度だけある.多分1978年10月2日のものだと思う.小学校を終えて,ピアノか声楽のどっちかのおけいこに行く途中に下敷きに黒マジックを塗ったやつで見た…はず.今の小学生たちはこの観察法は許されないのだろうなあ.
去年も出場した中学3年生対象のキャリア教育講座のゲスト講師を務める.午後からの予定が詰まっているため,どう考えても電車では(新幹線を使ったとしても)時間が掛かりすぎるので,車で往復.中国道〜山陽道のコースは幸い行き帰りとも混雑しておらず,スムーズにぶっ飛ば,いや,走ることができた.
講義はゲスト講師9名がそれぞれ40分×2で行い,生徒は希望する2つを順番に巡る方式.和菓子職人や杜氏,インテリアデザイナーといった「ものつくり」の現場の方や,社会福祉士や臨床検査技師といった専門職,それに公務員と大学教員といった面々で,年齢は私より10歳上から10歳下までだからちょうど真ん中だったことになる.母校は地方の「お嬢さん学校」だから,多くの卒業生は大学では大阪や東京などに出ても結婚するのは結局地元の人で専業主婦をしているというケースが多いため,いわゆる「現役バリバリ社会人」というとかなり限られてくる.私はそもそも親の転勤で行った先だから愛着が少ないし,大学以来阪神間にずっといるので「だからどうした」という感じだが,やはり地元にいたまま働いていて近所に「働いていない」同窓生がたくさんいると,ちょっとした疎外感めいたものを感じてしまうこともあるらしい.その辺りを講師同士でいろいろ話せる機会もあれば面白いのだが.
私の講義を受講した生徒は2回で55名くらいだったろうか.去年は明らかにやさぐれた連中が少数だがいて困ったのだが,今回は大人しい一方でしっかり聴いてくれた感は得られた.甲山大学は彼女らにとっては比較的適切な(高すぎはしないが容易でもない)目標だと思うので,是非3年後には頑張っていただきたい.2回目には同期の「まみちゃん」も来てくれて話を聞いてくれた.彼女も子ども3人を育てる専業主婦なのだそうだ.名刺を渡しておいた.
お弁当をいただいてから12時半に再び大阪へとって返して午後はhus非常勤最終回.14時前に戻れた.課題の説明+質問を受け付けて終了.レポート提出は月末で,これを採点して評価をつければ終了.来年度更新なし,の予定.
夕刻からはhus非常勤の打ち上げで,Ka先生とKi先生(Ki先生はどちらかというとhusの先輩という気持ちの方が強い)そして2年間に渡りご活躍いただいたTAsの4名と宴席を囲む.JR茨木近くのCalmaが会場だったので私を含め3名が現地にチャリで乗り付けた.husに長くいたものの,社会系な方と飲む機会などほとんどなかったので,いろいろと知っているようで知らない話を聴くことができた.K東先生がいかに偉大か,など.考えてみると,私がいた頃のhus社会系ってものすごかった(歴史に残る社会学者や哲学者がごろんごろんしていた)んだなあと改めて思う.それなのに社会系の授業は全然取らなかったよ…
TAsの一人のNさんは来年度から甲山のメンバーになる.どうも甲山とhusはつながりが強い(社学にはほとんどhus閥があるといってもよいだろう)ようなので,これからもいろいろとご縁があるとありがたい.
昨日はだいぶ酔っぱらって帰ったので,鍵をかけ忘れたりぬいぐるみを投げたりいろいろと狼藉を働いた.しかし悪酔いはせず二日酔いも軽め.私は日本酒よりワインの方が合うのかしらん.しかし朝はさすがに普段通りには起きられず,6時起床.7時過ぎに出かけた.この時間になると,もうセミがわんわん叫んでいる.人間,活動開始時間がセミに負けていては暑さにも負けてしまうというものだ.こういうことはなるべくないようにしたい.しかし来週の火曜日もまた飲み会だよ.
研究室では,ほぼできあがっていた日心のポスタとまったくやっていなかったデータ解析法Iのレポート採点を完了させた.夕方からは認知神経科学の勉強会なり.
今日は妙な天気だった.曇りで始まり,妙に晴れて熱風が吹き付けてくると思ったら今度は西の方からむくむくと真っ黒い雲がやってきて,風がびゅーびゅー吹いて大雨に.何が大変ってお天気次第で家中の窓を開けたり閉めたりしなければならないのが大変なのである.狭い土地に極力広い室内空間を確保するために拙宅の軒先は非常に短く,ゆえに雨の降り込みはハンパないのである.嗚呼,所詮は簡素な住宅街.
