Cosi e la Vita

_ Hoping you will finish your great thesis soon.

greatってあたりがいかにも虎君らしい慇懃さですが，ほんまに，そう願いますわ．というわけで今週初めは追い込みかけます．

_ 例の話

本当に可能性ありそうだったら本当に是非よろしくお願いします＞超福耳

_ 予約，よ，や，くー

週末にご夫君とふぐ喰いに行くことが正式決定！予約しなくちゃ！だわ．今回は5800円コース（前菜・てっちり・てっさ・湯引・揚げ物・雑炊）の予定．雑炊がさ，あんたさ，うまいのよ．これが．上身なんて，追加しちゃおっかなー．うひひ．

で，電話してみた．どうやら場所が変わって，三番街南館B2Fになっているらしい．迷わないようにしなくては．人気があるようで20時過ぎからの予約しか取れなかったけど，まあいいことにしよう．名前を言ったら

「あ，以前お越しいただいてた．．．」

と覚えていてくれたよ．1年も行ってないのに，さすが客商売．えらい．よーし，今年は何度も行っちゃうよん．

_ WOMBATさんありがとう

どうしても図の参照がおかしいので，とうとうWOMBATさんの環境でも試してもらった．それでもやっぱり何も変わらないので，二人してうーんと悩んでいたら，実は，

\label{}の位置

がおかしかったということが判明．\label{}が\caption{}より後にないと，異なったカウンタを参照してしまうらしいのだ．そんなの，全然知らなかったにょーん．ということで博論における最大の難関はWOMBAT大先生のおかげで突破することができました．などと謝辞には書けないので，ここに明記しておきます．

_ 行為者であることと研究者であること

私は今のところWeb日記者（広義のWeblog者？）ではあるが，その研究者ではない．「年間300日以上その作業に従事している」という意味では「会員資格」があるかもしれないが，今後自分自身で研究をするかどうかといったら，ひょっとして怪しいかもしれない．少なくとも私の場合，行為者であり続けたいために研究者となることを敢えて避けているところがあるし，またその逆を考える人もあるだろう．当然，両方を完遂できる人も（実際）あるに違いない．

だから，書いているかどうか「だけ」を資格とすることはないだろうが（もちろん件の「資格」について言及した方がそうしたいと考えているからよくないという意味ではない．また，そうしたいと考えているとも推測していない），少なくとも「直接の知己ではない人の複数のWeb日記(Weblog)を継続的に読んでいる」「自身でも書こうとしたことがある」の2つ，特に前者は資格としてもよいように思う．少なくとも，そこにあるダイナミックなプロセスを追究したいというのであれば，まったく主体的な関わりを持たずにアプローチすることは暴挙だと思うからだ．

ところで11/11記事のご指摘のような社会心理学者が本当にいる（いた）のだろうか．それは，すげえぞ．

_ 竜巻

今日から協同研究者が出かける先のTennesseeで大きな竜巻があり，死者多数の被害が出ているらしい．竜巻発生場所とここがどういう位置関係にあるかさっぱり分からないが，旅に支障が出ぬよう祈るばかり．

_ ご夫君は

無事SanDiegoに到着とのこと．早速車を借りて，秋の海岸ドライブららららーん，を楽しんだらしい．ららららーん，なのだから「事故に気をつけてね」などと陳腐なことは言わぬ．そんなこと，言わなくてもわかっとるはずだわい，だからだ．

_ 桧山って

FA宣言したんだ，ふーん，って思ってただけだけど，阪神とは3年で5億円くらいの条件提示があったんだってね．それで決裂するっていうのはどういうこと？ひょっとして「過大評価されては自分がダメになるから，正当な評価をしてもらいたくてFA宣言」なの？

_ 黄砂

確かに，朝からもやっと霞んでいる．

_ ひとつ，知識を

増やしていただけたようなので，それだけで私は大変大変満たされたのです．

_ 気になる

H大のYさんは，メイキャップしているのだろうか．しかも，舞台化粧．

_ ああああああああ

これは，ひどい・・・

もうだめぽ．

_ 朝の戯言

理系は文明、文系は文化

とある人がおっしゃいました。

文明〔civilization〕(2)人知がもたらした技術的・物質的所産。

文化〔culture〕学問・芸術・宗教・道徳など、主として精神的活動から生み出されたもの。

ということになると、極論すれば理系的な研究場面には知識のみが必要で精神的活動などないのだ、という意味になってしまうな。あるいは、そこに何らかの共通性をもつ精神的活動が存在しないのだから、「理系的なメンタリティ」を心理学的に定義することに意味がない、とも言えるのだろうか。