毎日うるさく鳴き喚くクマゼミたち.「セミは成虫になったらわずか1週間しか生きられないのだからせいぜい鳴かせてあげればいい.うるさいなんて不平を言うのは狭量である」なんて言辞はキレイゴトだ,とばかりにご母君がお手製の虫取網(洗濯ネットを転用)を振り回して駆除作戦を展開していたことが本日判明.しかし洗濯ネットは目が粗いので木の枝に引っかかってしまい,具合がよろしくない,とのことだったので,買い物ついでにサティで目の細かい網を買ってきた.
私も試しに雨上がりにお手製網を振り回して,クマゼミの他にもレッドロビンについたハナムグリなどを追いかけてみた.結構楽しい.はまるかも.
この手の本は逃さない私だが,講談社現代新書とは珍しい.というか新書にはありえない部厚さの,都道府県別に整理された華族データベース.「あなたのふるさとの華族さま」という感覚は私にはまったく分からないが,地方都市でお殿様の家がいまでも影響力を持っているというのは今でもよくある話なのだろう.著者は日文研におられた経済史学者で今は奈良県立図書情報館館長をお勤めだそうだ.なるほどと納得の指向性である.
某学会広報WGの初会合のため上京。集合が国分寺某所に11時というゆったりスケジュールなので、普段より家を出るのが1時間遅くてすんだ。よかよか。ようやくEX-ICにも慣れてきた。よかよか。先だってはせっかくのN700系なのに最前列に座ってコンセントが使い物にならなかったという悲劇も回避した。よかよか。学習が進んでいる。
そして無線LANもワンデイパスでお試し。特に苦手な静岡県あたりはトンネルが多いせいだと思うがb-mobileだとぶちぶち切れて面倒なので、そういうストレスはなくなることを期待。
会議はお昼ご飯をはさんで数時間なので、帰りに銀座のH&Mを探検しにいくつもりである。
とりあえずメモ。まだAmazonにも本やタウンにも出ていない。出たら買うこと。
マイナーチェンジの繰り返しでローマの街を増やしても仕方がないというところまで来たので、ばっさりあっさりダイエットをしようということに衆議一決。街の根本的な建て直しにはまず焼き討ちから、なんてことも言いますやん。え?言わない? まあ、セミがうるさいから捕獲して収監してしまう家の子を委員にしたのが間違いだったと思っていただいてですね…
なんてつぶやいたりしてみたよ。
会合終了後は銀座に出張ってH&M探訪。ありえない安さのセール品が並ぶ1階はスルーして、ユニクロ並みの値段のところをうろうろしてみた。AyaMさんが言っていたとおり、フロア狭っ!おばさん人口高っ!…いや、私ももう十分おばさんなわけですが、私より+10は行くだろうという人が余裕でたくさんおられました。なんせ北欧サイズなので、幅広い体型の方々をacceptableなのかもしれませぬ。
とりあえず私とはびーのものを上下取り混ぜて3着ずつ買ってみたが、特段リピする必要は感じなかった(と、言ってみたかった。満足)。
こばち研に所用があり,初めて岡田山大学を訪れる機会に恵まれた.今や職場@甲山とは徒歩15分くらいの非常に近接した位置にあるのだが,なんとなく結界が張られているような気がして,用もないのに気軽に立ち入ることができなかったのだ.わかりやすく言うと,気高い雰囲気,だろうか.
雨も降っていたのでタクシーで現地へ.ここも甲山と同じくヴォーリズ建築の粋を集めたようなところなのだが,甲山の魅力が周辺環境を含めた空間配置とスケールの大きさにあるとすれば,こちらは繊細な工夫の施された建物の造形+装飾美が魅力であると言えそうだ.階段の手すりやランプや窓の枠など,甲山はどちらかというと大ざっぱだが,こちらは凝っている.床の大理石の仕事も見事で,ほんの20年ほど前まではハイヒールで歩くことは厳に許されなかったそうだ.また,回廊に取り囲まれた中庭はアメリカというよりヨーロッパの趣だった.いやはや,眼福.所用の方もうまくいきそうで,よかった.
デスクトップにPPTプレゼンの際のペンツールのようにお絵描きできているかのように動作するソフト。PDF見せてプレゼンするときなどに使えそうなのでメモ。PDFで画面がスクロールされても前のものをちゃんと維持しているようである。
訂正.スクロールされても維持されるのはペンタブレットPCの機能だったようだ.あのPCいいな.プレゼン用に買おうかな.
京大教育でANOVA系−多変量解析系−SEM系で3年1サイクルで回っている集中講義を去年に引き続き受講.今年はSEM.確度の高いソースからの噂(≒講師本人談)によれば,今サイクルで打ち止めらしい.
この講義を聴くのは足かけ10年ほどでもう5回以上にはなると思うが,毎回少しずつだが新たな(単にこれまで聞き逃していたか理解不能だっただけだが)発見がある.しかしやっぱり数式が出てくるとさっぱり分からない.そのため,以前は「なんとなく全体的に分からない.一部激しく理解不能」だったのが,今では「分かるところはとてもよく分かる.分からないところは激しく理解不能」の双極分布になっている.果たしてこれは進歩なのか.進歩ではあると思うが,決してゴールにはたどり着けないということであろう.
しかし因果の方向がどうこうという分析についてガリガリ話をする人が「攻撃的性格の人のことをタイプAといい」なんて平気で書くから世の中は面白い.それは気持ち悪くないんやねえ.
朝ついったーで拾ってびっくりしたネタ.ゴーマンSPSS,さて今後はどうなる.某氏は「秋のSPSS Directions中止にならへんかな」とわくわくしていたが,より派手なイベントになりこそすれ,多分無理だと思うw
リスではないが,セミ監獄(植木鉢を逆さにして網とレンガの重石を乗せたもの)をイタチ(のような生き物)が襲撃していった…
準々決勝あたりから「あら、残ってる」と注目していたのだが、こと野球に関しては「負けの神様」である自信がある私としては、ここで言及するのを避けておりました。
そりゃまあ、歴史を紐解けば優勝校ではあるわけですが、夏に関しては1939年以来の出場となるらしい(センバツは1998年に出たらしい。記憶にないw)。甲子園で「空の翼」歌いたいかも〜。
なんかニュースでは「暑い暑い」と言っているのですが,それは東京だけじゃないですか.
去年もこの時期京大に行っていたのだが,そりゃもう暑いったらなかった.外に出た途端に熱風に押し戻されそうになるくらいに.それが今年はバス停でものんびりとなんぼんかバスを見送れるくらいの涼しさだ.どういうこっちゃ.
当然まだエアコンは一度も稼働していない.節電できるのはいいことだが,一方で太陽光発電が思うように捗らないのは困りものだ.6月は300kwを超えたのに,7月は今日の時点で266kwでしかない.どんだけ曇っているんだか.
毎年恒例の更新.ただし今年からは門真にて.
朝イチに行ったら証紙を買うのに若干並んだが,あとは発行に30分かかっただけでごくスムーズ.受け取りの時,にゃごやあきらかりょうづかんきちかというようなおじさん警察官に,
「安全運転で!」
と歯を出してニカッと笑われた.もちろん,
「はいっ!分かりましたっ!」
と歯を出して二カッと笑い返した.
夕刻ちょいと大学に顔を出して認知神経科学の勉強会.
キャンパスは正門に「祝高等部甲子園出場」という立て看板が掲げられ,また構内には明日からのオープンキャンパスの準備で大きな構内案内図や建物の前の看板などが出そろっていた.普段これが全然ないので苦労していたわけだが,しかしあればあったで鬱陶しいので,なくていいことに宗旨替えした.
勉強会メンバーにアメフト部のメンタルアドバイザーをしている人がいるので「野球部どうっすか?」と聞いてみた.学内の下馬評でも特段高くはなかったそうで,実際は「これまでに何回も出られそうなチーム状況の時もあった」のだそうだ.相対的な県内の力関係がうまーく高等部を抜け出させたという評価が専ららしい.いやそれでも優勝するってのはすごいことだよ.
付属校が甲子園に出るとなると同窓生や組織人員には寄付の「圧力」がかなりの確率でかかるそうなのだが,これについては危惧するに及ばないらしい.なぜなら,圧力をかけなくても巨額の寄付をする同窓生がごまんといるから.例えば某オリックスの某宮内氏とか… 私のごとき末端人員は「気持ち」を出せば十分らしい.よく考えてみれば彼らは甲子園球場にほとんど現地集合状態なのだから,旅費も宿泊費もかからない.中・高・大OBの後輩によれば「98年選抜出場の時は,そうした巨額の寄付のおかげで高等部に新しい建物が1つできた」のだそうだ.よかったよかった.
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