ってことはさ、ある行動様式を持ってきて「これは文系、理系はこうする」なんて主張自身が無意味なんじゃないの。と、人の揚げ足を取ってみたりして。大して意味はありません。

_ [tigers] 化け猫！

関西地区では視聴率33％超だったという，さんま×星野＋阪神コーチ選手陣のトーク番組を昨日見た（録画）．阪神の連中は，星野を除いてはトークに慣れていないせいか話がだいたい下手なのだが，さすがにさんまは話を引き出し，盛り上げるのがうまい．2時間トークだけでもたせるのはさすがだ．緊張しまくって拙い通訳さんをネタにするあたりも巧妙だった．なお，表題は「阪神ファンの口汚いヤジ」ネタで片岡に浴びせられたという一言．そう言われてみると…だけに大受けだった．始まって1時間半経っても，あのおしゃべりな達川が一言もしゃべらないのでどうしようかと思ったら，最後にちょっとだけあった．

日曜日にあったトラトラタイガース特別編も録画しているが，こっちは友人によると「イマイチ」らしい．今週は金曜日に21時〜「珍プレー好プレー」と，23時〜「にんげんドキュメント」がある．要注意WCバレーによる延長（最大30分のようだ）．っていうか私は金曜日出張で帰りが遅くなるので，ご夫君よろしくお願いします．

情報追加：クイズ！紳助くん12/1放送分に片岡が出演らしい．

_ Cul研

関大T君の報告で，文化と道徳的発達に関する章の後半．この本を読み進めていけばいくほど，異文化比較研究の難しさが分かってくる．そして欧米の心理学がいかに独善的かもよく分かる（笑　「道徳的発達に文化の視座を取り入れることは重要である」って今わざわざ書かないといけないことか？なんて思ったりもして．

_ アメリカ・シチズン

今週末の土曜日に，ご夫君が会社にやってきたアメリカからのゲストを京都に案内するという．私も一緒にどうかと誘われたのだが当日は旧友の披露宴で城崎に行かねばならないので無理である．それ以前にこの週末の京都と聞いただけでちょっと身震い，なのだが，何とか無事に楽しんでほしいものだ．

そのゲストは元々はインド出身なのだそうだ．「インド人やけど，アメリカ・シチズンやねん」というから，私は「へえ，アメリカのシチズンに勤めてるんや．ご夫君の会社となんで関係あるんやろ？」と思っていた．しかーし，彼はご夫君の会社のアメリカ子会社勤務なのである．シチズンとは市民権の意味なり！　「アメリカ・シチズンというのは英語としておかしいんちゃうの？」と言いつつ「でもどう言われようとシチズン＝市民権保有者とは解釈できなかっただろうな」と思っていた私であった．

M君に「アメリカのシチズンならシチズン・アメリカ」では，と言われた．だから洋行帰りはいやなんだよ．日本ではね，IBM日本じゃなくて日本IBMなんだよ（反例列挙は禁止）．

_ 朝のうちは

SID2005用データでAMOS回す．このソフトは「回す」という表現がよく合っている．サンプル数をかなり減らしているせいもあって適合度があまり上がらない（いや，他にも原因があることは分かっているがそれは今更どうにもならない）が，それなりに主張のできる結果を出してまあ満足．後は授業が終わった後に図を書いて文章にしておこう．

しかし日曜日と月曜日は缶詰で英作文だな…．

_ 京大のミスコンめぐり混乱　賛成派と反対派、議論は平行線

NFでミス＆ミスターコンを開催するというので主催者（1〜2年生有志による実行委員会だそうだ）と自治会（文学部・農学部など）が対立しているそうだ。大学祭でいまさらミスコンをやろうという創造力の貧困さも素敵だが、それに目くじらを立てる「自治会」様も素敵だ。どちらも京大らしくてよろしい。

それよりも私は「ミス＆ミスター」というあたりにすごく某協会のにおいを感じるのだが、そちらは大丈夫なのだろうか。

_ 心臓発作で死んでもいい

実は同僚Ａさんはクラシック好きだ．私なんかよりずっとマニアに好きだ．昨日「明日ウィーンフィル行くんですー」と言ったら「僕は来週チェコフィルに」だそうだ．先ほども「いよいよですねー」と言いに来てくださった．家に帰ったらゲルギエフのCDが3枚もあって，悲愴を聴いたら「心臓の鼓動がドキドキ聞こえて，おじいさんになったらこれ聴いて心臓発作で死んでもいいような気分」になったそうだ．私が一昨年サントリーホールで「うわー！」と思ったのと同じような気持ちだろうか．今日は入ったらまず悲愴のCDを買おう．

_ とある委員会で

とある学会のとある委員会で，その委員会のあり方について議論になっている．20名ほどの委員がいて，日常の業務はML上でのやりとりでおこなっているのだが，なかなかそれだと問題になるケースに関する議論が徹底しない．それでたまにFtFの委員会を開催するのだが，非常に出席率が低い．これでは委員会自体の質が低下する一方だと思うがどうすべきか，という議論である．私はごまめなので（そういう自覚こそいかんと批判されそうだが）そっと見ているだけなのだが，誰か言わないだろうか，

委員会に出席する旅費をせめて半額でも出せないか

と…　私が委員会にたまにしか出席しないのは，そのせいなんだけど．アカデミックボランティアと言えば聞こえはいいが，それでいいんだろうか．他の学会の現状はどうなのだろう？

_ [classic] ウィーン・フィル大阪公演

＠フェスティバルホール．肥後橋の駅に着いたのが18:50だったので冷や汗をかいたがなんとか開演までに席に座ることができた．今回はB席（22000円！）なので1F左側の超後ろ，横は壁といういかにも音響がよろしくなさそうな席．とはいえオケ全体は見渡せるので「頭しか見えない」2階席より視覚的にはgood，S席ともそう遜色ないだろう．

今日のプログラムは昨日書いたように前半ウィンナ・ワルツ，後半悲愴という2部構成．コンマスはキュッヒルさんだ．去年はホーネックでちょっと残念だったので，単純にうれしい．なお，今日はホーネックが二番手の位置に座るという豪華版？だった．

ウィンナ・ワルツといっても振るのがゲルギエフなので，かなりロシアを意識した選曲だ．ライナーノーツによればヨハン・シュトラウスはよく夏の間にロシアに滞在して多くの演奏会をしたそうで，そう浅からぬ縁があるということのようだ．こちらの先入観もあるのかもしれないが，やはりゲルギエフのウィンナ・ワルツは決して軽く明るくはない．目を閉じてもお正月のウィーン楽友協会大ホールは思い浮かばないような演奏だ．といっても，オザワもニューイヤーを振るご時世なのだから，いつしか彼にもおはちが回ってくるのかもしれない．私は決して明るく軽やかなウィンナ・ワルツを偏愛しているわけではないので，楽しく聴けた．こうした音楽を聴く分には，音響もさして気にならない．

そしてここでアンコールが2曲，アンネン・ポルカとポルカ「憂いもなく」（ヨゼフ・シュトラウス）が演奏された．どうやらここでアンコールをやって悲愴の後はなしの方向らしいと悟る．昨日考えていたように，悲愴の後にアンコールはすわりが悪いということなのだろう．幕間に悲愴と幻想交響曲のCD（いずれも今日のカップリング）を購入．

後半は悲愴．これが悲惨．…いや，演奏は悪くなかった．いや多分よかったと思う．私がいつも聴き込んでいるモントリオール管×デュトワの解釈とは随分違う演奏で少し戸惑ったけれど，それはそれで重厚だったし，迫力も十分あった（ちなみにゲルギエフは譜面台にスコアを置いていなかった）．音はさすがに重低音が割れて聞こえてあまりよくなかった．この辺がB席（しかもフェスティバルホール）の限界か．何より私の注意力を散漫にさせたのがティンパニ奏者である．この髭ハゲ男，ウィンナワルツの時は暇そうに銅鑼の横で腕組みをして座っており，たまにやおらタンバリンを叩いているだけだったのだ．それが悲愴になるとティンパニの前にどっかりと座り，また腕組み…をしているだけならいいのだが，やたらと動く．お前ADHDなんかとツッコミを入れたくなるくらい，とにかく動く．何をするかというと，自分の目の前に3個並んだティンパニに順々にいちいち耳をくっつけて，何かを確認しているのだ．ティンパニの内なる音を聞いているのか，響き具合をチェックしているのか，はたまた実は落とし物でも捜しているのか，とにかく異常に頻繁に動く．動く，鳴らす，ちょっと腕組み，動く，鳴らす…の繰り返し．鳴らしている間は安心なのだが，休んでいるときが困るのだ．一度動いているのが目につくともう注意がそっちに行ってしまってどうしようもない．また悪いことに私は左側つまり彼のほぼ正面に座っているので，嫌でも彼が目立つ．右側を一生懸命眺めて視線を外しても，左目の端っこの方で動いている彼が見える．キーーーッ！！曲を聴くどころではないではないか！！　私の悲愴を返せ！わーん！！！　第3楽章の終わりと第4楽章でまだゲルギエフが指揮をやめてないのに拍手をしたお馬鹿聴衆よりも罪が重いわ！ったく！

客観的に見ればまずまずよかった演奏会ですが，私はあの髭ハゲにせめて5000円くらい弁償してもらいたい．こら，新地で飲んで騒いでいる暇があったら，多動を治しやがれってんだ．くそー．

_ [classic] しかしまあ

今，ベルリンフィル×ラトルも来日中なのか．東京にいたらお金がいくらあっても足りないな．大阪は素通りでうれしいやら悲しいやら（もちろん，悲しい）．

_ [classic] 2chスレでは

フライング拍手×2が非常に評判が悪い．当然だろう．私も多動ティンパニの影響を受けていなかったら，あれで怒りまくっていたに違いない．つまるところ，演奏としてはよかったが，コンサートとしては悪かったというのが昨日のFAなのである．2つのフライング，どちらが罪が重いかと言えば後者で，この意見に同意．3楽章は圧倒的な勢いのある曲だから，悲愴を知らない人があそこで思わず手を打ってしまうのは分からないでもない（ただ，異常に感動的であったとしても曲の流れ上あそこで演奏を止めるのはよくないと思う）．

_ 今日の予定

ご夫君に実験参加者もどきになってもらい，実験実施のリハーサル．

リハーサルにするのはもったいないくらいいいデータになりそうだったが，残念ながらボツに．やはり裸眼だと視線捕捉はとてもうまくいくらしい．Think Aloudも，未だかつてこんなにしてくれた参加者はいないくらいの勢いでやってくれた．まあ，つまりリラックスしているからなんだろうけど．

来週から本格的に稼働．といっても週のうち実験できる日はわずかだが(--;)

_ 昼からはよく晴れた

朝はまだ雨がぱらついていたのに，大学を出てみたら抜けるような青空の晴天になっていた．風は少し冷たいが，心地よいドライブ日和．神戸の山奥〜有馬経由で西宮に戻り，ららぽーと甲子園をひやかす．ここは開業１年ほど経ったが，お客さんはいっぱいだった，

_ 朝は

久しぶりにすぽくらで運動．

_ 日曜喫茶室

NHK-FMのこの番組に知り合いの「かえるさん」こと細馬宏通さんが出演されると聞いて，ドライブがてら，というよりもむしろラジオを聴くために車を出した．いきなり小沢昭一の歌が流れた時は，ご夫君が苦笑しながら「僕ら，今からこれ聴かなあかんの？」と言いだしてその後が危ぶまれたが，トークの方はなかなか楽しく聴けた．絵はがきや写真など，古い物を見ると当時があれこれ想像できて面白そうだ．私が皇族写真帖の類を偏愛するのも，多分にそうした面白さがあるからである．かえるさんの柔らかい関西弁，デジオで慣れておられることもあるのだろうが，とても耳さわりがいい感じだった．

六甲山をぐるっと回って，ちょうど図ったかのように番組終了と同時に帰宅．

_ [horserace] エリザベス女王杯

カワカミプリンセスは強かった…でもやっちまいました．本田さん残念．

メジロマックイーンの秋天以来のGIでの1着降着．完敗したのに勝利が転がり込んだフサイチパンドラのフサローさん，いつものド派手な白いマントでのピースサインが怖かった．あれじゃ謀略と言われても仕方がないくらいのヒールっぷりだった．

上記秋天では被害馬プレジデントシチーに乗っていたのが本田さんだったのか…．GI降着事案どちらにも絡むなんてすごいな．年内引退という記事が出たようだが，飛ばしであることを願う．

_ やればできる

今日は札幌日帰り出張．7時自宅発8時過ぎ神戸空港発10時新千歳着11時過ぎ札幌大学着．帰りは16時48分札幌大学発の空港バス（ちなみに最終．バス停まで行ってそれを知りびっくり）に乗ったので実作業時間は5時間半程度か．まあ，ちょっとした打ち合わせくらいならば十分な時間が取れることが分かった．

今日は今シーズン初の冬型の気圧配置ということで東北地方は大荒れだったようだが，札幌はやや雨がぱらつくくらいの天気で助かった．札幌大学は随分立派な大学らしい大学（まさしく北の荒野を開拓した感じ）で，空港からバスで一本1時間弱というのもなかなか至便だ．札幌M君の研究室もとても広く，窓からは藻岩山がくっきり見えてとても北海道らしい光景が美しかった．しかし…多分あの大きな窓からの冷気は洒落にならないだろうとも思った．

_ 会議，のち作業

まるで自分のことのように緊張してしまった．こんなことは久しぶり．

そして学科会議を経て，作業．20時半終了．お疲れ様でした．

_ 事業仕分け

話題のこのイベントで，文科省関連の事業が一体どう「仕分け」られてしまうのかに戦々恐々かつ半ばあきらめの心境の昨今である．そもそも「コスト削減」を第一の目標として，しかもビジネスマインドだけでアカデミックのことを考えられると，そりゃムダの嵐だと見られてしまってもしょうがないだろうが，それってある意味学術研究とか大学教育というものの根本的な否定にもつながるとも思う．もちろんわれわれにとってもコストを意識するマインドは大事だが，ある程度のバッファがないと近視眼的な研究（や教育）ばかりを増やしてしまうのではないか．だいたい甲山の理事長もだな(ry

昨日の報道では国立女性教育会館の神田道子理事長と蓮舫議員の論戦が，おそらく「官民の好対照」かつ「女性なのに」的なステレオタイプ的思考によるものだろうが，随分とクローズアップされていた．あの方は非常にかっこよかったと私などは思うわけで，多分私もあんな場では蓮舫に対して一歩も引かないに違いないんだがなあ．

_ 不法駐輪防止キャンペーン

平日の真っ昼間にキャンパス周辺をウォーキングするという簡単なお仕事です．

現在甲山大学では，自動車と50cc超バイクによる通学が禁止されている．原付や自転車もキャンパス内では乗れない（自転車は曳航はOKらしい）．今回のキャンペーンは禁止されている自動車と大型バイクを，当然学内の駐車場や駐輪場には停められないために，学外周辺道路に路駐したり，あるいは店舗やモータープールのスペース不正利用したりしている（と思われる）ものをピックアップするものだった．具体的には，各学部から1日1名が動員されて，2名1組になって指定された地域を巡回し，該当車両があればナンバーを控え，常習車両（ちゃんとリストがあるのだ！）であればその旨チェックし，現行犯があればおさえる，というもの．

こういうキャンペーンを年に数度展開するのだからさぞかし不法駐輪が多くてご近所からクレイム殺到なのだろう，と思っていたのだが，実は近年はそうではないそうだ．そのためこのキャンペーンは今回を最後に発展的に解消し，来年度からは新しいキャンペーンに模様替えするらしい（そう，キャンペーンそのものは終わらせてくれないのだｗ）．もちろん不法駐輪が減少傾向にあることは好ましいことだが，おそらくそれはかれらのモラル意識の向上ゆえのものとは言えなさそうなので，ちょっと微妙な気持ちである．

ともかく私は学生課に派遣されているという警備会社のおっちゃんとペアになって，腕章とたすき（すごく恥ずかしかったので上からジャケット羽織った）装着で指定された区画を45分ほど巡回．確かに不法駐輪はほとんどなく，「いつも必ず数台停まってる」というスポットに大型バイクが3台のみ．これも放置でなければ駐車禁止区域ではなく私有地でもないので，法律上は問題がない．しかも当然の話だがそれらの車両が甲山大学の学生によるものかどうかも，駐車されているものを見ただけでは（あるいは当人を押さえたとしてもなお）判断がつかない．われわれは警察ではないのだし．

ともあれ，朝の冷たい雨からうってかわって汗ばむほどの陽気の中を，おっちゃんの普段のお仕事（学生課では学内外の自転車駐輪整理専属で10名ほどの人材を常勤させているのだそうだ）について話を聞きながら歩くのは，割と面白いひとときだった．以前はまったく畑違いの仕事をしていて，定年してから警備の仕事をしているというおっちゃんのライフストーリーについてもうちょっと聞きたかったがそれには時間が足らなかった．別の学部にいる大学時代の同期生も動員されていたが，そちらは「自動車1台，大型バイク2台，うち2台は常習」という摘発状況だったとのこと．

「ええなあ，大漁やん．うちなんか雑魚3匹やったで」

と言ったら，すかさずペアのおっちゃんが，

「餌が悪かったですかな」

とノリツッコミを入れてくれたので，満足だった．

_ 久しぶりの好天な週末

な気がする．いつものように朝方は書斎で仕事をしようとしたが，Windowsが更新データを延々ダウンロードしていたようで，動作が固まりっぱなしで大迷惑だった．せめて「今ダウンロード中」というダイアログくらいは出してくれたらよいのに，と思う．週末しか立ち上げない（普段はリビングのノートPCか，それも立ち上げずにiPadで済ませてしまう用事が多い）から仕方がないかもしれないが…

9時過ぎに買い物に出かけて，その足で車の修理工場へ行き，修理代を見積もってもらった．ディーラーが提示した概算価格よりは安いが，部品代と工賃の合計金額は擦った当日にもらったギャラの倍以上しそうであるorz

昼からは久しぶりに神戸方面に足を向けて，健民ダイニング→ユニクロハーバーランド店→IKEAポートアイランド店と巡った後に研究室に荷物を置きに行って，ついでにキャンパス内をぐるっと一周散歩して帰宅．

夕焼けがとてもきれいだった．

_ 期日前投票

大阪府知事選挙は27日投開票．前日からの泊まりがけ出張で不在なので，期日前投票に行ってきた．実は6人も立候補していたことを，そしてその中に「社会心理学博士」様の名前があるのをその場で知って，思わず笑ってしまうのをおさえきれなかった．しかも「坂」じゃなく「阪」だし．芸が細かい．

_ 褒めれば伸びる

課題遂行について「褒める」とパフォーマンスが向上する，という一見古そうなテーマの研究が最近マスメディア→ソーシャルメディアで盛んに取り上げられていた（たとえばNHK）．私のタイムラインでは最初に「テニュアトラック准教授」という呼称が話題になっていて，そのときは研究内容には関心が及ばずにいたのだが，テレビニュースで取り上げられた時点で「何これ」と思って論文をダウンロードし，早速読んでみた．しかしこの論文，第1著者もコレスポも「テニュアトラック准教授」とは別の人なんだなあ，なんだか大人の事情がありそうだなあ，なんてことはとりあえずどうでもよくて…．

日本人が書いた英語論文を日本人である私が日本語のレジュメにする，というのは考えてみればずいぶん遠回りな話だ．しかし心理学に限らず学術論文に関する報道というのは一般市民に「わかりやすく」するためにいろいろゆがんでいることがあるので，ちゃんと読まないと始まらない．同じような関心を抱いている人が少なからずいたようなので，普段の輪読ゼミ（A4×1ページにまとめるのが原則）よりも詳しめにレジュメを作ったのがこんな感じ．

ざっくり言えば，運動学習によるスキルの固定（何度も練習したスキルが1日経ってもちゃんと保持されている）が，学習セッション終了後に第3者から褒めて褒めて褒められまくる（映像を見る）ことによってよりよく行われるようになる，という結果だった．学習していない課題のパフォーマンスもとって，単に褒められてうれしくなって動機付けが高まったのだ，という解釈を排除したところがキーポイントということらしい．褒められたことによって喚起したポジティブ感情がスキルアップに影響したメカニズムについては検証しておらず，考察によれば睡眠中に脳内の神経活動の様相を変化させているのだろう，ということだそうだから，今後そっちのデータを出していくよ，ということなのだろう．